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Yamareco

記録ID: 336822
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

奥穂高岳・涸沢岳(上高地から)

2013年09月04日(水) 〜 2013年09月07日(土)
 - 拍手
Alzhiker その他1人
GPS
72:45
距離
36.6km
登り
2,002m
下り
2,002m

コースタイム

9月4日
 11:00     上高地
 12:30〜13:15 明神館
 15:00     徳沢園 
9月5日
 08:00     徳沢園出発
 08:50〜09:10 横尾山荘
 12:40〜13:35 涸沢ヒュッテ
 13:50     涸沢小屋着 
9月6日
 05:55     涸沢小屋出発
 08:15     穂高岳山荘着
 08:40     穂高岳山荘発
 09:25     奥穂高岳頂上着
         休憩
 10:15     奥穂高岳下山
 10:50     穂高岳山荘着
         休憩
 11:12     涸沢岳へ
 11:33     涸沢岳山頂着
 11:52     鎖場確認
 12:06     穂高岳山荘着
         昼食
 12:40     下山開始
 15:25     涸沢小屋着
9月7日
 05:55     涸沢小屋発
 07:40     本谷橋
 08:30     横尾
 09:30〜09:50 徳沢
 10:40〜10:55 明神
 11:45     上高地着 
天候 9月4日 雨
9月5日 曇り後雨
9月6日 晴れ
9月7日 曇り後雨
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
シャトルバス・沢渡駐車場
 シャトルバス 往復2,000円 20分間隔で運行 
 駐車場1日 500円
 http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/sawando/
コース状況/
危険箇所等
●道の状況
 ・上高地〜涸沢
   横尾までは平坦な道で危険はなし。
   本谷橋からは本格的な登山道になります。
 ・涸沢〜穂高岳山荘
   ザイテングラートは問題なさそうですが死亡事故が発生しています。注意して歩く必要があります。
   落石にも注意が必要です。
 ・穂高岳山荘〜奥穂高岳
   山荘横の取りつきのハシゴと鎖は斜度があるので注意が必要
 ・穂高岳山荘〜涸沢岳
   山頂までは危険箇所なし。北穂高へ縦走する場合は細心の注意が必要。
●宿泊施設
 ・徳沢園
  http://www.tokusawaen.com/map.html
 ・横尾山荘
  http://www.yokoo-sanso.co.jp/
 ・涸沢小屋
  http://www.karasawagoya.com/
 ・涸沢ヒュッテ
  http://www.karasawa-hyutte.com/
6日
今日は快晴、絶好の山日和です。
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6日
今日は快晴、絶好の山日和です。
涸沢槍がピラミッドのように聳えています。
同室の女性が堅実な足取りでかなり前をのぼっています。
ヘタレ夫婦は亀のように登ります。
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涸沢槍がピラミッドのように聳えています。
同室の女性が堅実な足取りでかなり前をのぼっています。
ヘタレ夫婦は亀のように登ります。
涸沢岳
青く澄んだ空を背景にして山がとてもキレイです!
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涸沢岳
青く澄んだ空を背景にして山がとてもキレイです!
ザイテングラートの鎖場
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ザイテングラートの鎖場
穂高岳山荘まであと20分の表示です。山荘の設備も見えてきました。
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穂高岳山荘まであと20分の表示です。山荘の設備も見えてきました。
北穂高岳
今回は行けないけど次回は行くから!
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北穂高岳
今回は行けないけど次回は行くから!
穂高岳山荘
穂高岳山荘から山頂方向を望む
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穂高岳山荘から山頂方向を望む
涸沢岳と北穂高岳の間に槍ケ岳
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涸沢岳と北穂高岳の間に槍ケ岳
ロバの耳とジャンダルム
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ロバの耳とジャンダルム
山頂の祠と道標が見えてきました
あと少しで到着です!
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山頂の祠と道標が見えてきました
あと少しで到着です!
奥穂高岳山頂の祠
やっと着きました!
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奥穂高岳山頂の祠
やっと着きました!
山座同定盤の奥にジャンダルム
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山座同定盤の奥にジャンダルム
またまた槍ケ岳
槍ケ岳から奥穂高岳への登山道も見えています
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またまた槍ケ岳
槍ケ岳から奥穂高岳への登山道も見えています
雲海に浮かぶ御嶽山
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雲海に浮かぶ御嶽山
南アルプス、北岳・間ノ岳・農鳥
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南アルプス、北岳・間ノ岳・農鳥
前穂高岳と吊尾根
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前穂高岳と吊尾根
危ないから止めたほうがいいよと言ったのにいつの間にか登っちゃってます!
日頃のストレス解消になったようで御機嫌上々、大喜びのようです!
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危ないから止めたほうがいいよと言ったのにいつの間にか登っちゃってます!
日頃のストレス解消になったようで御機嫌上々、大喜びのようです!
黒部五郎、薬師岳、鷲羽岳、水晶岳でしょうか?
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黒部五郎、薬師岳、鷲羽岳、水晶岳でしょうか?
帰路の登山道からの涸沢岳と眼下に穂高岳山荘
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帰路の登山道からの涸沢岳と眼下に穂高岳山荘
穂高岳山荘の物資の運搬作業
近くで見るヘリは大迫力です
登山者は全員山荘内で待機です。
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穂高岳山荘の物資の運搬作業
近くで見るヘリは大迫力です
登山者は全員山荘内で待機です。
まだ時間があるので私は涸沢岳に登ります。
妻は山荘で休憩です。
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まだ時間があるので私は涸沢岳に登ります。
妻は山荘で休憩です。
涸沢岳への登山道
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涸沢岳への登山道
山頂表示が見えてきました。
もうすぐ涸沢岳頂上です!
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山頂表示が見えてきました。
もうすぐ涸沢岳頂上です!
涸沢岳着きました!
登りやすくて拍子抜けです!
しかし、ここから先は難コースです
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涸沢岳着きました!
登りやすくて拍子抜けです!
しかし、ここから先は難コースです
涸沢岳から
涸沢岳から奥穂高岳、ジャンダルムを望む
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涸沢岳から奥穂高岳、ジャンダルムを望む
ロバの耳とジャンダルムのアップ
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ロバの耳とジャンダルムのアップ
写真ではわかりませんが涸沢側は絶壁になって切れ落ちています。
覗き込むと吸い込まれそうです。
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写真ではわかりませんが涸沢側は絶壁になって切れ落ちています。
覗き込むと吸い込まれそうです。
涸沢岳
山頂の表示板が小さく見えてます。
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涸沢岳
山頂の表示板が小さく見えてます。
涸沢岳の斜面と涸沢
遥か下に涸沢ヒュッテが見えます
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涸沢岳の斜面と涸沢
遥か下に涸沢ヒュッテが見えます
ジャンダルムと西穂高岳方面
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ジャンダルムと西穂高岳方面
最初の鎖場を下りた所から上を見たところ
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最初の鎖場を下りた所から上を見たところ
二本目の鎖場
今日はここまでにして戻ります。
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二本目の鎖場
今日はここまでにして戻ります。
山荘まで戻って来ました
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山荘まで戻って来ました
山荘で食事を済ませて下山します
また来るよ!
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山荘で食事を済ませて下山します
また来るよ!
前穂高岳
ここにも行ってみたいですね!
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前穂高岳
ここにも行ってみたいですね!
北穂高岳
コケモモ
常念岳
端正な姿です
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常念岳
端正な姿です
ミヤマキンポウゲ
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ミヤマキンポウゲ
ヨツバシオガマ?
花の色が淡いから別の種類かな?

