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Yamareco

記録ID: 329594
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

火打山・妙高山(笹ヶ峰登山口〜高谷池ヒュッテ泊)

2013年08月03日(土) 〜 2013年08月04日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
32:18
距離
23.4km
登り
2,134m
下り
2,134m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

2013年8月3日(土曜日)
 0710笹ヶ峰登山口
 0805黒沢橋
 0935富士見平分岐
 1030高谷池ヒュッテ(チェックイン・休憩)1125
 1235ライチョウ平
 1315火打山1355
 1420ライチョウ平
 1500高谷池ヒュッテ到着
 1715夕食

2013年8月4日(日曜日)
 0515朝食
 0615高谷池ヒュッテ出発
 0705黒沢池ヒュッテ
 0725大倉乗越
 0805長助池分岐
 0920妙高山0935
 0950妙高大神
 0955妙高山
 1100長助池分岐
 1145大倉乗越1205
 1225黒沢池ヒュッテ
 1315富士見平分岐
 1430黒沢橋1445
 1525笹ヶ峰登山口
天候 8月3日 曇り/晴れ。
8月4日 曇り/雨。
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
in/out上信越道信濃町インターチェンジ30分。
笹ヶ峰登山口のゲート。登山届・下山届はこちらに。
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笹ヶ峰登山口のゲート。登山届・下山届はこちらに。
最初は沢沿い。何回か渡渉します。
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最初は沢沿い。何回か渡渉します。
木道が整備されていますが、途切れたところに泥濘あり。
木道が整備されていますが、途切れたところに泥濘あり。
グリーンハウス分岐。笹ヶ峰一周歩道はここから右に。火打山は左に進みます。
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グリーンハウス分岐。笹ヶ峰一周歩道はここから右に。火打山は左に進みます。
山頂まで1/9kmの道標。8/9kmの道標まで、8つすべて見つかりました。
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山頂まで1/9kmの道標。8/9kmの道標まで、8つすべて見つかりました。
ブナ林。
黒沢橋。
黒沢橋で渡渉して、黒沢を外れて尾根を登っていきます。
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黒沢橋で渡渉して、黒沢を外れて尾根を登っていきます。
十二曲り。カーブごとに1/12から12/12まで次々に標識が出てきます。20分弱の区間。
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十二曲り。カーブごとに1/12から12/12まで次々に標識が出てきます。20分弱の区間。
ソバナ。
ベニバナイチゴの実。
ベニバナイチゴの実。
オオシラビソ林。
オオシラビソ林。
木の階段。よく整備されていますが、十二曲りの先はとても長い登り。
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木の階段。よく整備されていますが、十二曲りの先はとても長い登り。
ギンリョウソウ。
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ギンリョウソウ。
岩もゴロゴロと。
岩もゴロゴロと。
富士見平分岐。火打方面に進みます。ここから花ばかり、平坦です。
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富士見平分岐。火打方面に進みます。ここから花ばかり、平坦です。
モミジカラマツ。
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モミジカラマツ。
クルマユリ。
キヌガサソウ。立派です。
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キヌガサソウ。立派です。
オニアザミ。
高谷池ヒュッテの三角屋根。
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高谷池ヒュッテの三角屋根。
高谷池。
水場。水量豊富。要煮沸。水温は温めでした。
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水場。水量豊富。要煮沸。水温は温めでした。
コイワカガミ。
ハクサンコザクラとミヤマキンポウゲ。
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ハクサンコザクラとミヤマキンポウゲ。
天狗の庭。ここにもたくさんの花。
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天狗の庭。ここにもたくさんの花。
火打山、池塘、残雪。天狗の庭。
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火打山、池塘、残雪。天狗の庭。
池塘に映る逆さ火打。
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池塘に映る逆さ火打。
コバイケイソウ。
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コバイケイソウ。
天狗の庭の木道。雪渓。
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天狗の庭の木道。雪渓。
ヒメシャジン。
ライチョウ平。
ウサギギク。
ヤマハハコ。
火打山頂。青空。
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火打山頂。青空。
一瞬だけ晴れました。
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一瞬だけ晴れました。
おにぎり@セブンイレブンで昼食。
おにぎり@セブンイレブンで昼食。
見下ろす天狗の庭。
見下ろす天狗の庭。
高谷池。
ヒュッテに戻って、サッポロビール「新潟限定ビイル風味爽快ニシテ」。350mlで500円。缶持ち帰り。
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ヒュッテに戻って、サッポロビール「新潟限定ビイル風味爽快ニシテ」。350mlで500円。缶持ち帰り。
火打山と高谷池。この景色の中で夕食をいただきます。
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火打山と高谷池。この景色の中で夕食をいただきます。
夕食。左側カレー、中央ライス、右側ハヤシ。パイナップルと福神漬け。大変美味しくいただきました。17時15分スタート。セルフでお代わり自由。
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夕食。左側カレー、中央ライス、右側ハヤシ。パイナップルと福神漬け。大変美味しくいただきました。17時15分スタート。セルフでお代わり自由。
翌朝。朝食の中華丼と豚汁。5時15分スタート。
翌朝。朝食の中華丼と豚汁。5時15分スタート。
晴れ間。今日も期待できそうです。
晴れ間。今日も期待できそうです。
朝のキヌガサソウ。
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朝のキヌガサソウ。
茶臼山。眺望はなし。
茶臼山。眺望はなし。
黒沢池ヒュッテ。
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黒沢池ヒュッテ。
三田原山。
黒沢池ヒュッテ分岐。妙高山に向かいます。
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黒沢池ヒュッテ分岐。妙高山に向かいます。
大倉乗越。ここまで登りです。
大倉乗越。ここまで登りです。
妙高山が見えました。雲がかかっています。
妙高山が見えました。雲がかかっています。
雪渓をトラバース。
雪渓をトラバース。
長助池分岐。ここから妙高山に直登します。
長助池分岐。ここから妙高山に直登します。
ミヤマホツツジ。
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ミヤマホツツジ。
妙高山頂(北峰)直下の祠。
妙高山頂(北峰)直下の祠。
妙高山頂(北峰)。ガスが濃かったです。
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妙高山頂(北峰)。ガスが濃かったです。
山頂でレーズンバターロールを齧りました。食べやすいです。雨も降ってきて、レインコートを着込み、ザックカバーをかけました。
山頂でレーズンバターロールを齧りました。食べやすいです。雨も降ってきて、レインコートを着込み、ザックカバーをかけました。
南峰の十合目の看板。妙高大神。
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南峰の十合目の看板。妙高大神。
妙高大神の祠。妙高山最高地点。
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妙高大神の祠。妙高山最高地点。
妙高大神の案内板。ここで引き返します。
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妙高大神の案内板。ここで引き返します。
オオバミゾホオズキ。
オオバミゾホオズキ。
大倉乗越まで戻って休憩中、妙高山頂がうっすら見えました。
大倉乗越まで戻って休憩中、妙高山頂がうっすら見えました。
黒沢池ヒュッテ。八角形です。
黒沢池ヒュッテ。八角形です。
黒沢池の湿原。
木道の周りを花が埋め尽くします。
木道の周りを花が埋め尽くします。
ハクサンフウロ。
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ハクサンフウロ。
黒沢池湿原の外れの沢。
黒沢池湿原の外れの沢。
富士見平分岐。ここから笹ヶ峰までは昨日と同じ道。
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富士見平分岐。ここから笹ヶ峰までは昨日と同じ道。
十二曲り。長い下り。
十二曲り。長い下り。
黒沢の渓流。黒沢橋。水はキンキンに冷たいです。
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黒沢の渓流。黒沢橋。水はキンキンに冷たいです。
黒沢橋。
笹ヶ峰登山口のゲートに到着。
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笹ヶ峰登山口のゲートに到着。

