記録ID: 435293
全員に公開
積雪期ピークハント／縦走
尾瀬・奥利根
【残雪の尾瀬 至仏山＆景鶴山】 鳩待峠〜至仏山〜山ノ鼻〜見晴（幕営）〜景鶴山
2014年04月26日(土) 〜
2014年04月27日(日)
りきまる
その他1人 - GPS
- 19:51
- 距離
- 36.5km
- 登り
- 1,651m
- 下り
- 1,670m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
4月26日(土) 鳩待峠〜至仏山〜山ノ鼻〜見晴キャンプ場（幕営）
鳩待峠至仏山登山口07:05→(途中15分休憩)→08:40オヤマ沢田代09:02→09:50至仏山10:30→11:52山ノ鼻（至仏山荘）12:30→14:04竜宮小屋14:40→15:16見晴キャンプ場（幕営）
4月27日(日) 見晴〜景鶴山〜見晴(テント撤収)〜山ノ鼻〜鳩待峠
見晴キャンプ場04:25→東電尾瀬橋04:42→尾根鞍部05:07→06:36与作岳06:43→07:25景鶴山07:45→与作岳08:25→東電尾瀬橋09:37→10:04見晴(テント撤収＆昼食)11:20→13:20山ノ鼻13:55→15:38鳩待峠
鳩待峠至仏山登山口07:05→(途中15分休憩)→08:40オヤマ沢田代09:02→09:50至仏山10:30→11:52山ノ鼻（至仏山荘）12:30→14:04竜宮小屋14:40→15:16見晴キャンプ場（幕営）
4月27日(日) 見晴〜景鶴山〜見晴(テント撤収)〜山ノ鼻〜鳩待峠
見晴キャンプ場04:25→東電尾瀬橋04:42→尾根鞍部05:07→06:36与作岳06:43→07:25景鶴山07:45→与作岳08:25→東電尾瀬橋09:37→10:04見晴(テント撤収＆昼食)11:20→13:20山ノ鼻13:55→15:38鳩待峠
| 天候 | ・ 2日間とも快晴。至仏山の山頂は微風。それ以外はほぼ無風。日が昇ってからは，真夏のような暑さとなり，薄手長袖シャツのみで行動していました。 ・ 見晴から山ノ鼻への帰路は，太陽光を正面に浴び，暑さとの戦いでした。サングラスと日焼け止めは必携です。 ・ なお，見晴キャンプ場での夜間の気温は，テント内で摂氏零度前後。シュラフはナンガオーロラ450DXを使用しましたが，寒さを感ずること無く快適に眠ることができました。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・ 第一駐車場から鳩待峠までは，乗り合いタクシー(マイクロバス)で一人930円でした。 ・ なお，下山の乗り合いタクシーは，鳩待峠発の最終時刻が16:30となっています。その時間までに鳩待峠に到着しないと，車道を長い時間歩くことになりますので，ご注意を。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆ コース全般について ・ 12本爪アイゼン，ワカン，ピッケル，ダブルストックの装備で歩きましたが，結局，すべてツボ足で歩き通し，アイゼンを装着しなければならない場面はありませんでした。ワカンも使用せず。景鶴山の山頂直下の下りのみ，念のためピッケルを使用。雪の状態も良く，踏み抜きは至仏山を下山するとき，木の階段の手前で一部あったのみ。 ・ 尾瀬ヶ原の縦断は，予想以上に長く，ツボ足での歩行では，時間がかかりました。特に注意したいのは，強烈な日差しへの対応でしょうか。サングラスと日焼け止めは必携です。さらに，暑さ対策として，スポーツドリンクやアミノバイタルなどが有効でしょう。 ◆ 鳩待峠〜オヤマノ田代〜至仏山 ・ 標高1,591�辰糧径堝修�ら，標高2,228�辰了衒�山までの標高差は，637�叩２篤擦任離魁璽好織ぅ爐蓮ぬ�3時間です。 ・ 駐車場の奥にある至仏山登山口を07:05に出発。雪は比較的締まっており，踏み抜くことも無くツボ足で歩けました。ピッケルを持ち出すような急な斜面はありません。 ・ 途中，1,867�辰離圈璽�を過ぎたあたりから，至仏山と小至仏山が目の前に見えます。重荷で調子が出ないとぼさんを待ち，ここで15分ほど休憩。素晴らしい天気です。 ・ オヤマノ田代には，08:40に到着。ここでも遅れているとぼさんを待ち，15分の休憩をとりました。休憩していると，登山者が次々に登って行きます。山スキーを履いた方やスノーボードを担いで登っている登山者が多くいて，さすがBCの山だと実感します。 ・ オヤマノ田代を過ぎると傾斜が緩み，小至仏山や至仏山を望みながらの登りとなります。小至仏山は山頂をとおらず，東斜面をトラバース。尾瀬ヶ原や燧ヶ岳，明日登る景鶴山などを望みながらの気持ちよい登りが楽しめました。 ・ 至仏山の山頂には，09:50に到着しました。靄で霞んではいるものの，尾瀬ヶ原の先には燧ヶ岳が存在感たっぷりに聳えています。北に目を向ければ，岩稜の先に岳ヶ倉山，ススヶ峰，赤倉岳。奥には真っ白な平ヶ岳。右端に，明日登る景鶴山。 快晴微風の絶好の登山日和に山頂に立てたことを神様に感謝です。 ・ 時間はたっぷりあるので，ここで持ってきた缶ビールを残雪に突っ込み，お昼ご飯の準備です。そうこうしているうちに，とぼさんも到着。二人で祝杯を挙げ，40分も休憩してしまいました。 ◆ 至仏山〜山ノ鼻 ・ 至仏山の山頂は，10:30に下り始めました。至仏山から山ノ鼻への下りルートは，この時期のみ歩くのが許されているもので，私も初めて歩きました。正面に尾瀬ヶ原と燧ヶ岳を望みながらの，贅沢な眺めが楽しめます。 ・ 途中，雪が解けて木の階段を歩くところがあるものの，大半は残雪歩きです。階段手前のところで，踏み抜きも一部有りましたが，全体的には，適度なクッションの快適な残雪の下りでした。 ・ 快調に下って山ノ鼻の至仏山登山口には，11:42に到着。さらに10分ほどで，山ノ鼻の至仏山荘です。風も無く，強烈な太陽を浴びて大汗をかいたので，飲み物を求めて小屋の食堂へ。なんとジョッキの生ビールを売っていました。一杯800円なり。ここでもまた「カンパーイ！」。 ◆ 山ノ鼻〜見晴キャンプ場 ・ 山ノ鼻を12:30に出発です。この先は，雪原の尾瀬ヶ原を見晴エリアまで縦断する，約7�劼猟垢な發�となります。 ・ 歩き出しは，とても感動しました。広々とした雪原の中，歩いているのはほんのわずかの登山者のみ。人気の尾瀬とは，とても信じられないような静かな景観が続いていました。正面には堂々とした姿の燧ヶ岳が素晴らしい。振り返れば，雪を頂いた優美な姿の至仏山。 なんという贅沢な空間と時間だろうか。ここは自らの足で歩く者だけに許された，天国のような空間でした。 ・ しかし，長いです。ところどころ橋を渡る以外，同じようなシーンがずっと続きます。ビールの影響か，ここで，とぼさんが大幅にペースダウン。 ・ 途中途中で待つものの，次第に距離が離れます。重荷が堪えているようです。先に竜宮小屋に到着してから20分ほどして，ようやくとぼさんが到着。でも，今日は見晴キャンプ場まで，残りあとわずか。のんびり行きましょう。 ・ 結局，コースタイム1時間45分のところ，1時間ほどオーバーして，見晴キャンプ場に到着です。キャンプの受付は燧小屋にて，一人800円。缶ビールはロング缶が600円でした。トイレはきれいな水洗式で，洗面所付き。しかも夜間は照明あり。ただ，残念なことに，脇の見晴休憩所はまだ閉鎖されていました。ここで宴会を予定していたので，残念。でも翌日の昼間，テント撤収時には関係者がドアを開けていたので，まもなく使用できそうです。 ・ 遅れて到着したとぼさんは，かなりお疲れのようだったので，私はテントを設営後，一人で明日登るルートの下見に行きました。まずは沼尻川（只見川）を渡る東電尾瀬橋の確認です。雪原を笹山方面目指して直進すると，トレースがありました。このトレースを追い，しばらく歩くと，尾瀬橋が見えてきました。キャンプ場からは，約20分弱。 ・ さらに，尾瀬橋を渡り，笹山の東側を回り込んで尾根の鞍部に上がるトレースを探します。すると，目的の方向にはっきりとしたトレースを発見。これで明日の景鶴山登山も不安解消です。 ・ 午後4時過ぎにテン場に戻り，早速，宴会開始。本日のメインメニューは，「鶏鍋」。白菜，ニンジン，ネギ，椎茸，シメジ，エノキ，豆腐，春雨に，30分ほど塩麹で寝かせた鶏肉とホタテフレーク缶，味の素の「鶏だし・うま塩鍋キューブ」を加えて出来上がり。純米酒の熱燗に良く合いました。シメはうどんで，おなかいっぱい。 ・ 日暮れと共に，気温が急速に下がりましたが，それでも，テント内の気温は零度前後。それほど寒くはなく，持参した薄手のダウンジャケットは出番なし。シュラフはナンガオーロラ450DXを使用しましたが，寒さを感ずること無く快適に眠ることができました。 ◆ 見晴〜景鶴山〜見晴 ・ 翌朝は午前3時半に起床。上空には星がきらめいていて，今日も晴天です。昨日食べ残した，消費期限切れのオニギリを味噌汁と一緒に胃に流し込んで，朝食としました。 ・ 日帰り装備の軽いザックを担ぎ，テン場を04:25に出発。まだ暗い雪原を進むと，やはり景鶴山を目指しているらしい二人連れが先を歩いていました。尾瀬橋を渡ったところで，挨拶を交わし，昨日確認した，尾根鞍部ルートへと進みます。トレースは明瞭で，迷うことはありませんでした。 ・ 景鶴山へ登る一般的なルートは，東電小屋の裏手から笹山に登り，そこから尾根を縦走するのですが，今回のルートは，笹山に登らず，東側の斜面から取り付いて尾根に合流するショートカットルートです。このルートは，昨年5月にshigetoshiさんが登られたレポを参考にさせて頂きました。http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-294416.html shigetoshiさん，ありがとうございました。 ・ さて，尾根に合流してからも，急な登りが続きますが，鞍部から150�辰曚鰭弦發魏圓阿函て輿魁ぅ謄鵐箸�張れそうな平坦な場所に出ます。この先で，ようやく目指す景鶴山の山頂が望めるようになります。 ・ でも，与作岳への登りはまだ続きます。それほど急斜面ではありませんが，だらだらとした斜面をツボ足＆ダブルストックで登りました。アイゼンの必要性は感じませんでした。 踏み抜きもありません。雪の状態は良好でした。 ・ 与作岳の山頂には，06:36に到着しました。テン場をスタートしてから2時間10分ほどかかりました。この山頂手前で，とぼさんを待っているとき，竜宮小屋を午前4時に登り始めたという登山者に追い越されました。彼が，本日最初の景鶴山登頂者です。私が2番目，とぼさんが3番目でした。 ・ 与作岳の山頂からは，目の前に景鶴山が望めます。そしてその左手には真っ白な至仏山の優美な姿。とても素晴らしい眺めでした。 ・ 与作岳から少し下り，鞍部から登り返す急斜面に取り付くと，景鶴山はすぐそこ。山頂直下のナイフリッジも比較的雪がしっかりしていたので，ツボ足＆ダブルストックのまま登ることができました。ナイフリッジを過ぎても，少しいやらしい急で狭い登りがありますが，そこを過ぎると，景鶴山の山頂に到着です。時刻は07:25。テン場からちょうど3時間かかりました。 ・ 山頂からの眺めは，予想以上に素晴らしいものでした。まさに，尾瀬の展望台と呼ぶにふさわしい眺めです。