奥秩父の秋 金峰山と瑞牆山

2016年10月22日(土) 〜 2016年10月23日(日)

• GPS: 12:47
• 距離: 20.1km
• 登り: 2,320m
• 下り: 2,325m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:11
• 休憩: 1:17
• 合計: 8:28

7:18 瑞牆山荘
8:00 8:00 富士見平小屋
8:38 8:38 鷹見岩分岐
8:45 8:46 大日小屋
9:15 9:40 大日岩
10:29 10:29 砂払の頭
11:07 11:07 千代の吹上
11:15 11:15 金峰山小屋分岐
11:41 11:42 五丈石
11:44 11:57 金峰山
12:04 12:04 五丈石
12:30 12:30 金峰山小屋分岐
12:36 12:36 千代の吹上
12:43 12:43 砂払の頭
13:20 13:20 大日岩
13:34 13:34 大日小屋
13:42 13:48 鷹見岩分岐
14:04 14:32 鷹見岩
14:39 14:39 鷹見岩分岐
15:06 15:07 富士見平小屋
15:42 15:44 瑞牆山荘
15:46 県営無料駐車場

2日目

• 山行: 3:14
• 休憩: 1:00
• 合計: 4:14

5:44 県営無料駐車場
5:46 5:46 瑞牆山荘
6:29 6:37 富士見平小屋
6:55 6:55 瑞牆山・八丁平分岐
7:00 7:01 桃太郎岩
7:49 7:51 大ヤスリ岩
7:57 8:42 瑞牆山
8:47 8:48 大ヤスリ岩
9:08 9:08 桃太郎岩
9:20 9:22 瑞牆山・八丁平分岐
9:34 9:34 富士見平小屋
9:55 9:56 瑞牆山荘
9:58 ゴール地点

天候

連日の晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

午前7時前に瑞牆山荘に着くと100m奥にある県営無料駐車場は満車で少し離れた膨らんだカーブの所に路駐。

コース状況／危険箇所等

全般的には良く整備されている登山道でした。鷹見岩へは山頂直下のから藪を潜って登る。あまり人が入らないようでした。
なだらかな登山道でも浮石が多い個所もあり、小股で歩きました。

その他周辺情報

ラジュウム温泉の日帰り温泉「増富の湯」

写真

前日（金曜日）、上信越道「横川SA」で車中泊。
高速料金が24時過ぎにICを出れば30％OFFの初体験。
レストランはうどん・そば・ラーメンは24時間営業していました。駐車場は車中泊の一般車やトラックで満車状態。

