ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1782985
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

笙ヶ岳(くレイワさん 908.3m)-裏山-表山 〜鉱山跡を探検

2019年04月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
15.7km
登り
1,508m
下り
1,500m

コースタイム

(作成したルートはこの日に歩いたと思われる手書きのルート)
養老公園 - 不老池 - 養老の滝 - 表登山口 - 表山東尾根 - 表山 - 裏山 - 大洞谷下源流への最初の谷 - 大洞谷 - 笙ヶ岳登山道 - 旧道 - 鉱山道跡 - 鉱山跡 - 笙ヶ岳西尾根 - 笙ヶ岳 - 大洞谷渡渉点 - もみじ峠 - 笹原峠 - アセビ平(旧牧場) - 笹原峠 - 三方山 - 滝の上駐車場 - 薬用樹見本林 - 養老公園
天候 曇 のち 晴・黄砂
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・裏山、表山に一般登山道なし
・笙ヶ岳の旧道と鉱山道は一部崩壊で不明瞭の箇所多数でルート喪失に要注意
・大洞谷の最上部は、養老町の養老山頂登山道の案内図では「アマゴ沢」と表示されていて、実際にアマゴが泳いでいる様子が目の前で観察できました
その他周辺情報 ・養老公園でサクラが見頃
養老の滝
表山の東尾根の上部
この付近は木が少なく展望地となっていますが
この日は霞んでいて視界不良でした
表山の東尾根の上部
この付近は木が少なく展望地となっていますが
この日は霞んでいて視界不良でした
表山の山頂の三角点
奥に樹間から裏山の山頂部
表山の山頂の三角点
奥に樹間から裏山の山頂部
表山から下る途中にあった鹿のヌタ場
このすぐ先で谷部が大きくえぐられていました
表山から下る途中にあった鹿のヌタ場
このすぐ先で谷部が大きくえぐられていました
裏山頂上
展望地ですが、雲や黄砂の影響か伊吹山すら見えませんでした
山頂部に残雪があった霊仙山は微かに見えていました
裏山頂上
展望地ですが、雲や黄砂の影響か伊吹山すら見えませんでした
山頂部に残雪があった霊仙山は微かに見えていました
裏山頂上のアセビの群落と笙ヶ岳
裏山頂上のアセビの群落と笙ヶ岳
裏山から笙ヶ岳方面に進み、最初の谷を下って大洞谷源流部(アマゴ沢)に向かいました
振り返る裏山上部
斜面はかれたシダ類で覆われて、シダが伸びてくると歩きにくそうです。ここでも山ビルが発生するかも?
以前笙ヶ岳上部の一般登山道でも山ビルが発生していたため。
裏山から笙ヶ岳方面に進み、最初の谷を下って大洞谷源流部(アマゴ沢)に向かいました
振り返る裏山上部
斜面はかれたシダ類で覆われて、シダが伸びてくると歩きにくそうです。ここでも山ビルが発生するかも?
以前笙ヶ岳上部の一般登山道でも山ビルが発生していたため。
下って来た谷と大洞谷(アマゴ沢)との合流点
遠景は裏山
下って来た谷と大洞谷(アマゴ沢)との合流点
遠景は裏山
大洞谷源流部(アマゴ沢)の次の谷との合流点(ここが三本杉かな?)
この辺りから水流がありました
大洞谷源流部(アマゴ沢)の次の谷との合流点(ここが三本杉かな?)
この辺りから水流がありました
なだらかな勾配の大洞谷(アマゴ沢)
なだらかな勾配の大洞谷(アマゴ沢)
なだらかな勾配の大洞谷(アマゴ沢)
なだらかな勾配の大洞谷(アマゴ沢)
大洞谷の最上流部(アマゴ沢)でアマゴが泳いでいました
大洞谷の最上流部(アマゴ沢)でアマゴが泳いでいました
なだらかな勾配の大洞谷(アマゴ沢)
なだらかな勾配の大洞谷(アマゴ沢)
アマゴの稚魚の群れが泳いでいました
アマゴの稚魚の群れが泳いでいました
アマゴの稚魚の群れが泳いでいました
アマゴの稚魚の群れが泳いでいました
水の中にカニの脚がありました
水の中にカニの脚がありました
川の中にいたヒキガエル
1
川の中にいたヒキガエル
笙ヶ岳の一般登山道の大洞谷(アマゴ沢)渡渉点から、笙ヶ岳へ向かう途中にあった炭焼窯跡、このすぐ先で旧道の分岐
笙ヶ岳の一般登山道の大洞谷(アマゴ沢)渡渉点から、笙ヶ岳へ向かう途中にあった炭焼窯跡、このすぐ先で旧道の分岐
旧道を進んで行くと、樹間から笙ヶ岳の山頂部が見えました
コルの少し先で、鉱山道を喪失したようだったので、引き返しました
山頂直下の南面は絶壁のように見える急斜面
旧道を進んで行くと、樹間から笙ヶ岳の山頂部が見えました
コルの少し先で、鉱山道を喪失したようだったので、引き返しました
山頂直下の南面は絶壁のように見える急斜面
鉱山道になんとか復帰して、そのトラバース道を進みました
鉱山道になんとか復帰して、そのトラバース道を進みました
鉱山跡道脇にキブシ
鉱山跡道脇にキブシ
鉱山跡道には何箇所か石組が残っていました
