西穂高岳〜ジャンダルム〜奥穂高岳縦走
長野県
岐阜県
pump0919
その他1人 - GPS
- 112:00
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 959m
- 下り
- 1,816m
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- 山行
- 1:12
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 1:17
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 16:44
- 合計
- 24:58
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:25
| 天候 | 初日（12日）新穂高温泉に向かう時からかなりな雨。 西穂山荘到着後の夕刻より雨が止み、時折晴れ間も見える。 2日目（13日）縦走本番日。朝より晴れ。 3日目（14日）明朝曇り→霧雨→雨。上高地付近でようやく晴れ。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
駐車場は鍋平駐車場（無料）第2ロープウェイ駅まで徒歩15分程。 帰路は上高地バスターミナルよりタクシー（5人相乗り）で鍋平駐車場まで 10,500円。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
この縦走路は『登山経験が豊富なエキスパートのみが挑める縦走路』のふれこみ通り、難所続きのロングコース。約10時間を集中力を切らすことなく歩ける強靭な体力と集中力を要す。また、岩場がほとんどなのでルート判断・3点支持等のテクニックが無いとかなり困難な山行となる。 天候判断も重要！基本的に雨天は無理。岩場は濡れて滑るし逆走スラブで岩が濡れてる状態を想像しただけでゾッとする。また風が強いと細い切り立った岩場の稜線だと滑落の危険もあり。西穂高山頂での最終判断が生死の境目になる事を肝に免じないといけないと思います。 |
| その他周辺情報 | 帰り途中にある『ひがくの湯』（岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾442−7）で汗を流せます。（大人700円）歯磨き・ひげそり・湿布が無料サービスなのがうれしい。芸能人や俳優も多数訪れてます。（写真・色紙多数） |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
テンションだだ下がりの中でとりあえず西穂山荘に行ってみます。
確かこの向こうに憧れのジャンダルムが見えるはず。
憧れの頂きです。
今回もいつもの相棒と一緒です（笑）
頂上には何人かの人が見えます。
とんがり頭が特徴です。
ロバの耳の下り。名前とは裏腹にメッチャ怖い個所多数！
鎖に捕まりながらも足場が無かったり、シューズが岩場の隙間に入り込み崖途中で抜けなくなって冷や汗かいたり。。。
6
名前とは裏腹にメッチャ怖い個所多数！
鎖に捕まりながらも足場が無かったり、シューズが岩場の隙間に入り込み崖途中で抜けなくなって冷や汗かいたり。。。
切り立ったナイフリッジの細い稜線。
もう足元しか怖くて見れません。。。（大泣）
ここも素敵なテント場です。見あげると穂高連峰が壮大に見えます。
朝一で上高地からきた登山者で賑わってます。
感想
今回の山行に同行してくれた友人がかねてから憧れていた今回の西穂〜ジャンダルム〜奥穂への縦走。その友人の影響を受けたかして自分もいつしかジャンダルムの魅力に魅せられてしまった。
夜に奈良を出発して新穂高温泉に向かうときから既に雨。ロープウェイの駐車場に着いてスマホで天気をチェック。一縷の望みがあるかも知れないとのことで西穂山荘へ向かう。道中ずっと雨でテンションダダ下がり。一瞬の雨の隙間を縫ってテントを設営した後は、ずっと山小屋で過ごす。そこに昨日から雨で足止めをくってる素敵な山男2名様と山ガール3人娘と意気投合して合流。ずっとお酒を飲みながら過ごせて退屈せずに済みました。聞けば山男2名は同じ年なのが判明。明日、同じルートを歩くとのことで成功を祈り奥穂山荘での再会を願い固い握手をして就寝。山ガール3人娘は翌日は下山との事。
そして縦走アタック当日。心配した天気も奇跡的に回復。朝3時45分にいざ出発！
西穂高独標〜西穂高岳主峰までは順調。西穂高岳の下りから強烈な場面の繰り返しでまったく息つく間もない。このルートはほとんど鎖やハシゴ等のアイテムが無く、頼れるのは自分自身の判断で足を掛け、手のホールドを探すことの繰り返し。緊張の連続が原因か空気の乾燥が原因なのか分からないがやたら喉が渇く。
何人かのパーティと抜きつ抜かれつするうちに、同じペースで進む29歳の青年と35歳の秋田から来た男性となんとなく4人パーティを結成。お互いに励ましながら突き進む。そして、憧れのジャンダルムが姿を現しその頂きに立った時には思わず雄たけびを上げ、お互いに写真を撮りまくった。
さらに続くロバの耳〜馬ノ背を越えてゴール地点の奥穂高岳→奥穂岳山荘に到着して4人で健闘を祝して乾杯！その後すぐに西穂山荘で一緒だった2名の山男ともそれぞれ合流して改めて再会とお互いの無事と成功を祝して乾杯！縦走を振り返りながら素敵な時間が過ぎました。翌日の最終日を一緒にパーティを組んで下山することを約束して天空で過ごす最後の夜が終わりました。
最終日は残念ながら朝から雨。6人のパーティでゆっくり安全に上高地まで下山して懸念していた駐車場までの交通手段もタクシーに相乗りして割り勘することで大幅に時間を短縮できてコストも掛けずに済んだのが良かったです。
この難ルートを無事に通過して、さらに素敵な山を愛する方々との出会いと交流が今回の山行に素敵な調味料となり思い出深い山行となりました。
この縦走を心配し、そして応援してくれた家族・友人すべてに感謝します。
ありがとうございました。
また、素敵な自然に抱かれに、素敵な山男・山ガールに出会うためにアルプスに帰りたいと思います。
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西穂山荘でご一緒させて頂いた山ガールもとい酒飲みエンジェルズのレナです。
13日は天候に恵まれて本当に良かった！
お二人とも無事に縦走を終えらたようで何よりです。
我々は上高地に下山後、温泉＆ビールでリベンジを誓っておりました。
山荘での宴は本当に楽しく、皆さんとの素敵な出会いに感謝しております。
何はともあれ、お疲れ様でした！
lenaさん、コメントありがとうございます。天気に恵まれて無事に縦走走破出来ました！
あの時の42年組4人全員が無事に奥穂山荘に辿りついて一緒に上高地まで下山しました。
西穂山荘では退屈しない素敵な楽しい時間が過ごせて最高でした！山ガール3人娘さんは時間の制約でチャレンジ出来ずに残念でしたね。でも山は逃げませんよ。また機会を作ってチェレンジしてくださいね(^^)
また、どこかの山で再会することを楽しみにしてます！
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