待ちに待った雪の八ヶ岳♪(阿弥陀から硫黄への周回)
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,892m
- 下り
- 1,893m
コースタイム
10:20美濃戸口-(いきなり雪が降り始める)-13:10赤岳鉱泉(テント泊)
■2日目(適宜休憩をしています)
5:15赤岳鉱泉-(朝からラーメン→胃もたれ失速)-6:00行者小屋-7:25阿弥陀岳-8:05中岳-9:00赤岳-10:30横岳-11:35硫黄岳-12:20赤岳鉱泉(テント撤収)13:30-15:10美濃戸口
天候 | ■1日目 晴れ→曇り→雪→晴れ→雪 ■2日目 午前晴れ→徐々に曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.alpico.co.jp/access/suwa/pdf/minotoguchi20121105.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
12/1-2時点の情報です。 ・12/1に数cm程度の降雪がありました。トレースが消えるほどではないかと思われます。 ・稜線の雪は吹き溜まりでも膝下でした。吹き溜まりや風が強い箇所を除き、トレースははっきりついています。日陰は凍結や吹き溜まりが目立ちます。 ■美濃戸口〜美濃戸 ・時折、凍結箇所がありましたが、凍結箇所をさけて通ることができたため、アイゼン出すほどではなかったです。 ■美濃戸〜赤岳鉱泉 ・堰堤広場の先から凍結が出てきます。アイゼンを付けました。 ■行者小屋〜阿弥陀岳 ・行者小屋より文三郎方面に進み、分岐は阿弥陀岳方面へ。中岳コルへの直登トレース(中岳沢)が付いています。 ・中岳コルへの直登で1か所 氷の壁を越える嫌な感じの箇所があります。アイゼンの爪とピッケルを効かせて乗り越えました。 ・阿弥陀岳に登るルートは、鎖はだいたい埋もれています。風でトレースは飛んでましたが、夏に登ってルートを確認していたこともあり、個人的にはそんなに嫌な感じではなかったです。 ■中岳〜赤岳 ・中岳コル〜中岳に向かう道はすこし雪が深く、たまに膝下程度まで埋もれました。 ・文三郎分岐より赤岳に向かう道では、鎖はほとんど出ていました。 ■赤岳〜横岳 ・日ノ岳ルンゼ:鎖は半分まで埋まっているのでそこまではピッケル&アイゼンでがんばる。鎖出ているところまで登ったら鎖も利用可能。 ・鉾岳〜石尊碑のあたりのトラバース:岩場は結構凍結。鎖は出ていたと記憶しています。雪の表面が固くなっているが、その下はふかふか。足場をしっかり作りながら進む。 ・カニのよこばい:鎖もでているし足場も広かったので怖いとは思わなかったです。 ■横岳〜硫黄岳 ・台座の頭からの下りあたりは、雪は飛んでいて氷がでてます。 ・赤岩の頭付近の稜線分岐から硫黄岳に向かうルートは、冬と夏道どちらもトレースが付いてました(冬道を利用)。 ■硫黄岳〜赤岳鉱泉 ・凍結箇所もあるのでアイゼンつけて登ったほうがいいですね。 |
写真
感想
そろそろ南八ヶ岳周回に行こうと思っていたら、ちょうどtamaoさんが先週に周回しているレコを発見!
