八ヶ岳 美濃戸口から硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳周回

2016年10月15日(土) 〜 2016年10月16日(日)

• GPS: 13:23
• 距離: 20.8km
• 登り: 1,967m
• 下り: 1,967m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:41
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:29

5:26 美濃戸
5:26 5:26 八ヶ岳山荘
6:19 6:19 やまのこ村
6:26 6:26 美濃戸山荘
7:10 7:17 堰堤広場
8:06 8:19 赤岳鉱泉
8:24 8:25 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
8:28 8:28 ジョウゴ沢
9:35 9:35 赤岩の頭
10:10 10:20 硫黄岳
10:45 10:48 硫黄岳山荘
11:19 11:19 台座ノ頭
11:43 11:46 横岳（奥ノ院）
11:51 11:53 無名峰
11:58 11:58 横岳（三叉峰）
12:12 12:12 石尊峰
12:17 12:20 鉾岳
12:23 12:28 日ノ岳
12:40 12:40 二十三夜峰
12:49 12:50 地蔵の頭
12:54 12:54 赤岳天望荘
12:55 宿泊地

2日目

• 山行: 5:26
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:49

5:45 宿泊地
6:26 6:26 赤岳頂上山荘
6:40 6:41 赤岳
7:02 7:03 文三郎尾根分岐
7:17 7:18 中岳
7:29 7:30 中岳のコル
7:55 8:12 阿弥陀岳
8:33 8:34 西の肩（岩場）
8:38 8:38 西ノ肩
9:40 9:40 不動清水
10:21 10:21 御小屋山
11:32 11:33 八ヶ岳山荘
11:34 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口　八ヶ岳山荘前駐車場利用（1泊￥1，000）

コース状況／危険箇所等

美濃戸口〜やまのこ村：未舗装の車道を歩きます。早朝は登りの車両が多く要注意
やまのこ村〜赤岩の頭：整備された樹林帯の登山道
赤岩の頭〜阿弥陀岳：主に稜線歩きとなるが、岩場の登り下りが多く、鎖場は慎重な通行が必要
阿弥陀岳〜御小屋尾根：上部は浮石の多いザレた下りでスリップ注意。樹林帯に入ってからは快適な登山道

その他周辺情報

下山後の入浴
原村ふれあいセンターもみの湯
https://www.vill.hara.nagano.jp/docs/640.html

写真

10/15 6:20

美濃戸口から車道を40分ほど歩き、やまのこ村前へ到着。6時過ぎですが、数カ所ある駐車場はほぼ満車でした。ここまでの路は未舗装で起伏が大きく、車高の低い車では辛い感じです

