GW後半☆涸沢から北穂高岳へ
- GPS
- 18:28
- 距離
- 35.0km
- 登り
- 1,827m
- 下り
- 1,827m
コースタイム
6:05-上高地より出発
9:00-横尾
10:10-本谷橋
12:37-涸沢ヒュッテ
5/4
5:25-テン場より出発
7:47-北穂高岳山頂
9:25-ヘリ救助のため待機(25分程度待機)
10:10-テント撤収他
11:02-ヒュッテ出発
13:03-横尾
15:22-上高地バスターミナル
天候 | 5/3 晴れ 5/4 晴れのち曇り(時折小雪) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
アルピコ交通シャトルバスに乗車 ※詳細は下記参照 http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/sawando/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
○上高地-横尾 危険箇所はなし(横尾手前で梓川沿いを歩く) ○横尾-本谷橋 所々凍結やぬかるみあり ○本谷橋-涸沢 沢伝いに進みます。 雪が腐ると踏み抜きやすい。 アイゼンは無くても歩けますが付けている人もいました。 〇涸沢-北穂高岳 涸沢小屋隣の取付点よりいきなり急登になります。 高度を上げるにつれ斜度も増すように感じます。 万一滑ると大変な事故になり兼ねないので、ピッケルやアイゼンに 慣れていない方は慎重に歩を進めた方が良いかと思います。 ※今日(2013/5/3)は滑落事故がありました。 |
写真
感想
4/27に奥穂高岳を目指し上高地入りしました。
しかし前日にかなりの量の積雪があったため、横尾から先が入山禁止。
そのためもう一つの目標であった西穂高岳へ急遽転進しました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-288930.html
幸い西穂の山頂を踏めたものの、どうしても奥穂の山頂に立ちたい気持ちが
とれず、またしてもいいちこ氏と共に上高地入りしました。
千葉から二週連続で上高地。
我ながら良くやるなーなどと思いながら家を出ました。
一日目は上高地-横尾-本谷橋-涸沢と歩き行動終了。
上高地-涸沢で複数のヤマレコユーザーさんとお会いしました。
ハンドルネームでご挨拶をしたのは初めてでしたがなんともカッコ悪いこと。
もうちょっと真面目に付ければ良かったと後悔(笑)
涸沢ヒュッテで生ビールを飲んだあと、隣に幕営していたMt_theta邸で宴会。
楽しいひと時でした。
anbyさんに奥穂高岳と北穂高岳の情報を教えてもらい、これは奥穂へ進むのは
無理と判断。一応翌朝出発前にヒュッテで確認する事にしました。
翌朝も快晴。
身支度を整えてからヒュッテで聞いてみると、やはり登攀具を持たないと
難しそうとの事。穂高岳山荘で再度聞くように言われましたが、今回はあきらめて
北穂高岳へ転進しました。
既に登り始めている人の列に続き山頂を目指します。
結構長い登りが続きます。斜度的には赤岳の地蔵尾根と同じくらいあるのかな?
ただ長さは圧倒的にこちらの方が上。特に標高を上げるに従い斜度も増すように
感じました。
朝の内は雪面がしまっていて、ピッケルアイゼンが程よく効いたので、どちらかと
いうと歩きやすく感じました。それでも滑ったりしたら後続者を巻き込む大事故に
なり兼ねないので慎重に進んでいきます。
コルまでは長かったけど、そこまで行けば山頂はすぐ。
2時間半弱で山頂へ着きました。
奥穂には登れなかったけど、初めて雪の3000m峰の山頂に立つことが出来ました。
槍方面だけガスがかかっていましたが、他はほぼ見えました。
寒かったけど最高の瞬間です。
折り返しの時間もあるので足早に帰路に着きます。
半分くらい降りた辺りで何やら人だかりがありなんだろう?と思っていると
どうやら滑落事故があった模様で、下の方にいる長野県警の山岳警備隊の方より
ヘリコプターが飛んでくるのでその場を動かないように!と指示を受けました。
詳しい状況は分かりませんが、滑落した人が下にいた登山者を巻き込んだ模様。
あらためて山の事故の怖さを思い知りました。
ヒュッテまで戻りテントを撤収して帰路に着きます。
本谷橋までは大分雪が緩み何とも歩きづらい。
ちらっとですが小雪がぱらついていました。
あとはひたすら横尾-徳沢-上高地と歩き、沢渡行きバスの長蛇の列に加わりました。
帰路は小仏トンネル25km渋滞。
ようやく渋滞を抜け、都内に着いたのは23時過ぎ。
更に京葉道路でも事故渋滞があり家にたどり着いたのは日付が変わった1時前でした。
最後に今回の山行でお会いしたヤマレコユーザーの方々(時間順です)
utaotoさんと数名の方(名前が分からず申し訳ありません)
anbyさん
ittiさん
yoginsさん
短い間でしたがありがとうございました。
簡単な挨拶しか出来ず申し訳ありませんでした。
またいつかお目にかかれる日を楽しみにしています。
お早うございます。
やはり穂高!!厳しさ全開ですね!!
