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Yamareco

記録ID: 73030
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

裏銀座縦走【前編】[高瀬ダム-烏帽子岳-野口五郎岳-水晶岳-鷲羽岳-三俣山荘]

2010年08月01日(日) 〜 2010年08月02日(月)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
21.6km
登り
2,703m
下り
1,440m

コースタイム

1日目(8/1)
06:10 06:30 高瀬ダム
    ↓(徒歩25分)
06:55 07:00 ブナ立尾根取付
    ↓(徒歩35分)
07:35 07:40 権太落し(9番標)
    ↓(徒歩95分)
09:15 09:20 2208.5m三角点(4番標)
    ↓(徒歩85分)
10:45 10:55 烏帽子小屋(0番標)
    ↓(徒歩25分)
11:20 11:20 烏帽子岳分岐
     ↓(徒歩20分)
11:40 11:45 烏帽子岳[2628m]
    ↓(徒歩20分)
12:05 12:05 烏帽子岳分岐
    ↓(徒歩25分)
12:25 --:-- 烏帽子小屋(泊)

2日目(8/2)
--:-- 05:25 烏帽子小屋
    ↓(徒歩55分)
06:20 06:20 三ツ岳
    ↓(徒歩110分)
08:10 08:25 野口五郎岳[2924.3m]
    ↓(徒歩25分)
08:50 08:50 真砂岳分岐点
    ↓(徒歩65分)
09:55 10:00 東沢乗越
    ↓(徒歩45分)
10:45 11:00 水晶小屋
     ↓(徒歩35分)
11:35 11:40 水晶岳(黒岳)[2986m]
    ↓(徒歩20分)
12:05 12:20 水晶小屋
    ↓(徒歩25分)
12:45 12:45 ワリモ北分岐
    ↓(徒歩20分)
13:05 13:05 ワリモ岳(割物岳)[2888m]
    ↓(徒歩25分)
13:30 14:00 鷲羽岳[2924.2m]
    ↓(徒歩45分)
14:45 --:-- 三俣山荘(泊)
天候 0日目(7/31)
夜行列車に乗っただけであまり関係がない。

1日目(8/1)
高瀬ダム到着時には稜線にやや雲がかかるが、概して晴れ。昼過ぎにはガスが濃くなり、小雨がぱらつくが、日没までには回復する。

2日目(8/2)
出発時から快晴。10時頃から雲が吹き上がり始めるが晴れを維持。紫外線の強さを感じた。日没時にはかなりガスが出ていた。
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
<電車>
高瀬ダムの最寄り駅である信濃大町まではムーンライト信州81号を利用。

<タクシー>
駅前にはタクシーが待機しており、同じ方面へ向かう人を募り乗車する。お世話になったタクシーは、8100円でメーターを止めてくれた。
コース状況/
危険箇所等
<高瀬ダム-烏帽子小屋>
◎登山届
 ・七倉でゲートを通過する際に必ず提出。登山相談員のチェックが入るが、ヤマレコの計画書で了解が出た。
◎コース
 ・ブナ立尾根は確かに急登で、荷物が重いと大変ではあるが、道はしっかりしていた。
 ・4番標と3番標の間に北側が崩落している箇所があったが、コースを外れて覗き込むようなことがなければ問題はない。
 ・烏帽子岳の頂上付近は岩場なので慎重を要するが、他は危険箇所なし。
◎トイレ
 ・七倉に綺麗なトイレあり。紙もあった。
 ・烏帽子小屋には小屋内外にトイレあり。外のトイレは使わなかったが、小屋内のトイレには紙も備えてある。
◎水場
 ・濁沢の水場は現在使えないようで、七倉の登山相談所の水道を使わせてもらえる。タダの水はこれから先しばらくお預け。
 ・烏帽子小屋では天水を消毒したものを200円/ℓで購入できる。

