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Yamareco

記録ID: 989137
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳から大喰岳-中岳-南岳縦走!

2016年10月21日(金) 〜 2016年10月22日(土)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
18:30
距離
33.3km
登り
2,698m
下り
2,683m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:54
休憩
1:59
合計
10:53
4:52
32
スタート地点
5:24
5:29
0
5:40
5:40
5
5:45
5:46
16
6:02
6:03
31
6:34
6:34
45
7:19
7:20
79
8:39
8:42
3
8:45
8:56
56
9:52
9:55
137
12:12
12:29
90
13:59
13:59
14
14:13
14:40
15
14:55
15:35
9
2日目
山行
6:47
休憩
0:50
合計
7:37
6:34
8
6:42
6:42
16
6:58
6:58
20
7:18
7:29
34
8:03
8:03
16
8:19
8:24
6
8:30
8:55
42
9:37
9:42
134
11:56
12:00
3
12:03
12:03
62
13:05
13:05
28
13:33
13:33
18
13:51
13:51
10
14:01
14:01
4
14:05
14:05
6
14:11
ゴール地点
新穂高−槍ヶ岳山荘 標準CT 9時間半 実CT 8時間半
槍ヶ岳−南岳 標準CT 3時間 実CT 2時間
南岳山荘−新穂高 標準CT 6時間15分 実CT 5時間 
天候 概ね晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
深山荘横にある新穂高登山者無料駐車場には木曜日夜到着。到着時点では20台程度しかとまっていませんでした。仮設トイレも撤去されていました。
コース状況/
危険箇所等
新穂高ー白出沢出合 車も通行できる林道平坦な整備された道です。
白出沢出合−槍平小屋 よく整備された登山道です。危険個所は有りません。
槍平小屋−千丈分岐点 最初はなだらかな登りですが後半は、急な登りになります。
よく整備された登山道でマークも多いです。危険個所は有りません。
千丈分岐−飛騨乗越 マークが多く少しきつい登りですがよく整備された登山道です。
槍ヶ岳山荘−大喰岳−中岳−南岳 途中ハシゴ・鎖場・岩稜登りが有りますが、マークが多く良く整備されています。ケルンが多く楽しい稜線歩きが楽しめます。
南岳山荘−槍平小屋(南岳新道) 木のハシゴが朽ち果てた個所が多数あり注意が必要です。特に濡れた木の根はとても滑りやすく何度も滑って尻もちをつきました。
ガレた岩場も長く続くので歩き難いです。コロンでひっくり返り突き指しました。
その他周辺情報 奥飛騨温泉郷は、今がまさに紅葉の見頃です。
今年は少し遅いような気がしますが、とても綺麗な紅葉が楽しめました。
予約できる山小屋
槍平小屋
午前5時、日の出前の新穂高登山指導センター。
ここのトイレはウォッシュレット付きで超快適です。
用を足して登山開始です。
1
午前5時、日の出前の新穂高登山指導センター。
ここのトイレはウォッシュレット付きで超快適です。
用を足して登山開始です。
事故の掲示板。
気を引き締めます。
事故の掲示板。
気を引き締めます。
山小屋情報。ほとんどの小屋が営業を終了しています。
山小屋情報。ほとんどの小屋が営業を終了しています。
新穂高登山指導センターでも登山届が出せますが、このゲートでも出せます。自分はネットで提出済です。
新穂高登山指導センターでも登山届が出せますが、このゲートでも出せます。自分はネットで提出済です。
小鍋谷を越えた所に最終ゲートが有ります。
車も通れる林道を進みます。
小鍋谷を越えた所に最終ゲートが有ります。
車も通れる林道を進みます。
途中で登山道を使用し林道をショートカット穂高平小屋到着です。
途中で登山道を使用し林道をショートカット穂高平小屋到着です。
山は、紅葉しています。
平湯から新平湯、奥飛騨温泉郷は今が紅葉真っ盛りでした。
山は、紅葉しています。
平湯から新平湯、奥飛騨温泉郷は今が紅葉真っ盛りでした。
白出沢出合を過ぎた所にある水場。
豊富な水量です。
下山時に飲んだここの水が美味しかったです。
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白出沢出合を過ぎた所にある水場。
豊富な水量です。
下山時に飲んだここの水が美味しかったです。
紅葉は、やっぱり赤色が良いね!
紅葉は、やっぱり赤色が良いね!
