上高地〜横尾〜涸沢 テン泊デビュー♪
- GPS
- 16:52
- 距離
- 36.3km
- 登り
- 958m
- 下り
- 958m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 5:51
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 4:41
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 5:43
大正池→河童橋→(梓川右岸)→明神橋→(梓川左岸)→横尾(テント泊)
【2日目】
横尾→本谷橋→涸沢(テント泊)
【3日目】
涸沢→本谷橋→横尾→上高地バスターミナル(梓川左岸)
天候 | 雨のち晴れ・晴れ・晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・あかんだな ⇔ 上高地 バス往復 2,050円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・本谷橋〜涸沢間 6/18に崩落した箇所あり |
その他周辺情報 | ・温泉「ひらゆの森」500円 |
写真
感想
今までずっと日帰りでの山歩きを楽しんできた私達。
5月に燕山荘で山小屋デビューを果たし、次はテント泊!ということで
ある程度設備(水場・トイレなど)も整っていて、比較的無理のない山歩きができ、のんびりテント泊練習ができそうな、この時期の上高地〜涸沢を選択しました。
【1日目】
あかんだな駐車場に朝7時過ぎ到着。
7時50分発のシャトルバスに乗り、いざ上高地へ。
予定していたバスより早い便に乗れたことと降っていた雨もやみそうだった
こともあり、大正池で降車し、そこから歩くことに。
河童橋からは梓川右岸コースを。
こっちの道は、木々の緑や川の水が作り出す景色が本当に美しいので
歩いていて本当に楽しい。
降っていた雨もやみ、晴れ間も出てきてテンションも自然とUP!
アップダウンのほとんどない道をひたすら歩き、本日の宿泊地 横尾に到着。
横尾山荘で野営の受付を済ませ(1人700円)、横尾大橋の上流側にテントを
張りました。
他にも数張テント泊の方はいましたが、みんな水場に近い下流側に
張られていたので、上流側は私達のテントだけ。貸し切り状態!
ただ、あきらかに食べ物目当てのキジバトがやたらうろちょろするのが
気になりましたけど(笑)
【2日目】
雲ひとつないような青空。梅雨時とは思えないほど。
早く起きたので、のんびりと朝食・支度をし、7時過ぎ、横尾を出発。
本谷橋までは あまりアップダウンのない道を。
聞こえてくるのは川の音や鳥たちの声、足元に目をやればかわいらしい
季節の花々。 あ〜、楽しい。
本谷橋でおやつタイム。
大きな声でさえずるミソサザイ、すぐ近くにあった大きな岩の隙間に
巣がありました。
涸沢手前あたりからは残雪の道を。一歩一歩気を付けながらノーアイゼンで
大丈夫でした。
お昼前、涸沢のテント場に到着。
涸沢ヒュッテで野営の受付をし(1人1,000円)、テントを張る場所を考えます。
まだ時間が早いこともあり、張られているテントはほんの数張。
ハイシーズンには1500張以上にもなるというのが想像もつきません(笑)
テントを張った後は、涸沢小屋へ。
生ビール、おでん、カレーを注文し、テラスでいただきます。
涸沢カールを目の前にしての生ビール、サイコー♪♪
これをやりたかったんですよねぇ。
カレー、おでんもとても美味しかったです。
夕方、テントでくつろいでいると、どこからか地響きのような轟音が。
飛行機の音?とも思いましたが、何かが違う。
そして時間をおいて、また轟音。
この2回目の時ちょうどヒュッテ近くの方を歩いていたこともあり、
音のする方に目をやると、薄暗い中、遠くの方で土砂崩れのように
山肌が崩れ落ちて砂煙があがっているのが見えました。
「・・・ねぇ、あのあたりって、今日登ってきた所とは関係ない所かなぁ」
そんなことをダンナさんと話しながらも、その日はそのまま眠りにつきました。
【3日目】
ご来光を見ようと4時起床。
しかし残念ながら東の空には雲がかかり、ご来光・期待していたモルゲンロートは
見えず。残念。
それでも、ひつじ雲?うろこ雲?みるみる変化していく面白い空を楽しみながら
朝の時間をのんびりと。
朝食後、やはり前日の崩落が気になり、ヒュッテへ状況を聞きに。
すると、やはりあの崩落箇所は登山道に思いっきりかかっていて、少し前までは
