晴天の稜線歩き、燕→大天井→常念→蝶
- GPS
- 53:07
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 2,973m
- 下り
- 2,914m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:09
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 8:34
天候 | 晴・晴・雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
竹橋からの毎日アルペン号で中房温泉行きに乗車。
バスは中型ですが、前後の間隔は想像以上に広くゆったり座れ、よく眠れました。
合戦尾根は「北アルプス3大急登」と言われてますが、重太郎新道の方が厳しく感じました。
燕岳の独特の花崗岩の景観は、晴天と相成って疲れを癒してくれます。
上り下りを繰り返すと大天荘(だいてんそう)に着きます。
小屋の方に日の出の方向を訊き、そこに近いところにテントを張りました。
今夜の夕食はアルファー米の白米にフリーズドライのビーフシチューを混ぜたもの。私には充分です!
つまみ(これもフリーズドライのぺペロンチーノ)も作って、6時過ぎには寝ました。
しかし、8時過ぎには風が強くなり、テントの揺れと風の音で明け方までうたた寝の状態でした。はっと気づいたら外は明るくなっていて、テントから顔を出すと何と日の出の時。そのままテントの中から日の出写真の撮影。ここにテントを張って良かったと思えた瞬間でした。
朝食(アルファー米の五目御飯とフリーズドライの赤出汁なめこ汁、明日の朝食も同じ)を済ませテントを片付け、遅い出発となりました。
先ずはザックは置いて大天井岳(おてんしょうだけ)へ。
槍ヶ岳が近くに、まさにドカーンという感じで見え、思わずコースを変更したくなりました。その先には大キレットを越えて穂高連峰が見え、一日、槍・穂高の眺めを角度を変えながら楽しめる稜線歩きを満喫できました。
東天井岳を越えて少し歩いていると、曇っても無いのに二羽の雷鳥に会うことができました。動画を撮影しているとこちらに寄って来て、手を伸ばせば届くくらいの距離でした。
槍・穂高の景観を楽しみつつ歩いていると、常念小屋に到着。ここから約400メートルの登り。この3日間の中で一番きつかった。しかし、その後もきつく、下ったり登ったりを繰り返し、蝶槍があんなに上にあるって思ってがっかりもしました。
風がだんだんと強くなってきており、今夜の風雨と明日の天気を考えると、このまま横尾に降りようかとも思いましたが、後2時間下るのなら30分で着く蝶ヶ岳ヒュッテの小屋泊・自炊を選択しました。
今夜の夕食もアルファー米の白米。そこにフリーズドライのカレー(香るチキンカレー・服部幸應推薦)を混ぜたもの。これは美味しい!
つまみ(昨日と同じぺペロンチーノ)も作って、8時過ぎには寝ました。
天候が良くないことが影響してなのか、小屋は結構空いていて、幅約1.5
メートルくらいの布団に一人で大の字で寝ることができました。
欲張って掛け布団を2枚掛けたら重くて夜中に目が覚めました。その時風雨の強さを小屋の中でも感じることができ、今夜はテントにしなくて良かったと思い、再び熟睡の中に入っていきました。
3日目は5時に目が覚め間、前日と同じメニューの朝食を済ませました。
ガスと雨と風が強烈に入り混じった中、帰りのバスの時間までの入浴と食事を考え7時過ぎには出発。バチバチと音がする雨(あられっぽい?)に打たれながら、すぐに蝶ヶ岳の山頂に着き、少し歩いて樹林帯に突入。風の影響はほとんど無くガスも薄れた中、滑りやすい木の根の隙間や水が溜まっている登山道を汗をかきながら延々と下っていくとやっと徳沢に到着。
後はだらだらといつもの平坦な林道を歩くと、河童橋の手前の小梨平に着き、通常は12時からの入浴時間だったのですが、連休ということもあり11時過ぎには営業されていてラッキーでした。
入浴後は、上高地バスターミナルにある「ピッケル」の10%割引券をもらって買い物を済ませ、2階の大レストランでバスの出発までの飲食タイムを楽しみました。
全般的によく整備された登山道であり、槍・穂高がよく見える景色のいい稜線歩きを楽しめるコースでした。
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