巻き込み事故は、何とも言いようが無いです。
自分も何時、巻き込むか・巻き込まれるか解らないですからね。
でも、ご無事にご帰還されてなによりです。
ryuu88さん
コメントありがとうございます
確かに事故はあらゆる状況下で最大限に
気をつけなければならないのでしょうね
ましてはお互い家族がいる身。
失礼ながら現場を目の当たりにしてしみじみ
感じました
ryuu君とのこれからの記録
楽しみにしていまーす
nyorotan15さんお疲れさまでした!
雪があんなに沢山ある素晴らしい景色、羨ましい限りです。
いつまでも見ていたい気持ち、とても良く判ります。
一度帰ってまたチャレンジするとするという気合の入れように心から拍手を贈ります。
忘れられない思い出ができて満足感一杯のことでしょう。本当におめでとうございます!
お褒めのお言葉。
どうもありがとうございます。
先週に引き続き奥穂高岳に関しては二連敗ですが
きっとこれはまだ自分の実力では登れないんだろうな!
と思うようにしています。
もっと実力をつけてから再挑戦したいと思います。
さすが北アルプスだけあり、この山域の景色は雄大です。
私に限らず、山頂に立った人は充実感があると思いますよ。
>一度帰ってまたチャレンジするとするという気合の入れように
いえいえ、これは友人が期限付きの転勤のため、来年度には
地元に帰ってしまうためなかなかこの山域に来れなくなって
しまうんです
ですので出来るだけ協力しようと思いまして
…といいながら私もヤル気まんまんだったのですが
nyorotan15 さん、皆さんコンバンワです。
遠征・転進とそして帰宅、お疲れ様でした。
連休後半は比較的好天との予想が出ていましたが、やはり素晴らしい天候に恵まれましたね。
残雪期の本谷、涸沢、そして北穂の頂上、凄く魅力的ですね。自宅近くのスーパーの駐車場からは、天候が良ければ鹿島槍ヶ岳〜穂高岳まで、小さいですが山容を見る事が出来ます。
遠望の北アルプスは真っ白で雪深いと感じます。
山行記録からは遠望では味わえない迫力を感じました。
また風が強かったのは少し残念ですが、この様な時の山小屋や避難小屋は本当に有り難いですね。(感謝)
限られた時間での交信は貴重な事と思っています。(@_@;)
少し遅れましたが結果をアップしました。
〔交信結果〕
http://www.yamareco.com/modules/xsns/?p=topic&tid=342
また、機会と時間が合えばを楽しみにしています。\(^o^)/
さて、この連休ですが多数の悲しい出来事が山々で発生しています。
うらはらの点は否めませんが、山行記録を見て我が身を正す思いに駆られました。
苦しく・楽しく・辛く・そして感激する事だけに捕われず、「うらはら」を忘れてはいけませんね。
その点前回の『入山禁止』はある意味「正解」でした、と思った次第です。
kintaさん お世話になっております
昨夏の奥穂に引き続きありがとうございました。
ちょっと風が強かったので、ノイズが入らないかな?と
心配していました
携帯の通じない状況下でもしものためにと持ち始めた
無線機ですが、今では山行の良きパートナーとなって
います
また購入した本来の目的(事故や遭難などの非常通信)
には使用しない登山に努めていきたいと今日の事故を
目撃して再認識しました。
>その点前回の『入山禁止』はある意味「正解」
その通りです
涸沢から奥穂を望んだ時
まだまだお前なんかが来る場所ではない!と言われた
気がします
技術を習得して、いつか再挑戦したいと思います。
ちょっとしかお話できませんでしたが、お会いできて良かったです。
また、どこかの山で会いましょう!
anbyさん 涸沢ではお世話になりました。
有意義な情報を教えて頂き大変感謝しております。
それとヤマレコ繋がりの素晴らしさ!
感動しました
またお会い出来る日を楽しみにしています
あの時は大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。
大声で呼んでいただかなければ分かりませんでした
感謝の気持ちでいっぱいです。
あらためて御礼をさせてください
こちらのメッセージ、Facebookどちらでも構いません。
連絡お待ちいたしますm(_ _)m
本日スマホを拾ってくれて、私の事を探してくれた
心良い“山男”4人と無事連絡が取れました
本当にありがとうございました。
また、Facebookの友達登録もして頂きました。
山の縁に感謝です。
以上、大変失礼いたしました
奥穂は残念でしたが、北穂も素敵
でも、このGWは事故も多かったようなので何事もなく無事下山できて何よりでした
それにしても多くの方を魅了し続ける穂高…
涸沢から見上げるだけでしたが、やはり別格の存在感ですね
当日バスターミナルの登山届に提出したあと、ふと周りを
見渡すとutaotoさん達ご一行が
いゃあ-嬉しかったです
いろいろお話したいこともあったのですが
足止めするわけにもいかず(>_<)
だけどそのうちまた山でお会い出来るでしょう
その時はゆっくり飲みましょう
皆さん二日目良く頑張りましたね
ワタシだったら横尾からそのまま上高地へ戻っちゃうかも
ハードな山行!
お疲れ様でした
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