上高地。新宿からの夜行バスは満員であまり眠れなかった。
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7/23 5:30
上高地。新宿からの夜行バスは満員であまり眠れなかった。
たぶん前穂東壁かな?いつか登ってみたい。
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7/23 7:21
たぶん前穂東壁かな?いつか登ってみたい。
水俣乗越。ここまで5時間半。相当飛ばしてきた。
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7/23 10:59
水俣乗越。ここまで5時間半。相当飛ばしてきた。
クソみたいなザレ場を下る。というかザラしながら降りる。
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7/23 11:16
クソみたいなザレ場を下る。というかザラしながら降りる。
せ、雪渓!?そんなのあるの!?季節のせいか?ルートを間違えた可能性もあるが、とにかく左岸にトラバース。傾斜もそこそこあるのでまあまあ緊張した。
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7/23 11:37
せ、雪渓!?そんなのあるの!?季節のせいか?ルートを間違えた可能性もあるが、とにかく左岸にトラバース。傾斜もそこそこあるのでまあまあ緊張した。
左岸に来ると、なんとなく踏み跡がある。雪渓が切れるまではこっちが正解か。
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7/23 11:47
左岸に来ると、なんとなく踏み跡がある。雪渓が切れるまではこっちが正解か。
これが今回登る北鎌尾根。
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7/23 11:54
これが今回登る北鎌尾根。
沢下りが続く。最初は枯れ沢だったのが、そのうちほんとに川になる。川辺で石の上をぴょんぴょん跳ねる子供みたいに降りる。600m降りるのはさすがに飽きる。
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7/23 12:15
沢下りが続く。最初は枯れ沢だったのが、そのうちほんとに川になる。川辺で石の上をぴょんぴょん跳ねる子供みたいに降りる。600m降りるのはさすがに飽きる。
北鎌沢出合。ここからコルめがけて600m登る。下った分返してほしい。
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7/23 12:48
北鎌沢出合。ここからコルめがけて600m登る。下った分返してほしい。
右俣分岐。水量的には左俣が本流のようだが、行くのは当然右俣。右俣は枯れているようなので、ここで腹一杯水を飲んで給水する。
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7/23 13:05
右俣分岐。水量的には左俣が本流のようだが、行くのは当然右俣。右俣は枯れているようなので、ここで腹一杯水を飲んで給水する。
右俣を真っ直ぐ登る。ゴツゴツしてハイステップがちになるので結構疲れる。
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7/23 13:12
右俣を真っ直ぐ登る。ゴツゴツしてハイステップがちになるので結構疲れる。
よく見るとちょろちょろ水が出ている。季節や雨量にもよるのだろうけど、結構上部のほうでも出ていた。見かけるたびに飲む。
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7/23 13:17
よく見るとちょろちょろ水が出ている。季節や雨量にもよるのだろうけど、結構上部のほうでも出ていた。見かけるたびに飲む。
あと少し!あと少しが長い!着いたと思ったらまたコルが現れる的な偽ピーク現象ならぬ偽コル現象が現れる。
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7/23 14:29
あと少し!あと少しが長い!着いたと思ったらまたコルが現れる的な偽ピーク現象ならぬ偽コル現象が現れる。
上高地〜北鎌のコルまで約9時間半。普通はツェルトなんだろうけど、俺は集中豪雨だろうと台風だろうと快適に寝たいのでダブルウォールを持参。全荷物かついで10時間上り下りできる体力があればなんでもいいと思う。
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7/23 15:09
上高地〜北鎌のコルまで約9時間半。普通はツェルトなんだろうけど、俺は集中豪雨だろうと台風だろうと快適に寝たいのでダブルウォールを持参。全荷物かついで10時間上り下りできる体力があればなんでもいいと思う。
張り終えてすぐに天気が怪しくなる。夜はなんだかんだ豪雨と小雨を繰り返した。バスで眠れなかった分、ぐっすりだよ!
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7/23 15:16
張り終えてすぐに天気が怪しくなる。夜はなんだかんだ豪雨と小雨を繰り返した。バスで眠れなかった分、ぐっすりだよ!
