ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1008836
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

空気の澄んだ晩秋の小金沢連嶺

2016年11月16日(水) 〜 2016年11月17日(木)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
29:13
距離
109km
登り
2,576m
下り
3,169m
天候 11/16 晴れ→曇り 11/17 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き 奥多摩駅からバスで小菅村役場
帰り 笹子駅
コース状況/
危険箇所等
小菅での登山口発見に苦労しました。
滝子山から寂しょう尾根は山頂から1300mまでかなり急で岩や根の上の落ち葉で滑りやすいからかなり危ないです。
奥多摩湖畔 1
2016年11月16日 07:57撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/16 7:57
奥多摩湖畔 1
奥多摩湖畔 2
2016年11月16日 07:58撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/16 7:58
奥多摩湖畔 2
1300mあたりの紅葉と青空 雲ひとつなし
2016年11月16日 10:25撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/16 10:25
1300mあたりの紅葉と青空 雲ひとつなし
青空の下の紅葉は素晴らしい
2016年11月16日 10:26撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
11/16 10:26
青空の下の紅葉は素晴らしい
2016年11月16日 11:08撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/16 11:08
右手に奥秩父主脈縦走路の山々 少し雲がかかってる
2016年11月16日 11:31撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/16 11:31
右手に奥秩父主脈縦走路の山々 少し雲がかかってる
正面に小金沢連嶺の最初の山 天狗棚山が見えてきた。結構雲がかかってる
2016年11月16日 12:19撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/16 12:19
正面に小金沢連嶺の最初の山 天狗棚山が見えてきた。結構雲がかかってる
天狗棚山山頂 風の吹きさらしでかなり寒い
2016年11月16日 12:59撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/16 12:59
天狗棚山山頂 風の吹きさらしでかなり寒い
右手に大菩薩湖がやや霞んで見える
2016年11月16日 13:00撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
11/16 13:00
右手に大菩薩湖がやや霞んで見える
小金沢連嶺の中心 小金沢山
2016年11月16日 13:09撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/16 13:09
小金沢連嶺の中心 小金沢山
小金沢山山頂
2016年11月16日 13:59撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
11/16 13:59
小金沢山山頂
ここに秀麗富嶽のはずが…
2016年11月16日 14:00撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/16 14:00
ここに秀麗富嶽のはずが…
牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂
2016年11月16日 14:31撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/16 14:31
牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂
ここから秀麗富嶽のはず…
2016年11月16日 14:31撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/16 14:31
ここから秀麗富嶽のはず…
黒岳山頂
2016年11月16日 15:27撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/16 15:27
黒岳山頂
うーん
2016年11月16日 15:40撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/16 15:40
うーん
避難小屋かと思った綺麗なトイレ
2016年11月16日 16:06撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/16 16:06
避難小屋かと思った綺麗なトイレ
避難小屋 外観はよくないが中は蛍光灯がある
2016年11月16日 16:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/16 16:11
避難小屋 外観はよくないが中は蛍光灯がある
翌朝の小屋 夜明け寸前 空が青い
2016年11月17日 06:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/17 6:11
翌朝の小屋 夜明け寸前 空が青い
まずは目指す大蔵高丸
2016年11月17日 06:17撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/17 6:17
まずは目指す大蔵高丸
夜明け
2016年11月17日 06:23撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/17 6:23
夜明け
大蔵高丸山頂からの秀麗富嶽 その1
2016年11月17日 06:45撮影 by  iPhone 6s, Apple
3
11/17 6:45
大蔵高丸山頂からの秀麗富嶽 その1
大蔵高丸山頂からの秀麗富嶽 その2
2016年11月17日 06:46撮影 by  iPhone 6s, Apple
3
11/17 6:46
大蔵高丸山頂からの秀麗富嶽 その2
ハマイバ丸からの秀麗富嶽
2016年11月17日 07:26撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
11/17 7:26
ハマイバ丸からの秀麗富嶽
北側には雲取山もはっきり見える
2016年11月17日 07:36撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/17 7:36
北側には雲取山もはっきり見える
滝子山から その1
2016年11月17日 09:14撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
11/17 9:14
滝子山から その1
滝子山から その2 富士山手前の三つ峠山もはっきりと
2016年11月17日 09:14撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
11/17 9:14
滝子山から その2 富士山手前の三つ峠山もはっきりと
滝子山から北側を見ると歩いてきた道のり
2016年11月17日 09:15撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/17 9:15
滝子山から北側を見ると歩いてきた道のり
滑落多発の寂しょう尾根を選択
2016年11月17日 09:54撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/17 9:54
滑落多発の寂しょう尾根を選択
1600mから1300mは全て滑落しそう。とにかく急斜面に落ち葉が多くて危ない
2016年11月17日 10:17撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/17 10:17
1600mから1300mは全て滑落しそう。とにかく急斜面に落ち葉が多くて危ない
撮影機器:

