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Yamareco

記録ID: 72875
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

南岳-槍ヶ岳-双六周遊36キロ 日帰りで新穂高はやっぱり遠かった

2010年08月02日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
20:08
距離
36.9km
登り
2,975m
下り
2,982m

コースタイム

登山案内所0:10 - 3:16槍平小屋3:40 - (南沢道迷い22分ロス) 7:29南岳小屋7:50- 10:43槍ヶ岳山荘11:00 - 11:20槍ヶ岳 - 11:45槍ヶ岳山荘11:50 - 15:55双六小屋15:58 - 17:34鏡平小屋17:34 - 19:05林道 - 20:20登山案内所
CT 22時間程
天候 晴れ後少しガス
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅15:45 - 21:40新穂高駐車場21:00 - 2:30自宅
新穂高の無料駐車場への入り口は、新穂高のバス停の手前のトンネルの左が切れている所。深山荘になっていて判り難い。
コース状況/
危険箇所等
<全般>
このコースでアイゼン等の雪山装備は不要。

<新穂高温泉-槍平小屋>
最初の方で林道の横に歩行者用の専用通路が有る。これ沿いの方が距離は短い。またこの先で右に細い登山道が有る。登山地図にも載っている穂高平の非難小屋の前に出る道。但し暗い時はわかり難い。

最初の方で林道の横に歩行者用の専用通路が有る。これ沿いの方が距離は短い。またこの先で右に細い登山道が有る。登山地図にも載っている穂高平の非難小屋の前に出る道。但し暗い時はわかり難い。冷静に探す。

<槍平小屋 - 南岳小屋>
暫く歩くと南沢に出る。まだ雪渓が残っており、印が雪に隠れて見えなくなる。夜間だと凍っているのでアイゼンが必要に思えるが実際は、矢印は無視して沢の右側を進むと雪渓を歩かずに沢からそれて右に登る道に出る。

<南岳小屋 - 槍ヶ岳山荘>

わかり易い道で特に問題は無い。中岳の雪渓の少し下に雪解け水の清水が湧いており冷たくって美味しい。大喰岳の山頂は少しだけ縦走路から外れているが、槍と穂高の景色が素晴らしいので是非寄りたい。

