新穂高から黒部ダムへ（赤牛岳、読売新道）

2021年09月17日(金) 〜 2021年09月20日(月)

• GPS: 26:30
• 距離: 44.4km
• 登り: 4,356m
• 下り: 4,200m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:10
• 休憩: 0:21
• 合計: 7:31

6:18 新穂高登山口
7:18 7:19 わさび平小屋
7:38 7:38 小池新道入口
8:16 8:16 秩父沢出合
8:28 8:28 チボ岩
8:44 8:44 イタドリが原
9:08 9:08 シシウドヶ原
9:46 9:47 鏡池
9:54 10:11 鏡平山荘
10:55 10:56 弓折乗越
11:08 11:08 花見平
11:23 11:23 くろゆりベンチ
11:47 11:47 双六池
11:51 11:52 双六小屋
12:08 12:08 双六岳巻道分岐
13:22 13:22 三俣峠
13:49 三俣山荘

2日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

13:49 三俣山荘

3日目

• 山行: 8:50
• 休憩: 2:26
• 合計: 11:16

3:48 三俣山荘
5:10 5:58 鷲羽岳
6:17 6:18 ワリモ岳
6:29 6:31 ワリモ北分岐
7:00 7:34 水晶小屋
8:06 8:16 水晶岳
9:03 9:05 温泉沢ノ頭
10:01 10:01 南赤牛岳
10:35 11:24 赤牛岳
15:04 奥黒部ヒュッテ

4日目

• 山行: 5:09
• 休憩: 1:33
• 合計: 6:42

7:06 奥黒部ヒュッテ
8:53 10:09 平ノ渡場・仮設
12:52 13:09 ロッジくろよん
13:35 13:35 黒部湖駅
13:41 13:41 黒部ダム
13:48 黒部ダム駅

新穂高〜わさび平小屋はGPSログ取得失敗。
二日目は三俣山荘で終日停滞。

天候

初日 曇りのち雨
二日目 （停滞）
三日目 晴れ
四日目 晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

〔前日〕
名古屋から京都へ移動（新幹線 出張帰りの人多し）
京都 22:35 - 05:50 新穂高（近鉄バス 夜行3列席 空いていた）

〔下山後〕
黒部ダム14:05 - 14:21 扇沢 （アルペンルート 観光客多し）
扇沢 14:35 - 15:10 信濃大町駅（アルピコ交通 同上）
信濃大町 16:34 - 17:30 松本 17:52 - 20:05 名古屋（大糸線普通、特急しなの号 指定席は50%くらい）

コース状況／危険箇所等

〔小池新道〕
整備され歩き易い。

〔双六小屋〜巻道〜三俣山荘〜水晶小屋〕
歩き易い。

〔水晶小屋〜赤牛岳〕
所々で岩場あり。踏み跡薄い箇所あり。

〔読売新道〕
赤牛〜6/8 一部ザレ斜面あり。
6/8〜3/8 樹林帯、泥濘などあり。
3/8〜奥黒部ヒュッテ 難しいところは無いが疲労に気をつける。

〔奥黒部ヒュッテ〜黒部ダム〕
平の渡しの運行時間を確認のこと。
斜面や崖を通した、ほぼ水平な道だが梯子での高巻き下巻きが多数あり。

その他周辺情報

下山後、信濃大町駅近くの七倉荘旅館で日帰り風呂
駅の蕎麦屋で遅めの昼飯、付近でお土産購入。松本駅で駅弁購入。

写真

夜行バス。大阪から乗車が2,3人、京都から自分ひとり。
三俣まで向かうのは自分ひとり。。
新穂高では、バスはロープウェイ駅に停まるので、トイレは車内で済ませておくか、登山口指導所まで少し戻らねばならない。