10/22 6:42

夜明け前、横川SAから約90km移動して大峠を下ると奇怪な山容が正面に現れた。瑞牆山のシルエット。

10/22 6:49

瑞牆山荘が見えてきた

10/22 6:55

駐車場が満車だったので路駐。瑞牆山が朝日で光はじめた

10/22 7:27

10/22 7:28

金峰山を目指しスタート
瑞牆山もこの日のうちに登る為には少々遅いスタート

10/22 7:31

急げ急げ

10/22 7:36

単独行なので、自分と話すだけだ

10/22 7:42

息が上がり始めた

10/22 7:49

10/22 7:54

10/22 8:05

富士見平小屋だ

10/22 8:08

10/22 8:08

10/22 8:09

カラマツの紅葉が綺麗

10/22 8:13

10/22 8:08

今期初の本格的な紅葉観賞

10/22 8:16

福島の山々よりも紅葉が進んでいる。
だって、標高約1800mだもんね

10/22 8:24

金峰山へのこのコースはマイナーなのだろうか？
大日岩まで、ずうっと一人ですれ違う人もいない。

10/22 8:26

10/22 8:28

ずっと左の樹林から垣間見る瑞牆山

10/22 8:35

飯森山をまいて登っていく

10/22 8:39

縦八丁といわれる急登
南ア的な苔生した樹林

10/22 8:45

鷹見岳分岐
この時点では興味なく通過する

10/22 8:51

明るくなってきた。

10/22 8:54

あれが金峰山？でも、時間的には早すぎ・・・

10/22 8:55

大日岩のようだ

10/22 8:55

10/22 8:55

大日小屋　年代物だけど、テントよりも数段上等である！

10/22 8:56

10/22 9:03

金峰山、初のクサリ場
初めて人の声が上の方から聞こえてきた

10/22 9:20

大日岩直下の大岩には若い男女のグループが数名
その脇を貫けて大岩の上へ
絶景！
南アと鷹見岩だろうか？

10/22 9:22

右には瑞牆山

10/22 9:28

摩利支天と甲斐駒ケ岳〜鋸岳

10/22 9:29

更に右には八が岳連峰

10/22 9:29

飯森山と八が岳

10/22 9:36

10/22 9:42

10/22 9:43

絶景に30分酔いしれて再スタート

10/22 9:48

この大岩が大日岩

10/22 9:48

10/22 9:51

急だよ

10/22 10:38

空が見えてきた

10/22 10:39

突然、、、富士山だぁ

10/22 10:42

砂払ノ頭
かの有名な「八が岳と瑞牆山」のコラボポイント

10/22 10:47

10/22 10:48

10/22 10:49

10/22 10:53

10/22 10:53

まるで生き物のようで動き出しそうだ・・・

10/22 10:54

10/22 11:03

10/22 11:08

五丈岩の左奥が山頂？

10/22 11:08

ズームアップすると山頂
いっぱいの人影

10/22 11:08

10/22 11:14

千代ノ吹上からの富士山

10/22 11:19

10/22 11:20

10/22 11:21

ワンコの伏せのような岩
よく見ると、ワンコの腰には金峰山小屋

10/22 11:23

10/22 11:24

五丈岩って20m程度はあるのだろう・・・人影を確認
裏には階段があるのか？

10/22 11:34

10/22 11:41

10/22 11:41

モンスターにしか見えない（笑）

10/22 11:45

五丈岩　威風堂々としたフォルム
ガンダム風かな？

10/22 11:48

表情を変える

10/22 11:50

山頂側は全く異なった岩壁風のフォルム
階段は、、、無かった

10/22 11:50

山頂はすぐ先

10/22 11:51

10/22 11:52

ET？

10/22 11:52

10/22 11:53

ひしめく山頂

10/22 11:55

10/22 11:55

金峰山山頂からの瑞牆山と八が岳

10/22 11:56

10/22 11:56

10/22 11:56

10/22 11:59

10/22 11:59

富士山〜

10/22 11:59

大弛峠から朝日岳・鉄山を越えて山頂へのルート

10/22 12:00

甲武信ケ岳

10/22 12:00

遠くに浅間山

10/22 12:04

日本百名山ハーフ、リーチ！（49座目）

10/22 12:05

いよいよ五丈岩チャレンジ

10/22 12:06

10/22 12:07

10/22 12:07

10/22 12:08

10/22 12:10

どこを登ったの？　
・・・・や〜めたぁ

10/22 12:15

甲斐駒ケ岳

10/22 12:17

10/22 12:18

仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳

10/22 12:18

間ノ岳と北岳

10/22 12:20

赤岳

10/22 12:20

10/22 12:21

10/22 12:22

中央アルプス？

10/22 12:24

さぁ下りよう

10/22 12:26

10/22 12:29

10/22 12:34

10/22 12:35

10/22 12:39

10/22 12:44

10/22 12:47

10/22 13:26

10/22 13:58

この日の瑞牆山チャレンジは断念
鷹見岳にも寄ってみよう

10/22 14:04

藪に覆われた急坂
登山道は荒れています

10/22 14:12

クサリ場を登る

10/22 14:15

分岐から約15分で鷹見岳山頂

10/22 14:16

残念ながらガスが沸き上がってきた

10/22 14:16

10/22 14:16

飯森山にもガス

10/22 14:20

瑞牆山の奇岩群には生命を感じてしまう

10/22 14:29

晴れたら素晴らしいビューポイント

10/22 14:30

10/22 14:31

大日岩の上にも桃太郎岩

10/22 14:31

10/22 14:32

しばしガスガ晴れるのを待ってみる

10/22 14:33

急ぐ必要もなくなったので約15分山頂にとどまって天候回復を期待したけど、下山することにした

10/22 14:44

メインの登山道に戻っていく

10/22 15:03

10/22 15:11

10/22 15:16

富士見平小屋
小屋で金峰山と瑞牆山の登山バッジ500円×2購入

10/22 15:17

明日は、ここまで300mの標高差を登り瑞牆山に登る

10/22 15:23

水場
明日の為にハイドレとペットボトルに入れて下山

10/22 15:23

朝と違って、紅葉が進んだように感じる

10/22 15:23

10/22 15:28

10/22 15:29

10/22 15:31

赤い紅葉に引き寄せられ、朝はスルーした黒宮様に立ち寄る

10/22 15:31

10/22 15:32

10/22 15:32

フムフム・・・

10/22 15:33

大岩の屋根

10/22 15:34

黒宮様の紅葉が特に綺麗だった

10/22 15:34

10/22 15:38

林道に出る

10/22 15:49

10/22 15:50

入浴と食事ができるか瑞牆山荘に寄ってみると、山荘でも登山バッジが数種販売していた。

10/22 15:54

予定では瑞牆山も登って下山し、直ぐに白樺湖畔に移動し、すずたんの湯に浸かり車中泊し美ケ原と蓼科山に登る計画だったが、大狂い。
先ずは入浴と夕食をどこかでして、またここに戻って車中泊し、明日瑞牆山にチャレンジする。

