花の宝庫！雪倉岳―朝日岳縦走（栂池In蓮華温泉0ut）

2022年07月24日(日) 〜 2022年07月26日(火)

• GPS: 17:37
• 距離: 29.9km
• 登り: 2,369m
• 下り: 2,739m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:33
• 休憩: 0:04
• 合計: 3:37

12:50 栂池自然公園駅
14:27 14:27 風吹大池方面分岐
15:41 15:45 乗鞍岳
16:27 白馬大池山荘

2日目

• 山行: 10:18
• 休憩: 0:34
• 合計: 10:52

4:02 白馬大池山荘
5:12 5:12 船越の頭
5:24 5:35 小蓮華山
7:07 7:20 三国境
7:47 7:47 鉱山道分岐
10:00 10:10 雪倉岳
13:20 13:20 水平道分岐
14:54 朝日小屋

3日目

• 山行: 8:12
• 休憩: 0:18
• 合計: 8:30

4:02 朝日小屋
5:24 5:30 朝日岳
6:05 6:10 吹上のコル
8:03 8:10 五輪高原
12:32 蓮華温泉

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

新宿より往復ツアーバス

コース状況／危険箇所等

〜雪倉岳〜朝日岳〜　は残雪残る。大部分はステップが作られ、つぼ足・ストック（当然キャップは外す）でOKだが、朝が冷え込んだ翌日はアイスバーン状態も有り軽アイゼン持参が無難。