感想

快晴のピーカン。朝5時に家を出て奥多摩駅に7時半。そこからバスで1時間。青梅を越えてからの車窓、奥多摩湖沿いのバスからの車窓からピーカンの下に紅葉で美しい山々が目に入って来る。小金沢連嶺から完璧な富士山を見ながら湯の沢峠に向かう期待感で身体中が満載になる。

バスの中で再度地図を見て登山口を確認すると、このバスは地図に出てる小菅の湯行きじゃなくて小菅で、小菅の湯行きは奥多摩駅からじゃなくて大月駅からとなぜかこの時勘違い。これば手前で降りて川久保というとこからの登山口を目指す必要がありそうだ。前のほうに歩いて行って運転手さんに大菩薩峠へはどこで降りたらいいか聞くと役所前だと。なるほどそこで降りて川久保というとこからの登山口から入ればいいわけだ。しかしこれは勘違いの上塗り。運転手さんへは大菩薩峠と聞いたが、私が目指すその日の目的地 湯の沢峠へは大菩薩峠じゃなくてそこから山ひとつ隔てた天狗棚山から小金沢連嶺に入る予定だったから、大菩薩峠と聞いたのは間違い(写真に地図を付けておきました)。従って運転手は大菩薩峠への林道を想定して教えてくれたわけだ。よく見るとそのバスはちゃんと小菅の湯に行くからそのまま乗っていれば当初予定していた登山口から天狗棚山に向かうことができた。それはこれを書いてる後にわかったこと。

で、川久保からの登山口目指して歩いて見たがどうもそれらしい登山口が見つからない。犬を散歩してる人に聞くと、その時にまた大菩薩峠と聞いたから運転手さんと同じように、林道を教えたくれた。そうじゃなくなその山道と行きたいんですよ、と地図を見れるが、まだこのへんに越してきたばかりでよくわかんないけど、この先に横に入る道があってすぐ舗装路じゃなくなるからそこかもしれないと。まさにそれだ。で、その道に入って歩いて行くとどうも地図と違う方向に連れていかれてしまいには行き止まり。この先は山道じゃありません。モロクボ平へは、300m手前の緑色の民家の脇から入ってください、と書いてるある。そんならその民家の脇にそういうことを書いてくれよ、と思いながら引き返す。しかし民家はすでになくなっていて登山口らしき細い道が山に続いてる。そうだ登山口なんてこんなもんだ。最近メジャーな山の王道ばかり行ってるからバリエーションルートの登山口の感覚を忘れていた。

快晴のピーカン。朝5時に家を出て奥多摩駅に7時半。そこからバスで1時間。青梅を越えてからの車窓、奥多摩湖沿いのバスからの車窓からピーカンの下に紅葉で美しい山々が目に入って来る。小金沢連嶺から完璧な富士山を見ながら湯の沢峠に向かう期待感で身体中が満載になる。

奥多摩から小菅の湯行のバスに乗ったにも関わらず途中で大きな勘違いがあり、小菅役場前で降りてしまい登山口を探すのにあたふたして結構時間のロス。

登山口から少しはほんとにこの道でいいのかと不安もあったが、少し歩くとまさに登山道。地図上のコースにも自分が乗っているのも確認できてひと安心。ここまですったもんだしたおかげ暑くなってきたから上に来てる防風、防寒、防水ジャケットとその下に来てる薄手のジャージジャケットを脱いで、長袖アンダーシャツ、半袖T、長袖ヒートテックシャツだけななって、さて本格的に登山道を歩くことにする。なんだかんだで20分のロス。

今日のコースは、川久保の登山口からコースタイム(CT)9時間。8時半にスタートしたからCT通りだと湯の沢峠着が17時半で真っ暗に近い状態になってしまう。せめて16時半(CTの89%)できれば16時(CTの83%)には着きたい。その状態での20分のロスは痛い。このおかげで89%→85%に83%→80%と頑張らねばならなくなった。ほかにも休憩やランチを考慮すると75%で行かなばならない。ま、コンテンジェンシーは多少のヘッデンは覚悟する、天狗棚山から湯の沢峠と反対の大菩薩峠に行ってそこで泊まるなどあるから、なんとかなるだろう。

そんなことを考えながらモロクボ平までのコースをえっちら登る。急登ではないがちょっとした坂道。でもモロクボ平までくると、後はかなり平坦に近い坂道と言ったとこの天狗棚山へコース、通称牛の寝通りを進む。ピーカンの下の紅葉が素晴らしい。大ダナを越えると左右の稜線を見ながらののんびりコースに。木の枝や違和感など自分の歩幅を妨げるものがない平坦に近い快適なコースを手前には紅葉、遠くには山々の稜線を見ながらの快適山歩き。最高の気分。

