記録ID: 43764
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
後立山連峰(唐松岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳)
2009年08月02日(日) 〜
2009年08月04日(火)
tsuruta5
その他2人
- GPS
- 54:56
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 3,422m
- 下り
- 2,740m
コースタイム
8/2(日) 八方バスターミナル6:40-- 八方尾根ゴンドラリフト八方駅7:10--- 兎平7:25--- 黒菱平7:35--- 八方池山荘7:45--- 八方山ケルン8:15--- 第三ケルン8:30--- 丸山ケルン10:00--- 唐松岳頂上山荘10:50--- 唐松岳11:20--- 唐松竹頂上山荘12:50--- 牛首--- 大黒岳--- 白岳--- 五竜山荘14:50
8/3(月) 五竜山荘4:50--- 五竜岳6:15--- 北尾根の頭8:55--- 口ノ沢のコル9:15--- キレット小屋10:35--- 八峰キレット--- 吊尾12:00--- 鹿島槍ヶ岳北峰12:15--- 鹿島槍ヶ岳南峰13:20--- 布引岳--- 14:45--- 冷池山荘15:35
8/4(火) 冷池山荘7:00--- 冷乗越7:10--- 爺ヶ岳中央峰8:15--- 爺ヶ岳南峰9:00--- 種池山荘10:25--- 石畳--- 一枚岩--- ケルン12:20--- モミジ坂--- 柏原新道登山口13:10--- 扇沢バスターミナル13:30
8/3(月) 五竜山荘4:50--- 五竜岳6:15--- 北尾根の頭8:55--- 口ノ沢のコル9:15--- キレット小屋10:35--- 八峰キレット--- 吊尾12:00--- 鹿島槍ヶ岳北峰12:15--- 鹿島槍ヶ岳南峰13:20--- 布引岳--- 14:45--- 冷池山荘15:35
8/4(火) 冷池山荘7:00--- 冷乗越7:10--- 爺ヶ岳中央峰8:15--- 爺ヶ岳南峰9:00--- 種池山荘10:25--- 石畳--- 一枚岩--- ケルン12:20--- モミジ坂--- 柏原新道登山口13:10--- 扇沢バスターミナル13:30
天候 | 8/2 雨 8/3 晴れ 8/4 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
夜行バスの「さわやか信州号」(ほぼ満席)で八方バスターミナルに早朝到着。 あいにく雨天のため,スパッツ・カッパを着用し,リュックカバーをつけて出発。 八方アルペンライン,乗車券1,400円,手回り品切符10kg以上の場合400円。ゴンドラ,リフトを乗り継いで一気に高度を上げる。リフトの下には沢山の高山植物が咲き競っていた。植物に名札があり親切である。 小雨降り,霧がかかる中,不帰ノ𡸴が眼前に,厳しい山であることが窺える。唐松岳をめざすが頂上山荘に着くまで姿が見えず,道のりが遠く長く感じた。 愛用のカメラをスーパーの袋で覆いながら登山道脇の花や景色を撮影しながら登ったが,カメラにトラブルが発生し撮影不能となってしまった。この後は,娘のカメラに助けられ記録を残すことができた。 雨と冷えで手がかじかんでしまい,手袋をつけるのに苦労した。 難所の「牛首の岩場」露岩帯で鎖場が続く,雨に濡れ滑りやすいので慎重に鎖を頼って進んだ。剱岳のカニの横ばいより不安を感じた。どこが大黒岳なのか最低鞍部がどこなのか,はっきりしないまま通過した。やっとの思いで五竜山荘に到着できた。 早朝,御来光を求め遅まきながら4時50分五竜山荘を出発。天気は昨日とは打って変わり最高,気をせかしながら高度を上げるにつれ,雲海の先に輝きが増してくる。雲海から頭を出す北信五岳,八ヶ岳の山々,富士山までも見られた。五竜岳,剱岳,立山が朝日を浴びて輝き出す,素晴らしい光景である。その場を離れずにひとしきり見惚れてしまった。 ついに五竜岳登頂。雲に邪魔されることなく360度の大展望に感動・感激。先に進むのがもったいないので頂上でゆっくりと朝食をとる。登山者が入れ代わり立ち代わりやってきて,そそくさと写真を撮って帰って行った。 次に鹿島槍ヶ岳をめざして出発。険しい岩場の連続,キレット小屋を通過し八峰キレットへ。昨日とは違い天気がよいので鎖場も岩場も安心して通過できた。 鹿島槍ヶ岳北峰を登るが,この頃より雲が上がってきて山々を消し去る。少し急ぎ,鹿島槍ヶ岳南峰をめざす。冷池山荘にリュックを置いて登頂してくる人がいてビックリした。 冷池山荘への道のりは長く感じた。途中のお花畑に咲く花々に癒された。 三日目の日程は余裕があるので出発は,ゆっくりと7時。爺ヶ岳中央峰に登る。雲はかなり出てきたが,遠く穂高,槍ヶ岳が望め,針ノ木岳,立山,剱岳等々と見られた。南峰に登る頃には鹿島槍ヶ岳が顔を出すこともあったが雲が広がり始め残念であった。 花畑も広がる種池山荘への道。途中3回目の登山道での親鳥と4羽の子ども雷鳥との出会いがあった。そっと近づいてもなかなか道を譲ってくれず閉口した。 柏原新道は,ひたすら下る下山道。足下を見つめながら,疲れもあってか自然と無口になり下山した。 登山口から扇沢バスターミナルまで一般道を登る。温泉でもあればいいのにと思いつつ。 帰りも「さわやか信州号」で新宿に向かう。火曜日なのですいていると思ったが,ほぼ満席であった。 |
写真
撮影機器:
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4128人
コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜 [4日]
扇沢−種池−爺ヶ岳ー冷池ー布引山−鹿島槍ヶ岳−八峰キレット−五竜岳−唐松岳−不帰ノキレット−白馬岳−栂池
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
初めまして。
8月2日に、唐松岳を日帰りで登って来ました。
貴殿より少し遅く登ったようです。
後立山連邦を狙っているのですが、
連休を取れないため、何度かに分けて登るつもりです。
次回、8月14日〜15日に、鹿島槍ヶ岳か五竜岳のどちらかを行きたいと思っています。
参考のために覗かせていただきました。
花には、それほど詳しくないのですが、
たくさん掲載された花の写真で、
緑色の花(67分の40)の写真は、
ハクサンタイゲキかと思います。
掲載されたコバイケイソウ、
私も同じのを撮ってきました。
tenmouと申します。
昨日tsuruta5さんの全く逆のコースで登ってきました。
逆からだとこう見えるのかと、とても参考になりました。
剱岳や立山を見ながらの稜線歩きは最高ですね!
牛首では、「これは唐松から来ると下が見えて嫌だろな〜
」と思いました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する