朝3時には出る。暗すぎてコルでてすぐで迷うが、それ以外は暗くてもいける。
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7/24 3:35
朝3時には出る。暗すぎてコルでてすぐで迷うが、それ以外は暗くてもいける。
朝焼けの独標。想像してたよりもデカい。これは独標って名付けてもいい存在感。
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7/24 4:57
朝焼けの独標。想像してたよりもデカい。これは独標って名付けてもいい存在感。
直登しようと思ったが、ちょっとこの荷物しょってフリーで行けそうな難易度にはみえなかった。小川山グレードで5.10aくらいありそうな感じ。大人しくお助けロープをトラバース。これロープなかったら全北鎌尾根中最大の難所だと思う。あっても怖いけど。
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7/24 5:13
直登しようと思ったが、ちょっとこの荷物しょってフリーで行けそうな難易度にはみえなかった。小川山グレードで5.10aくらいありそうな感じ。大人しくお助けロープをトラバース。これロープなかったら全北鎌尾根中最大の難所だと思う。あっても怖いけど。
バンドが見える。素直に従う。
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7/24 5:16
バンドが見える。素直に従う。
有名な逆コの字。下にステップがあるので、くぐる必要もないし、ハイハイする必要もない。
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7/24 5:23
有名な逆コの字。下にステップがあるので、くぐる必要もないし、ハイハイする必要もない。
逆コの字すぎてすぐのここを直登。岩の弱点を探しながら登る。
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7/24 5:24
逆コの字すぎてすぐのここを直登。岩の弱点を探しながら登る。
独標より。案外簡単に登れる。下りは懸垂かと思いきや、普通にフリーでクライムダウンできる。こういう岩場において、クライムダウンの技術は必須。普通にクライムダウンできる自信がなければ懸垂するしかないと思うが、支点は見当たらなかった。
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7/24 5:43
独標より。案外簡単に登れる。下りは懸垂かと思いきや、普通にフリーでクライムダウンできる。こういう岩場において、クライムダウンの技術は必須。普通にクライムダウンできる自信がなければ懸垂するしかないと思うが、支点は見当たらなかった。
途中のピークにいる猿。p11〜12あたりかな?猿だらけでそこら中にうんこが落ちている。気をつけながら進む。この辺はルーファイも一番シビアだった。とにかく稜線通しを意識する。
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7/24 6:41
途中のピークにいる猿。p11〜12あたりかな?猿だらけでそこら中にうんこが落ちている。気をつけながら進む。この辺はルーファイも一番シビアだった。とにかく稜線通しを意識する。
p14あたり。もうこの辺からは稜線しか歩かない。巻き道はどれもザレていて危ない。稜線通しが一番安心できる。
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7/24 8:00
p14あたり。もうこの辺からは稜線しか歩かない。巻き道はどれもザレていて危ない。稜線通しが一番安心できる。
p15より。槍が近づいてきた!ザ・北鎌尾根の写真。
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7/24 8:13
p15より。槍が近づいてきた!ザ・北鎌尾根の写真。
振り返って一枚。独標は存在感ある。
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7/24 8:16
振り返って一枚。独標は存在感ある。
p15にあるわかりづらい看板。言われなくても頑張る。
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7/24 8:26
p15にあるわかりづらい看板。言われなくても頑張る。
ここからデカい岩をゴツゴツ登っていく。まあまあ疲れる。
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7/24 9:00
ここからデカい岩をゴツゴツ登っていく。まあまあ疲れる。
直下まで来たら、もうどこを登っても行けそうに見えた。自分のレベルで登れそうなところを探す。俺はここが気に入った。直下のチムニーが、ザック背負ってフリーで登るにはやや緊張感のある難易度。でもここまで来てる登山者はみんな心拍数も適度にあがり、アドレナリンも出ているはずなので、本来の力を発揮できるので行ける。冷静に考えるとロープ出してもいいレベル。
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7/24 9:35
直下まで来たら、もうどこを登っても行けそうに見えた。自分のレベルで登れそうなところを探す。俺はここが気に入った。直下のチムニーが、ザック背負ってフリーで登るにはやや緊張感のある難易度。でもここまで来てる登山者はみんな心拍数も適度にあがり、アドレナリンも出ているはずなので、本来の力を発揮できるので行ける。冷静に考えるとロープ出してもいいレベル。
また途中に看板。
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7/24 9:41
また途中に看板。
登るとケルンがあったりして、少しホッとする自分がいる。でもこれ落石したら危なくない?
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7/24 9:42
登るとケルンがあったりして、少しホッとする自分がいる。でもこれ落石したら危なくない?
実工ってなに?下には残置ザックもある。道中には他にも残置がいくつかあったが、ほとんどは冬薔薇のものだった。生きてるならはよ取りに来い。
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7/24 9:45
実工ってなに?下には残置ザックもある。道中には他にも残置がいくつかあったが、ほとんどは冬薔薇のものだった。生きてるならはよ取りに来い。
北鎌のコルから7時間でピークハント!みんなから拍手?なかったよそんなの!!!みんな登った達成感に浸ってたり写真の順番待ちしてたりで、誰もみてなかったよ!!!でもちょうど写真撮影してた若い子に話しかけられたから、拍手10人分として受け取っておいた。
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7/24 10:01
北鎌のコルから7時間でピークハント!みんなから拍手?なかったよそんなの!!!みんな登った達成感に浸ってたり写真の順番待ちしてたりで、誰もみてなかったよ!!!でもちょうど写真撮影してた若い子に話しかけられたから、拍手10人分として受け取っておいた。
槍ヶ岳、また会う日まで……。次は厳冬期北鎌尾根?いやいやまだ死にたくはない……。
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7/24 10:37
槍ヶ岳、また会う日まで……。次は厳冬期北鎌尾根?いやいやまだ死にたくはない……。
時間に余裕があったのでババ平まで降りてテン泊。翌日はテントを乾かしてゆっくり上高地まで下山。
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7/25 8:07
時間に余裕があったのでババ平まで降りてテン泊。翌日はテントを乾かしてゆっくり上高地まで下山。
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