32年ぶりの奥穂高岳 〜上高地−涸沢ー奥穂 ピストン〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 35.0km
- 登り
- 1,774m
- 下り
- 1,767m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:50
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:00
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 6:10
天候 | 2日 雨のち晴れ 3日 曇りのち雨 ※稜線は強風 4日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
紅葉シーズン真っ只中ですが、駐車場はガラガラでした |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地BT 〜 横尾 11kmの林道をひたすら歩きます 多少のアップダウンはありますがほぼ平坦の道です もちろん危険個所はありません 横尾 〜 涸沢 本谷橋までは緩やかな登りで、本谷橋から先の30分で高度を稼ぎます その後、涸沢まではまた緩やかな登りです 危険個所はありませんが、雨等で濡れている場合は注意です 涸沢 〜 奥穂高岳 涸沢から先はヘルメット装着が推奨されています ザイテングラートは岩場の急登となりハシゴ・クサリがありますが、注意していけば問題ありません 登山者多数の場合は落石に注意です 穂高岳山荘から10分はハシゴ・クサリの急登です このルート一番の難所で、三点支持必須となります 登山者多数の場合、落石やすれ違いにもかなりの注意が必要とされます その先、山頂までは緩やかな登りです |
その他周辺情報 | 上高地BTに登山ポストあり 帰りは 竜島温泉せせらぎの湯 510円/人 でトロトロになって帰りました。(目印は「おやき」の看板) |
写真
感想
しかし今年は天気が安定しませんね。。。
9/11から予定していた奥穂山行は天候不良で見送り。
S.Hさんの都合により、激混みを覚悟しての紅葉真っ只中の涸沢に突っ込むことになりました。
しかし、前前日までの予報ではこの3日間は 晴れ→雨→雨。
これはまた延期か?と思っていたところ、前日になって予報が好転。
奥穂アタックの2日目は 曇りのち雨 だが最悪ではない様子。
前穂トレーニングに参加したH.Tは家庭の事情で行けず。。。
というわけで、過去の実績から悪天候を前提としての山行となりました。
いつものように夜中に車を走らせ、5:15に沢渡大橋駐車場に到着。
紅葉シーズン真っ只中なので、駐車場も激混みを想像していましたが、予想外にまさかのガラガラ。。。
予想通りなのは雨が降っていること。
まあここまで来たからには戸惑っていても仕方ないのでタクシーにて上高地BTへ。
運よく2人組のパーティとタクシーに相乗りでき、半額で上高地入りを果たしました。
上高地はパラパラと雨が降っていますが、空は明るくそのうち止みそうな気配。気温も高く、多少濡れても寒くないレベル。
無防備で行っちゃえ~ってことで登山届を出してまずは横尾まで3時間、林道をひたすら歩きます。
徳沢に着くまでには雨も上がり、横尾手前で青空も見えるようになりました。
さてここから横尾大橋を渡って涸沢に向かいます。
天気は徐々に良くなってきて、本谷橋を越えたあたりから夏のような暑さになってきました。
大量の汗と紅葉の景色と闘いながら、涸沢のビール。。。いや涸沢のキャンプ地を目指します。
大幅なペースダウンとなってしまいましたが12:00に涸沢に到着。
残念ながら奥穂は雲の中。
気になるキャンプ地はどれだけ混んでいるのかと思ったら全然。。。
レンタルテント含めて50張ほどでしょうか。ガラガラです。場所も選び放題で迷ってしまうほど。
まずまずの場所を確保して、管理棟で受付とベニヤ板を借ります。
ベニヤ板あるとかなり快適です。ただ重いので、あまり管理棟から遠いと大変な目にあいますが。
さあ、我が家を立てたらビール!!って生は売り切れでした↓
が、カレーライスと缶ビールでまったり。今日はもう行動しないので。
たまにはこんなゆったりした計画もいいですね。
その後、寝て食べて飲んで寝るというぐうたら三昧。
夜中の1時に起きてみるとまあまあの星空でしたが、薄い雲があって写真もイマイチ。
1時間ほど遊んで明日に向けて寝ることにします。
翌朝、5:30に起きてみるもモルゲンロートどころではないガス。
涸沢ヒュッテで天気予報を確認してみると、昼近くまでは天気は持ちそう。
S.Hさん、すぐに出発しましょう!ってことで6:30に涸沢を出発。
1時間足らずでザイテン取付きへ。さあS.Hさんここからです!
ヘルメットを装着し、いざザイテンへ。って難なくクリア。
人が少なかったので登りやすかったですね。
稜線にあがると強風。目の前の急登もガスでよく見えません。
見えない方が幸せなこともあるとS.Hさんを励まし、奥穂アタックです。
少し岩が嫌な感じに濡れていましたがクサリとハシゴを慎重にクリアし、30分で奥穂山頂に到着。
標高日本第3位 奥穂高岳 3190m 登頂!!S.Hさんおめでとうございます!!
こんな日がくるとは。。。感無量です。なんてお祝いムードなんか吹き飛ばしてしまいそうな強風と見渡す限りの白い世界。
雨も降りそうなんで写真だけ撮ってさっさと降りましょう。
途中雨がポツポツと落ちてきましたが、無事に穂高岳山荘に到着。
丁度10:00で喫茶が開いたので、みそラーメンを食べました。
めっちゃ美味しかったです!!次行った時も食べますね、絶対。
外はすでに雨模様。雨具を着込んで涸沢まで降りていきます。もちろんカメラはザックの中。
思ったよりザイテンの岩場も滑らなかったのが何よりでした。
登りと同じタイムなので慎重に慎重を重ねたのは明白ですが。。。
涸沢まで戻ったら本日の行動はお終い。
天気も悪いし、登頂祝いの乾杯して本でも読んでまったりしますかね。
そして20時過ぎに雨が止み、外で夕食。21時過ぎに雲が切れ一瞬の満天の星空を逃さず撮ってこの日は終了。
3日目の朝もモルゲンロートは拝めず。
ただ天気予報はこれからいい天気となる予報。
パノラマコースか?と思いきやS.Hさんはこの荷物でパノラマコースは無理と言うし、帰りはやっぱりピストンですかね。
朝食後、パノラマコースに散歩にいって、テントを畳んで撤収です。
しかし、本谷橋までに何人の人とすれ違ったか。。。
時には60人くらいの団体さんまでいてすごかったです。
横尾で昼ご飯を食べて、徳沢でS.Hさんがアイスクリームを食べて、帰りは食べ物狙いというのがS.Hさん流らしいです笑。
天気はイマイチでしたが、全体的には満足度が高い山行となりました。
ただ、S.Hさんと2人で行くと山頂の景色は白いのがお決まり。
そのジンクスをぶち破りたい今日この頃です。。。
次は焼岳かなー。
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