<烏帽子小屋-三俣山荘>
◎コース
 ・真砂岳分岐点から水晶小屋までの間にヤセ尾根もあるが、特に危険な箇所は見受けられなかった。
 ・鷲羽岳から三俣山荘までの下りはかなり急で、ガレている。
 ・日を遮るものは途中ほとんどなく、日が出ていると相当の紫外線を浴びることになる。
◎水場
 ・三ツ岳の少し先でお花畑コースを選ぶと、残雪から溶け出す水があり利用可能。
 ・三俣山荘には小屋前にタダの水場あり。
◎トイレ
 ・当然のことながら小屋にしかない。三俣山荘のトイレはとても綺麗で、水洗かつ紙つき。
七倉ゲート。ここで登山届を提出する。
2010年08月01日 05:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 5:49
七倉ゲート。ここで登山届を提出する。
フジアザミ
[キク科 アザミ属]
2010年08月01日 06:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 6:31
フジアザミ
[キク科 アザミ属]
高瀬ダム。ここまでタクシーが入る。
2010年08月01日 06:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 6:31
高瀬ダム。ここまでタクシーが入る。
ブナ立尾根取付までは歩きにくい。
2010年08月01日 06:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 6:42
ブナ立尾根取付までは歩きにくい。
エゾムカシヨモギ
[キク科 ムカシヨモギ属]
2010年08月01日 06:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 6:46
エゾムカシヨモギ
[キク科 ムカシヨモギ属]
シナノナデシコ(ミヤマナデシコ)
[ナデシコ科 ナデシコ属]
2010年08月01日 06:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 6:52
シナノナデシコ(ミヤマナデシコ)
[ナデシコ科 ナデシコ属]
クマイチゴ
[バラ科 キイチゴ属]
yamabitoさん、多謝!!
2010年08月01日 06:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 6:53
クマイチゴ
[バラ科 キイチゴ属]
yamabitoさん、多謝!!
ウド
[ウコギ科 タラノキ属]
2010年08月01日 06:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 6:55
ウド
[ウコギ科 タラノキ属]
イケマ
[ガガイモ科 カモメヅル属]
2010年08月01日 06:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 6:55
イケマ
[ガガイモ科 カモメヅル属]
ブナ立尾根取付。
2010年08月01日 06:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 6:57
ブナ立尾根取付。
クルマムグラ
[アカネ科 ヤエムグラ属]
花にピントが合わず掲載をためらっていたが、アカネ科は初なので。
2010年08月01日 06:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 6:59
クルマムグラ
[アカネ科 ヤエムグラ属]
花にピントが合わず掲載をためらっていたが、アカネ科は初なので。
ミヤマママコナ
[ゴマノハグサ科 ママコナ属]
2010年08月01日 07:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 7:03
ミヤマママコナ
[ゴマノハグサ科 ママコナ属]
タマガワホトトギス
[ユリ科 ホトトギス属]
2010年08月01日 07:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 7:30
タマガワホトトギス
[ユリ科 ホトトギス属]
ヤグルマソウ
[ユキノシタ科 ヤグルマソウ属]
2010年08月01日 07:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 7:52
ヤグルマソウ
[ユキノシタ科 ヤグルマソウ属]
ツクバネソウとカニコウモリ
[ユリ科 ツクバネソウ属]/[キク科 コウモリソウ属]
2010年08月01日 08:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 8:10
ツクバネソウとカニコウモリ
[ユリ科 ツクバネソウ属]/[キク科 コウモリソウ属]
アキノキリンソウ
[キク科 アキノキリンソウ属]
2010年08月01日 08:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 8:23
アキノキリンソウ
[キク科 アキノキリンソウ属]
キンレイカ
[オミナエシ科 オミナエシ属]
2010年08月01日 08:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 8:33
キンレイカ
[オミナエシ科 オミナエシ属]
6番標。高さで言えばここで半分。
2010年08月01日 08:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 8:34
6番標。高さで言えばここで半分。
ヤマハハコ
[キク科 ヤマハハコ属]
2010年08月01日 08:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 8:41
ヤマハハコ
[キク科 ヤマハハコ属]
クガイソウ
[ゴマノハグサ科 クガイソウ属]
2010年08月01日 08:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 8:48
