槍ヶ岳→大喰カール→横尾本谷右俣滑走

2018年05月04日(金) 〜 2018年05月06日(日)

• GPS: 15:12
• 距離: 25.7km
• 登り: 1,842m
• 下り: 2,125m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:53
• 休憩: 0:04
• 合計: 4:57

6:23 槍沢ロッヂ
6:57 6:57 赤沢岩小屋（ババ平）
7:43 7:43 槍沢大曲り
8:25 8:26 槍沢・天狗原分岐
9:36 9:37 坊主岩屋下
9:43 9:45 播隆窟
11:20 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 6:48
• 休憩: 1:41
• 合計: 8:29

6:32 槍ヶ岳山荘
6:41 6:41 飛騨乗越
7:02 7:32 大喰岳
9:46 9:47 二俣
10:39 10:39 本谷橋
11:09 11:09 横尾岩小屋跡
11:23 12:05 横尾 (横尾山荘)
12:39 12:39 新村橋(パノラマ分岐)
12:50 12:50 徳澤園
12:53 12:53 徳沢公衆トイレ
13:00 13:07 徳澤園
13:10 13:10 徳沢公衆トイレ
13:39 13:39 徳本口(徳本峠分岐)
13:44 14:03 明神館
14:42 14:42 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
14:51 14:52 河童橋
14:56 14:57 無料トイレ
15:01 上高地バスターミナル

天候

4日小雪　5日暴風　6日晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

幸い前日に雪が降ったのでまずまずのコンディションでしたが雪は例年に較べて少なめです。
とはいえ横尾本谷も最下部を除いて繋がっています。
当然ですがこの時期は雪崩、融雪による落石、天候の急変には充分にご注意ください。
ログは2日目と3日目のみです。

写真

上高地は雪

5/7 0:17

雪だるま作るも悲惨な姿に

初日はムリせず槍沢ロッジまで。

翌朝グリーンバンドの上はシートラでは吹き飛ばされそうな強風でした。

爆風に翻弄されながらなんとか山荘に転がり込みます。

15時過ぎると風が落ち着いたので穂先にアタックします。

例年に較べて雪付が悪いですが、ピッケルは必要です。

大喰岳　好きな山です。

しばし山頂からの風景をお楽しみください。

最近エーデルリッドのアイゼンに買い換えましたがスキーブーツとの相性が抜群にいいです。

最終日大喰からの槍ヶ岳

ここからの槍ヶ岳好きです。

そして広大なカール

ファーストトラックいただきます！！

この斜面を滑り降りてきました。

そして天狗原へハイクアップ

雄大です。

トレースを振り返ります

絶景です。

もうすぐコル

こちら側から槍沢に滑りこんでも気持ちいいだろうな。

ただただ絶景に言葉を無くします。

槍にかわって北穂の勇姿

横尾本谷右俣、本日二本目！！

5/7 0:19

番外編

5/7 0:22

終わってみれば最高のツアーでした。

5/7 0:23

有難うアルプスの山々

装備

個人装備

ビーコン(1) プローブ(1) スコップ(1) シール(1) スキーアイゼン(1) 板&ビンディング(1) 兼用靴(1) ストック(1) ピッケル(1) アイゼン(1) ヘルメット(1) ゴーグル(1) サングラス(1) バラクラバ(1) ヤッケ(1) オーバーズボン(1) グローブ(2) 毛糸手袋(2) ダウンジャケット(1) 毛糸帽子(1) フリース上下(1) テルモス(1) 日焼け止め(1) 予備電池(4) ヘッドランプ(1) コンパス(1) 地形図(1) スマートフォン(1) 予備電源(1) 行動食(3) ティッシュ(1) カメラ(1) スキーワックス(1) シールワックス(1) 替え下着靴下(1) プラティパス(1)

感想

えのしまん

GW後半は暴風のなか槍ヶ岳に登ってきました。
今回の目的は大喰カールと横尾本谷右俣カールを繋いでダブルヘッダーするツアーコースです。
最終日は晴天に恵まれベストコンディション。
雪質は大喰カールはバッチリでファーストトラックを刻ませていただきました。
大喰カール下部から天狗原への登りルートへトラバースし、急斜面でシールを付けます。
ラッセルを覚悟していましたが、前日午後か当日早朝に1パーティー分入っていたのでトレースを有難く使わせていただきました。
この時期の天狗原は雄大です。
そしてコルから横尾本谷右俣へドロップイン。
既に雪がグズグズになっており、滑るたびに雪まくりがゴロゴロ落ちます。
斜面を荒らしまくりながら滑りました。
午後になったら湿雪雪崩が起きやすい危険なコンディションになったと思います。
下部は壮絶なストップスノーでした。
とはいえ、アルプスの壮大な風景をぶった切ってカールを二つ繋いで滑走できるこのルートはenoshiman1番のお薦めルートになりました。