コース状況を色々聞かせていただき、今回の山行の準備をしました。
tamaoさんに相談してみてよかった!ありがとうございました〜♪
1日目。今日は鉱泉までだからテント重いけどがんばろう。と思って出発したら、いきなり雪・・・。
しばらく歩いていたら、東京から来たOさんに声をかけられ、赤岳鉱泉まで一緒に行くことに。
「明日、赤岳にいく予定」とのことだったので、あ!明日hanamarukiさんも赤岳にいくって言ってたなぁ。一緒にいったらいいじゃん☆と思って鉱泉ついたらhanamarukiさんに相談。
快く了承いただき、その後は3人でごはんの時間まで鉱泉でまったり。
(2日目は一緒に赤岳登頂されたようですね。よかったよかった。)
夜はテント。寒かった・・・3-4回は目が覚めました。
マット(暑さ5cm)やシュラフ(-27度対応)の基本的な部分以外で防寒対策が不足していたので、再考が必要と思いました。
2日目。うまく寝れなかったためか寝坊。
パタパタと慌てて準備して出発。
夜寒い思いをしたので身構えて行きましたが、思ったより寒くなく天気もかなりいい感じ。
薄暗い中、阿弥陀に向かい北ア、南ア、中央アルプス・・・真っ白になった山の大天望を堪能できました☆
次に中岳を越えて赤岳へ。
赤岳では行きの電車もバスも同じだった方々にバッタリお会いすることができました。うれしかったですね。
続いて横岳へ。
午後から天気が崩れるという予報だったので、横岳まではなんとしても昼前に通過しようと思っていました。
凍結箇所も結構ありましたが大きな問題もなく無事に通過。
雪は鉾岳〜石尊峰のトラバースを除けば、しっかり踏み固められていて歩きやすい状態でした。
最後に硫黄岳へ。
ケルンのつづく登りがとても長く感じました。
「ツクモグサ見にきたときは余裕だったんだけどなぁ・・・まぁ雪山だししょうがないか。」と思いながら、時間もあるのでかなりゆっくり行きました。
がんばってたどり着いた硫黄岳から、これまで歩いてきた道を眺めると・・・なかなかの達成感です。
前に行ったときは硫黄から周回しました。その時は、横岳付近の小ピークをいちいち登ってしまったのですが、今回はそういったこともなくスムーズにコースを歩けました。阿弥陀から向かって正解だったな、と思いました。
そして最終バスに間に合うようにと急いでテント撤収して下山。
下山して八ヶ岳山荘で休ませていただいていると、小屋番さんに「帰りは電車だよね?高速バスじゃないよね?」と聞かれてトンネル事故を知りました。怖かったです。
小屋番さんは山から降りてきて小屋の付近を歩いている人々に声をかけて、事故の事をお知らせしていました。
帰りの電車では硫黄を越えて本沢温泉、そして東天狗から渋の湯へというコースで歩いていた方と一緒でした(いいなぁお風呂三昧)。
家も近所でびっくり!長い電車の帰路を楽しく過ごすことができました。
今回の感想を一言で表すと・・・「やっぱり冬の八ヶ岳はいいなぁ♪」
s3214さん、こんにちは。
写真、感想、超楽しそうですね。
雪が待ち遠しかった感が伝わってきますよ。
私は霰にあって意気消沈でしたが。
無知な質問お許しを。
アイスキャンディーって、足場組んでるようですが
人工物なんですか?
私には登れそうに無いけど、あの足場なら組めそうです。
冬の八ヶ岳、確かにいいですね〜。
何度も通ってる内に、小屋番さんに顔を覚えられてしまいました。
「あら、お久しぶりです。今シーズンもよろしくお願いします。」と、言われてしまいました。
また、パピコを持って登ります。
雪山シーズンがやってきて、また静かな八ヶ岳に来れるのがとってもうれしいです
今年は遠望からでも判別がつく山が増え、楽しみがまた広がりました
アイスキャンディは骨組みがあって、内側はクライミングの壁になってます!
組み立てならわたしも手伝えそうな気がします(笑)
millionさん、再び自宅から蛭ですね 連敗記録とまってよかったです
(なぜかネタの宝庫のようなmillionさんのレコ、いつも笑いながら楽しく拝見させて頂いております )
hanamarukiさんは、なぜにそんなに顔が広いの?!と、毎回おどろかされます
赤岳鉱泉もスタンプあったら、いまごろ結構たまってそうですね
今回もまたいい天気にめぐまれ、景色も楽しめてよかった
パピコおいしく頂きました!ありがとう!!
色んな味の種類があるのかな?また試してみましょう
雪山の八ツを堪能しましたね〜!
でも、鉱泉のテン泊寒そうです
行ったことのある山だと、山座同定するのが楽しくなりますよね!
もう行ってきちゃったんですか
早いなあ!!
