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Yamareco

記録ID: 6328330
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

奥穂高岳

2023年12月30日(土) 〜 2024年01月01日(月)
 - 拍手
sonodo その他1人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
23:44
距離
21.9km
登り
2,670m
下り
2,936m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:18
休憩
0:13
合計
6:31
7:26
7:39
45
8:24
8:24
271
12:55
宿泊地
2日目
山行
4:57
休憩
0:09
合計
5:06
5:11
122
宿泊地
7:13
7:16
155
9:52
9:58
20
3日目
山行
9:28
休憩
1:50
合計
11:18
10:18
59
10:00
10:08
51
10:59
12:20
31
12:51
12:56
141
15:17
15:17
192
18:29
18:29
40
19:09
19:09
33
19:42
19:42
16
19:58
19:58
5
20:03
20:18
0
20:18
ゴール地点
天候 30日、穏やかな晴。31日、吹雪、1日、晴。朝強風、9時位から徐々に風止む
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高温泉冬期無料駐車場
穂高平小屋で休憩
2023年12月30日 07:27撮影 by  901ZT, ZTE
12/30 7:27
穂高平小屋で休憩
林道途中、笠ヶ岳が光っている
2023年12月30日 08:00撮影 by  901ZT, ZTE
1
12/30 8:00
林道途中、笠ヶ岳が光っている
涸沢岳西尾根取り付き
2023年12月30日 08:38撮影 by  901ZT, ZTE
12/30 8:38
涸沢岳西尾根取り付き
初日夜、ペミカンで作った具材でハヤシライス
2023年12月30日 16:17撮影 by  901ZT, ZTE
1
12/30 16:17
初日夜、ペミカンで作った具材でハヤシライス
2023年12月31日 06:56撮影 by  OPPO Reno5 A (eSIM), OPPO
12/31 6:56
31日、午前中は動けると信じて、奥穂山荘迄進める
2023年12月31日 07:15撮影 by  901ZT, ZTE
12/31 7:15
31日、午前中は動けると信じて、奥穂山荘迄進める
F沢のコルから稜線にあがる。
2023年12月31日 09:00撮影 by  OPPO Reno5 A (eSIM), OPPO
12/31 9:00
F沢のコルから稜線にあがる。
テントはおいてきたが結構重い。
2023年12月31日 09:27撮影 by  OPPO Reno5 A (eSIM), OPPO
12/31 9:27
テントはおいてきたが結構重い。
2023年12月31日 09:31撮影 by  OPPO Reno5 A (eSIM), OPPO
12/31 9:31
12月31日、吹雪の中、涸沢岳山頂。(実は三角点を山頂と勘違い。山頂標識はもう少し進んだ所にあった😅)。メガネが凍って見えない。
12月31日、吹雪の中、涸沢岳山頂。(実は三角点を山頂と勘違い。山頂標識はもう少し進んだ所にあった😅)。メガネが凍って見えない。
ツエルトで寝るには寒いかなと、少しビビってたけどプラティパスを湯たんぽにして、足裏にカイロえお貼ったら超快適でした✨
2023年12月31日 15:41撮影 by  901ZT, ZTE
12/31 15:41
ツエルトで寝るには寒いかなと、少しビビってたけどプラティパスを湯たんぽにして、足裏にカイロえお貼ったら超快適でした✨
年越しそば。ラジオで紅白聴くことを試みるが上手く電波を合わせられず断念💦
2023年12月31日 19:33撮影 by  901ZT, ZTE
12/31 19:33
年越しそば。ラジオで紅白聴くことを試みるが上手く電波を合わせられず断念💦
元旦朝、吹雪は止んで、予報通り晴れそう。
風が強烈に強い🌪?
2024年01月01日 06:47撮影 by  901ZT, ZTE
1/1 6:47
元旦朝、吹雪は止んで、予報通り晴れそう。
風が強烈に強い🌪?
2024年01月01日 06:47撮影 by  OPPO Reno5 A (eSIM), OPPO
1/1 6:47
前穂北尾根に初日の出
2024年01月01日 06:58撮影 by  901ZT, ZTE
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1/1 6:58
前穂北尾根に初日の出
これ以上強風に耐えられず小屋に戻る。
2024年01月01日 06:59撮影 by  901ZT, ZTE
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1/1 6:59
これ以上強風に耐えられず小屋に戻る。
爆風の中、ポーズ。
2024年01月01日 06:59撮影 by  OPPO Reno5 A (eSIM), OPPO
1/1 6:59
爆風の中、ポーズ。
奥穂への登り。氷化していて悪い。
2024年01月01日 08:44撮影 by  OPPO Reno5 A (eSIM), OPPO
1/1 8:44
奥穂への登り。氷化していて悪い。
奥穂に登る途中より。
2024年01月01日 09:40撮影 by  901ZT, ZTE
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1/1 9:40
奥穂に登る途中より。
ジャンダルムが見えた!
2024年01月01日 09:57撮影 by  901ZT, ZTE
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1/1 9:57
ジャンダルムが見えた!
奥穂高岳山頂、元旦に一番乗り。
2024年01月01日 10:01撮影 by  OPPO Reno5 A (eSIM), OPPO
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奥穂高岳山頂、元旦に一番乗り。
今年初の奥穂高岳
2024年01月01日 10:02撮影 by  901ZT, ZTE
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1/1 10:02
今年初の奥穂高岳
祠にエビの尻尾
2024年01月01日 10:02撮影 by  901ZT, ZTE
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祠にエビの尻尾
奥穂からの降り。カチカチに凍っていてアイゼン、ピッケル刺さりにくい。慎重に進む
2024年01月01日 10:18撮影 by  OPPO Reno5 A (eSIM), OPPO
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1/1 10:18
奥穂からの降り。カチカチに凍っていてアイゼン、ピッケル刺さりにくい。慎重に進む
奥穂から小屋への戻り。状態悪かったので懸垂3発で小屋に戻る
2024年01月01日 11:06撮影 by  OPPO Reno5 A (eSIM), OPPO
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1/1 11:06
奥穂から小屋への戻り。状態悪かったので懸垂3発で小屋に戻る
2024年01月01日 11:34撮影 by  OPPO Reno5 A (eSIM), OPPO
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1/1 11:34
ノートレースの蒲田富士を下山
2024年01月01日 14:58撮影 by  901ZT, ZTE
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1/1 14:58
ノートレースの蒲田富士を下山
元旦、下山の蒲田富士からの稜線。ここにテントを張るというPTに撮ってもらった。
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元旦、下山の蒲田富士からの稜線。ここにテントを張るというPTに撮ってもらった。