クガイソウ
[ゴマノハグサ科 クガイソウ属]
途中不動岳方面の展望が少し開ける。
2010年08月01日 08:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 8:48
途中不動岳方面の展望が少し開ける。
グンナイフウロ
[フウロソウ科 フウロソウ属]
2010年08月01日 08:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 8:50
グンナイフウロ
[フウロソウ科 フウロソウ属]
ギボウシの一種だと思うのだが...
2010年08月01日 08:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 8:51
ギボウシの一種だと思うのだが...
マルバダケブキ
[キク科 メタカラコウ属]
2010年08月01日 08:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 8:51
マルバダケブキ
[キク科 メタカラコウ属]
ミヤマシシウド
[セリ科 シシウド属]
暗い。
2010年08月01日 08:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 8:51
ミヤマシシウド
[セリ科 シシウド属]
暗い。
ゴゼンタチバナ
[ミズキ科 ゴゼンタチバナ属]
2010年08月01日 09:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 9:13
ゴゼンタチバナ
[ミズキ科 ゴゼンタチバナ属]
シラタマノキ
[ツツジ科 シラタマノキ属]
2010年08月01日 09:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 9:30
シラタマノキ
[ツツジ科 シラタマノキ属]
シナノオトギリ
[オトギリソウ科 オトギリソウ属]
実はオトギリソウの仲間の区別はよく分かっていない。
2010年08月01日 09:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 9:44
シナノオトギリ
[オトギリソウ科 オトギリソウ属]
実はオトギリソウの仲間の区別はよく分かっていない。
ツマトリソウ
[サクラソウ科 ツマトリソウ属]
2010年08月01日 10:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:16
ツマトリソウ
[サクラソウ科 ツマトリソウ属]
ズダヤクシュ
[ユキノシタ科 ズダヤクシュ属]
2010年08月01日 10:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:19
ズダヤクシュ
[ユキノシタ科 ズダヤクシュ属]
オオヒョウタンボク
[スイカズラ科 スイカズラ属]
2010年08月01日 10:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:20
オオヒョウタンボク
[スイカズラ科 スイカズラ属]
ハクサンボウフウ
[セリ科 カワラボウフウ属]
2010年08月01日 10:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:20
ハクサンボウフウ
[セリ科 カワラボウフウ属]
1番標のある場所には立派なダケカンバ(×白樺)が生えている。修正するまで、山の白樺をダケカンバと言うのかと思っていた。
2010年08月01日 10:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:23
1番標のある場所には立派なダケカンバ(×白樺)が生えている。修正するまで、山の白樺をダケカンバと言うのかと思っていた。
ミヤマホツツジ
[ツツジ科 ミヤマホツツジ属]
2010年08月01日 10:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:25
ミヤマホツツジ
[ツツジ科 ミヤマホツツジ属]
タカネニガナ
[キク科 ニガナ属]
2010年08月01日 10:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:28
タカネニガナ
[キク科 ニガナ属]
ミツバオウレン
[キンポウゲ科 オウレン属]
2010年08月01日 10:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:29
ミツバオウレン
[キンポウゲ科 オウレン属]
ミヤマカラマツ
[キンポウゲ科 カラマツソウ属]
2010年08月01日 10:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:30
ミヤマカラマツ
[キンポウゲ科 カラマツソウ属]
マイヅルソウ
[ユリ科 マイヅルソウ属]
2010年08月01日 10:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:33
マイヅルソウ
[ユリ科 マイヅルソウ属]
ヒメクワガタのような気もする。
2010年08月01日 10:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:33
ヒメクワガタのような気もする。
ミヤマキンバイ
[バラ科 キジムシロ属]
2010年08月01日 10:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:36
ミヤマキンバイ
[バラ科 キジムシロ属]
烏帽子小屋が近づくと、ニセ烏帽子岳も垣間見える。
2010年08月01日 10:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:37
烏帽子小屋が近づくと、ニセ烏帽子岳も垣間見える。