感想

■笹ヶ峰登山口へのアクセス
上信越道信濃町インターチェンジからクルマで笹ヶ峰まで30分。
黒姫高原方面に向かい、杉野沢の集落で妙高高原駅からの県道に合流して、妙高杉ノ原スキー場の脇を走ります。
笹ヶ峰への県道は、幅が狭めだけどきれいに舗装され、ミラーも設置されていて、走りやすいです。
5時30分に到着した笹ヶ峰登山口の駐車場はすでに満車。
県道を挟んで反対側にある「休暇村妙高笹ヶ峰キャンプ場」の駐車場は広くてまだまだ余裕がありました。登山口までは徒歩2分程度です。
トイレ・自動販売機・バス停もこちら側にあります。

■高谷池ヒュッテへ
火打山・妙高山登山道の立派なゲートをくぐって出発します。
登山届や下山届はここにあるポストに提出します。

はじめは沢沿いのブナ林を歩きます。
木道が整備され、登りもなだらかです。
黒沢橋で黒沢を渡ると、沢から離れ尾根を登ります。
まずは十二曲り。ジグザグに登っていくカーブごとに標識があります。
次のカーブまでの距離が短くて、次々に標識を見つけることができます。
20分ほどで十二曲りを通り過ぎ、続いて長い急登となります。
木の階段や木道がしっかり整備されていますが、ところどころ泥濘があります。

40分ほど厳しい登りをこなすと、富士見平分岐に到着。
黒沢池ヒュッテへの道を分け、火打山に向かいます。
富士見平からは平坦なルートとなりますが、細かいアップダウンがあります。
登山道沿いにはたくさんの種類の花が咲いていて、飽きません。

