白峰三山縦走

2018年07月23日(月) [日帰り]

• GPS: 09:03
• 距離: 31.2km
• 登り: 3,231m
• 下り: 3,922m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:29
• 休憩: 2:10
• 合計: 9:39

6:30 広河原インフォメーションセンター
6:35 6:35 広河原山荘
6:43 6:45 白根御池分岐
7:32 7:39 大樺沢二俣
8:37 8:48 八本歯のコル
8:58 9:03 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
9:08 9:15 吊尾根分岐
9:22 9:41 北岳
9:45 9:46 吊尾根分岐
9:51 9:53 トラバースルート分岐
10:01 10:17 北岳山荘
10:43 10:44 中白根山
11:19 11:46 間ノ岳
12:13 12:19 農鳥小屋
12:52 12:55 西農鳥岳
13:15 13:31 農鳥岳
13:50 13:51 大門沢下降点
14:50 14:57 大門沢小屋
15:49 15:52 森山橋
16:03 16:04 奈良田第一発電所
16:12 16:12 奈良田駐車場
16:13 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田第2駐車場（無料）
仮設トイレ、水場あり
始発5:32（夏季）
奈良田バス停から広河原まで約40分
バス料金＋協力金＝1130円（片道）

コース状況／危険箇所等

距離26.3km 累積標高2420m 累積下降3051m

その他周辺情報

奈良田の里 温泉550円
9:00〜19:00（夏季）
食事は15:00まで

写真

7/23 5:21

深夜に奈良田駐車場に到着し、車中泊しました。

7/23 5:19

今日から平日の始発も5:32に。バス2台でしたが、立ち乗りの方もおらず余裕がありました。

7/23 6:25

6:20ごろ広河原に到着。

7/23 6:31

まずは奥にそびえる北岳を目指します。

7/23 6:32

橋を渡って、

7/23 6:36

いよいよトレイルSTART！

7/23 6:44

大樺沢ルートは橋が直って、昨日から通れるようになっていました。

7/23 6:47

沢沿いは涼しいですね。

7/23 7:34

北岳が近づいてきました。

7/23 7:44

北岳をバックにパシャリ。

7/23 7:50

大樺沢の1番大きな雪渓。

7/23 8:05

まだ序盤ですが、木が無くなると暑いですね。沢の水で頭を冷やしながら登りました。

7/23 8:10

振り返ると右手前に鳳凰三山、左奥に八ヶ岳。

7/23 8:27

無心に登っていたら、肩の小屋方面への分岐を通り過ぎちゃいました、、、切り替えて八本歯コルを目指します。

7/23 8:28

分岐を通り過ぎたおかげ？で楽しいアスレチックがたくさん。

7/23 8:33

道を譲って頂きありがとうございました。

7/23 8:36

東側から見る北岳は意外にもやさしい山容ですね。

7/23 8:42

八本歯コル到着。北岳山荘と中白峰山、間ノ岳の稜線を東側から見ることが出来ました。

7/23 8:48

振り返ると富士山。てっぺんがキレイに見えました。

7/23 8:46

まだまだハシゴが続きます。

7/23 8:56

岩場は楽しい！

7/23 9:21

山頂まであと少し。

7/23 9:28

北岳山頂到着。甲斐駒ケ岳をバックに1枚撮って頂きました。ありがとうございました。

7/23 9:37

手前に鳳凰三山。あの白砂のトレイルを走ってみたいな。そして奥には八ヶ岳。

7/23 9:38

富士山もキレイ。手前は天子山地かな？

7/23 9:38

登ってきた大樺沢。

7/23 9:43

南にのびる間ノ岳と農鳥岳の稜線。いよいよ天空の稜線を縦走STARTですね。最高の贅沢！

7/23 9:40

雷鳥発見。

7/23 10:01

北岳山荘に到着。

7/23 10:12

無料の水場がありました。とても助かります。

7/23 10:16

北岳、間ノ岳の山バッチをGET。

7/23 10:38

中白峰山の手前で振り返ると、カッコいい北岳。さすが日本の2番目ですね！

7/23 10:43

中白峰山通過。

7/23 11:01

間ノ岳までの稜線。あと少しです。

7/23 11:24

間ノ岳到着。

7/23 11:40

南西に塩見岳。

7/23 11:35

西に恵那山。

7/23 11:35

中央アルプス。

7/23 11:36

その奥に北アルプス。

7/23 11:37

北西に仙丈ヶ岳。

7/23 11:38

北に鋸岳と甲斐駒ケ岳。

7/23 11:38

そして北岳。

7/23 11:39

北東に鳳凰三山。

