白峰三山縦走(広河原in奈良田out)
- GPS
- 32:35
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 2,441m
- 下り
- 3,147m
コースタイム
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:20
- 山行
- 9:16
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 9:50
通過時間は写真を参考に入力。
天候 | 1日目:晴れのち曇り(山行中は視界良好) 2日目:早朝は曇りも、農鳥岳に着く頃は快晴( ^ω^ ) |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
奈良田にマイカーを置き、バスにて奈良田から広河原まで移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険と感じた箇所はありませんが、標高差もあるので体力をかなり要します。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は、奈良田の里温泉女帝の湯に入りました。 https://www.porta-y.jp/feature/onsen/onsen1/joteinoyu |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
フリース
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
ライター
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ヘルメット
三脚
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感想
2014年の百名山登頂第15〜16弾は、北岳、間ノ岳。
これに二百名山の農鳥岳を加えた白峰三山を縦走する。
奈良田に車を置き拠点とし、広河原までバスで移動。
広河原から奈良田へ抜けて戻るルートを取り、小屋2泊の予定(実際は1泊に変更したが)。
1日目
朝一のバスで広河原入りし、登り始める。
国内で標高が2番目の北岳は人気のようで、広河原から登る登山者は多い。
団体のツアー客も結構いて、人数が多く長蛇となる。
このツアー客よりペースが早い登山者により、渋滞が発生してしまう。
と、こうした渋滞にハマった最中、同じソロ登山者と意気投合。
この後、行程のほとんどを共に行動した。
大樺沢二俣辺りで、ソロ登山者は別のルートから北岳山頂を目指すため、一旦別れ、肩の小屋へと進み、そして、北岳山頂に登頂。
空には雲は多いが展望は良い。
特に、間ノ岳へと続く尾根道は、ザ・アルプスという感じがしていい( ^ω^ )
しばし自撮りや動画撮影を楽しんでると、再びソロ登山者と合流。
山頂では、奈良田から広河原まで日帰りする人に出会った。
驚きだ(゜ω゜)アルプスには想像つかないレベルの人達がいるものだ。
ソロ登山者と話しつつ進み、本日の宿、北岳山荘に到着。
ここには生ビールがあり、当時の経験上、珍しかったので、これは飲むしかない。
ってことで、小屋の食堂で、箱積みの食材を眺めながら乾杯🍺
ちなみに、部屋も一緒になったソロ登山者は、明日、奈良田まで下山し、宿に泊まる予定だという。
実は下山後に、奈良田の温泉に入りたかったのだが、明後日は定休日で悩んでいた。
地図を見直し、コースタイム上、明日には奈良田に下山出来そうなので、小屋1泊に変更を決心した。
2日目
朝食後、雲が多く太陽も登場していない時間だが出発。
まずは、間ノ岳へと向かう。
間ノ岳山頂では、朝早いせいか、人は少ない。
ここから見る北岳は、鋭くトンガっていて、カッコいい。
次に、白峰三山の最後の一角、農鳥岳を目指す。
この山も標高3000メートル超えで、いわゆる3000以上21座の一角である。
間ノ岳山頂を過ぎると、登山者は極端に少なくなる。
多くは、北岳と間ノ岳への登頂が目的のようで、広河原に戻るようだ。
次第に雲散霧消となり、南アルプスの山容を眺めながら尾根道を進む。
振り返れば、間ノ岳が目に入ってくる。
裾野を大きく広げた雄大で優しい感じの山容で、とても朗らかな山だ。素晴らしい( ^ω^ )
農鳥岳に登頂する頃には、青空は広がり、日差しも強く暖かくなってきた。
登頂してきた北岳、間ノ岳はもちろん、まだ未踏の塩見岳に、悪沢、赤石など南アルプスの名峰が一望出来る。
特に、塩見岳は、鉄兜の様な山容でとてもカッコいい( ^ω^ )
あまりの景観の良さと天気に恵まれ、しばらくは山頂で、自撮りしたり、動画撮ったり、眺めたりして、過ごしていた。
すると、三度、ソロ登山者と出会い、ここから下山まで行動を共にする。
大門沢下降点まで来ると、楽しかった尾根道歩きも終わり、次第に樹林帯へと突入する。
ここからは標高差2000メートルあり、下るだけでも大変だ。
このルートを登ってくる方とすれ違うが、結構キツそう。
ここを登ってくるって、ちょっと尊敬しちゃうな。
途中、登山道を外れ少し迷いかけたものの、無事に下山。
山道が終われば、バスルートの舗装路が続いて、奈良田の宿手前でソロ登山者とはお別れ(つД`)ノ
これで百名山は49座目と50座目達成となり、半分が終了。
白峰三山は、天気に恵まれ、南アルプスの様々な山容を望むことができ、思い出に残る素晴らしい登山となった。
下山後は、奈良田の温泉に入り、そのまま駐車場で車中泊して体力回復をはかることに。
温泉の後は、自動販売機でビールを買い、良き縦走を記念して乾杯したけどね。
間ノ岳や農鳥岳を歩いて思ったのは、南アルプスは、他の山域に比べ、一座一座が大きい山だなと感じた。
また、百名山の南アルプスを全て登頂した後に感じたことだが、この白峰三山縦走を始め、聖光縦走、悪沢赤石縦走など、よく初見のソロ登山者と出会い、親しくなって共に行動したりと、不思議と縁がある山域だな〜て。
(2021年に当時を思い出し記録)
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