鉱山跡道には何箇所か石組が残っていました
途中で鉱山跡道が分からなくなり、谷部のガレ場を上っていきました
途中で鉱山跡道が分からなくなり、谷部のガレ場を上っていきました
谷部のガレ場の上り
谷部のガレ場の上り
谷部のカワチブシとバイケイソウの群落
谷部のカワチブシとバイケイソウの群落
峠部に到着
前方が笙ヶ岳の山頂部
谷部を直登した地点からここまで鉱山道をコースアウトしていたようですが、このすぐ先で鉱山道のトラバース道に合流しました
峠部に到着
前方が笙ヶ岳の山頂部
谷部を直登した地点からここまで鉱山道をコースアウトしていたようですが、このすぐ先で鉱山道のトラバース道に合流しました
鉱山道脇に鉱山跡の入口がありました
鉱山道脇に鉱山跡の入口がありました
鉱山跡の入口
ヘッドライトをつけて10mほど進むと突き当りとなりました
1
ヘッドライトをつけて10mほど進むと突き当りとなりました
鉱山跡の入口へ引き返しました
鉱山跡の入口へ引き返しました
鉱山跡の先にトラバース道が続き、ここにも石組がありました
鉱山跡の先にトラバース道が続き、ここにも石組がありました
この辺りは明瞭なトラバース道
この辺りは明瞭なトラバース道
笙ヶ岳の西尾根(昨年探索したルート)に合流
その西尾根を直登し、越えた小さなピークを振り返りました
トラバース道はさらに前方に続いていて、やがて北側斜面は植林地となるようです
笙ヶ岳の西尾根(昨年探索したルート)に合流
その西尾根を直登し、越えた小さなピークを振り返りました
トラバース道はさらに前方に続いていて、やがて北側斜面は植林地となるようです
北側がヒノキの植林地の稜線を上っていくと笙ヶ岳の山頂に到着
くレイワさん(語呂合わせ、標高908.3m)
養老山地の最高峰、山頂部は展望がほとんどありませんが、東側のピークからは伊吹山方面の展望が開けます
北側がヒノキの植林地の稜線を上っていくと笙ヶ岳の山頂に到着
くレイワさん(語呂合わせ、標高908.3m)
養老山地の最高峰、山頂部は展望がほとんどありませんが、東側のピークからは伊吹山方面の展望が開けます
樹間からの小倉山と養老山へと続く養老山地の主稜線
樹間からの小倉山と養老山へと続く養老山地の主稜線
藤原岳-御池岳方面
藤原岳-御池岳方面
山頂部に最近の残雪があった霊仙山
山頂部に最近の残雪があった霊仙山
山頂から少し下った所の樹間からの伊吹山
山頂から少し下った所の樹間からの伊吹山
能郷白山
稜線部で植林が倒れていたため
裏山の展望が良くなっていました
上部の斜面には一之瀬林道とその終点
稜線部で植林が倒れていたため
裏山の展望が良くなっていました
上部の斜面には一之瀬林道とその終点
笙ヶ岳の登山道の樹間からの小倉山へと向かう尾根
笙ヶ岳の登山道の樹間からの小倉山へと向かう尾根
アセビ平と笹原峠の間の稜線部の展望地から見下ろす滝谷と養老公園の桜並木
アセビ平と笹原峠の間の稜線部の展望地から見下ろす滝谷と養老公園の桜並木
山麓の養老天命反転地
山麓の養老天命反転地
東側の展望が開けた三方山の頂上
東側の展望が開けた三方山の頂上
細池上のソーラ発電所
午後になると朝よりも少し霞みが改善されていました
細池上のソーラ発電所
午後になると朝よりも少し霞みが改善されていました
■山上の野鳥
不老池にはカルガモ夫婦がいました
■山上の野鳥
不老池にはカルガモ夫婦がいました
アカゲラ
シジュウカラ♂
ニホンカナヘビ
テングチョウ
ヒオドシチョウ
■養老の花々
ヤブジラミ
■養老の花々
ヤブジラミ
一つの株に二つの花を付けるイチリンソウ
一つの株に二つの花を付けるイチリンソウ
ヤマエンゴサク
カテンソウの雄花
カテンソウの雄花
ツルカノコソウ
ヤマフジ
ミノコバイモ
本家の美濃に咲く花
ミノコバイモ
本家の美濃に咲く花
ミノコバイモ
ミノコバイモ
ヒロハノアマナ
ミスミソウ
ヤドリギ
キクザキイチゲ
ミノコバイモの若い株の葉とカワチブシの葉
ミノコバイモの若い株の葉とカワチブシの葉
ミノコバイモ
ミノコバイモを訪問中のハチ
ミノコバイモを訪問中のハチ
ボタンネコノメソウ
ボタンネコノメソウ
コチャルメルソウ
コチャルメルソウ
エンレイソウ
ヤマルリソウ
コガネネコノメソウ
コガネネコノメソウ
コガネネコノメソウを訪問中のハチ
コガネネコノメソウを訪問中のハチ
コガネネコノメソウとヨゴレネコノメソウ
コガネネコノメソウとヨゴレネコノメソウ
コガネネコノメソウとヤマネコノメソウ
コガネネコノメソウとヤマネコノメソウ
ミノコバイモ3姉妹、満開過ぎてしおれ気味の花
ミノコバイモ3姉妹、満開過ぎてしおれ気味の花
フモトスミレ
カタクリ
ネコノメソウ
茎葉が対生
ネコノメソウ
茎葉が対生
シハイスミレ
バイカオウレン
養老山地では初めて見たかな?
バイカオウレン
養老山地では初めて見たかな?
フデリンドウの蕾
フデリンドウの蕾
ボケ
in 薬用樹見本林
ボケ
in 薬用樹見本林