ミヤマキンポウゲ
[キンポウゲ科 キンポウゲ属]
2010年08月01日 10:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:39
ミヤマキンポウゲ
[キンポウゲ科 キンポウゲ属]
イワカガミ
[イワウメ科 イワカガミ属]
2010年08月01日 10:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:39
イワカガミ
[イワウメ科 イワカガミ属]
ミヤマリンドウ
[リンドウ科 リンドウ属]
2010年08月01日 10:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:40
ミヤマリンドウ
[リンドウ科 リンドウ属]
ムカゴトラノオ
[タデ科 イブキトラノオ属]
2010年08月01日 10:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:42
ムカゴトラノオ
[タデ科 イブキトラノオ属]
クロトウヒレン
[キク科 トウヒレン属]
ただのアザミか何かかと思い掲載をためらっていたが、名前がわかったので。
2010年08月01日 10:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:42
クロトウヒレン
[キク科 トウヒレン属]
ただのアザミか何かかと思い掲載をためらっていたが、名前がわかったので。
ウサギギク
[キク科 ウサギギク属]
2010年08月01日 10:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:43
ウサギギク
[キク科 ウサギギク属]
イワギキョウ
[キキョウ科 ホタルブクロ属]
2010年08月01日 10:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:45
イワギキョウ
[キキョウ科 ホタルブクロ属]
シロバナコマクサ
[ケシ科 コマクサ属]
囲いがあって近づけないのでズームで。
2010年08月01日 10:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 10:47
シロバナコマクサ
[ケシ科 コマクサ属]
囲いがあって近づけないのでズームで。
コマクサ
[ケシ科 コマクサ属]
2010年08月01日 11:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 11:02
コマクサ
[ケシ科 コマクサ属]
リンネソウ
[スイカズラ科 リンネソウ属]
2010年08月01日 11:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 11:03
リンネソウ
[スイカズラ科 リンネソウ属]
ハクサンシャクナゲ
[ツツジ科 ツツジ属]
2010年08月01日 11:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 11:03
ハクサンシャクナゲ
[ツツジ科 ツツジ属]
ミヤマコゴメグサ
[ゴマノハグサ科 コゴメグサ属]
2010年08月01日 11:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 11:04
ミヤマコゴメグサ
[ゴマノハグサ科 コゴメグサ属]
タカネツメクサ
[ナデシコ科 タカネツメクサ属]
2010年08月01日 11:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 11:08
タカネツメクサ
[ナデシコ科 タカネツメクサ属]
ニセ烏帽子岳山頂にはケルンがある。
2010年08月01日 11:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 11:11
ニセ烏帽子岳山頂にはケルンがある。
イワツメクサ
[ナデシコ科 ハコベ属]
この花は縦走中非常に多く見かけた。
2010年08月01日 11:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 11:17
イワツメクサ
[ナデシコ科 ハコベ属]
この花は縦走中非常に多く見かけた。
烏帽子岳分岐から見た烏帽子岳。
2010年08月01日 11:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 11:18
烏帽子岳分岐から見た烏帽子岳。
ピントは合っていないが、実は高山蝶らしかったので掲載。ミヤマモンキチョウ。
[シロチョウ科 モンキチョウ属]
2010年08月14日 22:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/14 22:02
ピントは合っていないが、実は高山蝶らしかったので掲載。ミヤマモンキチョウ。
[シロチョウ科 モンキチョウ属]
烏帽子小屋に荷揚げしたヘリ。
2010年08月01日 11:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 11:23
烏帽子小屋に荷揚げしたヘリ。
ベニバナイチゴ
[バラ科 キイチゴ属]
2010年08月01日 11:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 11:28
ベニバナイチゴ
[バラ科 キイチゴ属]
ナナカマド
[バラ科 ナナカマド属]
2010年08月01日 11:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 11:28
ナナカマド
[バラ科 ナナカマド属]
烏帽子岳山頂。
2010年08月01日 11:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 11:38
烏帽子岳山頂。
オオレイジンソウ
[キンポウゲ科 トリカブト属]
烏帽子に似ている。
2010年08月01日 11:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 11:52
オオレイジンソウ
[キンポウゲ科 トリカブト属]
烏帽子に似ている。
烏帽子小屋。0番標に気がついたのは、烏帽子岳を往復してから。
2010年08月01日 14:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 14:55
烏帽子小屋。0番標に気がついたのは、烏帽子岳を往復してから。
クルマユリ
[ユリ科 ユリ属]
2010年08月01日 15:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 15:00
クルマユリ
[ユリ科 ユリ属]
ミネズオウ
[ツツジ科 ミネズオウ属]
2010年08月01日 18:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 18:37
ミネズオウ
[ツツジ科 ミネズオウ属]
アオノツガザクラ
[ツツジ科 ツガザクラ属]
2010年08月01日 18:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 18:38
アオノツガザクラ
[ツツジ科 ツガザクラ属]
烏帽子小屋前から見た日没。
2010年08月01日 18:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 18:57
烏帽子小屋前から見た日没。
烏帽子ヒョウタン池。
2010年08月02日 05:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 5:35
烏帽子ヒョウタン池。
ウラシマツツジ
[ツツジ科 ウラシマツツジ属]
2010年08月02日 05:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 5:38
ウラシマツツジ
[ツツジ科 ウラシマツツジ属]
ハイマツ
[マツ科 マツ属]
2010年08月02日 05:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 5:39
ハイマツ
[マツ科 マツ属]
三ツ岳登山中に烏帽子岳方面を望む。今後烏帽子岳の存在感はかすんでゆく一方。
2010年08月02日 05:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 5:45
三ツ岳登山中に烏帽子岳方面を望む。今後烏帽子岳の存在感はかすんでゆく一方。
ウラシマツツジの実。
2010年08月02日 05:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 5:51
ウラシマツツジの実。
ツガザクラ
[ツツジ科 ツガザクラ属]
2010年08月02日 06:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 6:14
ツガザクラ
[ツツジ科 ツガザクラ属]
左が三ツ岳。山頂標は早とちりで、やや北東にある。
2010年08月02日 06:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 6:18
左が三ツ岳。山頂標は早とちりで、やや北東にある。
展望コースとお花畑コースのうち、後者を選ぶとこんな道。
2010年08月02日 06:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 6:41
展望コースとお花畑コースのうち、後者を選ぶとこんな道。
キバナシャクナゲ
[ツツジ科 シャクナゲ属]
背景の雪田の水は利用可能とのこと。
2010年08月02日 06:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 6:44
キバナシャクナゲ
[ツツジ科 シャクナゲ属]
背景の雪田の水は利用可能とのこと。
チングルマ
[バラ科 ダイコンソウ属]
2010年08月02日 06:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 6:44
チングルマ
[バラ科 ダイコンソウ属]
登山道から赤牛岳を望む。
2010年08月02日 07:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 7:10
登山道から赤牛岳を望む。
野口五郎岳。
2010年08月02日 07:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 7:17
野口五郎岳。
野口五郎小屋。
2010年08月02日 07:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 7:49
野口五郎小屋。
野口五郎岳山頂付近に山ノ神あり。
2010年08月02日 08:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 8:04
野口五郎岳山頂付近に山ノ神あり。
野口五郎岳山頂から水晶小屋、鷲羽岳方面。
2010年08月02日 08:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 8:08
野口五郎岳山頂から水晶小屋、鷲羽岳方面。
野口五郎岳山頂。
2010年08月02日 08:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 8:10
野口五郎岳山頂。
野口五郎小屋方面を振り返る。
2010年08月02日 08:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 8:10
野口五郎小屋方面を振り返る。
野口五郎岳山頂から水晶岳方面。
