前穂高岳 奥穂高岳【岳沢 重太郎新道 涸沢】
- GPS
- 56:00
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 2,135m
- 下り
- 2,117m
コースタイム
10:45上高地→14:35岳沢小屋 天狗沢お花畑散策
11日
4:45岳沢小屋→7:25紀美子平7:40→8:12前穂高岳8:40→9:07紀美子平9:22→11:30奥穂高岳12:00→13:00穂高岳山荘13:15→15:30涸沢小屋15:45→17:30本谷橋17:35→18:20横尾18:30→19:15徳沢園
12日
7:30徳沢園→9:00上高地
天候 | 10日:曇り 晴れ 11日:晴れ 12日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
バス:あかんだな駐車場⇔上高地(往復2000円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【上高地〜岳沢小屋 天狗沢お花畑・コブ沢】 *危険箇所は特にありません。 *天狗沢にお花畑があります。第1が10分、第2が30分ほどです。第3もあります。また第1からコブ沢はすぐ。雪渓が残っています。なお、小屋によると雪渓は薄いので立ち入らないようにとのこと。 ◎岳沢小屋:1泊2食=9000円。水無料。予約者は6人部屋の個室でした。とてもきれいで過ごしやすかったです。予約外は談話室にて寝袋泊り。ヘルメット貸出あり(返却は小屋にて)。 【岳沢小屋〜紀美子平(重太郎新道)〜前穂高岳〜奥穂高岳(吊尾根)】 *重太郎新道はクサリ・ハシゴが何ヶ所もあり通行は慎重に。急登ですのでなかなか疲れます。下り利用時は事故が多いようですのでいっそうの注意を。 *前穂高岳へは紀美子平でデポすると便利です。岩場ですので転倒転落、落石には注意を。なお、上り下り同ルートですので混雑時は時間がかかります。 *吊尾根は全般的に通行注意。岐阜県側に落ちないように。 【奥穂高岳〜穂高岳山荘〜ザイテングラート〜涸沢】 *穂高岳山荘手前にクサリ・ハシゴがあります。上り下りとも同ルートで、混雑時は行き違いにかなり時間がかかることがあります。 **ザイテングラートはスリップ注意!8月7日に死亡事故が発生したとのことです。涸沢までの途中に雪渓を横断しますがアイゼンは不要でした。 【涸沢〜横尾〜上高地】 *危険箇所は特にありません。本谷橋手前にやや急な下りがあります。 *涸沢の先に雪渓がありますがアイゼンなしでも大丈夫と思います。 ◎徳沢園:1泊2食=9500円。水無料。お風呂有(シャンプー、ボディーソープあり)。とてもよかったです。ここは井上靖の氷壁の宿で、往時の靖の写真が飾ってありました。ほか高価な調度品が多数。 |
写真
感想
最初は焼岳と西穂高岳のつもりで計画していましたが、2泊3日が可能になったので欲を出しました。天狗沢のお花畑で蝶、重太郎新道で岩登り、前穂と奥穂で絶景、涸沢で雪、徳沢園でディナー+お風呂でさっぱり。さらに、月曜は朝一で上高地を発ち夕方前に帰宅して翌日の仕事もばっちりと、より取り見取りの良いとこどり。なかなかいいじゃないか、うん。
とまあ、そんな目論見でいましたが、難所は長丁場の2日目。一気に登って一気に下る。CTで約11時間。休憩・食事と景色で13時間くらいと踏んでいたのですが、見事に外れてしまい、えらい堪えてしまいました。理由は第一に脚力不足。奥穂までで足がだいぶ疲れてしまい、穂高岳山荘から涸沢までがCTの倍近く。ザイテンを抜けてからが長く、大休憩を挟まざるを得なくなる次第。想定を遥かに上回る遅れでした。第二に渋滞。これほどまでかかるとは…。でも、繁忙期に行ったのですから当然です。甘かった。最後に景色を楽しみすぎました。晴れの日はこれがあります。本当にすごかった。で、つい見とれて長居してしまいました。もっと見たいなら、もっと余裕のあるスケジュールにせよということです。当たり前の事ですね。反省。良いとこどりなりに優先順位をつけましょう、とも言えるかもしれません。
そんなふうに天国と地獄の2日目でしたが、前穂と奥穂で見た絶景は、今でも目に焼き付いています。これはきっと、人生でベスト3に入る山行になることでしょう。山の天気は外れが多いのにどうしたことでしょう、今年の山運を使い果たした!?と、いぶかしがるやら嬉しいやら。仮に運の貯金が底をついたとしても、それでもおつりが返ってくるくらいの山になるはずだと思っています。穂高はとってもいい山でした。
jurakusuiさん、こんばんわ
いや〜、凄いですね
岳沢から、穂高岳山荘、涸沢すっ飛ばして一気に徳澤園まで
まさに、健脚恐るべし
さすがに本谷橋を過ぎる頃からはヘトヘトやったでしょう
盟主・奥穂には、もう20年程ご無沙汰しています
もう一度登っておきたいと思いますが、なかなか踏ん切れなくて・・
pokopenさん、こんばんは
「全ては徳沢園のお風呂のため」をスローガンに歩き続けました〜 (横尾は石けん類NGなので)。さすがにくたくたで、すでにザイテンからなかなか進まない感じでした…覚悟のうえとはいえだいぶ無理をしたと思います
20年前と変わらずに、きっと山はそのままだと思います 良いチャンスが巡ってくるといいですね そのときは絶景が見られることをお祈りしています
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