10/22 16:35

カーナビで周辺検索し、標高で500m下った所に増富ラジュウム鉱泉があり、フロントで聞くと19時まで入浴OK。少し離れた駐車場は観光バスも入って満車状態。人気施設のようだ。

16時45分、入浴料820円を支払い、そして聞くと食事は17時まで。先ずは地元のほうとうを注文。ビールも飲みたかったけど、登山口まで戻らなければならないので、缶ビールを2本購入し我慢。ラジュウム温泉は25度30度35度37度の源泉かけ流し。効能書きを読むとそうとう期待できそう。

10/23 4:51

車中泊2夜目も熟睡でき4時には自然に目覚め（歳のせいかな？）
月夜だった。駐車場で湯を沸かしコーヒーを入れ、軽くパンをかじって準備。
10時頃までには下山し次に移動しなければならないから、出来るだけ軽量化。サブザックと水分は500ccと行動食だけを準備。

10/23 5:54

10/23 6:14

昨日の反省。尾根まではゆっくり登ろう

10/23 6:18

10/23 6:19

昨日よりも綺麗♪

10/23 6:21

頂がしっかり見えるポイントに移動

10/23 6:21

大岩に登ると絶景！朝日にうかぶ甲斐駒ヶ岳と摩利支天
仙丈ヶ岳もくっきり！

10/23 6:22

右には二百名山の鋸岳

10/23 6:23

大岩は黒宮様の大屋根だった

10/23 6:24

10/23 6:24

北岳

10/23 6:24

甲斐駒ヶ岳

10/23 6:25

絶景に酔いしれて10分経過
急ごう！

10/23 6:29

林道には富士見平小屋の方の車両だろう

10/23 6:51

富士見平で軽く食べ瑞牆山へのルートへ
木々の間から瑞牆山が垣間見れる

10/23 6:54

天鳥川に下っていく

10/23 7:00

分岐

10/23 7:06

天鳥川

10/23 7:07

川から山頂までは標準タイムで1時間半
増富ラジュウム温泉の効能か？いたって快調だ！

10/23 7:08

桃太郎岩
下山時、家族連れのお父さんが子供に「○○はこの割れ目から産まれてきたんだよ」と教えていた（笑）

10/23 7:15

10/23 7:17

ガレ場の急登が続く

10/23 7:29

10/23 7:35

スライドする方が増えてきた。皆さん、笑顔だ！
「素晴らしい眺望ですよぉ」と教えてくれる。
元気がでる！

10/23 7:39

この日初の富士山
昨日よりも綺麗

10/23 7:43

銭湯の壁画みたい・・・

10/23 7:46

10/23 7:50

10/23 7:53

山頂は近い！

10/23 7:54

マッコウクジラとゴリラ

10/23 7:54

また別の顔が見えてくる

10/23 7:57

上を向いて口を尖らせる

10/23 8:07

10/23 8:10

山頂直下の分岐

10/23 8:10

山頂は右折してクサリ場を登る

10/23 8:11

10/23 8:12

ハシゴの先に空が見えた

10/23 8:13

10/23 8:15

瑞牆山山頂！
約2時間半の標準タイム

10/23 8:16

10/23 8:16

10/23 8:16

若い登山者が多い。メジャーな山だなぁ

10/23 8:17

昨日登った金峰山

10/23 8:18

五丈岩もみえる

10/23 8:20

御嶽山

10/23 8:20

八が岳

10/23 8:20

浅間山

10/23 8:21

中央アルプス

10/23 8:22

10/23 8:22

10/23 8:26

富士山をバックに記念撮影をお願い
腰抜けポーズは良くなかったかな

10/23 8:27

間ノ岳と北岳
昨年の南アルプス縦走が過る

10/23 8:27

10/23 8:32

10/23 8:32

北八が岳は紅葉はピークの様子

10/23 8:34

日本一の富士
今年は台風で登れなかった・・・

10/23 8:34

再び金峰山

10/23 8:35

10/23 8:38

10/23 8:39

日本百名山ハーフ達成！（50座目）
登山始めて8年目ですぅ〜

10/23 8:40

人影は自撮りをやって下山。
ところが、ストックが見つからない。狭い山頂なので不思議？10分探しても見つからず、諦めて下山。

10/23 9:19

両手両足を使ってドンドン下山。
多くの方とスライドしたけど、大渋滞ほどではなく順調に下山

10/23 9:22

天鳥川のナナカマド

10/23 9:41

富士見平小屋に戻る

10/23 9:42

10/23 9:44

朝よりも、もっともっと色鮮やかな紅葉

10/23 9:44

10/23 9:45

10/23 9:47

10/23 9:49

10/23 9:49

10/23 9:50

10/23 9:53

10/23 9:58

10/23 10:01

