梅雨明けの「白馬岳」(猿倉→杓子岳・白馬岳→白馬大池→栂池)

2020年08月01日(土) 〜 2020年08月02日(日)

• GPS: 13:02
• 距離: 21.1km
• 登り: 2,383m
• 下り: 1,783m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:32
• 休憩: 2:35
• 合計: 9:07

6:38 猿倉荘
7:33 7:47 白馬尻小屋
10:02 10:08 岩室跡
10:26 10:46 避難小屋
11:43 13:19 白馬岳頂上宿舎
13:27 13:27 丸山
14:23 14:41 杓子岳
15:37 15:38 丸山
15:45 白馬岳頂上宿舎

2日目

• 山行: 4:42
• 休憩: 0:36
• 合計: 5:18

4:57 白馬岳頂上宿舎
5:14 5:16 白馬山荘
5:33 5:40 白馬岳
6:07 6:12 三国境
6:56 6:56 小蓮華山
7:27 7:28 船越ノ頭
8:00 8:20 白馬大池山荘
8:48 8:48 乗鞍岳
9:26 9:26 風吹大池方面分岐
9:32 9:33 天狗原/白馬岳神社
10:15 栂池山荘

天候

1日目:ガス/晴れ、2日目:快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

八方無料第5P利用。ガラガラでした。

コース状況／危険箇所等

・大雪渓取りつきで、1〜1.5m位の落石に遭遇。怪我人なしで良かった！怖〜
・大雪渓歩きは40分くらい
・小雪渓は夏道でアイゼン着用なし

その他周辺情報

「みみずくの湯」を利用(650円)。露天風呂から白馬岳方面の眺望あり

写真

8/1 5:53

てんくらはずっと曇り予報だったが、晴れ間が見えている！

8/1 6:38

始発バスは、ほぼ満席(40人位)で猿倉へ。social distanceというわというわけにはいかず、全員マスク着用。登山届提出時に遭対協からアドバイスを受ける。

8/1 7:00

白馬鑓温泉方面は閉鎖中。

8/1 7:09

タマガワホトトギス

8/1 7:27

サンカヨウの実。おいしそうだが…

8/1 8:02

キヌガサソソウ

8/1 7:46

ジャスト1時間で白馬尻小屋へ。

8/1 7:46

今年は休業なので、建物自体がありません。水場はありました。(飲用可／不可の表示なし)

8/1 7:47

これから向かう大雪渓方面を眺める。夏山っぽく湧き上がる雲。

8/1 8:33

大雪渓とりつきから。ハイカーの大声が聞こえたと思ったら、1〜1.5mくらいの石が雪渓を転がってきた！遠かったけど怖〜。けが人なくてよかった。

8/1 8:36

バックリ口をあけたクレバス。

8/1 8:54

青空キタ――(゜∀゜)――!!

8/1 8:55

大雪渓と言ったらこの1枚！大雪渓には青空が似合う！

8/1 9:31

ミヤマキンポウゲ

8/1 9:38

葱平でアイゼンを外す。大雪渓歩きは正味40分くらいでした。もう少し歩きたかったな。

8/1 9:40

杓子岳方面を眺める。ここから頂上宿舎までずっと急登！

8/1 9:59

岩室跡。資材置き場と化している。

8/1 10:10

歩荷さん、速い！とても追いつけないスピードだった。

8/1 10:11

テガタチドリ

8/1 10:12

オタカラコウ

8/1 10:42

避難小屋。奥にある水場は「飲用不可」になっていました。

8/1 10:58

シロウマタンポポ

8/1 11:03

ハクサンフウロ

8/1 11:09

ミヤマキンポウゲ

8/1 11:17

コオニユリ

8/1 11:21

イブキジャコウソウ

8/1 11:55

ヘロヘロになりながら本日のお宿に到着。ヘリの荷下ろしでバタバタしているようで、受付は12:30からでした。

8/1 12:16

どこかでみた記事を早速実践。冷たい雪解け水をサッと通していただく。うまし！

8/1 13:18

コロナ感染対策で寝床は一つおき。使い捨て枕カバーあり。インナーシーツは持参。

8/1 13:35

一休み後に杓子岳にむかう。

8/1 13:39

テン場は50張くらいのようでした。

8/1 13:44

素敵なトレイルだけど、アップダウンが脚を容赦なくいじめる。

8/1 13:48

チシマギキョウ

8/1 13:55

目前に迫って来た。ラストの直登はすごい傾斜だ！

8/1 14:37

結構きつかったが、何とか杓子岳をピークハント。

8/1 14:37

山頂から下を覗き込む。吸い込まれそうで怖い。（一応…的なロープがありますが、近づかないことに越したことはありません)