7/23 11:39

南東の富士山は雲の中、、、この日は11:00頃を境に隠れちゃいました。

7/23 11:40

そして南には、今から行く農鳥岳。

7/23 12:03

農鳥岳は北側から見ると結構険しそうに見えますね。

7/23 12:11

農鳥小屋手前のテン場。間ノ岳と農鳥岳の山容がキレイに見える、とても贅沢な場所です。

7/23 12:13

そして農鳥小屋到着。赤い屋根がカッコいい。

7/23 12:18

少し下ると水場があります。大門沢小屋までの下りで水が無くなってしまったので、沢山汲んでおけば良かった、、、

7/23 12:19

では、三山最後の農鳥岳に向けて出発。

7/23 12:35

白峰三山はどの山もお花でいっぱいでした。名前が1つもわからないのが残念です、、、

7/23 12:37

西農鳥岳手前で振り返って、間ノ岳から農鳥小屋までの稜線がキレイに見えました。間ノ岳は南側から見るのが1番良いですね！

7/23 12:51

西農鳥岳通過。

7/23 12:52

今回の山行のベストショット。南側から見る間ノ岳の、とても雄大でおおらかな山容が大好きになりました。右にちょこんと顔を出してる北岳が肩に乗った子供みたい。

7/23 12:54

農鳥岳への稜線。西農鳥岳からは稜線歩きというよりも、南西側の斜面を進む感じなので思っていたよりUptownも少なく快適でした。

7/23 13:07

農鳥岳までの三山最後の上り。ジワジワと寂しさが込み上げてきました。

7/23 13:17

そして農鳥岳到着。

7/23 13:17

帰りたくない病が、、、

7/23 13:27

北岳と間ノ岳をバックにしみじみと振り返ります。

7/23 13:28

そろそろ花の名前も覚えよう！

7/23 13:35

後ろ髪を引かれながら、最後の稜線下り。

7/23 13:49

そして天空の稜線もここまで。

7/23 13:51

一気に下ります。

7/23 14:01

ハイマツ帯は中々過酷です。虫だらけだー。

7/23 14:52

走れない下りを永遠と進んで、ようやく大門沢小屋に到着。下りは大の得意なのですぐに着くだろうと、たかをくくっていましたが大誤算。用意していた水も尽きており、コーラを一気飲み。オアシスでした。

7/23 15:01

大門沢小屋で復活した後は、橋を何度か渡りながら沢沿いを下ります。

7/23 15:02

ひんやりして気持ちいいですね。

7/23 15:11

沢沿いが終わって整備されたトレイルに。ようやく走りやすくなってきたので、遅れた時間を取り戻しますが、、、

7/23 15:14

いつまで続くの、この下り。GPSで確認すると、まだ半分？！

7/23 15:40

この吊り橋は怖かったー。

7/23 15:42

この巡回ルート、ちょっとだけど地味にキツイです。

7/23 15:53

最後は舗装路を約4キロほど爆走して、

7/23 16:10

この橋を渡れば、

7/23 16:13

ゴール！朝5:32に出発した奈良田に戻ってきたぞー。それにしても大門沢下降点から奈良田までの遠かったこと。

7/23 16:37

帰りは奈良田の里にある温泉に入りました。この温泉までの上りが最後の登山道でした。上にも駐車場作ってくださーい！

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

yama_rock

昨年の夏、仙丈ヶ岳から見た白峰三山の山並みに感動し、「来年は行こう！」と決めていました。

仕事柄、連休がほとんど取れないので、どうしようかと思いながら皆さんのレコを見ていると、トレラン装備で日帰り縦走の方もチラホラ。累積標高2500mで26キロほどの距離なら行けるなということで、弾丸日帰りで行くことになりました。

そして今回の山行のテーマは「天空の稜線をじっくりと満喫する」こと。いつも山行計画に無理があり、せっかくアルプスに来てもせかせかしすぎて、満喫出来ずに終わってしまいます。なので今回は、山頂ごとにキチンと休憩を挟み、写真やビデオをたくさん撮りました。景色がいい場所では足を止めて見渡すことも出来ました。

今回の縦走でのNo.1は西農鳥岳から望む間ノ岳の雄大さです。北岳は最初から期待していたこともあり、期待通りでしたが、間ノ岳は通り過ぎてから振り返った時の山容に心を射抜かれてしまいました。そして農鳥岳も通過点でしかないと思っていましたが、さすが二百名山。北岳や間ノ岳からずーっと見えている山容に心踊らされました。

稜線が終わり、下降点から奈良田までは長いとは聞いていましたが、まさか！の長さでした。「距離にして10キロちょっとの下りなら1時間半くらい？」と、たいして考えてもいませんでしたが、実際は2時間半近くかかってしまい大誤算。水もなくなり、途中の大門沢小屋に救われました。

山行中、常に見えていた鳳凰三山の白砂の稜線がとても魅力的でした。来年の南アルプス山行は決まりですね！