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ヨツバシオガマ?
花の色が淡いから別の種類かな?

アオノツガザクラ?コツガザクラ?
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アオノツガザクラ?コツガザクラ?
チングルマの穂
アキノキリンソウ
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アキノキリンソウ
イワギキョウ
クロマメノキ
ブルーベリーの仲間ということを聞いたので食べてみたらまだ熟してないので甘くないです。
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クロマメノキ
ブルーベリーの仲間ということを聞いたので食べてみたらまだ熟してないので甘くないです。
帰って来ました。
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帰って来ました。
とりあえずビールです!
実は写真撮る前に飲んでしまってコレは第2弾です
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とりあえずビールです!
実は写真撮る前に飲んでしまってコレは第2弾です
7日早朝の不思議な形のモルゲンロート
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7日早朝の不思議な形のモルゲンロート
早朝の常念岳
山頂付近の色がキレイです
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早朝の常念岳
山頂付近の色がキレイです
下山します。
紅葉の時期にまた来たいですね。
人気の場所なので混むでしょうね!
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紅葉の時期にまた来たいですね。
人気の場所なので混むでしょうね!
5日の屏風岩
前日の雨が屏風岩にキレイな滝を作りました。
帰りに再度確認したら既に消えていました。
雨の後、雪解けの時だけにに出現する滝みたいです。
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5日の屏風岩
前日の雨が屏風岩にキレイな滝を作りました。
帰りに再度確認したら既に消えていました。
雨の後、雪解けの時だけにに出現する滝みたいです。
センジュガンピ
もう一度、屏風岩
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もう一度、屏風岩
横尾大橋
横尾大橋から下流を望む
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横尾大橋から下流を望む
きれいな花
徳沢園
アイスクリームタイム
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徳沢園
アイスクリームタイム
明神館 
ここでもアイスクリームタイム
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明神館 
ここでもアイスクリームタイム
上高地河童橋
上高地まで戻って来ました。食事も済んだので帰ります。
また、来たいです!
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上高地河童橋
上高地まで戻って来ました。食事も済んだので帰ります。
また、来たいです!

