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Yamareco

記録ID: 198891
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

梅雨の晴れ間、、ツクモグサ、赤岳、横岳、硫黄岳

2012年06月14日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:19
距離
22.3km
登り
1,800m
下り
1,794m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

美濃戸口、八ヶ岳山荘7:06−7:48美濃戸山荘7:53−
9:41行者小屋9:55−10:53文三郎尾根分岐10:55−
11:21赤岳南峰、北峰11:43−11:59赤岳天望荘12:02−
12:57三叉峰−13:08横岳13:20−14:08硫黄岳14:36−
15:35赤岳鉱泉15:42−16:45美濃戸山荘−17:18美濃戸口、八ヶ岳山荘
総合時間:10時間12分、歩行時間:8時間39分
天候 曇り時々晴れ、稜線も雲がかかっていたが、午後から雲が少し解消
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅からは国道20号線、小淵沢目指して、その後は富士見高原目指して、さらに美濃戸口へ。車は美濃戸口の八ヶ岳山荘で駐車、500円。
コース状況/
危険箇所等
(美濃戸口〜美濃戸〜南沢〜行者小屋)
美濃戸口から美濃戸への林道は、本日時点ではそれほど
荒れているようには、見えず。
プリウスとかステップワゴンとか、ミニとか、、、
結構この林道に進入していました。
但し、大雨のあととかは、その限りではなく、、。

美濃戸から行者小屋までは、工事で、一部道が
付け替えられており、滑りやすかったです。
行者小屋手前から雪が少し出てきますが、かわせます。

(行者小屋〜赤岳)
行者小屋を出てからしばらくの樹林帯で雪が出てきますが、
アイゼンなくてもなんとかかわせます。
文三郎尾根を登りましたが、階段がきついです。
ゆっくり登っていくしかありません。
中岳は高さでは、劣りますが、文三郎尾根を登っていくと、
その秀麗な姿を見せてくれます。
文三郎尾根が稜線に合わさり、赤岳への最後の登り。
岩稜帯となりますが、鎖を目安に歩きましょう。
ストックは収納して、手を自由にすれば、
見かけほど難しくはないと信じています。

(赤岳〜天望荘〜横岳)
ストックは収納。
天望荘までは、ちょっと歩きにくいですね。
ガレて、もろく、鎖も頼りにしました。
慎重に行くほかありません。浮石も注意したいです。

天望荘から横岳は鎖や梯子が随所に設置され、慎重な行動が求められます。
梯子は、一度手や足がかかれば何とかなりますが、
手や足を掛けるまで、体勢を整えるまでは注意しましょう。

(横岳〜硫黄岳)
途中までストック収納。
横岳山頂からもしばらく鎖、梯子があります。
バランスを崩さぬよう、ストックも収納して進みました。
硫黄岳に近づく風が強いことが多いですが、今日は穏やか。
硫黄岳への登りでは、ガスがかかっている
ことが多かったですが、今日は、ガスもかからず、
ルートがはっきり見えました。