感想

仕事の都合で年末山に入れるのは30日から。
31日の悪天候をどうやり過ごすのかがポイント。

29日、新穂高温泉駐車場に前泊。
30日、予定通り、テント適地迄。雪が少なくトレースバッチリ。トレースが続いていると思うので、晴天が続けば山頂は楽に踏めるだろう。
2350mのテント適地には学生の合宿組も含めて9張りとにぎやか。今日、ピークを踏んで後は下山のPTがほとんど。我々は1段上がって2400mのスペースにテントを張る。

夜、飲みながら翌日の相談。沈か行動か。16時の天気図で、悪いのは確かだが、午前中短時間なら行動出来そう。穂高岳山荘迄上がっておくことになった。

31日、4時起床。テントを叩く音に雨かと思ったが湿雪。一晩で30センチ位積もっただろうか。トレースは消えていた。

5時行動開始。樹林帯を抜け、蒲田富士の稜線で方向が変わる。赤旗を立てる。下山は北330度方向だ。フィックスロープがある岩稜帯を登って蒲田富士。

両雪庇ゾーンは北にだけ張り出しているとの情報。視界が悪いので踏抜き注意で南側をトラバース気味に進む。

F沢のコルからはルンゼを選択。膝下位のラッセルで案外登りやすい。途中、右の尾根に乗る。尾根の方向が変わり、涸沢岳への尾根に乗った事が分かった。すぐ芯には寄らず、トラバース気味に徐々に稜線に近付く。

吹雪の中、涸沢岳登頂。後続に登ってくる人はいなかったので、我々が2023年最後の涸沢岳登頂となった。

冬期小屋の入口を掘り起こして中に入ると先客1名。何日も定着している様子。午後から風も雪も強まる。雪の量もほどほどで上がってこれたので午前中行動は正解だった。

元旦。日の出を見るために扉を開けると凄い雪の量。50センチ位積もったかな。強風で立ってられない。何とか初日の出を写真に収めて小屋で風がおさまるのを待つ。今日はいい天気だ!

9時、小屋発。奥穂への登山道は地面がカチカチに氷化して悪い。ピッケルが数ミリしか刺さらない。4点支持で慎重に登る。
見たことも無い様な絶景にテンションがあがった。2024年奥穂高岳へ一番乗りだ。結局、この日登ってくる人はいなかった。
小屋への下降は懸垂3発を交えて。

涸沢岳から下降の稜線、長いトラバースが続く。トラバースのアイゼンワークが下手なので自分には一番怖かった。雪山歩行の基礎からトレーニングし直さなきゃと思いながら歩いていると浮いた雪に足を取られ、谷底に滑り出した。何とか滑落停止の姿勢を取って止まった。そこから先は、先行する相方には申し訳ないが、事故らないよう、前爪とピッケルを利かせてのカニ歩きを交えて時間をかけてトラバースを通過した。

F沢のコルへの下降は岩稜帯を選択。先行する相方のトレースは風で消えていた。3分の2下降、その先のピナクル通過はロープが欲しくなる傾斜のはず。相方を呼んだが応答無し。コル迄行ったかと思い、雪崩を気にしながら沢に降り、下降した。

結果的に相方は懸垂ポイントで待っていた。
降雪後、晴天、午後の気温があがる時間と考えるとルート取りがこの山行の一番の反省点だ。
まあ、雪崩ずに良かった。

時間をかけてしまったが、帰れるなら今日中に帰りたい。テン場から下のトレースバッチリのルートをヘッデン下山。

晴天を掴んでトレースを辿るより、結果的には難易度が上がり、満足度の高い山行が出来た。









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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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技術レベル
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体力レベル
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