火打山・妙高山(笹ヶ峰登山口〜高谷池ヒュッテ泊)
- GPS
- 32:18
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 2,134m
- 下り
- 2,134m
コースタイム
0710笹ヶ峰登山口
0805黒沢橋
0935富士見平分岐
1030高谷池ヒュッテ(チェックイン・休憩)1125
1235ライチョウ平
1315火打山1355
1420ライチョウ平
1500高谷池ヒュッテ到着
1715夕食
2013年8月4日(日曜日)
0515朝食
0615高谷池ヒュッテ出発
0705黒沢池ヒュッテ
0725大倉乗越
0805長助池分岐
0920妙高山0935
0950妙高大神
0955妙高山
1100長助池分岐
1145大倉乗越1205
1225黒沢池ヒュッテ
1315富士見平分岐
1430黒沢橋1445
1525笹ヶ峰登山口
天候 | 8月3日 曇り/晴れ。 8月4日 曇り/雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
■笹ヶ峰登山口へのアクセス
上信越道信濃町インターチェンジからクルマで笹ヶ峰まで30分。
黒姫高原方面に向かい、杉野沢の集落で妙高高原駅からの県道に合流して、妙高杉ノ原スキー場の脇を走ります。
笹ヶ峰への県道は、幅が狭めだけどきれいに舗装され、ミラーも設置されていて、走りやすいです。
5時30分に到着した笹ヶ峰登山口の駐車場はすでに満車。
県道を挟んで反対側にある「休暇村妙高笹ヶ峰キャンプ場」の駐車場は広くてまだまだ余裕がありました。登山口までは徒歩2分程度です。
トイレ・自動販売機・バス停もこちら側にあります。
■高谷池ヒュッテへ
火打山・妙高山登山道の立派なゲートをくぐって出発します。
登山届や下山届はここにあるポストに提出します。
はじめは沢沿いのブナ林を歩きます。
木道が整備され、登りもなだらかです。
黒沢橋で黒沢を渡ると、沢から離れ尾根を登ります。
まずは十二曲り。ジグザグに登っていくカーブごとに標識があります。
次のカーブまでの距離が短くて、次々に標識を見つけることができます。
20分ほどで十二曲りを通り過ぎ、続いて長い急登となります。
木の階段や木道がしっかり整備されていますが、ところどころ泥濘があります。
40分ほど厳しい登りをこなすと、富士見平分岐に到着。
黒沢池ヒュッテへの道を分け、火打山に向かいます。
富士見平からは平坦なルートとなりますが、細かいアップダウンがあります。
登山道沿いにはたくさんの種類の花が咲いていて、飽きません。
■高谷池ヒュッテ
三角屋根の高谷池ヒュッテに到着。1泊2食7000円です。
チェックインし、指定された今夜のスペースに移動。
今日は満員ですが、完全予約制の山小屋なので、1人につき布団1枚のスペースが確保されています。
高谷池のテント場近くの水場は、水量豊富。ただし、要煮沸。
宿泊者向けには消毒済みの飲料水が用意されています。
■火打山
荷物を置いて45分休憩して、11時25分に火打山へ出発。
まだ12時前で、往復する時間には余裕があるので、花をじっくり眺めながら。
高谷池の湿原から少し登ると、天狗ノ庭の湿原に。
池塘に映る逆さの火打山が美しく、色とりどりの花もきれいです。
天狗ノ庭からは山頂に向けてきつい登り。
朝から長く登っているので、足が疲労していてペースが鈍くなります。
登山道の花は飽きるほど咲いていて、素晴らしい景観です。
火打山頂の広場で昼食休憩。セブンイレブンのおにぎりをいただきました。
山あいは雲がかかって眺望はありませんが、上空には青空が広がります。
天狗ノ庭、高谷池の池塘を見下ろしながら高谷池ヒュッテに戻りました。
■高谷池ヒュッテ
ヒュッテに戻って、サッポロビール「新潟限定ビイル風味爽快ニシテ」。
350mlで500円。空き缶は持ち帰りです。
陽の当たる外のベンチで美味しく飲みました。
標高のせいか、いつもよりも酔ったように思います。
夕食は17時15分スタート。2回転のうち1回転目。
カレーとハヤシライス。副菜にらっきょう、福神漬け、パイナップル。
セルフで好きなだけ盛って、外のベンチで火打山を正面に眺めながら美味しくいただきました。お代わりも自由。
個人的にはハヤシのほうが好みでした。
消灯は宿泊用の2・3階は20時。1階は21時です。
満員なので、スペースに余裕はないのですが、布団1枚のスペースがあるので寝返りも可能。なんとか眠ることができました。
翌朝の朝食は中華丼と豚汁。副菜は梅ペーストや紅生姜。
同じように2回転で5時15分から。
ただ、朝食を摂らずに出発する人も多く、夕食に比べて人数は少な目。
中華丼のソースの粘度が高く、喉の通りがいまひとつ。
起きてすぐということもあって、食欲があまり湧きませんでした。
■妙高山
朝食後、6時15分に高谷池ヒュッテを出発。
茶臼山を経由して八角形の屋根の黒沢池ヒュッテに。
妙高山は雲がかかっています。
大倉乗越まで登っていって、長助池を見下ろしながらトラバース。
雪渓を過ぎて長助池分岐となって、ここから山頂に向けて岩稜の急な登り。
同じようなペースで登っていくと、妙高山頂(北峰)に到着。
北峰の下には祠があります。
山名標も北峰にありますが、妙高山の最高地点は妙高大神(南峰)です。
山頂付近は雲が濃くかかっていて、到着時には雨が降っていました。
レインウェアを着こんで、パンを齧って、妙高大神(南峰)を往復しました。
北峰からは往復15分ほどでしたが、多くの方は北峰で下山していました。
■下山
妙高山頂(北峰)から長助池分岐まで下ってから、大倉乗越までは登りとなります。
決して急な登りではありませんが、昨日今日の疲労が積み重なって、足が重くてペースがあがりません。
休憩を小刻みにとりながら、なんとか黒沢池ヒュッテまで戻ってきました。
大倉乗越での休憩中には、一瞬ですが妙高山の雲がとれて山頂を眺めることができました。
黒沢池ヒュッテからは黒沢池の湿原を抜けていきます。
この湿原にも色とりどりの花が咲いていて、美しい景観の中を歩きました。
富士見平分岐からは昨日登ってきた道に合流します。
木道や木階段を長く歩き、十二曲りを経て黒沢橋。
ここでも休憩して、沢のほとりにザックを置いて冷たい水に手を浸しました。
笹ヶ峰登山口には15時25分の到着。
予定では15時前の下山を考えていましたが、昨日から長いコースを歩いたため、下りもペースを上げることができませんでした。
ただ、想定の範囲内の時間で下りることができたので、良かったです。
■まとめ
去年から考えていた火打山・妙高山を、念願かなって登ることができました。
高谷池ヒュッテにも快適に泊まることができ、満足度が高い2日間となりました。
コースが長くてきついので、次は火打山単独で来てみたいと思います。
8月3日(土曜日)の行程は7時間50分。うち休憩1時間05分。17,000歩。
8月4日(日曜日)の行程は9時間10分。うち休憩50分。23,000歩でした。
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