63km 高尾山からの丹沢主脈縦走+弘法山(高尾山〜城山〜嵐山〜石砂山〜丹沢主脈〜弘法山〜吾妻山)


- GPS
- 17:49
- 距離
- 63.3km
- 登り
- 4,038m
- 下り
- 4,206m
コースタイム
1:05 高尾山
1:44 城山
2:25 弁天橋
3:00 嵐山
5:17 石砂山
6:38 焼山登山口
7:59 焼山
8:46 黍殻山
9:46 姫次
10:57 蛭ヶ岳
12:13 丹沢山
13:02 塔ノ岳
14:26 大倉バス停
16:21 弘法山登山口
16:43 権現山
16:58 弘法山
17:33 吾妻山
17:50 弘法の里湯
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ヒルは見かけませんでした。 そろそろ危険シーズンは脱したようです。 |
写真
感想
丹沢主脈縦走。
前からやってみたかったけど、交通の便が悪い。
じゃあ、交通の便がよくなるコース取りをすればいいんだ。
というわけで、高尾山口から歩くことにしました。
これだと、焼山登山口には6時頃に着くはず。
深夜0時、高尾山口駅出発。
駅前にはだれもいません。
タクシーすら停まっていない。
ナイトハイクなので、安全に登れる1号路を選択。
樹上には猿らしき動物がいましたが、暗くてよくわかりません。
もしかして、ムササビだったのかも。
ビアマウント、薬王院、山頂と、だれもいません。
人がいない高尾山っていうのも、妙な感じです。
城山から相模湖に下ります。
そして嵐山、石砂山を超えました。
大変でした。
ガスでライトの光が乱反射して、まったく前が見えません。
かといってライトを消すと、月がガスで隠れているので真っ暗。
道を間違えないよう、慎重に慎重に。
さらに、周囲では野生動物のうごめく音やら、鳴き声やら、唸り声やら。
熊鈴を手に持ってガンガン振り鳴らします。
ま、こういうのもナイトハイクの醍醐味ですかね。
焼山登山口に着いた頃には、すっかり明るくなっていました。
ヒルに注意しながら登っていきます。
でも、ヒルの姿は見当たらず。
もう11月ですからね。
焼山山頂では展望台に登ります。
床がギシギシ鳴るので、これは別の意味で恐かった。
眺めは最高でしたけど。
この後、黍殻山を過ぎるあたりまで、誰にも会いませんでした。
いやー、蛭ヶ岳の登りはキツかった。
ずーっと階段だから、精神的にも。
蛭から丹沢までは、ほどよい人数の登山者がいて、楽しく歩けました。
5分に1回、挨拶するような感じ。
丹沢。ちょっと人が多いかな。
ベンチも埋まっているし、休めそうなところがないので、5分ほど休憩して先に進みます。
で、塔ノ岳に着いて驚きました。
こんなに人が多いとは。
明らかに登山装備じゃない人も、ちらほらと。
これだけ人が多いとゆっくりできないので、下山します。
この段階で13:02。
大倉尾根を何分でいけるか、ちょっと走ってみることに。
しかし、何度も渋滞につかまります。
階段が多いから、仕方ありません。
大倉バス停到着が14:26。
84分かかりました。
今回はまだ登ります。
水無川沿いを秦野まで歩き、弘法山へ。
展望台に登った頃には、もう日没でした。
本日二度目のヘッドランプ装着。
しばらくいくと、ライトを持たずにうろうろしている男性が。
学生かな? ガイドマップらしきものを手にしています。
心配だったので、「ライトなしで大丈夫ですか」と声をかけました。
しかし、いざとなったら携帯で照らすから大丈夫との返事。
まあ、200mちょっとの低山なので、大丈夫といえば大丈夫なんでしょうけど。
権現山から弘法山の周辺は、知る人ぞ知る夜景スポット。
夜遅い時間でも、意外と人がいるんです。
ここからの夜景は、一見の価値アリです。
でも、ライトは必須ですよ。
吾妻山の近く。
後ろから、なにやら爆音が。
見ると、バイクの集団が一列になって近づいてきます。
おいおい、登山道をバイクで走ってるよ。
危ない連中かと思って身構えましたが。
道を譲ると、みなさん丁寧に会釈をして通り過ぎていきました。
いろんな人がいるものですね。
下山後は、弘法の里湯へ。
団体さんが来てるとかで、混雑してました。
この温泉、駅から近いので便利なんですよね。
まあ、とにかく充実した山行でした。
筋肉痛が……
コメント
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westmalle さん、こんにちは。
Futaroと申します。ヤマレコは日帰りロングの記録が多いですが、この長さはbikihanakoさんばりですね
今回のレコだと、高尾山ハイキング、丹沢主脈、弘法山ハイキングのそれぞれ日帰りコース3つを、1回でやった事になります
ところでwestmalle さんは、これだけ歩くとなると食料をかなり持っていったのですか?それともトレラン系であまり食料が無くても大丈夫?