10/15 6:21

ここから登山道に入ります。登りは北沢コースから入ります。

10/15 7:21

この時期、朝の空気は冷たく、気持ちが引き締まります

10/15 8:07

だいぶ陽が高くなりました。空の青さが期待を高めます

10/15 8:16

赤岳鉱泉に到着。アイスクライミングの準備でしょうか。櫓が組まれていました。

10/15 8:19

山奥ですが、温泉なのですね。流し台が水場になっていましたが、水が流しっぱなしのシンクの底が凍っていて気温の低さが分かります

10/15 9:22

樹林帯を抜けて、稜線が見えてきました。

10/15 9:22

稜線上を人が歩いているのが見えます

10/15 9:29

ようやく赤岳とご対面

10/15 9:36

赤岩の頭から諏訪方面を望みます。今日は諏訪湖もよく見えます

10/15 9:37

10/15 9:37

蓼科方向

10/15 9:37

緑と青のコントラストが良い！

10/15 9:37

硫黄岳への登り。なぜだかここだけ一面の砂地です。風化した花崗岩でしょうか。燕岳を思い出します。

10/15 9:37

槍穂方面。大キレットもバッチリ見えます。

10/15 9:49

10/15 9:56

硫黄岳山頂が近づいてきました。キツイ登りです。

10/15 10:02

遥か下にオーレン小屋も見えます

10/15 10:06

硫黄岳山頂。とにかく広い！

10/15 10:07

10/15 10:12

爆裂火口を覗いてみます。逆光で火口の内側が真っ黒に映るため露出を上げて撮影してみました、

10/15 10:13

写真は白飛びしていますが、生で見るとすごい迫力です。

10/15 10:35

硫黄岳から、横岳方面へ下ります。少し雲が湧いてきました。

10/15 10:35

野辺山方面も見えてきました

10/15 10:35

これから向かう横岳

10/15 10:35

10/15 10:42

硫黄岳山荘を通過。トイレを借ります。なんとここのトイレはウオッシュレット付きでした。

10/15 10:58

10/15 10:58

10/15 11:23

10/15 11:23

ガスが上がってきました

10/15 11:27

大同心を登るクライマーの方々が見えます。私のような高所恐怖症では絶対立つことのできない場所です。（もっとも、クライミングの技術もありませんが）

10/15 11:42

横岳到着

10/15 11:55

10/15 12:01

幾つかの鎖と梯子を超えて

10/15 12:16

こんなところも下ります

10/15 12:27

10/15 12:27

再び青空が帰ってきました

10/15 12:28

横岳はほぼすべて岩場でした。

10/15 12:30

10/15 12:30

10/15 12:49

地蔵の頭を通過

10/15 12:49

10/15 12:50

赤岳天望荘が近づいて来ました。今日の宿泊場所です。

10/15 16:57

夕食はバイキング。どれも美味しい。食器は弁当に使用するような発泡スチロール製ですが、水の少ない稜線の小屋では洗う手間を省く工夫なのでしょう。バイキングのおかずの補給も十分行われており、あとから来た方の分がなくなるようなことはありませんでした。

10/15 17:23

日没を見ようと外に出たのですが、少し遅かったようです。この時期は、陽が落ちるととたんに寒くなります。

10/15 17:25

10/15 17:25

10/16 4:45

夜明け前。諏訪の街灯りが見えます。

10/16 4:57

朝食もバイキング。コーヒーも飲めます。

10/16 5:38

山小屋前でご来光鑑賞。

10/16 5:38

赤岳も朝陽を浴びて赤く染まり始めました

10/16 5:39

富士山もくっきり

10/16 5:46

10/16 5:46

阿弥陀岳のモルゲンロート

10/16 5:46

富士山が大きく見えます

10/16 5:47

10/16 5:50

10/16 5:51

山小屋も赤く染まります

10/16 5:52

ますます良い色に

10/16 5:52

10/16 6:01

モルゲンロートは終わったようです

10/16 6:25

赤岳山頂。360度の展望です。

10/16 6:27

10/16 6:28

10/16 6:32

10/16 6:33

御嶽山も見えます

10/16 6:34

10/16 6:36

赤岳の山頂標識が青空に映えます

10/16 6:44

赤岳から中岳に向かいます。岩場を慎重に下ります

10/16 6:44

10/16 6:48

10/16 6:54

10/16 6:56

中岳への登り返し

10/16 7:10

10/16 7:19

10/16 7:28

次の目標点、阿弥陀岳を望みます

10/16 7:30

コルから見る富士山も絵になります

10/16 7:39

阿弥陀岳への登りは手足を駆使して岩場をよじ登る感じです

10/16 7:59

10/16 7:59

南アルプス

10/16 7:59

中央アルプス

10/16 7:59

10/16 8:00

北アルプス、全部見えます

10/16 8:53

これから下る御小屋尾根を望みます

10/16 8:54

下りはじめは浮石多しのザレ斜面。

10/16 9:38

10/16 10:12

樹林帯に入ると綺麗な苔がお出迎え

10/16 10:12

10/16 10:18

10/16 11:26

10/16 11:26

紅葉発見

10/16 11:32

一周して美濃戸口に戻ってきました

10/16 12:36

下山後は、温泉に入り信州蕎麦を頂きます

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ スリーピングシーツ

感想

persimmon201

初めての八ヶ岳登山でした。今年は週末の天気に恵まれないパターンが多かったのですが、この週末は2日間最高の登山日和で、高山からの絶景を堪能することができました。今回選択したコースは北沢コースで登り、硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳を周回して御小屋尾根で下る、良いとこ取りコースでしたので、変化に富んだコースを楽しめました。また、高度感のある岩場での急な登り下りも経験することができ、ドキドキ感も味わうことができました。それでも、八ヶ岳全体から見れば一部を歩いたに過ぎない訳ですから、まだまだ楽しめる余地は多分にありそうです。
赤岳天望荘の宿泊は、最盛期の大混雑というほどではありませんが、大部屋にはそれなりの宿泊者がいて、少し窮屈な状態でした。個室を覗いて見ましたが、ベットの広さや荷物を置くスペースもゆったしており、次回泊まるなら絶対個室を選択したいと思いました。食事も美味しく、文句なしです。