通行止めになっていたということ、そして今は、朝イチで現場に向かった
山小屋スタッフ達が安全を確認し簡易的に足場を整えてくれたので、
通れるようになった、ということを教えてくれました。
テントを撤収、身支度をして涸沢を出発。
残雪箇所は念のため、チェーンスパイクを装着し、ダブルストックで。
そして問題の崩落箇所、何人かの山小屋スタッフの方々が一面に転がる
岩を並べ替えたり、赤のスプレーで安全箇所をマークしたりと懸命に
作業してくださってました。
また新たな崩落や落石が起きるとも限らないので、スタッフの指示のもと
速やかに崩落箇所を通過。
その後 本谷橋を通過し、横尾に到着。
ひとまず無事に下ってこられて、ホッと一息。
お湯を沸かしコーヒーをいれ、ザックに残っていたパンを頬張ります。
横尾を過ぎたあたりから雨がポツポツ。
その後雨がやむことはなく、上高地バスターミナルまでずっと雨の中の
黙々トレッキングとなりました。
初めての山テント泊。
梅雨時期ということもあり、人も少なく山歩きもテント泊ものんびり
マイペースで楽しむことができました。
屏風岩(屏風ノ頭)からの大崩落については、驚いたと同時に
あらためて自然の恐ろしさを思い知る貴重な機会となりました。
夕方の時間で被害者も出なかったことが唯一の救いです。
朝一番で現場へ駆け付け、危険と隣り合わせで登山道を整備して
私達が通る時も見守っていて下さった山小屋スタッフの方々には
本当に頭が下がる思いで、感謝の気持ちでいっぱいです。
kapitanさん、こんにちは。
涸沢でのテン泊デビューとは名案でしたね。
覆いかぶさってくるようにそびえる穂高の存在感 ...
比較的テン場も空いている時期なので堪能できましたね♪
大正池からのスタートも大正解!
皇太子殿下が来られるとのことで工事中の個所もあったかと思いますが、
この木道をバスでスルーするのは本当にもったいないですよね。
穂高の山々に囲まれて飲むビール は最高ですね!
実は、ヒュッテの方しか行ったことがないのですが、
ボクは前穂の山並みが大好きなので、今度行ったときは、
涸沢小屋のテラスに行ってみたいと思いました。
冷静な計画を立て、着々と夢を実現されていくkapitanさんご夫婦のレコは
とても新鮮で、いつも楽しく拝見しています。次はどこかな〜
※ 涸沢という文字を見て、崩落のことがとても気になりました。
無事に通過されていて良かったです!
それと、横尾のキジバト ... w 可愛い顔を思い出しました。
※ いつかボクがテン泊デビューすることになったら、
ご指導のほどよろしくお願いしま〜す
こんばんは〜、shinさん。
とうとうテン泊デビューできました(^^)
とは言っても荷物の大半はダンナさんに背負ってもらってだし
ピークハントも無しですが・・・(笑)
とりあえず今回は「テン泊練習」というのが一番の目的だったので
無理のないプランで挑みました。
大正池付近の景色もいいですよね。
まだ雨が少し残っていて焼岳などは見られませんでしたが、
緑の美しい木道コースは歩いていて気持ちいいですね。
横尾にいたキジバト、かわいいのだけど本当に図々しくて驚きました。
エサやっちゃう人がいるんでしょうね。
何か食べようとすると、いつの間にか近寄ってきて、いつまでも
テントの周りをぐるぐる歩いているんですから(^^;
涸沢でのビールは、どっちで飲もうか迷ったんですけど、涸沢小屋の方からの
景色(目の前に穂高の山々、眼下にテント場)に魅力を感じ、こちらの
テラスを選びました。
この時期は人も少なくていいですね。
変なところで神経質なので、テレビなどでよく見る夏や秋の
大賑わいのテント場に行く勇気はまだありませんが、それでもこれからは
少しずつ泊まりでの山行計画も立てられるようになるのかなと思うと
いろいろ夢が広がります。
屏風岩崩落のニュース、ご存知だったんですね。
自分たちが登った日の夕方のことでしたから、本当に驚きました。
帰りも無事通過するまでは不安でいっぱいでしたが、山小屋スタッフの方々が
現場にいて見守っていて下さったので心強かったです。
shinさんもテン泊デビューの予定はありますか?
必要装備、パッキング、食料等、私達もまだまだ検討・見直ししなければ
いけないことだらけです(^^;
またいろいろ情報交換できたらいいですね!
いつもあたたかい目線でのコメントありがとうございます。
これからもよろしくお願いしま〜す♪
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