10/23 10:02

10/23 10:04

無事に下山

10/23 10:25

自然公園に立ち寄ると瑞牆山全景を見れた
ここから周回できるコースもあった。時間があればこのコースも魅力的

10/23 10:57

次なる蓼科山へ移動中、ルームミラーに写り振り返ると金峰山と瑞牆山が見えた

10/23 10:57

金峰山

10/23 10:57

瑞牆山

10/23 11:00

更に、移動中の車窓には甲斐駒ヶ岳

10/23 11:01

鳳凰三山
未踏の山だ。来年の予定にしよう

長野県富士見町道の駅「蔦木温泉つたの湯」で休憩
瑞牆山を走って下山したせいか？ドライブ中、腰に痛みを感じていたけど、温泉に入ってリフレッシュ。痛み緩和できて百名山後半戦の第一座：蓼科山を目指す

撮影機器：

COOLPIX P520 ニコン

TORQUE G01 au 京セラ

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール シェラフ

感想

redtalecat

【1日目】奥秩父の山は初めてで、単独、金峰山と瑞牆山の2座を一日で登る計画で、登山口からハイペースでスタート。しかし、息があがってしまい富士見平小屋でバテバテ状態。タイムも標準で愕然。下肢筋肉も既に張ってしまいペースダウン。ペース配分に大失敗。
それでも翌日の計画にも影響があるので、気合を入れ直して金峰山頂を目指す。
大日岩まで登ると南アルプスと八が岳の絶景が飛び込んできて、撮影に夢中になりタイムロス。
また急いで山頂を目指すけど、縦八丁といわれる急坂にスピードが上がらない。
砂払ノ頭で世界が一変！富士山も見え、壮大なパノラマが展開。ハリセンボンのような白い瑞牆山も眼下に。今日の天気にも感謝しつつ来れて良かったと満足。
単独なので、時間割は自由気ままで都合は良いと思う。絶景をおかずにパンをかじり、しばし滞在。
千代ノ吹上の絶壁越しにも富士山が鎮座。素晴らしい！
山頂手前のシンボルの五丈岩の迫力は遠くからでも感じました。
山頂まではガレていて、慎重に大岩渡りを繰り返す。
山頂は大弛峠からも登ってこられた人も多く、標柱前は撮影の順番待ちの賑わい。国師ケ岳や甲武信ケ岳などの初めての奥秩父の山々を眺めることができました。
既に12時ちょうど。16時までは下山したいと思っていたので、この時点でこの日の瑞牆山を断念。
富士見平小屋で宿泊し翌日瑞牆山に登って下山しようか？でも自炊だし、主食はパンが少し残っていただけ。風呂にも入りたかったので、一旦瑞牆山荘登山口まで下山して、翌日再チャレンジするしかないと判断。
下山途中、鷹見岩にも寄ってみました。山頂直下は藪のトンネルになっていたけど、テラス状の大岩の山頂からは、瑞牆山や大日岩の全景や飯森山の全景も見える絶景ポイント！
あまり人が入らない様子で一人じめの山頂で遅い昼食。食べ終わるとガスが上がり始め、みるみる一面が真っ白。
急ぐ必要ななくなったので、ゆっくりと下山しました。
富士見平分岐から瑞牆山荘登山口は紅葉が見頃で、約300m下るのですが、朝よりも一段と紅葉が進み息が出るほど美しい。
朝素通りだった黒宮様にも立ち寄ると大岩の屋根付き神社ですぐ傍の紅葉が真っ赤！
紅葉狩りを楽しみながらの下山。
下山後、温泉に入りながら夕食をしっかりとりたかったので、カーナビで周辺を検索すると、標高で約500m下ったところに増富ラジウム鉱泉がありお宿もある様子なので約6km走行すると日帰り温泉「増富の湯」を発見。フロントに聞くと夜7時まで入浴OK。少し離れたところに大きな駐車場があり、観光バスや一般の車両でほぼ満車状態。
着替えを持って戻り食事もできるかを聞くと午後5時までだという。時計を見ると4時45分。
食堂に滑り込みセーフ。地元のほうとうをいただき元気回復。その後ゆっくりとラジウム温泉かけ流しで筋肉疲労を癒しました。
ラジウム温泉は25℃30度35度37度の4種類の浴槽に分れていて、低い温度の順に入ると良いらしい。最初は冷たいと思ったけど、42℃の浴槽も別にあり、約1時間まったり気分。自動販売機で忘れずに缶ビール2本も購入し退館。
また標高差500m登って瑞牆山荘奥の県営無料駐車場に戻りました。19時になっていましたが、約30台の登山客の車が駐車。みなさん車中泊の様子。トイレの場所が暗くてわからなかったけど、周辺にはあるハズ。
サンシェードを全窓に取り付けし車中泊の準備をし、フラットな後部スペースのエアマットに横になり一人缶ビールで乾杯。
PCにデジカメデータを取り込み一日をふり返る。外は寒く感じる気温だったけど、ラジウム温泉効果なのか？身体は芯から温まった感じで、シュラフに入ると暑いくらいに感じた。
初日は金峰山一座に終わってしまい、本来ならば白樺湖畔で車中泊する予定で翌日の登山準備をしていたハズだったけど、時間的にも体力的にも限界だったのかもしれない。車中泊は宿の心配も経費もかからず、場所さえ適地を見つければ快適だと再認識できました。

