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Yamareco

記録ID: 889254
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

中ノ岳、兎、大水上、丹後 十字峡から周回縦走

2016年06月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
17.2km
登り
2,114m
下り
2,115m

コースタイム

日帰り
山行
10:40
休憩
1:25
合計
12:05
4:15
156
6:51
7:01
127
9:08
9:08
13
9:21
10:31
12
10:43
10:43
102
12:25
12:25
38
13:03
13:03
13
13:16
13:16
24
13:40
13:45
155
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
十字峡 道は全て舗装道路でありまずまずかと。トイレの存在は前日入りにはありがたい。なお、手前の集落から携帯の入りが悪いので注意です。
コース状況/
危険箇所等
中ノ岳への標高差1600mはやはりきついです。
中ノ岳への道は五合の日向山までで登り自体は1000m登ってますがここまでは急登なだけ。五合の裏から雪田対応が始まりこれがなかなか厄介。お陰で水芭蕉にあえました。巨漢中ノ岳が突然顕れて圧倒されます。なかなかにきついです。
中ノ岳から兎岳 ここが一番の難所。
ほとんど雪がとけてなくなった中、荒沢岳への稜線の間に連なる雪渓は健在です。
アップダウンもきつく、時間によってはゆるんだリ、滑ったりでそのままトレースできず、さりとてチェーンスパイクに活躍してもらうほどでもない。
なかなか嫌らしい区間です。
兎岳から丹後 気持ちよく稜線歩きができるでしょう。
兎岳から荒沢岳はアップダウンこそあれ、なかなか歩き易そうで、美しい稜線に見えました。
大水上山は上越国境の始まりであり、大水上山から平ヶ岳への稜線は利根川水系と、阿賀野川水系 只見川への沢となる。この国境稜線は薮ゆえ残雪期でないとえらく時間はかかるとのことです。
丹後方面は林道と稜線に乗る三合あたりまでが道悪です。丹後山頂から三合までは快適です。
その他周辺情報 温泉:五十沢温泉 下山したらさっさと入りたいもの うってつけかと。
食事:北海道という飲食店。
他:六日町近隣で生活絡みのものは事足りる思うので、忘れ等あれば活用を。
十字峡 中ノ岳登山口 スタート
2016年06月04日 04:16撮影 by  SH-02H, SHARP
3
6/4 4:16
十字峡 中ノ岳登山口 スタート
巻機山方面 モルゲルロート
2016年06月04日 04:46撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 4:46
巻機山方面 モルゲルロート
南方稜線の朝
2016年06月04日 05:23撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 5:23
南方稜線の朝
日向山から、阿寺からの稜線の先の八海山 手前右は中ノ岳への痩せ尾根である。
2016年06月04日 05:31撮影 by  SH-02H, SHARP
2
6/4 5:31
日向山から、阿寺からの稜線の先の八海山 手前右は中ノ岳への痩せ尾根である。
八海山 入道岳
2016年06月04日 06:54撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 6:54
八海山 入道岳
つくづく美しい巻機山
2016年06月04日 06:55撮影 by  SH-02H, SHARP
3
6/4 6:55
つくづく美しい巻機山
霞むが苗場山方面
2016年06月04日 06:55撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 6:55
霞むが苗場山方面
北信方面
奥に妙高、火打が見えるも厳しい
2016年06月04日 06:55撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 6:55
北信方面
奥に妙高、火打が見えるも厳しい
兎岳、丹後など。
結果的に中ノ岳から兎岳が一番きつかった
2016年06月04日 06:56撮影 by  SH-02H, SHARP
1
6/4 6:56
兎岳、丹後など。
結果的に中ノ岳から兎岳が一番きつかった
巻機山
左に谷川が、下に三国川ダムがよく見える
2016年06月04日 06:56撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 6:56
巻機山
左に谷川が、下に三国川ダムがよく見える
中ノ岳 ど迫力です。
2016年06月04日 06:59撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 6:59
中ノ岳 ど迫力です。
日向山は植物もまたきれい
2016年06月04日 07:01撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 7:01
日向山は植物もまたきれい
雪渓と中ノ岳
2016年06月04日 07:04撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 7:04
雪渓と中ノ岳
五合裏の湿原にて。
水芭蕉がよい
2016年06月04日 07:12撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 7:12
五合裏の湿原にて。
水芭蕉がよい
水芭蕉があった池塘
2016年06月04日 07:13撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 7:13
水芭蕉があった池塘
八海山と中ノ岳稜線
この間はやはり厳しそうだ。
2016年06月04日 08:05撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 8:05
八海山と中ノ岳稜線
この間はやはり厳しそうだ。
中ノ岳 勇壮な雪渓
かなり険しい
2016年06月04日 08:06撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 8:06
中ノ岳 勇壮な雪渓
かなり険しい
丹後の方
2016年06月04日 08:06撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 8:06
丹後の方
丹後のうらに至仏、武尊がみえはじめた
2016年06月04日 08:40撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 8:40
丹後のうらに至仏、武尊がみえはじめた
八海山は里につき出すようにあるのがわかる。中ノ岳との繋ぎの奥は長岡の方
2016年06月04日 08:53撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 8:53
八海山は里につき出すようにあるのがわかる。中ノ岳との繋ぎの奥は長岡の方
武尊、いと美し
丹後の先への道が塞がっているのが残念だ
2016年06月04日 08:54撮影 by  SH-02H, SHARP
1
6/4 8:54
武尊、いと美し
丹後の先への道が塞がっているのが残念だ
あれ、平ガ岳が
その右奥に霧がかった窪地があり、尾瀬と思われる。