至仏山〜尾瀬ヶ原〜燧ヶ岳が手に取るように望めます。また，北側には，真っ白な山頂の平ヶ岳がすぐ目の前。驚きました。本当に登ってきて良かった。 ・ 写真を撮っていると，ほどなく，とぼさんが到着。お互いに写真を撮り合い，20分ほどのんびり休憩です。水分とエネルギーを補給し，07:45に下山開始。下りはバランス確保のため，ストックをしまい，ピッケルを使いました。 ・ 山頂を下り始めると，登山者が次々に登ってきます。人気の山ですね。残雪の時期にのみ登れる300名山なので，この時期に登る方がたくさんいるようです。ナイフリッジでは登り優先で慎重にすれ違います。快晴の天気に，皆さん嬉しそう。挨拶にも力がこもっている感じです。 ・ すれ違いに時間がかかりましたが，40分ほどで与作岳に到着。ここからは，下りが続くので快調に飛ばしました。途中，たくさんの登山者とすれ違いましたが，中には，ガイドに連れられた18名の団体もいました。本当に，人気の山ですね。 ・ 東電尾瀬橋を09:37に通過し，見晴のテン場には10:04に到着しました。往復5時間40分ほどでした。このあとテントを撤収し，檜枝岐小屋でカレーライス(900円)を食べたのですが，これが思いの外，おいしかった。油で炒めたピーマンとナスがトッピングされており，カレーにとても合いました。オススメですよ。 ◆ 見晴〜山ノ鼻〜鳩待峠 ・ 見晴を11:20に出発。カレーを食べて元気が出てきたので，長い湿原歩きも順調に歩けました。とぼさんも重荷に負けず，頑張って歩いています。でも，正面から浴びる太陽の光は強烈でした。まるで真夏のような暑さ。しかも無風です。サングラスと日焼け止めは必携です。 ・ 13:20に山ノ鼻に到着。暑いので，ここでもビールです。私がビールで一息ついていると，ほどなく，とぼさんも到着。とぼさんは運転手なので，残念ながらビールは飲めません。ごめんね，我慢して。 ・ 山ノ鼻を13:55に出発。鳩待峠までの最後の登りにかかります。ここでとぼさんのペースが急速にダウン。やはり暑さと重荷が堪えているようです。16:30に最終便が出てしまうので，あせりましたが，なんとか，15:38に鳩待峠に到着しました。とぼさん，お疲れ様。 |
写真
鳩待峠の登山口にある駐車場（駐車場は，この手前の方が広いです）。至仏山への登山口は，この奥にあります。
さらに20分ほど登ったところから振り返ると，日光白根山が望めました。
至仏山の山頂や，尾瀬ヶ原，明日登る予定の景鶴山まで見えてきました。
15分ほどで，とぼさんが到着。久しぶりのテン泊装備で苦しそう。
岩稜の先には，岳ヶ倉山，ススヶ峰，赤倉岳。奥には真っ白な平ヶ岳。右端に，明日登る景鶴山。
赤倉岳から矢種山へと続く稜線の奥には，越後三山から巻機山へと続く真っ白な稜線が望めます。
至仏山の山頂には，たくさんの登山者。皆，素晴らしい天気にニコニコ顔です。
山スキーヤーやスノーボーダーがたくさんいました。ここから滑り降りるのは，気持ちよさそうですね。10:30に下山開始です。
雪が溶けて水たまりになっているところ。雪解けが進むと，このあとは注意が必要ですね。登山靴よりも長靴のほうが良いかも。
14:04 竜宮小屋に到着。ここで遅れている，とぼさんを待ちます。
14:40 竜宮小屋を出発。あとは，今夜のテン場，見晴キャンプ場を目指すのみ。
テントは，我々を含めわずか5張り。このあと一組到着しましたが，結局この日は6張りでした。とても静かで快適でした。
右がトイレ棟。夜間も照明がつく，きれいな水洗トイレと洗面所完備です。左は休憩所。休憩所はまだ閉鎖されていましたが，翌日には開放に向けて作業が始まりました。
4/26 15:37