(硫黄岳〜赤岳鉱泉〜美濃戸)
硫黄岳山頂からの下り口、ケルンに注意します。
山頂からしばらく進んだ赤岩の頭からの下降点も注意します。
その後は、普通の登山道。
赤岩の頭から赤岳鉱泉までの樹林帯には、結構雪が残っています。
ただ、途切れますし、何とかかわして進むことができます。
美濃戸口から歩いていると数台が通過していきました。プリウスも。これは美濃戸口赤岳山荘の駐車場。
美濃戸口から歩いていると数台が通過していきました。プリウスも。これは美濃戸口赤岳山荘の駐車場。
美濃戸山荘。
南沢工事の案内。治水工事。ヘリも飛んでいました。
南沢工事の案内。治水工事。ヘリも飛んでいました。
以前は、現在の工事現場の上流で工事を行っていました。完成したのですね。
以前は、現在の工事現場の上流で工事を行っていました。完成したのですね。
南沢、岩がゴロゴロで歩きにくいです。
南沢、岩がゴロゴロで歩きにくいです。
行者小屋に近づきましたが、横岳方面雲の中です。
行者小屋に近づきましたが、横岳方面雲の中です。
行者小屋。赤岳方面はちょっと見えていました。
行者小屋。赤岳方面はちょっと見えていました。
行者小屋を出てまもなく、雪。途切れ途切れに出現しますが、かわしていきます。
行者小屋を出てまもなく、雪。途切れ途切れに出現しますが、かわしていきます。
中岳です。
赤岳、阿弥陀岳にはさまれ目立ちませんが、文三郎尾根を登っていくと、その良い形を堪能できます。
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中岳です。
赤岳、阿弥陀岳にはさまれ目立ちませんが、文三郎尾根を登っていくと、その良い形を堪能できます。
高度を上げてきました。
中岳と背後の阿弥陀岳。
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高度を上げてきました。
中岳と背後の阿弥陀岳。
文三郎尾根分岐の道標が遠くに見えています。
文三郎尾根分岐の道標が遠くに見えています。
文三郎尾根分岐から赤岳への最後の頑張りです。岩稜帯になり、鎖を目安に登っていきます。
文三郎尾根分岐から赤岳への最後の頑張りです。岩稜帯になり、鎖を目安に登っていきます。
荒涼とする赤岳への最後の登り。
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荒涼とする赤岳への最後の登り。
赤岳山頂です。数名で賑わっていました。
赤岳山頂です。数名で賑わっていました。
ひとり写真を撮ってみます。
ガスガスで、遠望はありません。
阿弥陀岳なども隠れてしまいます。
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ひとり写真を撮ってみます。
ガスガスで、遠望はありません。
阿弥陀岳なども隠れてしまいます。
赤岳頂上小屋は赤岳の北峰にありますが、ご覧の通りの視界。
赤岳頂上小屋は赤岳の北峰にありますが、ご覧の通りの視界。
赤岳北峰から赤岳展望荘まではとても歩きにくいです。
登りの女性も四本足歩行のように登ってきました。
赤岳北峰から赤岳展望荘まではとても歩きにくいです。
登りの女性も四本足歩行のように登ってきました。
赤岳展望荘に下ってきました。
ガスガス。
赤岳展望荘に下ってきました。
ガスガス。
ガスが時折、切れると反射的にシャッターを切りたくなります。
ガスが時折、切れると反射的にシャッターを切りたくなります。
地蔵の頭のお地蔵さん。
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地蔵の頭のお地蔵さん。
可憐なお花。
ガスがせめぎあいます。
ガスがせめぎあいます。
可憐なお花。
キバナシャクナゲでしょう、、
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キバナシャクナゲでしょう、、
横岳に向かっていると赤岳がガスの切れ間から姿を現しました。
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横岳に向かっていると赤岳がガスの切れ間から姿を現しました。
イワウメ?
オヤマノエンドウでしょう、、。
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オヤマノエンドウでしょう、、。
ツクモグサ
ツクモグサ
ツクモグサ
オヤマノエンドウ
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オヤマノエンドウ
横岳です。
横岳でガスが切れて、本日初めて権現岳が見えました。
横岳でガスが切れて、本日初めて権現岳が見えました。
諏訪方面も見えました。
諏訪方面も見えました。
大同心ですね。
大同心、小同心。
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大同心、小同心。
台座の頭付近は、植生保護でネットが拡大しています。
台座の頭付近は、植生保護でネットが拡大しています。
硫黄岳山荘。
硫黄岳遠望。
爆裂火口。
爆裂火口。
硫黄岳山荘にお泊りの男性に撮って頂きました。
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硫黄岳山荘にお泊りの男性に撮って頂きました。
赤岳、横岳、阿弥陀岳、中岳、そろっていますね。
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赤岳、横岳、阿弥陀岳、中岳、そろっていますね。
赤岳鉱泉への樹林帯も残雪が途切れ途切れにあります。
赤岳鉱泉への樹林帯も残雪が途切れ途切れにあります。
赤岳鉱泉と横岳。
赤岳鉱泉と横岳。
アイスキャンディーの名残。
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アイスキャンディーの名残。
赤岳鉱泉からは、はじめ登山道を歩き、その後林道を歩きます。
樹林が良い感じです。
赤岳鉱泉からは、はじめ登山道を歩き、その後林道を歩きます。
樹林が良い感じです。
美濃戸、やまのこ村のところで
カモシカです。
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美濃戸、やまのこ村のところで
カモシカです。

感想

梅雨の晴れ間と聞くと山に登りたくなる。
条件反射的に山に行くことにして、仕事の調整もして、
目的地は迷わず、御小屋尾根経由で阿弥陀岳、
赤岳、横岳、硫黄岳の縦走と決定。
ツクモグサもみたかったし、久し振りの赤岳ですし。
最後の赤岳は2012年1月の冬山。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-163353.html