■高谷池ヒュッテ
三角屋根の高谷池ヒュッテに到着。1泊2食7000円です。
チェックインし、指定された今夜のスペースに移動。
今日は満員ですが、完全予約制の山小屋なので、1人につき布団1枚のスペースが確保されています。

高谷池のテント場近くの水場は、水量豊富。ただし、要煮沸。
宿泊者向けには消毒済みの飲料水が用意されています。

■火打山
荷物を置いて45分休憩して、11時25分に火打山へ出発。
まだ12時前で、往復する時間には余裕があるので、花をじっくり眺めながら。
高谷池の湿原から少し登ると、天狗ノ庭の湿原に。
池塘に映る逆さの火打山が美しく、色とりどりの花もきれいです。

天狗ノ庭からは山頂に向けてきつい登り。
朝から長く登っているので、足が疲労していてペースが鈍くなります。
登山道の花は飽きるほど咲いていて、素晴らしい景観です。

火打山頂の広場で昼食休憩。セブンイレブンのおにぎりをいただきました。
山あいは雲がかかって眺望はありませんが、上空には青空が広がります。

天狗ノ庭、高谷池の池塘を見下ろしながら高谷池ヒュッテに戻りました。

■高谷池ヒュッテ
ヒュッテに戻って、サッポロビール「新潟限定ビイル風味爽快ニシテ」。
350mlで500円。空き缶は持ち帰りです。
陽の当たる外のベンチで美味しく飲みました。
標高のせいか、いつもよりも酔ったように思います。

夕食は17時15分スタート。2回転のうち1回転目。
カレーとハヤシライス。副菜にらっきょう、福神漬け、パイナップル。
セルフで好きなだけ盛って、外のベンチで火打山を正面に眺めながら美味しくいただきました。お代わりも自由。
個人的にはハヤシのほうが好みでした。

消灯は宿泊用の2・3階は20時。1階は21時です。
満員なので、スペースに余裕はないのですが、布団1枚のスペースがあるので寝返りも可能。なんとか眠ることができました。

翌朝の朝食は中華丼と豚汁。副菜は梅ペーストや紅生姜。
同じように2回転で5時15分から。
ただ、朝食を摂らずに出発する人も多く、夕食に比べて人数は少な目。
中華丼のソースの粘度が高く、喉の通りがいまひとつ。
起きてすぐということもあって、食欲があまり湧きませんでした。

■妙高山
朝食後、6時15分に高谷池ヒュッテを出発。
茶臼山を経由して八角形の屋根の黒沢池ヒュッテに。
妙高山は雲がかかっています。
大倉乗越まで登っていって、長助池を見下ろしながらトラバース。
雪渓を過ぎて長助池分岐となって、ここから山頂に向けて岩稜の急な登り。
同じようなペースで登っていくと、妙高山頂(北峰)に到着。
北峰の下には祠があります。
山名標も北峰にありますが、妙高山の最高地点は妙高大神(南峰)です。

山頂付近は雲が濃くかかっていて、到着時には雨が降っていました。
レインウェアを着こんで、パンを齧って、妙高大神(南峰)を往復しました。
北峰からは往復15分ほどでしたが、多くの方は北峰で下山していました。

■下山
妙高山頂(北峰)から長助池分岐まで下ってから、大倉乗越までは登りとなります。
決して急な登りではありませんが、昨日今日の疲労が積み重なって、足が重くてペースがあがりません。
休憩を小刻みにとりながら、なんとか黒沢池ヒュッテまで戻ってきました。
大倉乗越での休憩中には、一瞬ですが妙高山の雲がとれて山頂を眺めることができました。

黒沢池ヒュッテからは黒沢池の湿原を抜けていきます。
この湿原にも色とりどりの花が咲いていて、美しい景観の中を歩きました。

富士見平分岐からは昨日登ってきた道に合流します。
木道や木階段を長く歩き、十二曲りを経て黒沢橋。
ここでも休憩して、沢のほとりにザックを置いて冷たい水に手を浸しました。

笹ヶ峰登山口には15時25分の到着。
予定では15時前の下山を考えていましたが、昨日から長いコースを歩いたため、下りもペースを上げることができませんでした。
ただ、想定の範囲内の時間で下りることができたので、良かったです。

■まとめ
去年から考えていた火打山・妙高山を、念願かなって登ることができました。
高谷池ヒュッテにも快適に泊まることができ、満足度が高い2日間となりました。
コースが長くてきついので、次は火打山単独で来てみたいと思います。

8月3日(土曜日)の行程は7時間50分。うち休憩1時間05分。17,000歩。
8月4日(日曜日)の行程は9時間10分。うち休憩50分。23,000歩でした。

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