<槍ヶ岳山荘 - 槍ヶ岳>

山荘から見上げるととても登れそうも無いが、登ってみるとそれ程でもない。しかし登り、下りの人で、平日でも渋滞するので時間はかかる。

<槍ヶ岳山荘 - 双六小屋>

所々鎖や梯子が有るが、難しくは無い。今年は雪が結構残っているがアイゼン等は不要。

<双六小屋 - 鏡平小屋>

特に難しい箇所は無い。

<鏡平小屋 - 新穂高温泉>

特に難しい箇所は無い。道は岩や小石がほとんど。林道は退屈だがわかり易い。

<風呂>
深山荘で入れる。露天風呂は大きくって気持ちが良い。

予約できる山小屋
槍平小屋
朝の笠ヶ岳方面。この日は朝方はもやっていた。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/3 11:36
朝の笠ヶ岳方面。この日は朝方はもやっていた。
先の写真の手前の中崎尾根をズーム。新穂高に前回来た時は、帰りは中崎尾根を通ったのを思い出す。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/3 11:36
先の写真の手前の中崎尾根をズーム。新穂高に前回来た時は、帰りは中崎尾根を通ったのを思い出す。
穂高連峰にも朝陽が。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/3 11:36
穂高連峰にも朝陽が。
もうちょっと上から再度、笠ヶ岳方面。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/3 11:36
もうちょっと上から再度、笠ヶ岳方面。
中崎尾根の奥丸山をズーム。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/3 11:36
中崎尾根の奥丸山をズーム。
西尾根。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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西尾根。
西尾根。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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西尾根。
雷鳥さん(南岳の少し下)。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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雷鳥さん(南岳の少し下)。
同じ雷鳥さん。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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同じ雷鳥さん。
登って来た西尾根を振り返る。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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登って来た西尾根を振り返る。
南岳小屋の近く。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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南岳小屋の近く。
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穂高方面を振り返って。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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穂高方面を振り返って。
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また笠ヶ岳方面です。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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また笠ヶ岳方面です。
槍ヶ岳が見えてきました。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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槍ヶ岳が見えてきました。
ズームです。手前は中岳。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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ズームです。手前は中岳。
2010年08月03日 11:36撮影 by  FinePixViewer Ver.5.4, FUJIFILM
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雪渓の脇に咲く。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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雪渓の脇に咲く。
今年は結構雪渓が残っています。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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今年は結構雪渓が残っています。
槍ヶ岳への稜線。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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槍ヶ岳への稜線。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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中岳です。頂上近くの雪渓の湧水が冷たくって美味しいです。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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中岳です。頂上近くの雪渓の湧水が冷たくって美味しいです。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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その湧水です。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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その湧水です。
来し方を振り返って。穂高はやっぱり目立ちます。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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来し方を振り返って。穂高はやっぱり目立ちます。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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穂高と花々の饗宴。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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穂高と花々の饗宴。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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寝転がって撮っています。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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寝転がって撮っています。
2010年08月03日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/3 11:37
槍ヶ岳をバックに。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/3 11:37
槍ヶ岳をバックに。
やっぱり穂高。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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やっぱり穂高。
中崎尾根と笠ヶ岳も見え方が変わりました。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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中崎尾根と笠ヶ岳も見え方が変わりました。
中崎尾根と奥丸山です。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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中崎尾根と奥丸山です。
中岳を越えると槍ヶ岳が近づいてきます。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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中岳を越えると槍ヶ岳が近づいてきます。
槍から続く表銀座の山々です。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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槍から続く表銀座の山々です。
来し方を振り返って。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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来し方を振り返って。
大喰岳の山頂から槍ヶ岳を望む。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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大喰岳の山頂から槍ヶ岳を望む。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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大喰岳の山頂から来し方を振り返って。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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大喰岳の山頂から来し方を振り返って。
そのズーム。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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そのズーム。
さらにズーム。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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さらにズーム。
もうすぐ槍ヶ岳。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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もうすぐ槍ヶ岳。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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来し方を振り返って。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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来し方を振り返って。
大喰岳を振り返って。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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大喰岳を振り返って。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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槍ヶ岳山荘に到着!
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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槍ヶ岳山荘に到着!
槍ヶ岳の山頂からの絶景。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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槍ヶ岳の山頂からの絶景。
槍ヶ岳山荘が小さく見えます。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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槍ヶ岳山荘が小さく見えます。
これから行く、双六への道。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/3 11:37
これから行く、双六への道。
スイングパノラマで。
2010年08月03日 11:41撮影 by  FinePixViewer Ver.5.4, FUJIFILM
8/3 11:41
スイングパノラマで。
槍ヶ岳の山頂。岳人の人が写真を撮っていました。皆で並んでと言われて参加しました。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/3 11:37
槍ヶ岳の山頂。岳人の人が写真を撮っていました。皆で並んでと言われて参加しました。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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ガスったせいか雷鳥さんが登山道を歩いていました。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/3 11:37
ガスったせいか雷鳥さんが登山道を歩いていました。
ここまで来たら双六小屋はすぐです。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/3 11:37
ここまで来たら双六小屋はすぐです。
双六小屋をあとにして鏡平小屋に向かって出発したところ。双六小屋は既に遠方。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/3 11:37
双六小屋をあとにして鏡平小屋に向かって出発したところ。双六小屋は既に遠方。
双六小屋のズーム。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/3 11:37
双六小屋のズーム。
鏡平小屋です。ガスっていて槍や穂高が見えなかったのが残念。
2010年08月03日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/3 11:37
鏡平小屋です。ガスっていて槍や穂高が見えなかったのが残念。

感想

1月に立てた今年の目標の1番の挑戦のはずだったがあえなく敗退したレコです。
距離とコースタイムが長いので、0時に出発する予定でいつもより早く家を出ました。駐車場に午後8時頃に着いて3時間位は寝たかったのです。

いつもどおり相模湖ICからのるつもりでした、相模湖ピクニックランドの手前から大渋滞。
てっきり相模湖ピクニックランドを抜けるとすくかと思ったらぜんぜん進まなくなりました。警察の車を出ていたので看板を見たら8月1日は相模湖の湖上花火大会と書かれているではないですか。進まないはずです。