2010年08月02日 08:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 8:10
野口五郎岳山頂から水晶岳方面。
水晶岳と五郎池。
2010年08月02日 08:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 8:34
水晶岳と五郎池。
キバナノコマノツメ
[スミレ科 スミレ属]
葉が丸く、光沢がないのでナエバキスミレとは異なると判断する。
2010年08月02日 08:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 8:46
キバナノコマノツメ
[スミレ科 スミレ属]
葉が丸く、光沢がないのでナエバキスミレとは異なると判断する。
ワリモ岳、赤岳、水晶岳方面。
2010年08月02日 08:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 8:51
ワリモ岳、赤岳、水晶岳方面。
槍ヶ岳方面。
2010年08月02日 08:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 8:56
槍ヶ岳方面。
ヨツバシオガマ
[ゴマノハグサ科 シオガマギク属]
2010年08月02日 09:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 9:00
ヨツバシオガマ
[ゴマノハグサ科 シオガマギク属]
ミヤマウイキョウ
[セリ科 シラネニンジン属]
2010年08月02日 09:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 9:00
ミヤマウイキョウ
[セリ科 シラネニンジン属]
槍ヶ岳とお花畑。
2010年08月02日 09:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 9:02
槍ヶ岳とお花畑。
イワオウギ
[マメ科 イワオウギ属]
2010年08月02日 09:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 9:09
イワオウギ
[マメ科 イワオウギ属]
ハクサンイチゲ
[キンポウゲ科 イチリンソウ属]
2010年08月02日 09:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 9:32
ハクサンイチゲ
[キンポウゲ科 イチリンソウ属]
チシマギキョウ
[キキョウ科 ホタルブクロ属]
2010年08月02日 09:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 9:37
チシマギキョウ
[キキョウ科 ホタルブクロ属]
赤牛岳、立山方面。
2010年08月02日 09:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 9:39
赤牛岳、立山方面。
コケモモ
[ツツジ科 スノキ属]
2010年08月02日 09:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 9:44
コケモモ
[ツツジ科 スノキ属]
オヤマソバ
[タデ科 オンタデ属]
2010年08月02日 09:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 9:52
オヤマソバ
[タデ科 オンタデ属]
東沢乗越のお地蔵さん。
2010年08月02日 09:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 9:56
東沢乗越のお地蔵さん。
東沢乗越から水晶小屋方面。月が出ている。
2010年08月02日 09:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 9:56
東沢乗越から水晶小屋方面。月が出ている。
東沢乗越から立山、白馬岳方面。
2010年08月02日 10:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 10:04
東沢乗越から立山、白馬岳方面。
ハクサンフウロ
[フウロソウ科 フウロソウ属]
2010年08月02日 10:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 10:13
ハクサンフウロ
[フウロソウ科 フウロソウ属]
イブキジャコウソウ
[シソ科 イブキジャコウソウ属]
2010年08月02日 10:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 10:14
イブキジャコウソウ
[シソ科 イブキジャコウソウ属]
シコタンソウ
[ユキノシタ科 ユキノシタ属]
2010年08月02日 10:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 10:19
シコタンソウ
[ユキノシタ科 ユキノシタ属]
水晶小屋までの最後の登り。
2010年08月02日 10:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 10:24
水晶小屋までの最後の登り。
オンタデ
[タデ科 オンタデ属]
雄株か。
2010年08月02日 10:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 10:30
オンタデ
[タデ科 オンタデ属]
雄株か。
タカネシオガマ
[ゴマノハグサ科 シオガマギク属]
2010年08月02日 10:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 10:40
タカネシオガマ
[ゴマノハグサ科 シオガマギク属]
ミヤマクワガタ
[ゴマノハグサ科 ルリトラノオ属]
