思い立って立山周回 雷鳥荘泊も悪天逃げ切り

2023年10月14日(土) 〜 2023年10月15日(日)

• GPS: 07:49
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,255m
• 下り: 1,275m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:19
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:19

8:45 スタート地点
9:44 9:44 浄土山
9:52 9:52 浄土山南峰
10:02 10:08 龍王岳
10:17 10:17 浄土山南峰
10:38 10:38 一の越山荘
11:22 11:36 雄山
11:49 12:02 立山
12:05 12:05 大汝休憩所
12:17 12:30 富士ノ折立
13:13 13:13 真砂岳
13:51 14:00 別山南峰
14:07 14:12 別山北峰
14:19 14:19 別山南峰
14:44 14:44 剱御前小舎
15:42 15:42 浄土橋
16:04 雷鳥荘

2日目

• 山行: 0:24
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:24

6:57 雷鳥荘
7:15 7:15 みくりが池
7:21 ホテル立山

天候

土曜日ピーカンで穏やか。日曜日は予報通り二つ玉低気圧接近で夜半から雨、朝には山肌に新たに雪あり

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

黒部アルペンルート。前日17時段階でWEB予約できず、新潟4:30出発で相方飛ばし立山駅7時到着。美女平へのケーブルカーは7時20分は空きなし，30分に乗車。美女平からの接続バス7:40は満員ながらも臨時バスで室堂着 8時40分

コース状況／危険箇所等

先週の降雪が随所に残っている。ところによってはストックの先ゴムも外しても弾かれる位カチコチなっている。アイゼンやチェーンスパイクが無難。

写真

10/14 7:04

アルペンルートは，当日券の混み具合や駐車場の状況がほぼリアルタイムで把握できる。前日にWEB予約できないものの，現地で何時間も待つことは回避できそうなことも車での移動中に把握。第二駐車場に7時到着。

10/14 8:44

ありがたいことに時刻表にない7:30のケーブルカー，臨時のバス
で(よく眠れ景色見ずに)8:35位に室堂に到着。初めての立山で何だがよくわからずも出発。雄山と浄土山