【2日目】熟睡し目が覚めると午前4時。月夜でした。
防寒着を着込んでヘッドライトをつけてトイレを探す、が、、、見つからない。
同じようにヘッドライトで歩いていた青年に聞くと瑞牆山荘脇にあると教えていただいた。協力金100円／1回。完全水洗トイレで綺麗で快適。よく食べて、よく動き、よく出す事が健康の秘訣！
湯を沸かしてコーヒーを入れ軽くパンを食べてから、ヘッドライトを付けて瑞牆山へ登り返す。
標準タイムでは往復5時間だったのだが、1時間短縮して10時には出発し蓼科山に向かいたかった。
できるだけ軽量化し、サブザックとストック、カメラはコンデジ。
前日の反省をふまえて富士見平まではゆっくり登る。
黒宮様を過ぎた尾根正面に樹木越しに瑞牆山が見える。頂が綺麗に見えるポイントを探し尾根を左に移動すると真っ赤な紅葉。大岩の上に立つと、そこは黒宮様の大屋根の岩でした。そして、朝日を受けオレンジ色の南アルプスの絶景。山肌もしっかり確認できました。
尾根からの傾斜は緩やかで、ここはらハイペースにギアチェンジ。
ほどなく富士見平小屋に到着。持参したおにぎり（3日目の物）を1ケ食べて再スタート。
すこしガレ場を登ると沢に向かって下ってゆく。何組かのパーティの前に出て天鳥川を渡ると巨大な桃太郎岩。下山時に親子のパーティがこの前で会話していた。「○○はこの割れ目から産まれてきたんだよ」（笑）
山頂直下までの急登が続く。中腹まで登ると下山してくる方が多くなってきた。みなさんの顔はニコニコされていた。スライド挨拶ごとに、「素晴らしい眺望でしたよ！」と言う。
そう聞くと元気が出てくる。一気に急坂を登りきると大岩の山頂。スタートして2時間20分で立てた。
若い方々が多く、約20名がひしめいていた。
ザックとストックを邪魔にならない岩の隙間に置いて撮影タイム。何方を向いても絶景絶景！でも、やっぱり富士山。
単独なので、記念撮影のシャッターを誰かに押してもらおう。
「・・・富士山をバックにして撮ってくれよ」と仲間に言っている方がいたので近寄って観察。撮影が終わった時に、「私も同じようにお願いして良いですか？」勿論断る方はいないだろう（笑）
約30分はたちまち過ぎてしまい下山。
少し下りた時にストックを忘れたことに気付き、山頂に戻ったが、ザックといっしょに置いていた場所には無い。約10分狭い山頂を探したが見つけることが出来ませんでした。時間も気になっていたので諦めて下山。
沢山の方が登ってきましたが、渋滞するほどでもなく、ガレ場の急坂はルートが複数ある感じで、両手両足を使って安全に早く下りることができ、あっという間に天鳥川。
小川山分岐までの急坂を登り返すとあとはずうっと下る。
富士見平からは一段と色が増した紅葉を再度楽しみながらの下山。
瑞牆山頂から約1時間で駐車場到着。
直ぐに靴を履き替えて蓼科山へ・・・
移動に何時間かかるかな？遅くても13時には登山開始したいのだったが・・・