八ヶ岳 唐沢鉱泉から赤岳へ
- GPS
- 15:42
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,666m
- 下り
- 2,639m
コースタイム
5:30唐沢鉱泉-8:10西天狗/休憩8:15-8:30東天狗-9:30夏沢ヒュッテ-10:35硫黄岳-11:40赤岳鉱泉/休憩12:00-12:25行者小屋
2日目
4:30行者小屋-5:45赤岳-7:15横岳-8:05硫黄岳-8:25夏沢ヒュッテ/休憩8:45-9:50東天狗-10:35中山峠-10:40黒百合ヒュッテ/休憩10:50-12:05唐沢鉱泉
天候 | 1日目 雨後曇り 2日目 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山道> ・黒百合ヒュッテから唐沢鉱泉へはゴロゴロとした岩の多い沢を歩くのでとても滑ります。 <温泉> ・唐沢鉱泉 とても気持ちよかったです! <アイス屋さん> ・ぺパン 唐沢鉱泉の道をずっと下ったところに有りました。 雰囲気がとても良いアイス屋さんです。 美味しかったです。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
※記録アップがかなり遅くなってしまいました
<初テン泊と初八ヶ岳>
今回は初めてテン泊山行に行ってきました。
八ヶ岳(赤岳)に登るのも初めてです。
今迄登った山の中で一番標高の高い山なのでテントを担いでの2日間の山行に膝が耐えたれるか心配でしたが、全く問題なく歩くことが出来ました。
それと初めての山と初テン泊なので天候が心配でした。
天候は良いとは言えず、ずっと強風と雲、霧の中で2日目の夏沢ヒュッテに着くまで一切眺望は無しという感じでした。
特に稜線上の風が強く、場所によっては耐風姿勢をとって風が弱まるのを待たないと歩けないくらいでした。
初めての八ヶ岳登山としては、山の山容が全く見えないまま終わってしまったので少し残念です。
でも初テン泊は強風の中でテントを設営して朝まで快適に過ごせたので大成功だったと思います。
それに2日間の工程を無事に歩ききれたので良かったです。
<30Lのザックにテン泊装備が入るか>
自分の持っているザックで一番大きいのが、マムートの『Trion Element30』という30Lのザックです。
デカイザック買えばいいんですが、悲しいことに金に余裕が無い...
何とかこのザックにテン泊装備が入らないかと色々試した結果、入れることが出来ました。
自分なりの荷物収納のコツが掴めたので紹介します。
1.ザック内のフレームは外す
・フレームがあると反って容量が少なくなるから。
2.テント内マットは銀マット180×50cm(厚み8mm)の大きいのをあえて使う
・ザックの形が整うのでイイです。
・縦180という長さは少しでも快適にという理由なので、短い方がいいです。
・横50はザックの中に丸めて入れると5cm程はみ出します。
はみ出した高さ分、荷物が入ります。
少し格好は悪くなりますが、上の口を閉じて、雨蓋で押さえれば全く問題なし。
3.銀マットをザック内で目一杯大きな輪にする
・目一杯まで広げないと入りません。
※圧縮できるマットも持っているんですが、ザックの形が整わなくて荷物が入れ辛くなるので使いませんでした。
4.ザック内に入れる水は500mlのプラスチック製で四角い丈夫なやつを使う
・プラティパスなどを使わなかったのは、形が決まってなく入れ辛かったから。
それと丈夫で安心だから。
・行動中の水は腰の脇にぶら下げてる800mlの水筒とプラ製の500mlで水場をつなぐ。
※水場の無い山は30Lのザックでは無理です。
5.コッフェルは使わずカップのみにする
・コッフェル使わなくても汁物は十分作れます。
・カロリーメイトなどを主食にする。
※しゃりバテにならない様におにぎりは1つ持っていきました。
・夕飯は山小屋で飯を食べる。
山小屋で食べなくても食料は足りたのですが、どうしても小屋のカレーが美味そうだったので食べてしまいました。
※燃料はガスを使いましたが、汁物だけなので固形にすればもっとスペースが空くと思います。
6.予備の服装は海パンを持っていく
・最近の海パンは内側のネットの様なものが無く薄いので小さくなります。
・濡れても乾きやすいので行動中にもお勧めです。
・山用のハーフパンツより断然安いです。
・寝巻きとして使えます。
※テント内で万が一寒い時はカッパと行動中の服を中に重ね着する。
7.テント設営にペグ、自在は持って行かない。
・キャンプ場じゃないのでペグが打てるとは限らないので。
・ロープだけでテントは十分張れる。
8.その他
・ビールは350ml缶一本なら入りました。
・テン場用にビーチサンダルをザック外に付けました。
・コンパクト一眼のカメラは常に肩掛けで、霧で濡れそうな時はカッパを着て内側に入れました。
・テント設営時に荷物がバラバラにならない様に、大きな20L位の大きな収納袋を持っていってテント設営に必要の無いものは、全て袋に入れてバラバラにならないようにしました。というのもテントをザックの下の方に入れるということと、ザックの取り出し口が一つしかないためです。
※この袋があると雨天時や暗い中での設営が楽になると思います。
荷物は減らすけどなるべく快適に、を考えた結果こうなりました。
小さくなる物を選ぶというのは基本だと思います。
形が崩れるものは小さくなる、空いた隙間に入る、でも入れ辛い。
形が決まってるものは丈夫、入れやすい、入れる場所が決まる、でも使った後もその大きさ。
山で使うものを選ぶのは難しいなと感じます。
まだまだ、改善の余地はありますが夏山で1泊、水場が確保出来ればこれで十分登れると思いました。
でも、60Lくらいのデカイザックが欲しい...
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