急遽Uターンをして20号に回りましたが、これも相模湖が近づくと渋滞。我が家のカーナビでは20号もこの辺りの渋滞情報が表示されないのです。
たぶんVICSの情報がこの近辺は無いのでしょう。結局、前の車の後をついて山沿いの道で相模湖駅の裏を抜けて20号に戻りましたが、それでも駐車場着が午後9時45分、結局1時間30分も寝れませんでした。

しかも途中で寄ったコンビニでオニギリが売り切れ。まだ30キロ以上有ると思ったらコンビニが新島々以降は無かったのです。よって食料は事前に買っておいたパンのみです。
さらに髭剃りと歯ブラシも忘れ(今年初忘れ)、23時30分にアラームをセットして起きたら、この前に電池を換えたばかりの時計が一切表示しなくなったのです。寝る前は大丈夫だったのにGショック。

災難はさらに続きます。0時10分に登山届けを出して出発してから、去年の槍ヶ岳では気づかなかった、林道の始めの方を短縮する登山道を見つけてしまいました。
迷った末にこの道を試しましたが、途中で迷いかけました。やはり暗闇では初めての道より、安全な林道を歩くべきでした。
さらにペットボトル2本とは別にいつも持ってくる野菜ジュース1リットルを忘れていました。しかも今回は2本のペットボトルにはイオン飲料の粉だけ入れ、水は途中の小川で入れるつもりでした。

結局、水無しで槍平小屋まで我慢。500ミリのペットボトルに水を汲み、パンを食べて出発。しかし南沢で水が汲めると思い込んでいたので、2リットルのペットボトルには水を入れないという大失態を犯してしまいました。
500ミリの水は、パンを食べる時に結構飲んだので、南岳小屋に着くまで水無しで歩く羽目に。
さらに今回初めて歩く南岳へのコースで、最初の南沢が雪渓で覆われて道が分から無い。事前に小屋に電話してアイゼン等は不要と聞いていたので持って来なかったが、早朝で凍った雪渓を歩きながら道を探すのは怖い怖い。
結局は少し明るくなってから右側に登る登山道らしきものを発見できました。

元々は槍・穂高でまで歩いていない槍平小屋から南岳小屋、及び西穂高山荘から新穂高温泉を通る、穂高周遊コースの予定が、予定より1時間遅れの7時30分に南岳小屋に着いた時点で断念しました。軽い脱水症状で疲れての到着ではいたしかた無いですね。もし前のコースタイムで歩けても、西穂から奥穂まで3時間、穂高岳山荘から南岳小屋まで4時間かかりますから。これに西穂から新穂高までの時間を加えると大変です。

槍ヶ岳にコースを変更してからは、もやっていた景色もクリアになって来て、素晴らしい景色が見え、午前中は花の写真を撮ったりしながらトレッキングを楽しめた。意外だったのが月曜日にも関わらず登山者が多かった事、それも韓国人が日本人と同じ位いた事。
こんにちはと言うと、アンニョンハセヨと返ってくる。韓国で日本の山に登るツアーが流行っているのでしょうか?

中岳の雪渓下でも韓国の登山者が大勢休憩していました。身体が水を欲しがっており、南岳小屋で購入した2リットルの水の、半分を既に飲んでしまったので、
ここの雪渓の雪解け水で補給しました。ほんとに冷たくって美味しい水だったので、中岳への登りを再開した時、下って来た韓国人の団体さんにも教えて上げました。

槍ヶ岳山荘にに着いてちょっと休憩、その後で槍の穂先に登ってちょっと考えてしまいました。どちらから帰ろうかと。。。
時間と疲労度から考えると、去年と同じ中崎尾根から下山、奥丸山から先はワサビ平に下りずに、廃道をそのまま中崎尾根沿いに新穂高に下るのが妥当です(廃道が魅力的)。

ただ槍の山頂から見た双六方面と、まだ行った事の無い鏡平はもっと魅力的に見えました。それでこちらに決めたのですがちょっと無理が有ったようです。
途中で双六に向かう韓国人の団体にまた会ったのですが、雪を溶かしてお湯を沸かそうとしているのを見かねて、途中から引き返して水を注いであげました。
水が多少無いと、雪だけだと空気が沢山入っているので解けにくいのです。そうしたら飴をくれました。流石にこの後でわらしべ長者にはなりませんでしたが(;^_^A