右がトイレ棟。夜間も照明がつく，きれいな水洗トイレと洗面所完備です。左は休憩所。休憩所はまだ閉鎖されていましたが，翌日には開放に向けて作業が始まりました。
とぼさんが疲れているようなので，一人で翌日の登山ルートの確認に行きました。美しい燧ヶ岳の姿。
雪原に立つダケカンバと沼尻川の流れの組み合わせが，何とも言えず良い感じでした。
キャンプ場への戻りでも，燧ヶ岳を眺めてしまいます。素晴らしい山容ですね。
尾瀬ヶ原の雪原を歩く二人連れ。このあと聞いたところ，我々と同じように，明日，景鶴山に登るため，事前にルート確認をしていたとのことでした。
4/26 16:09
尾瀬ヶ原の雪原を歩く二人連れ。このあと聞いたところ，我々と同じように，明日，景鶴山に登るため，事前にルート確認をしていたとのことでした。
晩ご飯は，鶏鍋。白菜，ニンジン，ネギ，椎茸，シメジ，エノキ，豆腐，春雨に，30分ほど塩麹で寝かせた鶏肉とホタテフレーク缶，味の素の「鶏だし・うま塩鍋キューブ」を加えて出来上がり。純米酒の熱燗に良く合いました。シメはうどんで，おなかいっぱい。
3
4/26 16:57
晩ご飯は，鶏鍋。白菜，ニンジン，ネギ，椎茸，シメジ，エノキ，豆腐，春雨に，30分ほど塩麹で寝かせた鶏肉とホタテフレーク缶，味の素の「鶏だし・うま塩鍋キューブ」を加えて出来上がり。純米酒の熱燗に良く合いました。シメはうどんで，おなかいっぱい。
翌朝は，テン場を04:25に出発。景鶴山を目指し，雪原を進むと，すでに二人の登山者が，先を歩いていました。
東電尾瀬橋を渡る。階段が凍結していて転びそうになりました。要注意。
山頂手前のナイフリッジ。雪がしっかりしていたので，ノーアイゼン＆ストックで問題なく登れました。
07:25 景鶴山の山頂に到着。見晴キャンプ場から3時間ちょうどでした。
山頂から，至仏山を望む。尾瀬ヶ原から見ると，それほど目立たない山ですが，展望の素晴らしい山頂でした。
山頂直下を下る，とぼさん。雪が緩んでいて，崩れやすいので，後ろ向きで降りています。
ナイフリッジを登る登山者。このあと，続々と登ってきました。人気の山ですね。
ダケカンバやシラビソ，コメツガなど美しい樹相の森の中を歩きます。
09:37 東電尾瀬橋に到着。橋のたもとのダケカンバがカッコイイ。
テント撤収のあとは，腹ごしらえです。檜枝岐小屋の喫茶営業がありがたい。
小屋のカレーライス900円。カレー自体は普通の味ですが，トッピングされていた，ピーマンとなすがとてもカレーに合っていて美味でした。疲れた体に元気をもらいました。オススメです。
1
4/27 11:10
小屋のカレーライス900円。カレー自体は普通の味ですが，トッピングされていた，ピーマンとなすがとてもカレーに合っていて美味でした。疲れた体に元気をもらいました。オススメです。
明日，景鶴山を目指すというグループとすれ違いました。登山ルートの状況を伝えたところ，とても感謝されました。
ビールを飲んでいると，とぼさんが到着。とぼさんは運転手なので，ビールは飲めません。ごめんね，我慢して。
撮影機器：
感想
・ 残雪期の尾瀬を楽しもうと，1泊2日のテント山行に行ってきました。この山行のメインの目標は，残雪期でないと登れない日本300名山のひとつ「景鶴山」への登頂と，同じく残雪期のみ歩くことが許される，至仏山から尾瀬ヶ原への下山ルート踏破でした。
・ 幸い，二日間とも素晴らしい快晴に恵まれ，とても満足度の高い山行となりました。ただ，あまりに天気が良くて，尾瀬ヶ原の縦断は暑くてたまりませんでした。強烈な太陽光から肌や目を守る注意も必要ですね。
・ 今回同行して頂いた「とぼさん」には，クルマの提供や運転，会計などすべての面でお世話になりました。入山から下山するまで，何かとお世話頂き，この場を借りて御礼申し上げます。