感想

朝登山口に向かう途中、山上には黒っぽい雲があり山麓付近では小雨となっていました。養老公園からスタートする時点には、雨は止んでいました。
下山時の養老の滝は逆光となるかと思い、最初に立ち寄りました。養老の滝では少し日が差してきました。
東尾根で表山まで直登しました。山上の展望地からは東の展望が開けていましたが、近景もかなり霞んだ風景でした。裏山まで西方に直進し、裏山に到着しましたが、霊仙山が微かに見え、伊吹山は全く見えない視界の悪さでした。
以前から気になっていた笙ヶ岳の上部にある鉱山跡を探検しました。時計回りに進んだ方が道迷いしにくいと思ってましたが、旧道を少し進んでコルに出へからの鉱山道へのルートを喪失し、いったん引き返し、なんとか鉱山道に復帰できました。途中には何箇所かに石組された箇所もあり、昔に利用されていた道である面影がありました。途中でルートが分からなり、谷部を上り切ると明瞭な鉱山道に合流でき、すぐ先に鉱山跡の入口が見えていました。ヘッドライトを付けて進んで行くと10mほどで行き止まりとなる穴でした。
山上ではカタクリが咲き初めていました。アカヤシオの蕾の成長具合を確認しようとしましたが、通過してしまい確認できませんでした。養老山地で初めて見たバイカオウレンが見頃のようでした。山麓ではシャガ、ヤマブキ、ツルニチソウなどが咲き始めていました。
大洞谷の源流(アマゴ沢)では目の前でアマゴが泳いでいる様子が観察できました。
【アマゴの稚魚 大洞谷源流(アマゴ沢) 】



【 バックナンバー 養老山周辺】
・2月21日 (2010年)『養老山地北部全山縦走(表山-裏山-笙ヶ岳-養老山-志津山-二之瀬越) 』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-57509.html
・3月3日 (2012年)『表山-裏山-笙ヶ岳〜養老の滝』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-172480.html
・3月30日 (2019年)『表山-養老山 〜本家の美濃でミノコバイモ祭り始まる』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1774997.html
・4月6日 (2019年)『笙ヶ岳(くレイワさん 908.3m)-裏山-表山 〜鉱山跡を探検』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1782985.html
・4月10日 (2018年)『笙ヶ岳↑表山↓三方山〜花の宝庫にびっくり!』https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1425443.html
・4月14日 (2017年)『表山-裏山-笙ヶ岳 〜カタクリの山に春を探しに』https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1104409.html
・5月8日 (2010年)『笙ヶ岳 MTBでヒルクライム養老ノ滝〜一之瀬林道』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-63680.html
・9月3日 (2014年)『小倉山(養老山) 山で献血・いきもの図鑑』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-503733.html
・9月7日 (2013年)『養老山 〜ヤマジノホトトギスと野鳥』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-341595.html
・9月13日 (2012年)『小倉山〜養老の滝から野鳥観察』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-224125.htmll
・11月4日 (2014年)『表山-裏山-笙ヶ岳(白山〜御嶽山の冠雪観望)』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-542429.html
・11月21日 (2017年)『小倉山-三方山(養老山地) 〜真白な白山と北アルプス』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1317791.html
・12月3日 (2012年)『表山-裏山-笙ヶ岳 〜養老の滝からヤブ漕ぎ周回』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-250363.html
・12月31日 (2015年)『表山-裏山-笙ヶ岳 霧氷とわずかな冠雪』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-787478.html

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1106人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
養老山、、三方山、小倉山、笙ヶ岳、周回コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら