トムラウシ・大雪山縦走2days（↑トムラウシ温泉↓姿見駅）

2023年09月21日(木) 〜 2023年09月22日(金)

• GPS: 35:34
• 距離: 63.1km
• 登り: 3,478m
• 下り: 2,514m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:46
• 休憩: 0:52
• 合計: 9:38

5:42 トムラウシ温泉登山口
7:06 7:09 温泉コース分岐
7:51 7:53 カムイ天上
9:04 9:17 コマドリ沢出合
10:17 10:18 前トム平
10:48 10:50 トムラウシ公園
11:32 11:45 南沼キャンプ指定地
12:12 12:20 トムラウシ山
13:02 13:03 北沼
13:36 13:41 ロックガーデン
14:06 14:08 日本庭園
14:18 14:19 天沼
14:43 14:44 ヒサゴのコル
15:20 ヒサゴ沼避難小屋

2日目

• 山行: 11:41
• 休憩: 2:25
• 合計: 14:06

3:08 ヒサゴ沼避難小屋
4:02 4:02 ヒサゴ沼分岐
5:12 5:26 五色岳
5:53 6:01 忠別岳避難小屋分岐
6:56 7:24 忠別岳
7:48 7:50 忠別沼
9:22 9:36 高根ヶ原分岐
10:37 11:14 白雲岳避難小屋
11:47 11:48 白雲分岐
12:44 13:00 北海岳
13:11 13:12 松田岳
13:45 13:47 荒井岳
13:50 14:01 間宮岳分岐
14:36 14:36 裏旭キャンプ指定地
15:18 15:28 大雪山
17:01 17:02 姿見の池
17:14 姿見駅

○コマドリ沢出合〜前トム平〜トムラウシ公園ではナキウサギの捜索・撮影に追われて大幅に時間を使う。ゆっくり探しながら歩けば必ず会えそうな場所です。
○トムラウシ山頂〜北沼の下りの岩場で道迷い。迷った挙句、下れそうなのでそのまま突っ切るがかなりのタイムロス。
○北沼〜ヒサゴ沼はルートが不明瞭で、迷いながら慎重にルートを探り、そうしているうちに右足のくるぶしを故障。かなり時間がかかった。
○2日目はスタートから右くるぶしを庇い、また暗く、歩きづらい木道のため、時間をかけて進む。化雲岳は経由するつもりだったが諦める。
○忠別岳まで辿り着いて少し休むと、くるぶしが痛くて歩けなくなる。試行錯誤してもダメだったので、小屋用に持参したスポーツサンダルに右足だけ履き替える。水路や泥濘、旭岳のスコリアでは難儀したが、くるぶし痛からは解放され、普通の登山道ではすこぶる好調だった。
○間宮岳〜裏旭キャンプ指定地間で若干道迷い。コースサインに気づかず、雨水で抉れた道を進んでしまった。すぐに気づいて事なきを得たが、疲労の極みだったし、一歩間違えば危ないところだった。大反省。
○旭岳からの下りは疲労で踏ん張りが効かず、周りのスニーカー外国人と同じくらいゆっくり慎重に下り、かなり時間を使ってしまった。

天候

1日目：ほぼ曇り　2日目：快晴、風強め

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路：自家用車で新得駅まで行き、駅前の広い無料駐車場に駐車。トムラウシ温泉までのバスは期間営業で、9月は週末しか運行しないため、宿泊するトムラウシ温泉東大雪荘に迎車していただきました。
帰路：姿見駅からロープウェイで下山、旭川までバス（いでゆ号）、南富良野経由のJRで新得駅まで。（富良野駅〜新得駅は令和6年3月限りで廃線）
※旭岳山麓にマイカーで行く場合、ビジターセンターの駐車場は無料ですが朝のうちに満車になる確率が高いです。下山翌日の土曜日は、センター開館の9時前にはとっくに満車になっていました。ロープウェイの駐車場は有料です（500円）。

コース状況／危険箇所等

○トムラウシ温泉〜コマドリ沢出合：最初だけやや急な登りで、その後はずっと緩めの林道歩き。最後、コマドリ沢までは100mほど下る。
○コマドリ沢出合〜トムラウシ山頂：岩場のアップダウンが多め。小動物（エゾリス、エゾシマリス、とりわけナキウサギ）の鳴き声があちこちで聞こえる。特に前コマドリ沢〜前トム平間はナキウサギの密度がすごい。
○トムラウシ山頂〜ヒサゴ沼：ゴーロが多く、特に下り（南→北）は印が見づらく、山頂直下やロックガーデンで迷いました。また、ずっと岩の上を歩くので足が痛みます。
○ヒサゴ沼〜五色岳：木道が多いのですが、崩壊したり浮いていたりしている箇所が多く、とても歩きづらいです。夜明け前でうっすら凍っている場所もあり難儀しました。
○五色岳〜忠別岳：道は普通ですが、ハイマツや木の枝が登山道に張り出している箇所が多く、半そで短パンだと傷だらけになりそうです。
○忠別岳〜白雲岳避難小屋：とても長く、一部で泥濘や水路になっている箇所がありますが、なだらかで、とても気持ちのいい稜線歩きです。花の時期に是非ゆっくり歩いてみたい。
○白雲岳避難小屋〜間宮岳分岐：植物が少なくなり、荒涼とした稜線歩き。私の好きな北海岳を含め、眺めは終始いいです。
○間宮岳分岐〜旭岳〜姿見駅：多くがスコリアのザレ・ガレた登山道。旭岳の裏（東）側は、雨水で塹壕のようになった道が複数あり、私は変な道を通ってしまいましたが、ロープの近く、下から見て右側が正解だと思います（翌日ビジターセンターでは「2本のロープの間」と言われたのですが、写真を見返してもロープは1本しかないな・・）。表側も急なザレ場。　疲れた脚には堪えるのでゆっくり慎重に。

その他周辺情報

トムラウシ温泉側は、東大雪荘以外、車でしばらく行かないと何もありません。買い出しも事前に新得町で。
旭岳ロープウェイ下は温泉街。山麓駅でも飲み物等いろいろ買えますが、やはり街中で買っていった方がいいと思います。

写真

9/21 5:33

長い2日間、トムラウシ温泉東大雪荘からスタート。

9/21 5:41

トムラウシ温泉名物・墳泉塔の奥に登山口。

9/21 6:15

鳥が登山道を歩いて案内してくれました。（保護色化してよく見えませんが）

9/21 6:26

お次は立派な角を備えたエゾシカ出現。

9/21 6:26

全然逃げようとしません。

9/21 6:26

攻撃する振りをして、ようやくどいてくれました。

9/21 6:33

変な菌類。

9/21 7:09

短縮登山道との合流点を通過。

9/21 7:28

樹間から見えた、おそらくオプタテシケ山？

9/21 7:28

樹林帯をひたすら歩きます。

9/21 7:34

今度はキツネに遭遇。こいつは比較的すぐ逃げてくれました。動物が多いなー。

9/21 7:39

ヤマハハコ。

9/21 7:43

前日の雨のせいか、水たまりが多かった。

9/21 7:48

9/21 7:54

カムイ天上を通過。名前の由来は何なのだろう。

9/21 8:04

東南面にニペソツ山とウペペサンケ山。

9/21 8:06

泥濘が多いです。

9/21 8:10

南西面には十勝岳周辺が見えてきました。

9/21 8:18

まだまだ遠いですがトムラウシの山頂も見えてきました。

9/21 8:46

コマドリ沢に向かって下ります。

9/21 8:56

ロープもありましたが、そこまで急ではありません。ここでの下りは残念ですが笑

9/21 9:05

コマドリ沢出合に到着。少しエネルギーチャージ。

9/21 9:16

ここからヒサゴ沼までほとんど岩場の印象。。

9/21 9:20

目の前にいるエゾシマリスに直前まで気づかず、カメラを取り出した時には草地の中。。。orz（写真中央やや左にいます）

9/21 9:37

イワギキョウ。

9/21 9:37

広ーい岩場の登り。

9/21 9:48

この辺は本当に小動物、とくにナキウサギの気配がすごかったです。エゾリス、エゾシマリスの姿も見かけました。

9/21 10:02

ナキウサギを探しながらゆっくりゆっくり歩いていたところ、ついに発見！

9/21 10:02

右上を見上げています。カワイイ。

9/21 10:02

つぶらな瞳がカワイイ。

9/21 10:04

ハイマツに隠れた後、ヒョコッと顔だけ出してくれました。カワイイ。

9/21 10:11

カールみたいな地形。

9/21 10:17

前トム平に到着。

9/21 10:22

沼の原の奥に、数日前に登ったばかりの石狩岳の姿が。

9/21 10:22

ニペソツ方面。

9/21 10:28

山頂が近づいてきました。

9/21 10:30

再び近くでナキウサギの声・・先ほどより近い！向こうを見上げています。

9/21 10:30

地衣類をひたすらかじっているのをしばし動画撮影していました。可愛かった。。

9/21 10:37

トムラウシ公園手前の高台を越えて、

9/21 10:38

トムラウシ公園を見下ろします。確かに公園のよう。

9/21 10:38

ぐるっと左を巻いて山頂に向かいます。

9/21 10:43

その前に公園に向けて一旦下り。

9/21 10:48

トムラウシ公園に到着。

9/21 10:51

南沼に向けて登り始めると、またキツネが出現。

9/21 10:52

声を上げたりしてもなかなか逃げてくれません。

9/21 10:52

攻撃するふりをしてやっと立ち去ってくれました。

9/21 11:10

チングルマの花穂がたくさん。

9/21 11:14

風の当たりづらい場所だけ、ひっそりと咲いてる花が見られました。

9/21 11:32

南沼付近の分岐に到着。ここでまた休憩・エネルギー補給。

9/21 11:45

さあトムラウシ山頂に向けて最後の登り！

9/21 12:02

あとちょっと！

9/21 12:12

到着！

9/21 12:19

標柱と石狩岳方面。

9/21 12:20

標柱と大雪山方面。

9/21 12:21

十勝岳周辺の山々。

9/21 12:21

南方には雲の向こうに日高の山々。

9/21 12:21

アップ。

9/21 12:21

ニペソツ山とウペペサンケ山。

9/21 12:21

石狩岳。

9/21 12:22

大雪山。青空じゃないのが残念。

9/21 12:22

西の彼方にも、雲の向こうに高峰が。コンパスて調べたところ、方角的におそらく昔撤退した暑寒別岳。見えるんだなあ。

9/21 12:22

アップ。

9/21 12:29

名残惜しいですが下山を開始します。

9/21 12:29

この岩場、ルートが見えづらいし難しいな、と思っていたところ、

9/21 12:46

見事にルートロスしました。。うろうろ迷った末、ヤマレコの足跡も入り乱れているし、そのまま突っ切る。

9/21 12:56

無事？北沼に到着。

9/21 13:04

こちらが正しい下降点。だいぶロスしたなあ。

9/21 13:14

今年は紅葉遅いな。

9/21 13:14

明日あそこまで行けるのか・・・？

9/21 13:32

下からも雲が上がってきて嫌な雰囲気。

9/21 13:45

磨崖仏のような岩。

9/21 13:46

ロックガーデン辺りで振り返ると岩だらけ。どこを歩けばいいのか、ルート探しにずっと苦戦しました。

9/21 13:46

行く道も不明瞭。

9/21 13:59

だいぶ進んでも引き続き岩だらけ。

9/21 14:06

日本庭園を通過。

9/21 14:06

晴れていて余裕があったら座ってのんびりしたいところ。

9/21 14:08

曇っているし、先を急ぎます。

9/21 14:18

天沼を通過。ここまでも通りづらい岩場でした。

9/21 14:26

僅かな間ながら、草紅葉もあり、歩きやすい木道。

9/21 14:27

今日の宿が見えてきました。

9/21 14:31

トムラウシからだいぶ歩いてきました。

9/21 14:31

綺麗な道。南沼分岐から誰とも会いません。

9/21 14:34

忍者が印を結んでいるかのような岩。

9/21 14:35

ニンニン。

9/21 14:44

南のヒサゴ沼分岐に到着。あとちょっと。

9/21 14:50

引き続き岩だらけの道。足がボロボロです。

9/21 14:58

雪渓が2つも残っており、沼の水を汲まなくても大丈夫です。

9/21 16:29

沼周りの木道はかなり崩壊していて歩きにくいです。

9/21 16:32

ヒサゴ沼避難小屋に到着。自分を含めて小屋泊3人、テントも3張りくらいでした。

9/22 3:12

未明から出発。星が綺麗で、「今日は期待できそう」と同宿のお兄さんと話してから出発。沼から右に逸れて、化雲岳方面へ。

9/22 4:02

痛む足で、闇の中の崩壊した木道をゆっくり登り。北側のヒサゴ沼分岐を通過。

9/22 4:07

化雲岳への分岐。ここくらいは登りたかったが、足が痛いのでスルーで。

9/22 4:22

化雲岳からの合流点を通過。東の空が白んできました。

9/22 5:06

五色岳の山頂が見えてきました。

9/22 5:06

崖の向こうに忠別岳。

9/22 5:13

五色岳分岐に到着。

9/22 5:13

北面、忠別岳の向こうに目指す大雪の山々。

9/22 5:13

東面、沼の原（中央右）越しの石狩岳、ニペソツ。

9/22 5:13

北東面、武華岳・武利岳かな。

9/22 5:14

綺麗な日の出、とはなりませんでした。まあ日の出はいつでもどこでも見れるしね。。

9/22 5:15

暗くてボケちゃいましたが、うっすら赤いトムラウシ。

9/22 5:20

どんどん昇ります。

9/22 5:21

沼の原の方も花の時期に行ってみたいけど、アクセス難易度高いよなぁ。

9/22 5:26

明るくなってきたし、先を行きます。

9/22 5:54

忠別岳避難小屋分岐を通過。

9/22 6:29

ハイマツや枝が迫り出しているので、長袖長ズボン推奨。

9/22 6:51

くるぶしの痛みが限界に近づいてきました。

9/22 6:54

ミヤマアズマギクを発見。

9/22 6:57

忠別岳山頂に到着。素晴らしい青空になってくれました。

9/22 6:58

今日のゴール予定地。

9/22 6:58

トムラウシ。

9/22 7:24

ここでくるぶしの痛みで歩けなくなり、片足だけ小屋用のスポーツサンダルに履き替え。我ながら舐めたスタイル。。。

9/22 7:24

しかしこれが普通の登山道では思いのほか良好でした。さすが登山ショップで売っているもの。

9/22 7:49

結構水路や泥濘になっている登山道がありました。サンダルには試練。

9/22 7:51

忠別沼を通過。エゾサンショウウオがいるらしいです。

9/22 7:51

足痛でだいぶ遅れたので、先を急ぎます。

9/22 8:06

旭岳まではさほど遠くないけど、大きく迂回するから倍以上の感覚。

9/22 8:56

大雪高原沼が見えてきました。

9/22 8:56

白雲岳。朝日岳が画角に入らなくなってきた。

9/22 8:57

旭岳は遠いな。。

9/22 9:14

綺麗なグラデーション。

9/22 9:14

シラタマノキ。

9/22 9:15

9/22 9:18

白雲岳避難小屋が見えているのですが、なかなか近づきません。

9/22 9:23

高根ヶ原分岐に到着。エネルギー切れのため小休止。