・ それにしても，景鶴山の山頂からの眺めは素晴らしかったです。尾瀬ヶ原から望むと，その山頂は山並みのひとつのピークに過ぎないような感じですが，実際に山頂に立ってみて，まさに「尾瀬の展望台」という言葉がぴったりでした。ぐるりと尾瀬を見渡せる，絶好の場所ですね。人気のほども頷けるというものです。
・ また，尾瀬ヶ原の南北縦断は，実は初めての経験でしたが，雪原となった尾瀬の景色は新鮮そのもの。ハイカーの混雑など見られず，人気の尾瀬とは，とても信じられないような静かで広々した素晴らしい景観に魅了されました。またいつか，再訪したいと思いました。
・ 見晴キャンプ場でのテント泊も初めての経験でした。何度か，立ち寄ったことはあるものの，利用者が多くてなかなか泊まれずにいましたが，この時期ならではの静かで満足度の高い幕営ができました。本当は，ちょっと内緒にしておきたいほど。
・ いずれにしても，ゴールデンウィークの尾瀬は，本当の山好きのみが訪れる，穴場のシーズンだと実感しました。またいつか，今度は尾瀬沼キャンプ場などをターゲットに，テン泊＆登山を楽しみたいと思います。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：1494人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
至仏山の最新記録
期間限定ルートで残雪の至仏山を楽しむ！
2024年05月05日 (日帰り) [B]
至仏山・・・残雪期・・・
2024年05月05日 (日帰り) [C]
シリセード三昧🎵残雪期の至仏山☃️
2024年05月04日 (日帰り) [A]
🏔残雪期至仏山🏔
2024年05月04日 (日帰り) [B]
残雪の至仏山～遥かな尾瀬へ
2024年05月04日 (日帰り) [B]
景鶴山の最新記録
景鶴山_鳩待峠から
2024年05月02日 [B]
【2024GWは尾瀬♪残雪期限定の景鶴山＆至仏山】
2024年04月28日 [S]
景鶴山【ぐんま百、三百】竜宮小屋泊
2024年04月27日 [A]
三百名山 景鶴山 2004m 難とか登頂
2024年04月27日 (日帰り) [B]
至仏山
2024年04月27日 (日帰り) [B]
与作岳の最新記録
景鶴山_鳩待峠から
2024年05月02日 [B]
景鶴山敗退で与作岳まで
2024年04月29日 (日帰り) [S]
尾瀬・与作岳（景鶴山断念…）
2024年04月28日 [C]
【2024GWは尾瀬♪残雪期限定の景鶴山＆至仏山】
2024年04月28日 [S]
景鶴山【ぐんま百、三百】竜宮小屋泊
2024年04月27日 [A]
rikimaruさん こんばんは
東電尾瀬橋でトレースの偵察中に会った者です、橋を右に鞍部目指してと教えて戴き有難うございました。東電小屋の裏を探したのですがトレースはまだ時期が早かったのか見つかりませんでした。まあ笹山を登れば良いと思っていたので、助かりました。帰りはヨッピ橋経由で帰ったので少しだけ前を歩いていたようです。
yumesoufさん，書き込みありがとうございます。
26日の夕方，尾瀬橋でお会いしましたね。覚えています。本文でも書いた，shigetoshiさんのルート図をプリントアウトして持ち歩いていて，お二人にお見せしましたが，参考になってなによりでした。
翌日の景鶴山では，私たちがナイフリッジを下ろうとしていたとき，お会いしたような気がします。また，山ノ鼻でも，近くで休憩されていたようですね。
精力的に登山をされていらっしゃるようで，頭が下がります。
また，どこかの山でお会いできることを祈っています。ではでは。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する