私も行ってみたいなあ。
やっぱヨコバイのあたりがネックですかねえ?
それともテッカテカゾーンのほうが危険?
恒例になった?美濃戸からの八ヶ岳ですね
いきなり今シーズンの目標トライするとは
夜の寒さ対策・・・
ワタシはオールウェザーブランケットをフットプリントとして使用してます
地面の冷気はかなりカットしてくれますよ
あとはハクキンカイロもシュラフに入れちゃえばぬくぬくみたいですよ
でも-27℃対応でも寒いって、どんだけ冷え込んだんでしょうか
ほどよく雪でアイゼンきくうちに、コース確認にいってきました!
これから徐々に厳冬期にかわっていく八ヶ岳を楽しみたいなぁと思ってます
人の少なめな阿弥陀で山座同定するのがお気に入りです
カニのよこばいと鉾岳〜石尊峰の西側トラバースが核心部かな、と思います。
日ノ岳で昨年失敗してる(日ノ岳の上からロープで下ろしてもらった)ので、個人的にはそこは夏でも冬でもいつも核心部です
ツルツルの雪面をみると、頭の中に
「ツルツルテカテカ明日も 晴れるかな〜 」
が流れます…真面目に歩いてはいるのですが…。
硫黄はちょっとすべりました。
2泊が1泊で切り上げた訳ですね〜
でも2泊してると3日目の朝は撤収意外にやる事がなさおうだ・・・
阿弥陀へのルート、もう少し雪が付いてくると
中岳のコルへの道は雪崩れの巣窟となるので使えません、
お気をつけあそばせ。
このルート、前回は後ろから私のお尻を蹴飛ばす勢いでしたが 、
やはりアイゼン装着して歩くと結構疲れるもんですよ。
厳冬期にはシュラフに潜り込む時、
ダウンジャケット、ダウンパンツ、テントシューズ(象足)は必須ですね。
あと、前にも云ったかもしれませんが、
ホットタイプのペットボトル(黄色いキャップのもの)に
寝る前にお湯を入れて湯たんぽ代わりにすると暖かいよ。
ただ、黄色いキャップのペットでも熱湯を入れると
時にはペットの一部が融けてお湯が漏れたり変形する事もあるみたいなので要注意。
80〜90度位の湯温でも十分暖かいですよ、何とか朝方まで持つかな〜って感じ。
寒がりの方は夜中に起きて中のお湯を再度温める方もいるようですが。
八ももう少し雪が付いてくると難易度が変ってくる場所もありますね。
私は何となくテンション上がらないまま・・・
今季は自宅の炬燵で熱燗とみかんかな〜
フットプリントのもハクキンカイロも初めて耳にしました。
ありがとうございます!
軽いものなら運べるかな。ネットで調べてみます
わたしの巨大ザック姿みたら、ドン引きしますよきっと(汗)
トンネル事故の件、お知らせ頂きありがとうございます。
八ヶ岳山荘のおじさんにはインナーシュラフを勧められました。
あと、プラティパスにお湯入れて湯たんぽにしなさい、だそうです
ダウンジャケットもパンツも着てましたが、なんとも寒かったです この日は象足はなかったですがザックに足をつっこんでいたら大丈夫でした。ザックの内側に防水の袋もいれているためか、意外に保温がよかったです。
中岳コルはこの時期までですね。一応事前調査はしてました。
冬季は蹴り込まれる確率が下がり、ご安心いただけますよ(笑)ただ北沢、南沢歩いていて八ヶ岳見えてしまうとテンションUPしてスピードが上がるようです
車だったら帰れなかったかも?
