後立山 扇沢から白馬へ 好天に恵まれた縦走
- GPS
- 44:17
- 距離
- 44.7km
- 登り
- 4,779m
- 下り
- 4,708m
コースタイム
8:37 扇沢・出発
8:51 柏原新道登山口
10:47 石畳
11:47 種池山荘 12:05
12:47 爺ヶ岳南峰
14:06 冷池山荘
【2日目】
5:00 冷池山荘・出発
5:51 布引岳
6:46 鹿島槍南峰 7:02
7:27 鹿島槍北峰
8:29 キレット小屋 8:40
9:59 北尾根ノ頭
11:50 五竜岳
12:27 五竜山荘
【3日目】
4:35 五竜山荘・出発
6:24 唐松岳山頂山荘 6:47
7:02 唐松岳
7:37 二峰南峰
7:47 二峰北峰
10:13 天狗ノ頭
10:34 天狗山荘 10:49
11:41 白馬鑓ヶ岳
13:30 村営頂上宿舎
【4日目】
4:23 白馬村営宿舎・出発
4:44 白馬山荘
5:02 白馬岳 5:23
5:50 三国境
6:29 小蓮華山
7:30 白馬大池山荘 7:50
9:34 蓮華温泉
天候 | 21日 晴れ 昼からガス出始める 22日 晴れ 23日 快晴 稜線上強風でしたが、この日が一番の好天 24日 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
白馬八方 第3無料駐車場に駐車後、徒歩約25分ほどでJR大糸線 白馬駅へ。 白馬駅6:57発の列車にて信濃大町駅へ移動。 http://www.jreast-timetable.jp/timetable/list1216.html アルピコ交通バス 信濃大町8:00発にて扇沢へ http://www.alpico.co.jp/access/hakuba/ogizawa/ 【下山後の交通機関】 蓮華温泉から糸魚川バスにてJR平岩駅へ http://www.marukei-g.com/busgroup/hakuba/hakuba.html *運行曜日注意!! JR平岩駅から白馬駅へ http://timetable.ekitan.com/train/TimeStation/168-35_D1_DW0.shtml |
コース状況/ 危険箇所等 |
【扇沢〜(柏原新道)〜種池山荘〜爺ヶ岳〜冷池山荘】 柏原新道は整備され歩きやすく、安心して利用できます。 種池〜冷池はガレとザレが続きます。 【冷池山荘〜鹿島槍〜八峰キレット〜五竜】 冷池山荘〜鹿島槍は危険箇所少なく、歩き易かった印象です。 鹿島槍北峰からキレット小屋まで、岩場と鎖あり。また鉄梯子も。 五竜までの道のりは、体力勝負かと・・・。 【五竜〜唐松〜不帰ノ嶮〜白馬】 不帰ノ嶮以外は、展望楽しめて危険箇所なし。 天狗の大下りは急坂で、上り下りとも体力消耗します。 *不帰ノ嶮・・・大変危険な所ですが、落ち着いた行動取れば大丈夫です。 やはりココは、下りより登りとして選択する事が最良かと・・・。 【白馬〜白馬大池〜蓮華温泉】 白馬〜白馬大池は、景色が大変楽しめ最高の一言です。 急坂少なく快適で、お勧めです。 白馬大池〜蓮華温泉は快適とは無縁です。 ゴロ石や尖った石の上を歩く連続で、転倒注意です。 正直、キツかった。 |
その他周辺情報 | 温泉 白馬八方 第3無料駐車場すぐ近くの、第二郷の湯を利用 大人¥600ですが、JAF会員カード提示で¥500に http://www.shinshuu-hakuba.com/onsen/dainisatonoyu/ |
写真
感想
鹿島槍山頂からの眺め
白馬岳から小蓮華山へ
梅雨明け直後の7月頃、実行予定してた計画でしたが、休暇取れる日に天候不良。
8月は皆さんも同じだったと思いますが、天候不良続きで計画順延の連続。
9月に入っても、休暇と好天のサイクルが噛み合ず、
ズルズル9月も後半にさしかかってしまいました。
おまけに台風16号の発生もあり、今年はもう諦めて墓参りでもして、
大人しく飛び石連休を過ごそうかと考えてました。
しかし21〜24日は、まずまずの予報に急変。
25日は台風の影響受ける予報なので、1日短縮して実行することに。
マイカーは白馬八方の無料駐車場に。
駐車ポイントから見える、澄んだ青空と唐松、鑓の山容。
「自分は2日後、あそこを歩くんだぁ〜」「今、稜線歩いてる人たちは幸せだなぁ〜」・・・なんて、素晴らしい景色に酔いながら、これから楽しめるであろう稜線歩きに期待膨らませました。
扇沢の柏原新道から登ります。
天候は崩れる気配まったくなく快晴。
登りながらも時々振り返り、素晴らしい山々の景色と青く澄んだ空を眺め楽しみました。
1日予定を短縮したため針ノ木と蓮華の頂を目指す計画は諦めましたが、
青空の下、また時々流れるガスでチラチラ見え隠れする頂の姿を見る事が出来ました。
また今度、針ノ木の雪渓を登りに来ますねぇ〜。
爺ヶ岳から稜線のルートを進みます。
縦走しながら見える西の劔や立山、時々振り返る南の方角には槍や富士山が見え、
終始好天続いた素晴らしい毎日を過ごす事が出来ました。
2日目の鹿島槍北峰から五竜までの道のりが、結構体力消耗して、
一番キツく大変だったという感想です。
キレット付近の岩場とガレ。何度も繰り返す急坂の上り下り。
梯子や鎖場などの危険箇所で、自身あまり恐怖は感じませんでしたが、
想像以上に体力は消耗し、またこの日のザックは大変重く感じました。
五竜まで遠く感じた、厳しいルートでした。
3日目。
夜が明けない静かな朝を迎えようとする五竜・テン場からの出発。
おそらく一番手出発だったと思う。
途中から日が昇り、大町の町並みや遠くに見える山々の谷は、深い霧に埋もれている。
周りには誰一人おらず、静かでそして朝の眩しい太陽の光を受け、幻想的風景に感動。
貴重な体験と、一生忘れないであろう素晴らしい思い出ができました。
爺、鹿島槍、五竜、唐松、白馬・・・
名高い山々が連なる中でも、鑓ケ岳が大変印象に残ってますね。
ガレだけのパーツで積み上げられた山の姿。
ハイマツなど植物が一切生殖しておらず、動物も生息してなさそう。
遮るもの何も無い、鞍部から見えるその単調な姿とガレの塊による白い山肌。そして背後には深く澄んだ青空。
遠くからでもはっきり見ることが出来た、山頂へと続くルートのラインが、
なぜか深く印象に残ってます。
鑓ヶ岳山頂から白馬、杓子の展望も楽しめ、縦走してきた後立山の稜線も一望できます。
台風の接近状況が気になることから、5日間の予定を1日短縮した計画実行となりましたが、
雨や強風の影響受けることなく、終始天候に恵まれ短縮の判断は良かった結果となりました。
下山まで転倒ケガ無く、これといったアクシデントありませんでしたが、
最後の最後でトラブル発生・・・やってしまいました。
下山ポイントの蓮華温泉から、糸魚川バスにてJR平岩駅へ移動予定。
下調べでは9月以降、日に2本の運行状況で時間に間に合う行程で下山しました。
しかし・・・運行してませんでした。っていうか、週のうち金〜月の4日間のみの運行状況です。
下山のこの日は水曜日。
事前の下調べの時は気づいてたんですが、出発直前の天気予報ばかりに気を取られ、
そんな大事なことをすっかり忘れてました。
蓮華温泉は大変山奥にあり、車の往来は登山者のみでその他有りません。
他に下山者もなく、蓮華温泉駅まで22km・・・。とにかく歩くしかないです。
1時間ほど歩くと背後から1台の車が・・・
一方的なお願いにも関わらず、ご好意によって駅まで送って頂きました。
憧れの稜線歩き、さすがはpopoiさん!
ロングなルートを歩いていますね。
感想は「うらやましい・・・」の一言です。
天気も良くて、素晴らしい景色を見ながら
ニヤニヤしながら歩いている姿が思い浮かびますよ。
今回は3泊ともにテントだったんですよね。
では、ザックも結構、重かったのでは?スタート時で何キロありました?
今回も下山後はご自身も痩せたんじゃないでしょうか?
最後はやっちゃいましたね・・・でもでも、幸運は続きましたね。
乗せてくれた運転手からは「乗せてくれオーラ」が見えたんじゃないですか?
また、今度、土産話をたくさん聞かせてくださいね。
orisさん、こんちは〜
実行出来ないココ最近、移り変わる天気予報に振り回され続けましたが、
どうにかこうにか良い天気に恵まれた4日間が過ごせました。
ニヤニヤした顔。想像通り、緩みっぱなしでしたわ。
山の景色、朝の太陽、青い空と白い雲。
もうとにかく素晴らし過ぎる眺めのため、
自身だけではなく、他の登山者の方もニヤニヤしてたような・・・。
今回、水とスパの麺をたくさん担いだので、久しぶりに20kg超でした。
最近寝不足状態で徹夜ドライブにも関わらず、結構快調に歩けましたよ。
初日は元気過ぎて、途中死ぬんとちゃうかな?って、思ったぐらいです。
最後のハプニングは、私らしい結末でしょ!
この計画確か1月の綿向で言ってはった分ですよね。延期になった分素晴らしい天気と紅葉もどき も楽しめこの時期でよかったンちゃいますか
それにしても動画を拝見したら3000m近くは空と雲が違いますね。私のお気に入りは鹿島槍ですね。あの双耳峰が何とも個性的ですし
それにしてもテント泊4日間はすごいと改めて思います。
私は軟弱に山小屋泊2食付で計画中です
metsさん、こんばんは〜
そうそう。言ってましたね、この計画。
好天予報と休みがやっとかみ合い、いよいよ実行って思ったら、
今度は台風発生でした。
ホンマどないなってんねん! って、ぼやきましたわ。
私も、鹿島槍はお気に入りとなりました。
特に立山方面から見る姿は、尖った南峰の山容が独特で存在感ありです。
metsさんも若き頃。鹿島槍の姿に感動しはったんですかね?
テント泊・・・
悲しい現実ですが、metsさんと私は来年、昔で言う人生50年という節目を迎えますね。
テント泊の重装備で、山を訪れる時間も体力的に考えても残り数年かと思われます。
ホンマはmetsさんも、体力あるんでテント泊楽しみましょ!!
20Kgオーバー担ぎましたか・・・凄い
初日と最終日のコースは歩きましたが
肝心な所は怖くて躊躇しています
鹿島槍〜五竜・・・体力勝負ですか、嫌いですねぇそのフレーズ
お疲れ様でした。。
スライドショウ かぶりつきでみました
danpeiさん、こんばんは〜
ザックの20kg超は、今後の課題です。
もう少し、食料の軽量化や水場の下調べを研究せねばと云うのが、反省点です。
今回、改めて気づきました。
パスタの麺は予想以上に重たく、
縦走などの長時間行動には向いてませんね。
今計画。
実は以前訪れたdanpeiさんの記録をもとに、参考にさせて頂いた経緯も有りま〜す♫。
たしか体力が、大変必要なルートであることを伝えようとした記録だった憶えがあります。
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