但し、上記のルートを実行する条件として、朝起きれたら、、。

2010年6月にも歩いていました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-68864.html

そして、結局、、目覚ましは、3:20にかけて、
一度は目が覚めましたが、次に目が覚めたのは、4:40頃。
やっぱり朝寝坊です。
こうなると当初の予定をどうするか、頭の中でくるくる、、
編笠山、権現岳か、、赤岳だけにするか、、、などなど、、。
迷いに迷いつつ、やはり、当初の予定に近く、
赤岳、横岳、硫黄岳を縦走しようと決めました。
自宅出発は、5:30頃。
6月11日、月曜日には、同じ方面で編笠山、
西岳を富士見高原から登っていますが、
今回の登山口となる美濃戸口も同じ方面。

快調に軽自動車を飛ばして、途中でコンビニで朝昼食購入。
あとは小淵沢から富士見高原さらに美濃戸口へ車を進めます。
空は曇っていますね、、。
八ケ岳も雲の中です。

美濃戸口出発も7:00を過ぎてしまいましたが、
なんとか赤岳、横岳、硫黄岳を回ることができました。
曇りがちでしたが、午後には、少し雲も切れて、
眺望もぼんやりながら、望むことができました。
ツクモグサ目当ての人も多いようでした。
植生保護のネットを平気で越えていく人たち、、結構いますね。

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コメント

毎年歩きたいコース
Y-chanさん、こんにちは。

6月に入り山行のペースが上がっていますね。
いつでもいけるような状況ではなく、晴れ間を
見つけて行くような時の方が、結果として回数
が増える感じでしょうか

やはりこの八ヶ岳の王道ルートはいいですね。
毎年一度は歩きたいコースです。
ツクモグサもここのところご無沙汰ですし。。。

しかし、明日、明後日も天気は悪い予報。。。
ほんとに久しぶりに2週間連続で山行無しに
なってしまいそうです
さらに次の週末は土曜日出勤なので、ピンチは
続く。。。
2012/6/15 12:58
この時期は、うまく行きませんね
youtaroさん

山は週に1度が目標ですから、確かに
6月になって、ペースが上がっていますね。

youtaroさんの言うとおり、
いつでもいけるような状況ではなく、晴れ間を
見つけて行くような感じだからでしょうね。

私も今回のルート、あるいは、御小屋尾根を
絡めるルートが好きです。
もう1回か2回、今年中に歩くかもです。

ツクモグサ、良い感じでした。
それを目当ての人も多数。
昨日は、年配の方が多い印象でした。

私は勤め人ではないので、仕事が
集中、切迫していなければ、時間は自由にとれるので、
土日しか休みが取れない方は、この時期恨めしいですね。

youtaroさんも2週連続で山行かずは、ちょっと
ストレス溜まりますね。

雨さえ降らなければ、、、、。
youtaroさんの機動力を以ってしても
この時期、うまく行きませんね。

Y-chan
2012/6/15 15:34
マズマズの天気
Y-chanさん

八ヶ岳周回お疲れ様でした。
6月の定番コースですね

この日の稜線も湧き上がってくるガスが
楽しめた様ですね。いい感じです。

ツクモグサをはじめ、この稜線6〜7月は
お花街道ですからこちらも楽しみです。
2012/6/15 22:55
7月も、、
kankotoさん

kankotoさんにお会いしたのもこのコースでした。
適度な距離と充実感と。
良いコースです。
また7月になったら登ってみます。


このところ、すっきり晴れはないのですが、
ガスの動きを楽しんでいます。
気分を変えて、見方を変えて、、。

お花は相変わらず不得意ですが、
7月もいろいろ楽しんでみたいですね。

今夏は遠くは行かないつもりですから、
鳳凰や、八ケ岳は多く行くと思っています。

Y-chan
2012/6/15 23:22
強行軍ですね
Y-chanさん、おはようございます。

このルート、何気に日帰りですけど、結構強行軍ですよね。お疲れ様でした。

ツクモグサ、可憐です
これから八ヶ岳の稜線は、本格的なお花シーズン突入ですね
2012/6/16 9:28
次はコマクサか、、
kusmmkさん

こんにちは、、
雨の土曜日です。
気温も低めです。

このルート、何度かこなしているので、
強行軍ではありますが、日帰りします。
最近、長いのつらいな、、とも思うようになっていますが、何とか。

最後は、早く、、早く、、、そんな気持ちになります。
林道をゆっくり走っている車を追い越したりして、、。

ツクモグサ、、良いですね。
特に気候の厳しい場所に咲いているので、可憐だ、、
そうした思いが強くなるのでしょうね。

八ケ岳は近いし、もっと登ります。
コマクサがみたいな、、。

Y-chan
2012/6/16 12:14
プロフィール画像
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