9/17 13:44

三俣峠でぽつりときて、カッパ上だけ羽織って小屋へ急ぐ

9/17 14:46

山荘到着したら、小屋番さんが面のベンチやテーブルに風対策をしているところだった。
チェックインして、さっそくカフェタイム。

9/17 14:46

雨戸締められた

9/17 16:52

寝床。以前宿泊時から内装が綺麗になり、変わっていた（コロナ対策もあると思われる）

9/17 17:00

夕食は定番の鹿肉シチュー♪

9/18 5:30

朝食は5:30から。ほかの数人の宿泊者は素泊りだったらしく、私一人だけでなんだか申し訳ない…。

9/18 10:10

霧雨状だけど雨止まず。終日引き籠もり。

9/18 10:10

鷲羽岳にかかるガスが上がったり下がったりしていた。
この日に到着する人が多かった。

9/18 11:19

初めての小屋停滞。
映画見たり、持参本や小屋の本を読んだりして過ごした。
お昼になったので、食堂へ。

9/18 11:36

去年のクラウドファンディングの返礼で頂いた珈琲チケットを利用。使われたのはまだ4枚目だとか。

9/18 15:07

お八つの時間。
食べるのが唯一の楽しみなのか？笑

9/18 15:44

黒部の山賊でお馴染みの、鬼サこと鬼窪猟師へのインタビュー本。昔の山事情、鉱山のこととか歴史、知らないことが多く語られていた。

9/18 16:44

連泊したので、シチューの他にフライも選べた夕食

9/18 17:47

食後、ようやく青空が…と言ってももう夕暮れ。

9/18 18:00

斬九郎を冷や（常温）で

9/19 4:25

三日目。夜明け前から行動開始。きれいな薄明の時。

9/19 5:04

鷲羽岳でマジックアワーへ。

9/19 5:18

北鎌尾根のシルエットはやはりかっこいい。
歩きたいとは思わないが。

9/19 5:18

9/19 5:24

鷲羽池と槍

9/19 5:32

三日目にしてやっと太陽！

9/19 6:46

日の出を見届けたら北上開始。

9/19 7:03

水晶小屋でひと休み。お客さんは出払ったのかとても静か。

9/19 7:04

三俣で包んでもらったお弁当を頂きます

9/19 7:36

まずは水晶岳へ

9/19 8:09

9/19 8:10

赤牛岳をロックオンするも、
…ここから遠かった

9/19 9:00

温泉沢の頭

9/19 9:00

薬師岳

9/19 9:08

赤牛岳が少し近付いた

9/19 10:02

黒部湖だ！

9/19 10:37

赤牛岳到着。
いやー遠かった。

9/19 11:35

読売新道へ。
いきなりザレ場。

9/19 12:08

メルヘンな森林限界上部

9/19 12:12

この先は樹林帯。
しかしなんで分母が8なのか。。

9/19 12:35

5/8チップスってのがあったな

9/19 12:56

やっと半分

9/19 12:57

今日は、やっと、が多い

9/19 13:26

足元のグチャグチャな所がだいたい終わった。
まだ安心できないが。

9/19 14:26

終わりが見えてきた。

9/19 15:02

9/19 15:05

岩に張り付く大蛇のよう。
小屋はすぐそこ。

9/19 15:07

奥黒部ヒュッテ到着！

9/19 17:47

9/19 17:52

カレーなる夕食。
お風呂（洗濯機も）もあってありがたい。

9/20 5:39

朝食

9/20 6:50

10時台の渡し船に合わせて、遅めの出発。
船の始発は6時台にあるが、暗い時間に水平歩道のような道を歩かねばならなさそうなので見送り。
6時のは針ノ木谷の避難小屋、10時の渡し船はたぶん、黒部ダムからの始発に合わせてあるんだろうな。

9/20 6:52

テント場

9/20 7:09

東沢の橋

9/20 8:53

時刻表

9/20 10:06

元々あった船着き場が崩れてしまったらしく、木造の階段を伝って乗船。
定員は10人ほど。あふれた場合は連続で往復してくれる。

9/20 11:33

平の小屋からもひたすら湖岸を歩く

9/20 12:05

すぐそこにロッジくろよんが見えるが、谷を回り込んでいかなければならない…。
この辺から電波通じたのかな？

9/20 12:56

ロッジくろよん。
スタッフさんの昼休み時間だったらしく、期待していた売店やフロントは閉鎖。発電機も止まり自販機も停止…トイレのみ利用。その代わり更に15分も歩けばガルベ乗り場の売店がある。
ここからダムまでは舗装路。

9/20 13:19

吊り橋見えたらダムはすぐそこ

9/20 13:25

ハサイダー補給

9/20 13:40

黒部ダムの観光放水。初めて見た。
グリーンシーズンにここに来たのは初めて（笑

9/20 13:44

9/20 15:04

アルペンルートの途中区間の切符と、扇沢から信濃大町へのバスの切符は現金払いのみだった。

9/20 15:10

七倉荘でお風呂を借ります。
温泉ではないけれど、立地的に乗り換え時間を効果的に使えるし、ありがたい。

9/20 16:11

駅そば

9/20 16:13

9/20 16:27

大糸線

9/20 16:35

山に持って行くのを忘れたレッドブル。
信濃大町は構内に売店の無い駅だが、ホームの自販機で購入。ちなみに谷川岳の水も売ってた（北アルプスではない）。

9/20 17:42

松本駅で乗り換え。
JR東海の特急券も「えきねっと」で購入、指定席券売機にバーコードを読ませて発券できるようになっていて、めちゃ便利になった。

9/20 18:05

居酒屋しなの開店

撮影機器：

RICOH GR III リコー

感想

まるよ

四連休の真ん中に台風が来る予定、ならば山小屋で沈澱してやり過ごせば良いじゃないか。やまでのんびりしたい。。と言うことで企画決行。
乗り鉄欲も満たされ充実の山行だった。

ほとんど無言の旅だったが、読売新道ではいろいろ悪態が出たのと、奥黒部ヒュッテで友人に遭遇、を介して同じ方向のパーティと仲良くさせてもらい、最後は饒舌に下山。

真夏の小池新道はしんどいイメージがあるが、気候的にちょうどよく軽快に上がれた。鏡平のメロンシロップにソーダアイスかけのカキ氷も良かった。

鷲羽岳で迎えた夜明けは今年一番ではないかというほど美しかった。鷲羽岳は何度きてもいい。
遠い赤牛岳が近付くにつれ、槍が遠くになってゆき、歩いた距離を実感させられた。たいへんな道程だが一度はやる価値はあると思う。