感想

上高地から穂高岳に行って来ました。

遅い夏休みを使い余裕のあるスケジュールにして妻と行くことにしました。
行程は、初日は徳沢、2日目は涸沢、3日目は穂高に登り、4日目は帰りということにします。3日目に私は北穂高岳-涸沢岳-奥穂高岳を登り、妻は涸沢周辺のハイキングという計画です。この内容であれば妻にとっても負担が少ないので疲労は少ないはずです

私はほとんど日帰り山行なので3泊4日の行程は今年の最大イベントで楽しみにしていました。
ところが2日目の涸沢へ向かう途中から左膝に痛みが出てきました。やっと肉離れが治ったと思っていたら今度は膝です!
肉離れの時に足をかばって変な歩き方をしたことが膝に負担をかけたのかもしれません。
一難去ってまた一難
年齢を重ねるとあちこち具合の悪いところが出てきて困ってしまいます!
年はとりたくないものです。

膝が痛いからといって涸沢まで来てどこにも登らずに帰るのはツライので、予定を変更して妻と奥穂高岳方面へ行けるところまで行こうということにします。

そして3日目の朝、6時少し前に出発します。
時間には余裕があるので膝に負担をかけないように二人でゆっくり登ります。
今日は快晴でしばらく歩くと前穂、奥穂、涸沢岳、北穂が良く見えてきます。
山岳誌や旅行会社のポスターなどでよく見かけるあの美しい光景が眼前に広がり、来て良かったと心から思えます。

そして不思議なことに今日は膝も快調で、痛みはほとんどありません。
なんとか普通に歩くことができてザイテングラートをクリアして穂高岳山荘まで登ることができました。妻も大丈夫そうなので山頂まで行くことにします。

山頂へは穂高岳山荘横の取り付き部分の鎖とハシゴを慎重に登れば後は危険なところはなく頂上に着きます。

山頂の景色は雲海が高い位置にあるので見えない山もありますが、それでも素晴らい光景で、山に詳しい年配の方にいろいろと教えていただき山座同定をしているとアッという間に時間が過ぎてしまいました。

しばらくしてから下山を始めますが膝の調子がまずまずなので穂高岳山荘から涸沢岳に登ることにします。妻は山荘で休憩です。
山頂は目と鼻の先なので20分ほどで着きます。ここから見える奥穂、ジャンダルムも迫力があり素晴らしいですし、山頂から覗き込む涸沢の景色も絶景です。せっかく奥穂に登るなら涸沢岳もセットで登ることをお勧めしたいです。

今回は予定のルートは歩けませんでした。そのことは残念ですが、うれしいこともありました。
翌日上高地への下山中、私ではなく妻の膝が突然痛み出しました。当然歩くペースが落ちます。その時下山中の方から鎮痛剤を2錠いただき、これを飲んで症状が消えて無事に下山することができました。この方は家族で登山しているようで看護師さんでした。
本当にありがたいことで、感謝の気持ちで一杯になりました。

また、同室の方との山の話も楽しかったですし、深夜の星空も素晴らしかったです。天の川を見るのは久しぶりで、満天の星というのはこういうのを言うんでしょうね。

穂高岳、魅力のある山です。この山域にはまた是非来たいと思います。


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コメント

奥穂高登頂おめでとうございます‼
奥穂高に行かれたんですね。レコ楽しく拝見させて頂きました。

奥様の奥穂高頂上の写真、拝見しているこちらまで嬉しくなってきます

膝痛、鎮痛剤が効いてほんと良かったです。

最近、週末天気が悪かったり用事で気持ちが萎えていましたが、このレコでまた行きたい気持ちが湧いてきました。

とても素敵なレコ、ありがとうございます‼
次回のレコも楽しみにしています。
2013/9/11 4:45
行って来ました!
奥穂高岳に行ってきました。
shadow1100さんの行った西穂から奥穂の稜線とジャンダルムを見てきました。

今回、予定のルートは歩けなかったですがそれでも穂高岳は素晴らしかったですね!妻もすっかり涸沢が気に入ったようです。
私も帰って来てから日を追うごとにもう一度行きたいという思いが募ってきます。

>このレコでまた行きたい気持ちが湧いてきました
それはよかった! またハードなルートのレコを楽しみにしています。
でも、十分気をつけて行ってきて下さい
2013/9/11 23:04
お疲れさまでした!
おかえりなさい!
天気は半分半分ですかね。
のんびりと奥様との山行、羨ましい限りです
小生ももう少し年齢を重ねた時の楽しみに穂高連峰はとっておきます

でも素敵な景色がいっぱいですね
2013/9/12 21:39
穂高いい所でした‼
天気は奥穂高に登る日だけ快晴で、ほかの日は必ず雨の時間帯がありました。
そういうことではとてもツイてました。
景色も涸沢から仰ぎ見る穂高連峰は迫力があってとても素晴らしかったです‼

妻もすっかり気に入ったようで帰って来てから旅行会社のパンフをもらってきて「涸沢の紅葉は素敵らしい!」と毎日私に聞こえるようにつぶやいてます。

mi88nさんも奥様と一緒に行ってみては?
奥様が喜ばれることは間違いありませんよ
2013/9/13 2:19
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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