2010年08月02日 10:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 10:42
ミヤマクワガタ
[ゴマノハグサ科 ルリトラノオ属]
ミヤマアワガエリ
[イネ科 アワガエリ属]
2010年08月02日 10:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 10:43
ミヤマアワガエリ
[イネ科 アワガエリ属]
水晶小屋から水晶岳に向かう間に鷲羽岳方面を振り返る。
2010年08月02日 11:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 11:14
水晶小屋から水晶岳に向かう間に鷲羽岳方面を振り返る。
黒部五郎岳、雲ノ平方面。
2010年08月02日 11:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 11:18
黒部五郎岳、雲ノ平方面。
ナエバキスミレ
[スミレ科 スミレ属]
2010年08月02日 11:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 11:22
ナエバキスミレ
[スミレ科 スミレ属]
チョウノスケソウ
[バラ科 チョウノスケソウ属]
お気に入り。
2010年08月02日 11:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 11:30
チョウノスケソウ
[バラ科 チョウノスケソウ属]
お気に入り。
水晶岳山頂から赤牛岳方面。
2010年08月02日 11:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 11:33
水晶岳山頂から赤牛岳方面。
水晶岳山頂。
2010年08月02日 11:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 11:35
水晶岳山頂。
水晶岳山頂から水晶小屋、槍ヶ岳、鷲羽岳方面。
2010年08月02日 11:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 11:36
水晶岳山頂から水晶小屋、槍ヶ岳、鷲羽岳方面。
ミヤマオダマキ
[キンポウゲ科 オダマキ属]
2010年08月02日 12:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 12:22
ミヤマオダマキ
[キンポウゲ科 オダマキ属]
ワリモ乗越周辺から水晶小屋方面を見上げる。
2010年08月02日 12:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 12:29
ワリモ乗越周辺から水晶小屋方面を見上げる。
ワリモ岳登山中に望む薬師岳。
2010年08月02日 12:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 12:44
ワリモ岳登山中に望む薬師岳。
ワリモ岳山頂。
2010年08月02日 13:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 13:03
ワリモ岳山頂。
ワリモ岳下山中に望む鷲羽岳方面。槍も見える。
2010年08月02日 13:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 13:05
ワリモ岳下山中に望む鷲羽岳方面。槍も見える。
ヒメアカバナ
[アカバナ科 アカバナ属]
2010年08月02日 13:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 13:06
ヒメアカバナ
[アカバナ科 アカバナ属]
鷲羽池。槍ヶ岳は隠れたが常念岳は見える。
2010年08月02日 13:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 13:57
鷲羽池。槍ヶ岳は隠れたが常念岳は見える。
鷲羽岳下山中に望む三俣蓮華岳方面。
2010年08月02日 14:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 14:04
鷲羽岳下山中に望む三俣蓮華岳方面。
三俣山荘。やっと心おきなく水が飲める。
2010年08月02日 14:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 14:45
三俣山荘。やっと心おきなく水が飲める。
烏帽子小屋で購入可能な山バッジ。yamarecoは2番を購入。
2010年08月01日 14:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/1 14:58
烏帽子小屋で購入可能な山バッジ。yamarecoは2番を購入。
野口五郎小屋で購入可能な山バッジ。yamarecoは1番を購入。
2010年08月02日 07:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 7:50
野口五郎小屋で購入可能な山バッジ。yamarecoは1番を購入。
水晶小屋で購入可能な山バッジ。yamarecoは真ん中のバッジを購入。
2010年08月02日 10:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 10:49
水晶小屋で購入可能な山バッジ。yamarecoは真ん中のバッジを購入。
三俣山荘で購入可能な山バッジ。yamarecoは上の段の左から1,4番目の山バッジを購入。
2010年08月02日 14:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/2 14:47
三俣山荘で購入可能な山バッジ。yamarecoは上の段の左から1,4番目の山バッジを購入。
撮影機器:

感想

久々の登山は、念願だった裏銀座縦走。普段なら1人でふらりと出かけてしまうのだが、夏山は2年前の北岳以来ということで、今回は山仲間を誘い、周到な計画を立てて挑むことにした。とはいえ、ムーンライト信州の空席がわずかになってから慌てて指定席券を確保したり、雲ノ平小屋の休業に出発直前に気づいたりする有様ではあった。

夜行列車利用の登山は初めてということもあり、睡眠不足を懸念して前日は早めに寝た上、アイマスクを持参したが、とりわけ後者は正解であった。というのも、新宿を出て信濃大町に着くまで、車内照明は煌々と点いていたからだ。あれこれ体勢を変えつつ、眠れたか否かよく分からないうちに白々と夜は開け、列車は定刻通り信濃大町に到着する。

信濃大町ではタクシーの相乗り相手が見つかるか心配していたが、運よく七倉方面に向かう方が2人見つかり、運転手の方を含め5人で駅を出発する。同乗されたのは、七倉から針ノ木谷を通って五色ヶ原方面に向かわれる方と、テン泊で烏帽子、雲ノ平方面に向かわれる方であった。テン泊の方とは、今後度々お会いすることになる。七倉で降車される方がいたものの、割り勘の方法については大人の解決が図られたため、結局我々は各自2000円の負担で済むこととなる。感謝。高瀬ダムで朝食をとり、烏帽子小屋を目指すことにする。

まずは歩行者用通路が狭いトンネルを抜け、吊橋を渡り、砂浜のような歩きにくい道を行く。吊橋ではアシナガバチらしきものが行く手を阻むかのように飛びすさんでいたが、ここでくじけるわけには行かない。使用不能らしい水場を通り過ぎ、まもなくブナ立尾根に取り付く。ブナ立尾根には12から0までの標が設置され、おおよその現在位置が把握できるようになっている。途中、権太落シという地名の「権太」は主語なのか目的語なのか話題に上ったが、後の調査によると主語が正解だったようだ。登りやすい道ではあるが、久々(というより初かも)の10kg超の荷物はやたらと重く感じ、花にデジカメを向ける頻度は低かった。目に付く花は、カニコウモリ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、イワギキョウと推移してゆく。

烏帽子小屋に着いたら、小屋に荷物をデポして烏帽子岳を往復する。烏帽子岳山頂では展望がなく、少しがっかり。サブザックに入れた飲み水が枯渇し始めたため、烏帽子四十八池には結局寄らずじまいであった。残念。小屋に戻ってからは昼寝をしたり、周辺散策に出かけたりしながら、17時の夕食までのんびりと過ごした。小屋の前にある黄色の道標に「鳥帽子」を修正して「烏帽子」にしたような形跡があったことは、不問に付しておこう。夕食は野菜の天ぷらが出たが、これは初めてかもしれない。予約時に聞いていた混雑はさほどではなく、1人1枚の布団でゆったりとしたスペースを確保。深夜にalataniに掛け布団を剥ぎ取られた1件を除いて、しっかり睡眠をとることができた。

4時にアラームを掛けていたはずが、なぜか翌朝は4時半ごろに目が覚める。2日目の行程は標準コースタイム10時間の長丁場ゆえ、5時の朝食を済ませたら早急に立たねばならない。出発は5時25分。山並みにうっすらと雲がかかるが、三ツ岳に着く頃までに快晴となる。日差しが強い。可憐な花と、雄大な風景に癒されながらの稜線散歩は鷲羽岳まで続く。鷲羽岳でゆっくりしていると、雲が立ち込め始めたので、三俣山荘まではサクサク下山する。

三俣山荘には水場があり、惜しげもなく水が飲める。新しい木材の匂いがキャベツのような匂いでやや鼻についたが、トイレ、水道の綺麗さでこれは帳消し。三俣山荘は盛況で、4枚の布団に5人寝る状況。夕食時にご飯茶碗を空にしたら、隣のおじさんがよそってやるという。茶碗を委ね、「少なめにお願いします」といったのに無視され、「若者は食欲旺盛だから大盛りじゃないとな」と理不尽な理屈でたらふく食わされた。ここで暴露してしまおう。

前編はここまで。

後編はこちら
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-73080.html

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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [3日]
ブナ立尾根〜烏帽子岳〜裏銀座〜水晶岳〜読売新道〜黒部ダム
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