北穂東稜

2021年04月24日(土) 〜 2021年04月25日(日)

• GPS: 18:16
• 距離: 27.8km
• 登り: 1,715m
• 下り: 1,673m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:51
• 休憩: 0:44
• 合計: 6:35

6:47 上高地バスターミナル
6:51 6:51 無料トイレ
6:58 6:58 小梨平
7:36 7:45 明神館
7:48 7:49 徳本口
8:28 8:28 徳沢公衆トイレ
8:39 8:40 徳澤園
8:51 8:51 新村橋
9:38 9:57 横尾
10:17 10:17 横尾岩小屋跡
11:02 11:16 本谷橋
11:59 11:59 大崩落地
13:22 涸沢ヒュッテ

2日目

• 山行: 11:20
• 休憩: 0:24
• 合計: 11:44

4:00 涸沢ヒュッテ
4:03 4:04 涸沢
4:10 4:10 涸沢小屋
9:37 9:38 北穂高小屋
9:52 9:59 北穂高岳北峰
11:49 11:50 涸沢小屋
11:55 11:55 涸沢
12:32 12:32 涸沢ヒュッテ
13:02 13:02 大崩落地
13:28 13:28 本谷橋
14:05 14:06 横尾岩小屋跡
14:26 14:38 横尾
15:30 15:31 新村橋
15:44 徳澤園

電池がなくなってきたので、徳澤園でログを停めました。

天候

晴、曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

横尾から先、雪が出てきました。本谷橋から先は冬道に行かないようにロープが張られ、夏道に誘導されています。沢の雪が解けてきたからでしょう。（私のログは冬道ですので、これから行く人は参考にしないでください）。

写真

4/24 6:50

河童橋から

4/24 8:37

徳澤園には雪がありません。

4/24 11:25

本谷橋から先に徐々に雪が出てきました。

4/24 12:19

涸沢を目指して。

4/24 13:18

涸沢ヒュッテの鯉のぼり。まだ営業前で、雪の切り出しなど開店準備をしていました。

4/24 14:39

本日のお宿

4/25 4:16

夜は風が強かったので心配しましたが、朝になると収まり一安心。4時に出発。

4/25 4:33

写真ではわかりませんが、けっこうな急登です。

4/25 5:23

前穂高をバックにモルゲンロート

4/25 5:25

4/25 5:35

4/25 5:35

稜線が近づいてきました。

4/25 6:36

4/25 6:59

ここからロープを出しました（計3ピッチ）。1ピッチ目のここが核心。右の雪にアックスを指してトラバースしましたが、足元が切れ落ちていて、かなり高度感がありました。この雪がゆるかったら通過できなかったかも。

4/25 7:07

2ピッチ目。

4/25 8:35

懸垂支点は雪の下で、120センチシュリンゲ残地（涙）で降りました。

4/25 8:37

10メートルの懸垂。

4/25 8:54

あとは北穂まで急登を詰めるのみ！

4/25 8:54

小屋が見てきたけど、ここからが長い。

4/25 8:57

振り返って、歩いてきたところ

4/25 9:41

オープンに向けて準備をしていました。「お疲れ様」と声をかけていただき感激。

4/25 9:41

北穂の山頂から槍ヶ岳が見えました。

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

iPhone 12 mini 128GB au Apple

装備

共同装備

50ｍダブルロープ

感想

terako91

涸沢小屋の右側から、まずは稜線を目指します。ここも結構な急登で、ダブルアックスで登る個所もありました。稜線に出てからは、基本尾根通しで岩稜を巻くところはなし。小さい岩も都度登るので、ナイフリッジになり高度感がありました。行ったことある人に「ゴジラの背」なんて大したことないなんて言われたけど、いやいやどうして、1ピッチ目の出だしがかなり痺れました！雪にアックスが刺さって良かった。あの雪が緩かったら、通過できなかったかもしれません。下山は急下降で、ビビりの私は半分はクライムダウンで降りました（パートナーをかなり待たせることに）。そして、後半は雪がグズついて踏み抜き地獄。もう本当にクタクタになりました。ですが、最終バスに乗らないと上高地から帰れなくなるので、テン場についてお茶一杯だけ飲んですぐにパッキングして下山開始。靴の漏水がひどくて足が痛く、荷物も重くて泣きながら必死で歩いて、なんとか最終バスに間に合い、無事に沢渡に戻ることができました。山の厳しさと楽しさを実感した山行になりました。