9/22 9:47

一歩一歩。

9/22 10:09

避難小屋がかなり近づいてきました。

9/22 10:13

豊富な水が流れ落ちていました。

9/22 10:20

歩いてきたなぁ。

9/22 10:37

白雲岳避難小屋に到着。

9/22 10:46

遥かなるトムラウシ。

9/22 10:46

十勝の奥に見えているのは夕張岳かな？

9/22 10:47

緑岳。

9/22 11:12

長めに休憩して、登山続行を決定。

9/22 11:17

水は豊富でした。

9/22 11:29

避難小屋越しのトムラウシ。

9/22 11:47

白雲岳分岐を通過。白雲岳は大人気。私は今回はスルー。

9/22 11:47

また今度登りに来ます！

9/22 11:48

ここまで来ると黒岳が見える。

9/22 11:48

向かう北海岳。旭岳がまだまだ遠い。

9/22 12:11

なだらか普段なら余裕ですが、もう足が進まない。。

9/22 12:12

白雲岳に登ってる余裕なんてありません。。

9/22 12:18

確かに烏帽子岳。

9/22 12:37

こんなになだらかなのに足が進まない。。

9/22 12:44

何とか北海岳に到着。

9/22 12:54

私の好きな山。またしばし休憩します。

9/22 12:54

前回は雲の中でしたが、今日はトムラウシから十勝までハッキリと。

9/22 12:55

白雲岳と歩いてきた道。

9/22 12:55

黒岳、桂月岳、凌雲岳と奥にニセイカウシュッぺ。

9/22 12:55

北鎮岳と御鉢平。

9/22 13:00

重い足を動かして、松田岳、荒井岳に向かいます。

9/22 13:11

隣の松田岳はすぐ。

9/22 13:19

異星的な眺め。

9/22 13:35

歩いてきた道程。

9/22 13:35

こっちも。

9/22 13:35

天気は最高。風は強い。

9/22 13:51

荒井岳を過ぎ、間宮岳分岐に到着。最後の急登に向けてまた休憩。

9/22 14:18

ここからスコリア帯。疲れきった上、間違ってもサンダルで歩いていい場所じゃない。

9/22 14:45

道を間違えたりしながら登りに取り付きます。

9/22 15:19

登り中にもルートを間違いながら、最後の山、旭岳に登頂。

9/22 15:20

頑張りました。

9/22 15:20

噴煙と池が綺麗ながらも、思いのほか姿見駅が遠く、愕然。

9/22 15:21

永山岳〜比布岳〜北鎮岳〜黒岳、表大雪の山々。

9/22 15:21

黒岳〜烏帽子岳〜白雲岳。

9/22 15:22

歩いてきた道と忠別岳、その奥に石狩岳。

9/22 15:22

トムラウシ！

踏破した道程。

9/22 15:46

疲れた脚、サンダル、スコリアの急坂。事故要素満載なので、超慎重に下ります。

9/22 15:57

気力で下ります。

9/22 17:02

姿見ノ池越しの旭岳。どんどん雲が下りてきました。最後まで晴れさせてくれた天照大御神、今回もありがとうございました。

9/22 17:13

ヘロヘロで姿見駅に到着。

9/22 17:15

お疲れさまでした！！

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

消費水分　1日目：約1.5ℓ　2日目：約2ℓ
気温が低くなったので少な目だった

感想

UTO2014

先日の石狩岳でセルフテストもOKだし、北海道在住の強みを活かし、天気予報とよく相談して、北海道屈指の縦走ルートへの挑戦の日取りを決定。
我ながらなかなかチャレンジングな行程だと思っていたし、2日目、すれ違った人達に「今日中に旭岳から下りようと思っている」と言うと「マジ？」的な反応が多かったですが、まったくその通りで、やはり自分のレベルでは早すぎる挑戦だったと痛感しました。下りのロープウェイで座ったら、そのあとは階段の下りもしんどいほど、最後は気力だけで歩いていました。
ただまあ何とか歩ききれたし、1日目が予報と違ってほとんど曇りで、トムラウシからの眺めが今一つだったのは少し残念でしたが、前日は暴風雨、後日も朝から雨だったことを考えると、天気のいい2日間で終わらせられて良かったです。

忠別岳〜白雲岳避難小屋間の稜線はとても気持ちが良かったので、今度は花の時期に、好天を狙ってゆっくり歩いてみたい。
あとは、くるぶしの痛みで楽しさが半減してしまったので、靴なのか歩き方なのか、今後に同じことが無いように改善させなければ。。

ヒサゴ沼避難小屋でご一緒した小屋2泊のお兄さん、すれ違いに声をかけてくれた方々、ありがとうございました。
翌日23日にも歩いた方は大丈夫だったかな・・？ロープウェイ下で写真を頼まれた青年4人組も。。