休憩時間が書かれていないので、トレラン系で行動食を歩きながら食べてもやっていける人なのかな〜と思いました。僕はお腹がすくと歩けなくなるので無理ですが
Futaroさん、こんにちは。
ヤマレコには、日帰りで本当にすごいロングを行かれる方がいらっしゃいますよね。
bikihanakoさん含め、いろんな人のレコを読みながら、驚いたり、感心したり。
Futaroさんのレコも、過去に何度か拝見したことがあり、すごい山行をされる方だなぁ、と思っておりました。
今回は、焼山登山口近くのコンビニに寄ることを想定していたため、食糧は比較的軽く済みました。
途中で購入したものも含めると、おにぎり5個、ゼリー飲料5個、シリアル食品200gなど、約3000kcal分持ち歩いています。
内臓の負荷に合わせて、前半はおにぎり、中盤はシリアル食品、後半はゼリー飲料という具合に食べ分けました。
休憩は5分以内に抑え、歩きながら行動食を摂るスタイルです。
でもこれだと、すごいお腹がすくんですよね。
下山後のビールとご飯、ものすごく美味しく感じました(笑)。
westmalleさん、
しばらく音沙汰無いと思ってたら、またやってくれましたねぇ〜
あっぱれデス!
westmalle さん、こんにちは。
安心しました。やっぱり行動食だけではお腹がすくのですね
僕だとおにぎり5個、パン7個入りを2袋、菓子パン系1袋に、サンドイッチ1つは最低でも持ちますね。
他の人は体質が違ってお腹がすかないかと思っていました。お腹がすいていて、それを我慢して歩いていると知って安心しました。それ、僕も挑戦してみます。
雪山では僕の様に20分以上も食事休憩を取ると、とっても寒いんですよね
今回の長距離、楽しく歩けましたよ。
土曜日の夕方から夜まで6時間ほど寝たので、徹夜って感じでもなく。
筋肉痛はけっこうありましたけど。
寒くなってきたので、ナイトハイクはそろそろ厳しいかもしれません。
しばらくは中距離程度にしておきます。
では。
Futaroさん、こんにちは。
長距離を行くとき、食料は悩みどころですよね。
本当はラーメンとか持っていきたいところですが。
重くなるし、時間もかかるし。
行動食、Futaroさんはおにぎり、パンが中心ですか。
ほかの方はどうしているのかなぁ、と思っていたので、参考になります。
行動食といえば。
以前、森永のラムネ菓子がブドウ糖で出来ていると知り、ナルゲンに詰めてもっていったことがあります。
歩きながら、流し込むように食べるんです。
いいアイデアだと思ったんですけど。
山行中にラムネの形状が崩れてきて、底に粉末状のブドウ糖が大量に溜まりはじめて。
食べるたびに咳き込んで、大変な思いをしました。
典型的なアイデア倒れですね。
このところ、スーパーに行くと、これは行動食にどうだろう? とか変な視点で見るようになってしまいました。
こんばんは
最近、蛭が岳に一泊して丹沢主脈を歩いて来ました。
のんびりとした山行でした。
Westmalleさんのこの山行記を読んで
驚きです。
主脈を日帰りの人はいますが
高尾から鶴巻温泉とは考えたこともありませんでした。
なにかすがすがしい気分です。
お疲れさまでした。
TODAYさん、こんにちは。
丹沢主脈のレコ、拝見しました。
このコースは一泊してゆっくり歩いたほうが、様々な発見があって面白いかもしれませんね。
日の出と日の入りが見られるのも、泊まり山行の醍醐味。
小屋泊まりだと、コミュニケーションが楽しいですよね。
日帰りロング山行は、お金も時間もないから、というのが正直なところなんです。
欲張っていっぺんにたくさん行こうと考えて、ルートを組んでしまうんですね。
以前、大菩薩から高尾というのも日帰りで挑戦したことがありますが、見事に敗退しました。
来年、また挑戦しようと思っています。
では。
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