その他周辺情報

蓮華温泉。露天風呂もあり最高

写真

7/24 12:47

栂池ロープウエイを降り、いよいよ白馬大池目指し山行開始です。

7/24 14:29

最初の急登を乗り切り天狗原湿原へ。まずはイワイチョウ。

7/24 14:30

ヤマハハコ、タカネヤハズハハコでも無いし、
何でしょうか？

7/24 14:31

キンコウカ。2,000mを越える高層湿原（天狗原）でも見れました。

7/24 14:31

イワショウブの開花前？

7/24 14:31

これがイワショウブ

7/24 15:28

白馬乗鞍岳への登り。雪渓が見え始めました。

7/24 15:42

白馬乗鞍岳へ

7/24 15:43

小蓮華山が見えて来た！

7/24 16:16

白馬大池が近い

7/24 16:17

湿地にはイワイチョウ

7/24 16:27

白馬大池山荘到着！　16:27着　山荘前には登山客が
沢山。

7/24 16:27

山荘の受付待ちや、テン泊者。この日は山荘やテン場も満室でした。

7/24 17:55

明朝まず目指す小蓮華山へのルートです。

7/24 17:57

山荘前は花いっぱい。まずはチングルマ。

7/24 17:58

ハクサンコザクラ

7/24 17:58

壮観です

7/24 17:59

チングルマも足元に沢山

7/24 18:25

ミヤマキンポウゲ

7/24 17:59

ガスが降りて来た。

7/25 4:52

翌早朝4時、先ずは小蓮華山目指して出発。白馬大池を見下ろして。

7/25 5:02

今日は雪倉岳を経て朝日小屋がゴール。その遠い稜線です。

7/25 5:10

雲海が目の下に

7/25 5:10

山の日の出は何時も感動ものですね。

7/25 5:11

富士山が八ヶ岳越しに見えた！と、誰かが・・・。

7/25 5:11

その左手、群馬・信州の山々。

7/25 5:12

陽も上がり、白馬方面の山々が。

7/25 5:12

今日歩く稜線です。まだまだ遠い・・・

7/25 5:13

花筒内には毛は見当たらず、したがってイワギキョウ。

7/25 5:21

ヤマハハコ

7/25 5:21

ハクサンフウロも

7/25 5:21

ミヤマアキノキリンソウ？　がもう顔を出している。

7/25 5:22

白馬の左手、杓子岳、白馬鑓ヶ岳方面が良く見えるように成りました。

7/25 5:22

その左手奥には、五竜岳、鹿島槍ヶ岳。

7/25 5:22

オオハナウド？

7/25 5:23

ハクサンシャジン

7/25 5:23

こちらは未だ開ききっていないハクサンシャジン。

7/25 5:23

クルマユリ

7/25 5:24

癒されるねー！

7/25 5:24

杓子岳、鑓ヶ岳がドーンと。

7/25 5:25

小蓮華山が近づいた！　だいぶ前、NHKの朝ドラ「坂の上の雲」（司馬遼太郎）のエンディングシーンに使われた風景です。今日は雲の形が良くないが。

7/25 5:43

気持ちの良い稜線歩きが続きます。

7/25 5:54

イブキジャコウソウは沢山見られた。

7/25 5:54

タカネナデシコ

7/25 5:55

ミヤマアズマギク

7/25 6:15

何となく、目が行った光景

7/25 6:16

ミヤマダイモンジソウ

7/25 6:16

7/25 6:17

7/25 6:17

タカネヤハズハハコ。中にハクサンフウロ

7/25 6:18

ミヤマダイモンジソウ

7/25 6:20

小蓮華山　到着！

7/25 6:22

雪倉岳への稜線。朝日小屋までは　まだまだ・・・。

7/25 6:22

雪倉岳の下に、小さく、避難小屋が見えた。

7/25 6:25

さあー、次は三国境を目指して再出発！

7/25 6:36

ミヤマダイコンソウ？

7/25 7:07

三国境到着です。

7/25 7:16

足元には、イワギキョウとイワツメグサ

7/25 7:22

ミネズオウも

7/25 7:28

イワギキョウ

7/25 7:45

タカネバラ。　これより綺麗なこの花を何度か見かけたが、チームのペースの中で撮れたのは、構図の悪いこの一枚だけ。

7/25 7:47

鉱山道分岐へ到着。右は蓮華温泉方面。今日は真っ直ぐ雪倉岳・朝日小屋方面へ。

7/25 7:53

黄色い花。キバナコマノツメでは無い？

7/25 7:53

見たかった！　ミヤマムラサキ

7/25 8:21

ミヤマホツツジ

7/25 8:33

ハクサンコザクラが絵になる風景です。

7/25 8:34

クローズアップ！

7/25 8:34

アオノツガザクラ

7/25 8:35

チングルマがいっぱい！

7/25 8:45

タカネシオガマ

7/25 8:46

クモマミミナグサ。　白馬近辺の固有種だそうです。花弁の先が二裂。

7/25 8:46

こちらは普通のミミナグサ。

7/25 8:47

タカネシオガマ

7/25 8:51

？

7/25 8:53

クロトウヒレン（蕾）

7/25 8:54

タテヤマウツボグサ

7/25 8:54

シロバナハクサンシャジン

7/25 8:57

今回見たかったNo.1、　タカネコウリンカ ！

7/25 8:57

トラノオにオオハナウド？　判らないが、彩りが綺麗。

7/25 8:59

こちらも

7/25 8:58

シコタンソウが群生していました。

7/25 9:32

ウルップソウが未だ残っていた。
シロウマタンポポと連れだって・・・。

7/25 9:32

ハクサンチドリ

7/25 9:54

キバナコマノツメ

7/25 10:03

雪倉岳踏破です。

7/25 10:21

ムラサキタカネアオヤギソウ

7/25 10:21

ヨツバシオガマ

7/25 10:22

クモマミミナグサ

7/25 10:23

ホサバツメクサ

7/25 10:23

岩場の小さな花が多いですね。　

7/25 10:43

ミヤマアケボノソウ。今回見たかった2番目の花です。

7/25 10:45

クローズアップ。どなたか「男装の麗人」とか言われていましたね。

7/25 10:44

遠く、岩の上に雷鳥3羽発見。この写真では見づらいですが。

7/25 10:51

ニッコウキスゲ咲く風景

7/25 10:51

山道の脇にも

7/25 10:52

クロトウヒレン

7/25 11:00

ムシトリスミレ。ただし、スミレ科では無い食虫植物だそうです。

7/25 11:01

ウサギギク

7/25 11:03

ギボウシ

7/25 11:04

クロトウヒレン

7/25 11:05

何となく撮ったが判りません。
ミヤマムラサキとタカネアオヤギソウでは
無いし・・・。

7/25 11:07

ミネウスユキソウ

7/26 5:26

朝日岳山頂踏破です。

7/26 6:07

今日は天気予報では昼頃から雨。蓮華温泉までは降らないで、願いつつ・・・。

8/7 14:12

ハクサンイチゲ

8/7 13:08

シナノキンバイ

7/26 8:20

ユキワリソウ。ハクサンコザクラに比し、色は薄目、花弁の頭の切れ込みも浅い。大きさもやや小さめ。

8/7 13:04

これも珍しい花！　オオサクラソウ。

8/7 11:51

ヒオウギアヤメ。北海道と本州は中部以北の高山に咲くアヤメ。

一般のアヤメが草地に咲くが、これは湿地を好む。

撮影機器：

D50 ニコン

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

matsutakesan

憧れの花の雪倉岳ー朝日岳。本当は単独で、じっくり山行したい山でしたが、今は高齢で、万一を考えると周囲に迷惑かける。それではと、M旅行社のツアーに参加しました。
　結果的にはこれが正解で、親切なガイド氏とスタッフ氏の二人の下で、大きなトラブルも無く、快適な山行を楽しめました。一つ驚いたことは、参加者10名、一人が60歳半ば以外、全員70歳代、M3名、W7名（私が最高齢）の高齢者集団！
全員、山のキャリアは、かなりのベテランと見たが、齢を考えると、私と同様、ツアーが安全と考えたのでしょう。　幸い体力的には脱落する人も無く、一貫したペースで最後まで終えることが出来ました。
　ただ、敢えてマイナスの面を言えば、チーム山行であり、三日間とも、そこそこタイトな行程なので、写真撮りで、あまりペースを乱せないこと。休憩時間か、立ち一服の時ぐらいしか、撮れにくい。　その為、今回の画像はじっくり撮れず、ボケが多い。ご容赦下さい。
また、見た花は、上の事情で半分も紹介できていません。サンカヨウ、キヌガサソウ・・・等々。
　それからもう一つ、私が失敗した事。今回、雪渓を10ヶ所近く通過しましたが、殆んどが、ストックと、つぼ足で問題ありませんでした。（ほとんどがステップ有り）　ただ1カ所、最終日に軽アイゼンを使用しました。
いざ、使用開始ということで、バックからアイゼン（6本爪）を取り出してみると、固定用のバンドが折れていたのです。それも左右両側とも。
私の軽アイゼンは約8年前購入し、年1，2回使用し、3年前を最後に以降、使っていませんでした。事前に靴に装着し確認したつもりでしたが
バンド（硬質ゴム？製）の劣化まで見抜きませんでした。　ザックに収納する時点では、少なくとも外観的には問題なかったので、前の3日間、パッキングをした時、上から収納品を押さえ込んだため、圧力で折れたと推定しています。ガイド氏は、古いアイゼンのバンドは目に見えない、内部の劣化が有るので注意が必要とのこと。幸い、緊急用のしっかりした短い紐を数本持参していましたので、それで応急的に靴に固定、事無きを得ました。
それで少々の時間ロスを作り、メンバーにご迷惑をかけました。皆さんはこう言う不注意は無いと思いますが、念のた紹介しました。