2016年06月04日 08:54撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 8:54
あれ、平ガ岳が
その右奥に霧がかった窪地があり、尾瀬と思われる。
至仏をセンターに
手前に平鶴、より手前は右寄りに小屋が見受けられるので、右が丹後、左に大水上。その奥は利根川源流域である。
至仏の左手奥には尾瀬ヶ原が広がるはずである。
2016年06月04日 08:54撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 8:54
至仏をセンターに
手前に平鶴、より手前は右寄りに小屋が見受けられるので、右が丹後、左に大水上。その奥は利根川源流域である。
至仏の左手奥には尾瀬ヶ原が広がるはずである。
池の段という分岐
2016年06月04日 09:08撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 9:08
池の段という分岐
雪渓の奥に荒沢岳
2016年06月04日 09:10撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 9:10
雪渓の奥に荒沢岳
稜線のお花
2016年06月04日 09:25撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 9:25
稜線のお花
雪渓の奥に、中ノ岳避難小屋と越後駒ヶ岳
2016年06月04日 09:29撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 9:29
雪渓の奥に、中ノ岳避難小屋と越後駒ヶ岳
眼下には銀山平が。
2016年06月04日 09:29撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 9:29
眼下には銀山平が。
中ノ岳山頂です
2016年06月04日 09:30撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 9:30
中ノ岳山頂です
東は荒沢がひたすら美しい
2016年06月04日 09:30撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 9:30
東は荒沢がひたすら美しい
八海山と中ノ岳避難小屋
元来は避難小屋の方が信仰対象だった模様
2016年06月04日 09:30撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 9:30
八海山と中ノ岳避難小屋
元来は避難小屋の方が信仰対象だった模様
会津駒は中か右か?
2016年06月04日 09:30撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 9:30
会津駒は中か右か?
八海山アップ
こちらもつくづくボリュームがある
2016年06月04日 09:32撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 9:32
八海山アップ
こちらもつくづくボリュームがある
越後駒ヶ岳、守門岳などの稜線
2016年06月04日 09:33撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 9:33
越後駒ヶ岳、守門岳などの稜線
中ノ岳避難小屋
2016年06月04日 09:41撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 9:41
中ノ岳避難小屋
八海山へのルートはこれのよう
2016年06月04日 09:42撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 9:42
八海山へのルートはこれのよう
中ノ岳避難小屋から越後駒ヶ岳
美しいです。この角度の越後駒は余所の駒にも負けない端正な容姿。
あちらへの稜線。良さそうだ。
ちなみに名物の駒の小屋の水 今年こそ渇れてしまうのか?
越後駒を狙う方は、名水 駒の小屋の水にありつけるかどうかを留意の上、山行をしてください。
2016年06月04日 09:42撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 9:42
中ノ岳避難小屋から越後駒ヶ岳
美しいです。この角度の越後駒は余所の駒にも負けない端正な容姿。
あちらへの稜線。良さそうだ。
ちなみに名物の駒の小屋の水 今年こそ渇れてしまうのか?
越後駒を狙う方は、名水 駒の小屋の水にありつけるかどうかを留意の上、山行をしてください。
中ノ岳避難小屋前の石碑
2016年06月04日 09:43撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 9:43
中ノ岳避難小屋前の石碑
ツインピークの燧あり
ここからが南下すると中央にある平で阻まれて見えなくなる
2016年06月04日 10:18撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 10:18
ツインピークの燧あり
ここからが南下すると中央にある平で阻まれて見えなくなる
中ノ岳避難小屋前 その二
だいぶ長居しました。
色んな人と語らっていい休憩になりました。
荒沢、八海山屏風道の情報はここで仕入れ、早速参考にさせていただきました。
2016年06月04日 10:26撮影 by  SH-02H, SHARP
1
6/4 10:26
中ノ岳避難小屋前 その二
だいぶ長居しました。
色んな人と語らっていい休憩になりました。
荒沢、八海山屏風道の情報はここで仕入れ、早速参考にさせていただきました。
谷川が比較的まともに見えた
2016年06月04日 10:36撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 10:36
谷川が比較的まともに見えた
池の段から山頂への道での唯一の危険箇所
2016年06月04日 10:41撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 10:41
池の段から山頂への道での唯一の危険箇所
池の段に帰ってきた。
ここからが勝負
2016年06月04日 10:43撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 10:43
池の段に帰ってきた。
ここからが勝負
ここからな道〰
左の兎を目指す
2016年06月04日 10:43撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 10:43
ここからな道〰
左の兎を目指す
中ノ岳山頂方面
2016年06月04日 10:46撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 10:46
中ノ岳山頂方面
鞍部付近まで降りてきた。
これからの道、兎岳、大水上山、丹後
2016年06月04日 11:04撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 11:04
鞍部付近まで降りてきた。
これからの道、兎岳、大水上山、丹後
かたくりか?
夏道にいっぱい
2016年06月04日 11:08撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 11:08
かたくりか?
夏道にいっぱい
鞍部から〰
兎岳までに何回こんなのあっただろう
雪渓の沢筋がきれい