途中で会った人たちはみんな双六泊まり。僕だけ日帰りで泣けますが、急がないと日が暮れるので水だけ1リットル補給して鏡平を目指します。
鏡平小屋は池のほとりに建っていて、そのたたずまいが良くってのんびりしたかったのですが、ここでは携帯電話で家に遅くなる旨の電話をして先を急ぎました。しかしここで携帯電話のバッテリーが切れかかっているのに気づきました(;^_^A

急がなければいけません。取りあえず林道に着いたのはまだ明るい内だったのですが、直ぐに暗くなり退屈な暗闇での林道歩きが続きます。この辺りではお風呂に入れるかを心配していましたが、案の定駄目でした。
下山届けを出して家に再度の電話をした所でバッテリ切れ。ほんとにぎりぎりのタイミングですね(;^_^A アセアセ・

ナビの家への到着予定時間は、この時点で2時。妻にも仮眠してから帰ってきたらと言われたのと、諏訪サービスエリアに風呂がある事を思い出し、まずはそこまで運転しました。
しかし風呂は午後9時まで、到着は10時過ぎ。結局ここでは遅めの晩御飯を食べて20分ほど仮眠してから出発。自宅に帰ったのが2時30分でした(ナビは3時到着予定でしたが)。

朝食は僕の仕事なのですが、流石に翌日は6時45分にしか起きれず、妻が半分やってくれていたところで交代、昨日は(今日?)仕事の後でこのレコを書いていたら、1時30分に寝る羽目に。
朝早く顧客へ行かなければならないので、6時15分に起きて朝食を作ってから仕事に。。。今日は戻ってから仕事とこのレコを終え、明日から旅行なので4時起きです。

上海出張のメールが来ているし、どうしようか。。。ただ意外な事に、風呂に入れなかったので昨日は筋肉痛がひどいだろうと思ったのに、たいした筋肉痛では無いのです。
やっぱり出だしが軽い脱水症状で疲れていたため、歩くのが遅かったから足には余力があったのでしょうか(;^_^A

このコースなら、koshibaさん、ainuさん、kankotoさん等なら、4、5時間は早く下山していますよね(;^_^A

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コメント

相変わらずすごい!
Futaroさん

またまた凄い山行をやってぬけましたね。素晴らしいです。岩場含みの36kmですか

ビビリの私には縁遠いコースですね。
でもインスパイアされました!今週ショート夏休み第2段で東北でロングコース縦走予定です
2010/8/3 20:44
今回もまたまた目標未達成です。
shira-gaさん、今晩は。

後で感想に書きますが、今回もまたまた目標未達成です。今回は最初の7時間で当初の予定を諦めました(;^_^A

というか新穂高に着く前に終っていたのかも知れません アンラッキーの連続でしたから。

これはそれでもそれなりに頑張てみたというレコなんです。
2010/8/3 21:30
ロングトレイルお疲れ様でした
Futaroさん、こんばんは。

距離も距離ですが、行動時間20時間超もすごいですね

私など、槍ヶ岳日帰りという発想自体できません
ほんとにすごいです。

目標達成とはいかなかったかもしれませんが、
天候もまずまずで、充実した山行になったのでは
ないでしょうか。
2010/8/3 23:13
おもしろそう
Futaroさん はじめまして
興味のわくルートですね。とはいっても私は日帰りでは無理、せめて1泊ください
最初の計画では新穂高ー南岳ー奥穂ー西穂ー新穂高ルートだったのですか?
それにしても奥穂→西穂が3hとはすごすぎます。
2010/8/4 7:07
行動時間20時間超は駄目な見本です。
koodooさん、今晩は。

行動時間20時間超は決して褒められたものでは無いです。自分でやっておいてなんですが、危険でも有るのでやるべきでは無いですね(;^_^A

僕は日帰りしか出来ないから仕方ないですが、泊まれるなら泊まった方が良いですよ。双六小屋や鏡平小屋に到着して寛いでいる人たちがうらやましかったです。
お風呂に入れなかったし(/_<) ナケルネェ

それも当初の目標を達成しての上だったら、まだ充実感が違ったでしょうが。。。

ただ午前中はとっても景色が良くって満足しました。三俣山荘も見えたし。微妙な達成感ですね
2010/8/4 21:22
面白くはありました。
bmwr1100rsさん、今晩は。