10/14 9:45

まずは浄土山に向かう，高度をあげると五色ヶ原がなんとも気持ちよさそうにみえる。その奥に薬師岳，黒部五郎，笠ヶ岳と続き，センター奥は赤牛岳，水晶岳

10/14 9:45

その隣には烏帽子，野口五郎との奥に槍

10/14 9:45

雄山も迫力あります

10/14 9:48

五色ヶ原がいいですわ。下部の紅葉も含めて

10/14 10:03

龍王岳山頂から　鳴沢，赤沢，針ノ木，蓮華岳　遠望は白根？

10/14 10:03

龍王岳山頂から針ノ木の南。遠望は八ヶ岳？その南に富士山みえたがボケボケ

10/14 10:03

龍王岳山頂から表銀座，烏帽子〜野口五郎，槍

10/14 10:03

龍王岳山頂から五色ヶ原，薬師，黒部五郎，笠ヶ岳

10/14 10:03

龍王岳山頂から西側，常念寺川。有峰湖もわずかに見えている。遠望は白山か。龍王岳山頂あまりマークしてませんでしたが，好展望です

10/14 10:25

一の越に下っていると相方が目ざとく雷鳥発見

10/14 10:25

岩肌に完全に同化。近くで小屋の方々が水場からのホースの回収作業中。見慣れている模様で雷鳥に無反応

10/14 10:30

3羽目。雪の上だとまだ白羽になってないので目立ちます

10/14 11:23

一の越からはハングル系の団体とも出くわしやたらと人が多く，数珠つなぎでノロノロ登り。途中から休憩者増えて，やっとストレスなく登りつめる。

10/14 11:23

雄山山頂から南西側。白山，薬師岳，黒部五郎，笠ヶ岳，と一望

10/14 11:23

雄山山頂から二週間に辿った鹿島槍，爺が岳

10/14 11:24

雄山山頂から爺が岳〜赤沢〜針ノ木，蓮華

10/14 11:24

八が岳と南アの間に富士山もばっちり，餓鬼岳？の上か

10/14 11:27

信仰の山域で神社だらけ，それぞれにキチンと参拝

10/14 11:44

周回コースに残る雪はかなり氷化している。軽アイゼン装着，チェーンスパイクが7：3位で多し

10/14 11:45

腐れていないところが多く，不用意に足を置くと軽アイゼンでも滑ります

10/14 11:45

終始室堂平を見下ろしながらの周回。遠望，富山湾

10/14 11:52

大汝山からの鹿島槍，爺が岳，赤沢，針ノ木。下方黒部ダム

10/14 11:56

大汝山からの別山方向

10/14 12:06

富士ノ折立へは雪べったり。奥は唐松，五竜，鹿島槍，爺が岳。贅沢な眺めです

10/14 12:19

富士ノ折立山頂

10/14 12:59

真砂岳に向かって下り，富士の折立を振り返る，この途中でアイゼン外す

10/14 13:15

なだらかな真砂岳から別山に向かう，別山が壁となって剱が見えないようになっている⇒ゆえに皆さん別山を目指す

10/14 13:49

別山への登りから真砂岳，富士ノ折立〜雄山を振り返る

10/14 13:53

別山到着。予想通り剱の全容が見えました，迫力は予想以上，要塞です

10/14 13:53

ややひいての剱　ゴジラの背中状態

10/14 14:01

あれまアナグマ？鼻の頭が白っぽいのでハクビシンかとも思ったが夢がないのでアナグマということに。凍結した積雪で滑ってました

10/14 14:09

北峰に移動しての剱。ここで相方が尾根の雪でスリップ。2m谷側だったら生きてられなかった。。。。

10/14 14:12

別山北峰から戻ります，雄山〜龍王岳・浄土山，別山本山

10/14 14:18

腰を痛打しながら北峰から戻る，爺が岳，赤沢，針ノ木を背景に

10/14 14:39

剱御前小屋から別山を振り返る

10/14 15:40

ひたすらに雷鳥坂を下る，いつまで下っても，上見ても下みても景色変わらないが，やっと雷鳥沢に。それにしてもこの時間に登ってくる人少ないない。剱御前小屋泊？それとも明日の悪天候の前に別山まで行く予定？

10/14 16:02

雷鳥沢から雷鳥荘への登り返しが地味にきくう

10/14 16:03

やっとこさ，雷鳥荘に

10/14 16:05

小屋前のテラス，すごいシチュエーション。やや遅くなったので，温泉入って，談話室で乾杯。テラスでビールは今回パス

10/14 16:05

団体さん受付してたので，少しだけ時間差で入館

10/14 17:04

雷鳥荘は山小屋？旅館？，，相部屋とアメニティーなし以外はしっかり旅館。温泉のお風呂後，がっちり冷やして，保冷パックにいれてまで重荷にして汗したビールと缶チューハイで祝杯。

10/14 17:38

小屋と違って，1クール，2クールと時間指定もなく，大食堂でフリーで食べれる。食堂内では生ビール800円がまた嬉しい。食後は暖炉のある談話室で，忘年会パート1？持参ワイン→ワンカップ剱岳

10/15 5:53

翌朝。相部屋とはいえ，カーテン付ベッドでカプセルホテルに近いか。コンセントと蛍光灯もあり。ただしザック置く分，もう少し長さ欲しい。幸いいびき攻撃もなく快適。

10/15 6:15

朝は6〜8時で好きな時間でバイキング。

10/15 6:15

つい少しすつ取ってしまう。スパゲティは回避したがたこ焼き入っては低糖質とはならないなあ。ハングルのツアーが朝からにぎやか

10/15 6:53

暖炉のある談話室。昨夜は賑わってました

10/15 6:53

売店と喫茶(飲酒)スペース

10/15 6:57

がっちり雨ながらも風は強くなく視界も十分

10/15 6:57

上部はガスだが下方は見えてます

10/15 7:06

11000円で山小屋より安く，ほぼほぼ旅館品質で快適でした

10/15 7:09

雷鳥沢は湿原なのに一つ越えた谷は硫黄泉で別世界

10/15 7:12

一応，みくりが池。視界あれば雄山がバックになるのでしょう

10/15 7:23

最後に水を少々頂く

10/15 7:26

8時発の始発バスはこの悪天では混みそうなので30分前に室堂に。雨具やザックカバーの濡れを車用の吸水スポンジで拭いていると丁度よい時刻になる

10/15 8:56

美女平でケーブルカーに乗換え

10/15 8:59

9:07には立山駅戻り。大した雨でなく相方の車のシートをぬらさず済ました。この後，相方は家族へのお土産のますずしを求めて富山市の老舗行くも10時で既に売れ切れ。PAで購入しミッションコンプリート。

撮影機器：

Xperia Ace III ワイモバイル SONY

感想

yamkoi

週末の天気は崩れが早まり，日曜日は二つ玉低気圧接近で悪天候間違いなし。案外楽観予報のてんくらも軒並みC。北の飯豊か，かねてからに剱方面にするか，相方と大いに悩んだすえ，室堂に宿もとれそうなので立山とし，土曜日満喫できれば，日曜日は風雨風雪でも室堂までさっさと逃げこめばよいと割り切ることに。決めたのは16:30過ぎで，雷鳥荘はネットで確保できたが，次の心配のアルペンルートはどうしても，翌日朝の便のWEB切符がはねられる。当日現地次第にするしかないが仕方なし。結果して北陸自動車を相方が攻めて7時に立川駅，7:30のケーブルカーで9時少し前に歩行開始できる。
お天気よく，風は一部稜線でやや肌寒くなるが，風がないと日差しが温かい，穏やかな中，北アや裏立山の峰々，室堂平の景色を見ながらの稜線漫歩。バス終点から1時間かそこらで3000m近くからの雄大な展望を堪能できるのはスゴイ贅沢。往復7380円のアルペンルートはそれだけの価値があるか，上高地とは趣きは異なるが，優れた山岳リゾート地であることは間違いなし。
雷鳥荘は価格的には山小屋より安い位だが，トイレ，部屋，食堂としっかりと旅館でこれまた快適。日曜は予定通り？雨で迷うことなく始発バスで帰途につく。
土曜のうちに初めての立山を周回，終始広がる好展望を堪能しながらもがっちり歩き，宿での温泉入って，ビール。夕食時には生ビールで，明日は帰るだけと見切って，温かい談話室で忘年会モード。日曜は割り切って土曜にかけてきた甲斐は大いにあったなあ。行きでは攻めて，帰りは睡魔の中の運転の相方には感謝感謝。