上は荒沢岳
2016年06月04日 11:10撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 11:10
鞍部から〰
兎岳までに何回こんなのあっただろう
雪渓の沢筋がきれい
上は荒沢岳
鞍部から中ノ岳
この雪渓は圧巻
2016年06月04日 11:23撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 11:23
鞍部から中ノ岳
この雪渓は圧巻
上の方に谷川が
2016年06月04日 11:49撮影 by  SH-02H, SHARP
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上の方に谷川が
兎もまだまだ
2016年06月04日 12:01撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 12:01
兎もまだまだ
荒沢への道、右奥は会津駒
2016年06月04日 12:24撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 12:24
荒沢への道、右奥は会津駒
兎岳着いた〰
ひとまず兎と名のつく山は、優しい名とは裏腹にヘビーなところが多い気がする。南ア 聖岳近くの兎を思い出した。
2016年06月04日 12:25撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 12:25
兎岳着いた〰
ひとまず兎と名のつく山は、優しい名とは裏腹にヘビーなところが多い気がする。南ア 聖岳近くの兎を思い出した。
兎岳から三山
中ノ岳が圧倒も残り二座も両翼にそびえます
2016年06月04日 12:25撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 12:25
兎岳から三山
中ノ岳が圧倒も残り二座も両翼にそびえます
上越国境尾根北面。
手前は只見川水系、奥は利根川水系となる。
2016年06月04日 12:29撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 12:29
上越国境尾根北面。
手前は只見川水系、奥は利根川水系となる。
中央に平
上越国境尾根北面
痩せているのがみえる
平の横にちっちゃく燧ケ岳がある
2016年06月04日 12:43撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 12:43
中央に平
上越国境尾根北面
痩せているのがみえる
平の横にちっちゃく燧ケ岳がある
大水上山 ついに来た
2016年06月04日 13:03撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 13:03
大水上山 ついに来た
稜線下に雪渓あり
これが水源の一部なのだが・・・
今年は渇水を本気で警戒した方が宜しいかと
2016年06月04日 13:04撮影 by  SH-02H, SHARP
6/4 13:04
稜線下に雪渓あり
これが水源の一部なのだが・・・
今年は渇水を本気で警戒した方が宜しいかと
利根川源流はこの谷
左の尾根が平に至る上越国境尾根となる。奥は平、至仏、笠、武尊
至仏から右下への尾根の手前は矢木沢、奥は奈良俣
2016年06月04日 13:05撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 13:05
利根川源流はこの谷
左の尾根が平に至る上越国境尾根となる。奥は平、至仏、笠、武尊
至仏から右下への尾根の手前は矢木沢、奥は奈良俣
利根川源流碑
ついに逢えました
2016年06月04日 13:16撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 13:16
利根川源流碑
ついに逢えました
大水上山から丹後は熊笹の草原で心地よい。手前に丹後、奥に越後沢、そこから西におれて稜線が巻機山へ向かって繋がるし、かつては道もあったよう。
2016年06月04日 13:18撮影 by  SH-02H, SHARP
3
6/4 13:18
大水上山から丹後は熊笹の草原で心地よい。手前に丹後、奥に越後沢、そこから西におれて稜線が巻機山へ向かって繋がるし、かつては道もあったよう。
巻機、いいです。
2016年06月04日 13:19撮影 by  SH-02H, SHARP
6/4 13:19
巻機、いいです。
丹後避難小屋到着
2016年06月04日 13:43撮影 by  SH-02H, SHARP
6/4 13:43
丹後避難小屋到着
ここが分岐だったよう。右にある柵の先には更に分水嶺を巻機へ誘う。
2016年06月04日 13:49撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 13:49
ここが分岐だったよう。右にある柵の先には更に分水嶺を巻機へ誘う。
分岐より稜線方向をさらに南へ臨む
越後沢山くらいまでは行けそうに見えるが、藪漕ぎで厳しいのかな?
上州側に分かれを告げる。
2016年06月04日 13:49撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 13:49
分岐より稜線方向をさらに南へ臨む
越後沢山くらいまでは行けそうに見えるが、藪漕ぎで厳しいのかな?
上州側に分かれを告げる。
降りる方向
2016年06月04日 14:01撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 14:01
降りる方向
中ノ岳からの稜線を仰ぎ見る
2016年06月04日 14:01撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 14:01
中ノ岳からの稜線を仰ぎ見る
中ノ岳と八海山
2016年06月04日 14:02撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 14:02
中ノ岳と八海山
丹後から十字峡への道中にて
中ノ岳からの滝の流れがすごい
2016年06月04日 14:42撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 14:42
丹後から十字峡への道中にて
中ノ岳からの滝の流れがすごい
つつじ群生
2016年06月04日 14:50撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 14:50
つつじ群生
南方 下津までの稜線
2016年06月04日 14:57撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 14:57
南方 下津までの稜線
滝が至るところに
ちなみに撮影箇所は登山道ではなく林道なのだが、だいぶ荒れています。幅が広い登山道と考えた方がいいくらいに落石、沢の流入盛り沢山です
2016年06月04日 16:08撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 16:08
滝が至るところに
ちなみに撮影箇所は登山道ではなく林道なのだが、だいぶ荒れています。幅が広い登山道と考えた方がいいくらいに落石、沢の流入盛り沢山です
丹後登山口にあるトンネル
ゴール
2016年06月04日 16:19撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/4 16:19
丹後登山口にあるトンネル
ゴール

感想

越後三山 またの名を魚沼三山は、八海山、中ノ岳、越後駒ヶ岳からなり、そのうち最も里に近い八海山を中央に三つの巨大な山々を里の人々は遙拝する。
かつては三山をちゃんと回ったらしいが、八海山から中ノ岳への稜線が崩壊厳しいということ、近年は八海山と残り2つという人が多いとのこと。
田中陽希氏はこれを縦走した上で、中ノ岳から荒沢岳まで回り銀山平へ繋いだそうだ。
先日のBSプレニアムで、三山が見える、越後川口辺りからの「はなこ」を眺めるべく火野正平がちゃりで行くは、昨年敢行した田中陽希氏のグレートトラバース 一座15分版の放送があるはで、駒以外の二座に今シーズン行ってみたいなと考えていた。

何の縁か、今週末は北にいくほうがましということもあり、でも、八海山〜中ノ岳縦走は厳しそうと考え、中ノ岳あたり周回を土曜日にまず行い、日曜日は天候を鑑みて、八海山、または荒沢岳アタック、もしは山行中止として、現地付近で明け方を待つ作戦とする。荒沢岳と八海山は当初荒沢岳を考えていたが、銀山平基点に荒沢岳と、中ノ岳、越後駒ヶ岳という周回縦走一泊二日という人に中ノ岳で逢い、荒沢岳の梯子かけ今一という話を伺い、八海山を行って越後三山「はなこ」を閉じることとしたい。
正直三山をちゃんと登ったらとても「はなこ」などと気安くよぺる代物ではない。
取り敢えず、今日の中ノ岳、昨年の越後駒ヶ岳はいずれも厳しかった。