本格的な雪山到来ですね。機会があれば、またいっしょに行きましょう。
我々は今週末、谷川岳で今シーズンの初雪山です。9人の大部隊になってしまいました。
ラッセルが出来るくらいに雪があればいいのですがね。沢は少しお休みです。
いつもは帰りは高速バスですが、この日は渋滞が危険そうだったので電車にしました。
週中で谷川も雪は降りそうですが、登りはじめの時間によってはトレースもばっちりついてそうですね。
またそのうちご一緒させて下さい。
インナーシュラフもいいと思いますが、
象足と湯たんぽがあれば大丈夫かな・・・
もっとも人によりますが。
プラティパスも熱湯入れても大丈夫なのが売りですが、
私のプラティパス、
湯たんぽ作るんで熱湯入れたら注入口の近くが変形してしまった。
ホット用のペットボトルにしてもプラティパスにしても
ゴボゴボに沸かした熱湯は止めた方が良さそうです。
沸騰する少し前くらいのお湯の方が後の費用効果を考えるといいですよ。
冬は後ろから蹴り込まれるとアイゼンの前爪が怖い
テントの外張り、まだ入荷しないんですね・・・
お疲れさまでした。
またまたいいお天気でしたね。交通のチョイスも今回はお見事でした。
私は逆周りで縦走しましたが、写真51の鎖が雪の下で使えず、最高に怖い思いをして渡りました。
いまだ再訪する勇気がありません。
なるほどあんなふうだと、埋まってるのを引っ張っても出てきませんね。
赤岳からの日の出が美しいです。
お、tamaoさんに続いてsさんも周回されましたね。
写真1枚目と2枚目の落差が唐突で面白かったw
歩き始めから天気が悪くなって、気分↓↓でも、5枚目のアレが見えてしまえば、そらもう↑↑↑!ですよね〜。
縦走路の写真がたくさんあって参考になりました。
雪のつきはじめのこの時期も、経験しておきたいなと私も感じました。雪と凍結と地面・岩のミックスも、なかなか気を遣いそうですね。
冬期テント泊デビュー(あれ、デビューでした?以前からやってそうだけど)、お疲れ様でした。
テント泊装備で雪山縦走する自信はないけど、デポなら私も挑戦してみようかな。
でもしかし、うーん、そんなに寒いのか…
私も色々足りないグッズがありそうだな。ていうのを知るにもやはり一度はやるべきですね。
横向いて背中が冷えて起きる…というのが何度かありましたね(^_^;)
手持ちのものをひたすらシュラフの両脇に入れて壁つくりました
湯たんぽにして大事なプラティパスが溶けちゃうのもなんとも忍びない
それならペットボトルの方がいいですね
90℃…沸騰のちょっと手前ですね
時期に鎖うもれちゃいますね
阿弥陀で少々鎖をひっぱりだしたりしてみましたが、凍ってて出せなかったりしました。
横岳は昨年いったとき、鎖がやはりなくてアイゼン&ピッケルで必死に通過した記憶があります。ちょー怖かったです トラバースも心がすり減りますね。
厳冬期の横岳コワイです
南八ヶ岳は美濃戸口から延々と歩いて行って・・・突然ドーン って山塊がみえる瞬間がいっつも楽しみ
そうそう、雪がある場所・ない場所・吹きたまりの場所。色々ありますね。
とってもおだやかな日でしたが、やっぱり硫黄のまわりは強風でした
GWの雪の時期のテントはありましたが、寒いのは今回初めてなのです。
寒くて夜に何度も起きちゃいました。。
工夫を考えていかないと
と、色々調べて工夫してみるのも楽しい
遅ればせながらこんばんわ。
やっぱり行かれたんですね&さくっと歩かれてますね。
でも意外にがやがやしたコメントはなさそうでよかったですね
赤岳鉱泉だと寒くても逃げ込めるから安心ですが、
行者でテント張るべく、私もあたたかくする方法を色々模索中です。笑
それにしても青空で羨ましい!
tamaoさんが行った時と比較して、だいぶ雪へってたんじゃないかなぁなんて思いましたよ〜。
サブザックでほぼ空身の周回でした。きっと一番重いのはテルモスくん800ml _φ(・_・
登山道の状態はばっちりでしたが、肝心のテントが寒くて震えました(*_*) とりあえず湯たんぽと銀マット(じつは100均のを使いまわしていました(笑))の強化からはじめてみます。
行者でテント!冬に行者でテント泊している人たちを見ると『まさにアルピニストだな』っておもいます(笑)
おや…ヤマレコ。スマホ専用画面できたんだ…。
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