針ノ木岳から野口五郎岳 扇沢→七倉
- GPS
- 80:00
- 距離
- 41.7km
- 登り
- 4,019m
- 下り
- 4,374m
コースタイム
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:40
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:30
天候 | 曇・雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
七倉→信濃大町 タクシー |
コース状況/ 危険箇所等 |
針ノ木雪渓はのどの所に大きなクレバスがあり、まき道の方がよいかと思います。 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
針ノ木岳に行きたいと思い、ついでにマイナールートを歩いてみました。
1日目
晴天のもと、扇沢駅から登り始めました。大沢小屋を過ぎてしばらくすると雪渓が現れました。雪渓を歩いていましたが、ノドの手前まで来ると大きなクレバスが見えたので、登り方向で右側の高まき道を行くこととしました。
雪渓が消えるあたりからは岩場の急登となり、登り切ると針ノ木小屋の前に出ます。かなりガスが出てきていたので針ノ木岳はやめておきました。
2日目
まずは針ノ木岳へ登りましたが、ガスで真っ白、残念。雷鳥には会えましたが。
針ノ木小屋に戻り、蓮華岳へ向かいます。緩やかな砂礫の道で花が咲きまくっていました。山頂に着きましたが、こちらもガスで真っ白。
蓮華からの下りは高度差の大きさもさることながら、ザレ、ガレが続くので疲れます。岩場も岩の上にもれなく小石が乗っているので鎖があっても怖い怖い。底の北葛乗越に降りた時は正直ホッとしました。ここからは樹林帯を登り返しますが、向かいの先ほど降りてきた道を見ると、うわぁすげえなと感じます。北葛岳山頂に着く頃には少しガスが取れてきて、針ノ木や蓮華も見えてきました。
ここからまた一度下って七倉岳への尾根に上がり、七倉岳を過ぎるとすぐに船窪小屋に着きました。くたびれた一日でしたが、小屋のおいしい晩御飯で回復。
3日目
朝は朝日が周りの山々に当たっていたので良くなることを期待して出発。船窪岳では槍方面がくっきりと見えていましたが、すぐに小雨に変りました。樹林帯なので、あまり気になりませんが。
船窪岳から一度下って不動岳への登りは大崩れの脇をすっと歩くことになります。すでに崩壊してしまっている箇所は内側の樹林帯を新たに切り開いた道になっていますが、まだ道としてハッキリとしていないので、気をつけてください。不動岳の山頂に出ると意外にも砂礫の緩やかな広場なのでゆっくりしていましたが、雨が本降りになってきて、悲しい気分。
不動岳から南沢岳への登り返しの間は雨。南沢岳に着く頃にやっとやみました。山頂はゆったりとした砂礫の道で、山頂標がないので、どこがピークなんだろ。ここから降りていくと、なんか地面がやけに白いぞ。花崗岩の岩と風化した砂とハイマツの緑が印象的な広場が拡がっていました。その先には池塘と岩がきれいに配置された庭園のような中を歩いていきます。ここにこんな風景があるなんて想像していなかったので、うれしいびっくりです。
烏帽子岳はガスに包まれていたのでパス、というか、もう登る元気がなかったんですが。ぐったりとして到着した烏帽子小屋で飲んだビールはうまかった。
4日目
今日は下山ですが、天気がよかったので裏銀座を野口五郎まで散歩しました。昨日までの天気とはうってかわって、針ノ木、蓮華の向こうに後立山や白馬、立山、薬師、槍まで見えて、満足です。やっぱ、裏銀座いいなぁ。
名残惜しいですが、烏帽子小屋まで戻り下山しました。
天気がいまひとつで、ほとんど山並みを眺められなかったのが残念。意外ときつい行程だったのが印象的でしたが、もう少し天気がよければ違ったのかも。
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