標高1400を過ぎたあたりから大菩薩峠が見えてくる。ピーカンだった空に雲が少し。でもまだ青空が多い。

12時を過ぎてとりあえずのターゲットで天狗棚山が正面に。だいぶ雲が多くなっている。あと40分くらいで到着予定。着いてみると、青空はすでになし。大菩薩湖と小金沢山が薄いガスの中に見える。そしてそこは風の吹きっさらしで寒いこと寒いこと、標高1800地点で来たウインドブレーカーの上にダウンジャケットをさらに着る。

ベースとしては登山口からのCT5時間半を当初のドタバタと途中の小休止を入れても1時間セーブ。このベースで行けばなんとか4時には湯の沢峠避難小屋につきそうだ。

牛の寝通りは平日のマイナーコースということもあり、途中出会ったのはトレラン若者1人。塩山から来たと言うかは、塩山から走ってきたのかと思いビックリしたが、大菩薩峠下まではバスでその登山口から走ってきたそうで、それでもかなり凄い。

天狗棚山からのコースは牛の寝通りとは違い普通に木の枝、倒木に大きな岩があって無理が歩幅を強いられるがコース自体には青いテープのおかげで迷わずにすんだ。

午後2時、この日の最高標高の秀麗富嶽十二景 2番小金沢山。凄い富士山だ。

午後2時半、秀麗富嶽十二景 2番 牛奥の雁ヶ腹摺山(うしおくのがんがばらすりやま)。それまた凄い富士山。

注) 秀麗富嶽十二景は1,2,3,4,8,9,12番はなぜか2つずつある。
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/kanko/shurefugaku.html

午後3時40分、茶臼山。南側に展望が開けると地図に出ている通りの展望は…

午後4時6分。ほぼ予定通りに湯の沢峠避難小屋に。

途中の廃屋を通り越して避難小屋をまずは写真におさめる。でもよくみるとそれは綺麗なトイレで、避難小屋は廃屋と思ってパスした建屋。そこは車でも来れるとこで二台の先着がありその一台からおじさんが出て来て、水場はどこか聞いたらいっぱいあるからあげるよ、と1Lいただいた。ありがたい。そのおじさん達はそれぞれの車の中で寝るらしい。車で来ててそこに小屋があるんだから小屋を使えばいいのに、クルマのほうが暖かいからと。

小屋に入ってみると驚いたことに蛍光灯が部屋についてる。電気はどうしているんだろ?
そして先客は4人。そのうち3人は小屋の中にテントを張ってその中に。今年のGWに避難小屋デビューした私はこんなの初めてみたが寒い季節の避難小屋にはいいかも。ただし人が多い時にはできないな。

いろいろ食べて飲んでもまだ5時過ぎ。テント内の会話を聞きながら6時には寝ちゃう。多分0時ごろ起きるだろうなぁと思ったが案の定0時過ぎに目が覚めてトイレに。月が見えて星も少し。明日は晴れるかも。眠剤飲んでまた寝る。

5時ごろに起きてカップラーメン。小屋を日の出前の6時10分ごろに出ると空が青い。これは期待が持てるかも。

まずは目指す大蔵高丸へ。途中で左側に日の出。美しい。山で泊まる大きな魅力の一つ。

大蔵高丸山頂。まさに秀麗富嶽!

ハマイバ丸山頂。どんどん富士山が近くなる。

目的地の滝子山。ここはタキコじゃなくてタキゴだった。ちょっと迷ったが破線のコース 寂しょう尾根に。 途中、二手に分かれて寂しょう尾根のほうには滑落多発と書いてあるが、行ってみる。行ってみたらホントに滑落しそうなコース。滑落と言ってもコース外に滑落するんじゃなくて、急斜面に落ち葉がいっぱいあってそれに滑ってしまいそう。この急斜面で滑って転けたら大変だ。そんな斜面急な斜面が1600mから1300まで。とにかく慎重に降りる。1300m地点で上がって来る人に出会う。60過ぎのおじさん。こんなとこをよく上がって来れたもんた。聞いて見ると下から2時間くらいかけてそこまで上がってきたらしい。下からあの急斜面なら2時間は速い。でもその出会いポイントから下はだいぶ斜度が緩やかになってラクになる。あのおじさんあの急斜面大丈夫だっただろうか。でも急斜面は登りの方がラクだから大丈夫だろう。降りはこのコースは選ばないだろうな。なんて思いながら無事下山。下山後は笹子駅まで歩いて3〜40分。

よく歩いたよ。さて何キロ歩いたか山と高原地図アプリを見るとなんと終了ボタンを押してないのを帰りの中央線で気づいて押したとこまでで127km。 そのせいか山レコにルートがアップロード出来ず。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:860人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら