白馬三山〜不帰キレット〜唐松岳（天狗山荘泊縦走）

2023年08月19日(土) 〜 2023年08月20日(日)

• GPS: 12:51
• 距離: 23.6km
• 登り: 2,995m
• 下り: 2,390m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:34
• 休憩: 0:36
• 合計: 7:10

5:13 猿倉荘
5:49 5:49 白馬尻荘
7:16 7:22 岩室跡
7:33 7:34 避難小屋
8:11 8:11 白馬岳頂上宿舎
8:24 8:24 白馬山荘
8:37 8:49 白馬岳
8:55 8:55 白馬山荘
9:37 9:41 旭岳
10:13 10:14 丸山
10:59 11:09 杓子岳
11:54 11:59 鑓ヶ岳
12:13 12:13 鑓温泉分岐
12:29 天狗山荘

2日目

• 山行: 4:08
• 休憩: 1:23
• 合計: 5:31

12:29 天狗山荘
5:29 5:31 天狗ノ頭
5:52 5:59 天狗ノ大下り
6:24 6:33 不帰キレット
6:47 6:52 不帰嶮（不帰一峰）
7:14 7:39 不帰嶮（不帰二峰北峰）
7:52 7:52 不帰嶮（不帰二峰南峰）
8:19 8:47 唐松岳
8:59 9:01 唐松岳頂上山荘
9:29 9:30 丸山
9:42 9:45 扇雪渓
10:03 10:04 下の樺
10:17 10:18 八方池
10:25 10:26 八方ケルン
10:30 10:31 第2ケルン
10:46 10:46 八方池山荘
10:46 ゴール地点

天候

【1日目】ヤマテン予報)午前中晴、午後雨予報。
実際には8時半くらいに白馬岳にキリがかかり、白馬三山はキリがかかったり晴れたりの繰り返し。
雨は降らなかった。
【2日目】ほぼヤマテン予報通り。
8時くらいまでは快晴。全方位雲なく眺望最高。
時間が経つごとに北アルプス方面に雲がかかり、唐松岳に着いた時には全体的に眺望無くなる

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：毎日あるぺん号で東京竹橋〜猿倉荘(5:00着)
帰り：八方尾根スキー場から徒歩で白馬駅まで。電車まで時間あったので、温泉や店に立ち寄りのんびり歩く。

コース状況／危険箇所等

※例年より雪渓の溶けが早いみたいで、唐松山荘は水切れ、天狗山荘も8末には水切れらしいので、最新情報は要チェックです。

標識やコースの整備は充分にされてるので道迷いのリスクはほぼ無しです。今回のルートは場所によってリスク違います。
【猿倉荘〜白馬岳】
特に危険箇所なし。
今年は雪少なかったのか、大雪渓は想像より小さくなってました。全体的に小さくなってるだけで、クラックや踏み抜きの危険は感じなかったです。いちおう軽アイゼンつけました
【白馬三山〜天狗山荘】
杓子岳と白馬鑓はザレてるので登り下りは滑らないように注意が必要です。杓子岳の山頂付近は痩せ尾根で、鑓に向かう左側は切れ落ちてるので要注意！
【天狗山頂〜唐松岳(不帰キレット)】
キレットまでの難所は天狗ノ大下り。ザレた下りが長く続くので緊張感が大事。
不帰キレットはⅠ峰からⅡ峰北峰が最難所。チャレンジできるスキルがあるのは前提ですが、混みやすいので時間も余裕みておきましょう
【唐松岳〜八方池】
斜度は低いけどそれなりに距離はあるので、体力残しておかないとツラい。。

その他周辺情報

八方尾根スキー場から白馬駅の間に温泉施設いくつかあります。今回はスキー場から歩き20分の『みみずくの湯』にいきました。

写真

8/19 5:13

猿倉荘から大雪渓ルートに出発。
登山バスが予定より1時間早く着いたので山道も空いてます

8/19 5:14

大雪渓までは緩やかに高度上げていく感じ。石が多いので浮石やつまずきに注意

8/19 5:29

朝日に照らされる白馬岳。天気良くて山頂からの眺望も期待できそう！

8/19 5:45

大雪渓が近くなると登山道の石も大きくなってきた

8/19 5:51

ありがとう！けど、疲れるのはこれからw

8/19 6:31

軽アイゼンを付けて大雪渓を登る。
大雪渓は雪解け進みすぎて今年は小さいって話あるけど、登りごたえありました。
時折り吹く風が冷たい

8/19 7:21

白馬岳頂上宿舎まではだいたいこんな感じの登り。
水場はたくさんあります！

8/19 7:43

最近は花に気持ちを和まされてます

8/19 8:08

白馬頂上宿舎。登り道右側に水場があります

8/19 8:13

白馬岳頂上宿舎から稜線に上がって、これから白馬岳に登ります。まだ山頂は晴れ渡ってます

8/19 8:37

白馬岳山頂。急にキリかででてきた。大雪渓方面から次々と雲が登ってくる。。
山頂は思ったより狭かった

8/19 8:47

白馬岳から北アルプスの方は眺望最高！
尖った剱岳から立山方面までクッキリ見えました

8/19 9:02

旭岳。存在感がすごい

8/19 9:09

『旭岳山頂への登山道はありません。登山道以外は入林許可が必要です』ってことは？

8/19 9:15

旭岳への登山道なくて、ヤマレコのGPSが示すルートが見当たらないんですよ。。
で、なんとなくこの辺なら上がれるから、というところから登る

8/19 9:32

旭岳山頂にルートは合ってるけど、人の気配を感じない。。

8/19 9:33

旭岳山頂。登山道ないのに標識はある！
謎山。。

8/19 9:34

白馬岳は旭岳から見ると緑豊か！

8/19 10:08

旭岳から白馬三山の縦走コースに戻る。
最初のピークは丸山。

8/19 10:45

杓子岳近くに来ると雰囲気変わってきた。
山頂までは砂利多い道登るので足元注意

8/19 11:01

杓子岳の山頂はキリに包まれ眺望なかった。残念。
山頂は狭くてゆっくりできる感じじゃなかったな

8/19 11:09

杓子岳から白馬鑓ヶ岳へのルート。
そんなに危険ではないですか、左は切れ落ちてるので注意しないと

8/19 11:19

白馬三山のラスボスは白馬鑓ヶ岳。
特に危険箇所ないですが、ザレてるので足元注意です

8/19 11:56

白馬鑓ヶ岳山頂。それなりに山頂は広いです

8/19 12:56

今日泊まる天狗山荘。
8年ぶりに山荘泊まったけど料理もホスピタリティも最高でした！混雑してなくてのんびりと過ごせました

8/19 13:09

まさか山小屋で生ビールが飲めるとは！
2杯も飲んじゃいました。。

8/19 17:01

夕食は天狗山荘名物の天狗鍋。
どれも美味しくてご飯おかわりしちゃいました

8/20 5:18

天狗山荘からの日の出。
こちらは燧ヶ岳方面。

8/20 5:34

剱岳。風格が違うよね

8/20 5:46

唐松岳方面。天狗の大下りまでは緩やかな道

8/20 6:51

このルート最難関のII峰北峰に向けて気合い入れてます！
とにかく集中力が大事

8/20 7:00

Ⅱ峰北峰への上り。
急だけど、取っ掛かりも多くてゆっくり上がれば大丈夫

8/20 7:05

Ⅱ峰北峰の最難所、ハシゴ渡り。
下見たら怖いことなってるー。。

8/20 7:09

Ⅱ峰北峰までもう一息

8/20 7:24

Ⅱ峰北峰。
とにかく登り切った達成感がすごい！

8/20 7:47

Ⅱ峰南峰。北峰より広い山頂。
北峰かは南峰は危険箇所は特になし。

8/20 7:48

唐松岳まであと少し。
キレットは越えたけど、集中力切らさずもう一踏ん張り

8/20 8:14

唐松岳山頂への最後の登り。
なんか曇りかけてる。。

8/20 8:19

唐松岳山頂。
ギリギリ北アルプス方面が晴れてました

8/20 8:34

歩いてきた白馬鑓とキレットを見ながら山荘で作ってもらった弁当を食べる。
最高にメシうまです

8/20 9:05

唐松岳の下り。思ったより痩せ尾根のところあり、八方池まで距離を感じた

8/20 9:29

ケルン。
だんだんと曇ってきました

8/20 10:17

八方池まで下山。
ハイカーや家族連れでとても混んでました

8/20 10:46

ゴール！
あとはリフトとゴンドラで下山するのみ

8/20 10:46

リフトからの眺め。
街並みがきれいだね

8/20 11:10

リフト乗り場横のレストランで早めのランチ。
とてもオシャレで美味しかったです。
（弁当食べたばっかりですが）

8/20 13:16

下山後はみみずくの湯まで20分くらい歩く。
疲れが取れました。お疲れさまでした。

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

感想

Tsuru_Yuki

1日目は猿倉荘から大雪渓経由で白馬岳。白馬三山を縦走して天狗山荘泊。
2日目は不帰キレットを通って唐松岳まで。

登山バスが予定より早く着き、5時くらいから登り始められたので、大雪渓から白馬岳山頂まで人も少なくマイペースで歩けました。
白馬三山に加えて旭岳にも行ってみましたが、これは登っちゃいけない山でしたね。山頂から白馬岳を眺められますが、登り下りの大変さを考えると登らなくてもいいかも。

天狗山荘は場所的に宿泊者が少ないのかしら。とても静かでのんびり過ごせました。食事も良いし、ホスピタリティも良いです。

不帰キレットは難所ではあるけど、3点支持の基本を守って集中力切らさなければ大丈夫でした。その手前の天狗の大下りの方が砂利や浮石多いので足元注意です。

唐松岳山頂は混んでたな。山頂脇には雷鳥もいました。だんだん曇ってきたので早めに下山。

いい休日でした

コメント

shibashi

Tsuru_Yukiさん
コメント失礼します。

このルートは逆回りで歩いたことがあり
その時 天狗の大下りは登りでしたが
このザレを絶対下りたくないと思ってました。
でも Tsuru_Yukiさんのレコを見ると
不帰はこちらからの方が楽しいのではないかと思えてきました♪

Tsuru_Yukiさんはいつも素敵なルート取りをされるので、参考になります。
次のレコも楽しみにしています♪

Tsuru_Yuki

shibashiさん
コメントありがとうございます！
このコース登りも下りも地獄ですねw

私が行ってみたいルート先行されてたので、とても参考になります。ありがとうございます。
これからも参考にさせていただきます。
よろしくお願いします！