8/1 15:03

素晴らしい白馬岳の山容。

8/1 15:08

大雪渓の雲はとれないねえ。

8/1 15:10

振り返って杓子岳。山頂は平坦に見えるが、反対側は断崖絶壁。

8/1 15:14

8/1 15:49

イワツメグサ

8/1 16:00

お宿周囲はチングルマ祭り！

8/1 16:00

イワカガミも彩りを添える。

8/1 16:03

ウルップソウ。杓子岳の途中には群生地があった（お花は終了）

8/1 16:04

冷た〜い雪解け水。水量豊富。

8/1 16:31

振り返って、杓子岳とその後方に白馬槍ヶ岳。

8/2 5:15

昨晩はぐっすり眠れた。雲海を見ながら稜線歩きスタート。

8/2 5:21

朝陽を浴びる杓子岳、白馬鑓ケ岳。

8/2 5:27

早朝から賑やかな白馬山荘。

8/2 5:47

20分程で山頂。写真撮影は順番待ち。

8/2 5:48

タカネシオガマ

8/2 5:48

立山三山と剣岳が見えた！

8/2 5:49

剣岳アップ。

8/2 5:49

槍ヶ岳もハッキリ見えた。登りた〜い！

8/2 6:15

コイワカガミ

8/2 6:21

三国境。一度は行ってみたい朝日岳方面。

8/2 6:47

白馬三山

8/2 6:48

早朝から荷揚げヘリが何度も往来。やっと晴れたからね〜。

8/2 7:07

小蓮華山を通過。

8/2 7:15

右から、白馬岳、杓子岳、遠方に唐松岳、五龍岳、鹿島槍ヶ岳の豪華ラインナップ！

8/2 7:22

ナデシコ発見

8/2 7:39

稜線歩き好きにはたまらないシーン。

8/2 7:41

船越の頭を通過。

8/2 7:53

白馬大池が見えて来た。

8/2 8:05

チングルマ。白馬大池周辺は高山植物の宝庫ですね〜

8/2 8:09

イワイチョウ

8/2 8:10

ハクサンコザクラ

8/2 8:12

タテヤマリンドウ

8/2 8:12

オトギリソウ

8/2 8:33

コロナの影響でまったりモード。ちょうど1年前のゲキ混み状態と比較すると雲泥の差でした。快適〜

8/2 8:43

美しい水面と船越の頭、小蓮華山方面。

8/2 9:02

乗鞍岳を通過。この手前でストックの置く位置を間違えて転倒。左足に擦過傷。

8/2 9:12

雪渓を下ります。ステップがあるので、アイゼン不要でした。（1箇所のみでした）

8/2 9:20

眼下には天狗原。ここからイワイワなので見た目以上に時間を要した。

8/2 9:24

モミジカラマツ。線香花火みたい。

8/2 9:45

天狗原を通過。人も少なく、マッタリしています。

8/2 9:47

ゴゼンタチバナ

8/2 10:32

栂池登山口に無事帰還。途中、木の根っこでスリップし、ストック破損。ご散財。。。

8/2 10:33

「さるなしソフト」は爽やかな酸味でとても美味！

8/2 12:55

下山後は、みみずくの湯で汗を流しました。露天風呂からの眺めがサイコー。

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

感想

みきちゃん

・気づいてみれば、梅雨明けの白馬岳登頂となりました。
・下界は厚い雲に覆われていましたが、2,500m以上は晴れ間が多く、2日目は快晴！
・コロナ禍、登山客は昨年同時期比で明らかに減少。テン場は人気のようでした。
・このルートは何度歩いても素晴らしい景観です。(時計回りが良いかな)

【登山道】
・大雪渓は正味40分ほどで完歩。取り付きでの直径1〜1.5mの落石にはビビりました（雪上を無音で転がる落石。悲鳴で気づいた。人間の無力さを実感)
・途中にある避難小屋の水は「飲用不適」の表示が、、、。頂上宿舎の雪解け水はキンキンに冷えた美味しい水がいただけます。
・高山植物は例年通り各所にいろいろなお花が楽しめました。
・ライチョウには逢えず…。

【頂上宿舎】
・コロナ対策：布団はひとつ置き。枕は使い捨てカバーあり。インナーシーツ持参要。洗面所はハンドソープ設置。
・食事：残念ながらヘリでの荷揚げができずに自炊only。再開後も人気のバイキングは中止とのことでした。
・宿泊人数：最盛期のはずですが、50名いたかいないか…