今回の山行を計画するにあたっては、中ノ岳、八海山、荒沢岳、谷川主脈、谷川馬蹄、仙ノ倉山を候補にしていたが、中ノ岳と大水上、丹後までの周回縦走を選択した。
決め手は、まだ行っていない越後三山のうちの一つに行くこと、並びに大水上山に踏むことで関東最大の大河川であり、我が家には浅からぬ縁がある利根川源流域、源流の碑を踏むことにある。
利根川源流に利根川源流域側から塑行して行けないのが兼ねてから残念に思っていたが、致し方ないか。
至仏、平、武尊のレコなどに、利根川源流域に対する縁や思いを書いているので、ここでは割愛する。
とにかく大水上山と利根川源流の碑を踏んだこと、丹後あたりからは南に至仏、笠、武尊のならびがあり、矢木沢、奈良俣、巻機から見知った風景があり、湯の小屋あたりの構成要素は見えた。
大水上から平への分水嶺かつ上越国境尾根である稜線が予想以上に狭い。
中ノ岳から兎岳、大水上山への稜線東側の深い谷が利根川方面に頂ければ幾分関東の水不足も解消される気もするが…。今年は梅雨で挽回してくれないと関東は渇水に苛まれるのは自明です。それほどまでに上越国境尾根南面側には残雪が皆無であり、来た人々はみな、こんなに雪がないのは経験がないとのこと。
なお、大水上、兎岳あたりからは三山と荒沢岳への稜線が見られなかなかでした。

本日のルートでは越後駒ヶ岳は中ノ岳についてやっと見える限りです。しかし、中ノ岳方面から見る駒は駒の名に相応しいで端正な姿。八海山からも、枝折峠から越後駒ヶ岳への登山もしましたが、越後駒ヶ岳は中ノ岳方面からが美しいと思います。
山の迫力でいえば、今回は中ノ岳に集約されます。とにかく圧倒的な巨漢ぶり、並びに豪快な雪渓群と周囲の眺望の良さ、兎岳への稜線でのアップダウン、丹後からの下山道から見る姿や、山からのも滝含め素晴らしかったです。

八海山は阿寺からの稜線として、中ノ岳への登頂中、ずっと谷をはさんで、見え続け、心強かったです。稜線からは越後駒、荒沢岳、八海山、巻機山、雪渓群、燧、至仏、平、丹後、巻機への稜線、巻機の裏に谷川山系。
どれもきれいだったし、稜線乗っかると景色が変わるというのにかなり出くわして眺めの変化でも楽しめました。
今年は、例年より一月以上雪どけが早いとのこと。今年の雪不足は記録的なもののようで、湯沢で一回も雪かきせずに済み、こんなの記憶にないと現地の方々が言っておられました。
それゆえ、高山植物もまた美しかったのですが。
最後まで雨に打たれずに済んだことを含め、いい山行ができたと思います。

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コメント

ゲスト
中ノ岳いいですね
HHHさん、こんばんは。
中ノ岳、雪がたっぷりあり、
いろんな方向に雪渓が伸びていて、
いいですね。
近くに避難小屋もあるので、泊まり込んで、
スキーを楽しみたいと思いました。
利根川源流の大水上山もあり、
好奇心をそそるルートですね。
2016/6/5 3:44
Re: 中ノ岳いいですね
あった地元の方によると、近年希に見る雪のなさで、特に関東平野の水不足が今から懸念されているようです。ただ、豪雪地帯らしく、この界隈は山滑走に向く場所は数多ありますので、検討されてみてもよいかと思います。中ノ岳から兎岳への鞍部、並びに鞍部から東へのラインはよさげでした。
ちなみに奈良俣ダム建設の狙いの一部に只見川に流れてしまう分を至仏にトンネル掘って利根川水系に回すという案もあったよう。関東一極集中と温暖化の昨今を思うと今となっては使わずとも備えで作っておいても良かったのかもしれませんが…。自然との調和との天秤で難しいところですね。
似た話ですが、南アの大井川側を狙うならリニア建設が始まってしまうまでにお急ぎください。
2016/6/5 23:15
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