このルートは、去年の日帰り槍ヶ岳の周回、中崎尾根からワサビ平を歩いたときにちょっと思ったルートの1つです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4070.html

ただ最初からこちらに周るつもりなら、南岳はパスして槍ヶ岳に直接のぼり、双六小屋から笠ヶ岳のコースの方が良さげです。もちろん一泊して下さい。その方が楽しめます。

若い独身の頃は、日帰りで登山なんか考えもしなかったです。せっかくの山の上での朝陽、夕日が見えませんから( も飲めないし)。

ちなみに前に奥穂→西穂が3hの時は、上高地から西穂で一泊、北穂で一泊、嘉門次小屋で一泊と3泊もし、最後は徳本峠で島々に抜けて松本から電車で帰宅しました
2010/8/4 21:38
確かに
槍直登のほうが行程に余裕がありそうですね。
はるかに見えてくる槍を見ながら歩くのも悪くはないですが
1泊だと新穂高から上がって、槍の上で一泊し、双六側へ下りていく、って感じでしょうか。
どちらにしても夜明けと夕焼けのときにまったりできるのは山の醍醐味ですもんね
2010/8/5 5:59
凄すぎですよ!!
Futaroさん、こんばんは。

日帰り縦走お疲れ様でした
ってか、凄すぎですよ!!
何時間歩いているのですか!?
私は10時間、20kmが限界ですよ

しかしここの稜線は文句なしの絶景ですね。
頑張って南岳新道を登っていく甲斐がありますね。

帰りの運転も御苦労さまでした
2010/8/5 18:18
夕焼けをみながらのまったり感
良いですね〜。 を飲みながらのまったり感ですね

八ヶ岳の赤岳頂上小屋なんかは、小屋にいながらにして山頂からの景色を眺めながらまったりできるので最高ですね。

ところで槍平小屋からの槍直登ルートだと、途中まで槍ヶ岳が見えなくって、見えたときにはもうまじかに迫っているので、はるかに見えてくる槍を見ながら歩くなら、逆コースで双六側から周った方が良いですね。
2010/8/8 15:12
悪い見本ですみません。
kankotoさん、こんにちは。

20時間はかかりすぎですね。まったく悪い見本です。すみません。17時までに新穂高に戻れそうも無いなら、行くべきでは無かったです(;^_^A アセアセ・

今年の初めに立てた目標を一つも達成していないので、ちょっと頑張ってみたのですが無理が有りましたね。
http://www.yamareco.com/modules/diary/1201-detail-6080
お風呂に入れなかったのと帰りの運転は辛かったです。

kankotoさんなら15時には戻っていると思います。自分もこの位のコースはその位で歩ける様に成りたいのですが。。。
そうすれば日帰りでも安全により色々なバリエーションコースが歩けます。理想はkankotoさんの様に遅くとも15時着ですね
2010/8/8 15:37
Futaroさん、おはようございます。
このコース、ヤマケイ07年7月号にありましたが、三泊四日のコースとして
紹介されてました。北アのセブンサミッツという特集をやった際のものです。
これを日帰りでやるのは凄まじい体力と気力ですね。
自分には、せいぜい二泊三日のコースを日帰りでやるのが精一杯です。
20時間という時間を歩き続けているのがびっくりです。
過去に、上高地から岳沢をあがり涸沢岳まで行って、パノラマコース経由で
上高地に下り車で日帰り帰宅した事ありますが、今回のこの記録はまったく規模から違います。
2010/8/19 7:04
それは知りませんでした。
でもこのレコって、単に僕の様にあまり速く無い人でも、長く歩けばこの位は行けるという例で、そんなに凄くは無いですよ。

せめてこのコース、18時に新穂高温泉に着く位の速さで歩けていれば良いのですが。。。花の撮影と休憩で2時間位かかっているので、これだと歩行時間が16時間で37キロ。平均時速が2.3キロとなります。それでも速く無いですが許容範囲ですね。

理想的にはさらに3時間早くて15時に着く位ですね。ainuさんのペースならやれるのでは?このコースを花の写真を撮りながら山行を楽しんで、でも15時には新穂高温泉に着いてお風呂に入って帰れるって理想ですよね。

ただ横浜から新穂高の往復を、夜行日帰りで一人で運転するのは、確かにきついし危険では有りますが。。。
2010/8/19 9:38
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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