滝谷避難小屋
南沢到着。
槍平小屋は10月10日営業終了。
槍平小屋は10月10日営業終了。
小屋前の広い板場もヒッソリしています。
小屋前の広い板場もヒッソリしています。
トイレは利用可能。
100円で利用しました。
トイレは利用可能。
100円で利用しました。
最終水場。
腹がへったのでこの場所で昼食をとる事にしました。
最終水場。
腹がへったのでこの場所で昼食をとる事にしました。
この日の昼食は、カップヌードルとオニギリ弁当。
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この日の昼食は、カップヌードルとオニギリ弁当。
槍平の看板
この辺りから電話が使えるようになったので、小屋に予約の電話を入れました。
仙丈乗越分岐、先回は仙丈乗越を使用しましたが、今回は飛騨乗越方面へ進みます。
この辺りから電話が使えるようになったので、小屋に予約の電話を入れました。
仙丈乗越分岐、先回は仙丈乗越を使用しましたが、今回は飛騨乗越方面へ進みます。
目的の小屋が見えます。
目的の小屋が見えます。
飛騨沢の先には、裏銀方面の山並み。
飛騨沢の先には、裏銀方面の山並み。
飛騨乗越まで上がってきました。
飛騨乗越まで上がってきました。
この稜線まで出てやっと信州側の山が見えます。
この稜線まで出てやっと信州側の山が見えます。
久しぶりに間近で見る槍ヶ岳。
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久しぶりに間近で見る槍ヶ岳。
今日お世話になる槍ヶ岳山荘。
スタッフの方々は小屋締めの準備で大忙し。
今日お世話になる槍ヶ岳山荘。
スタッフの方々は小屋締めの準備で大忙し。
本館のみの営業。トイレや自販機は1ヶ所のみ利用できます。
1泊3食で10,500円を支払い部屋に移動します。
本館のみの営業。トイレや自販機は1ヶ所のみ利用できます。
1泊3食で10,500円を支払い部屋に移動します。
部屋は4人部屋。最初に入室したので入り口付近をキープしました。
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部屋は4人部屋。最初に入室したので入り口付近をキープしました。
消灯は、午後8時30分です。
消灯は、午後8時30分です。
明日向かう縦走路。
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明日向かう縦走路。
部屋でひと休みしてから夕食前に登頂します。
部屋でひと休みしてから夕食前に登頂します。
山頂からの絶景。
燕岳から大天井、表銀座縦走路。
山頂からの絶景。
燕岳から大天井、表銀座縦走路。
西岳と奥には常念岳も見えます。
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西岳と奥には常念岳も見えます。
でもやっぱり気になるのは穂高連峰
でもやっぱり気になるのは穂高連峰
山頂に取り付く最終ハシゴは2つあります。
山頂に取り付く最終ハシゴは2つあります。
殺生ヒュッテとヒュッテ大槍が見えます。
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殺生ヒュッテとヒュッテ大槍が見えます。
それにしても圧倒的な風景。
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それにしても圧倒的な風景。
明日の縦走路。
下山後槍ヶ岳をつまみにビールで乾杯。
下から持ってきました。
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下山後槍ヶ岳をつまみにビールで乾杯。
下から持ってきました。
午後5時からの夕食タイム。
ハンバーグが美味しかった。
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午後5時からの夕食タイム。
ハンバーグが美味しかった。
日の出前
富士山も幻想的です。
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富士山も幻想的です。
午前6時からの朝食。
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午前6時からの朝食。
丁度、朝食が日の出と重なったので食堂から撮影しました。
常念岳からの日の出です。
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丁度、朝食が日の出と重なったので食堂から撮影しました。
常念岳からの日の出です。
午前6時30分過ぎに出発。
午前6時30分過ぎに出発。
先ずは、大喰岳を目指します。
先ずは、大喰岳を目指します。
槍ヶ岳山荘のテン場は、番号がふって有って仕切られています。
槍ヶ岳山荘のテン場は、番号がふって有って仕切られています。
笠ヶ岳。
振り返り槍ヶ岳を望みます。
2
振り返り槍ヶ岳を望みます。
先に進むと景色も変わります。
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先に進むと景色も変わります。
次の目的地は中岳。
次の目的地は中岳。
ハシゴ場も有ります。
ハシゴ場も有ります。
中岳登頂。
南岳へのルートは、割と最近で来たみたいです。
南岳へのルートは、割と最近で来たみたいです。
稜線歩きは楽しい!
人は誰もいない道。一人で独占です。
稜線歩きは楽しい!
人は誰もいない道。一人で独占です。
天狗原通過
南岳は、ドッシリとしています。
南岳は、ドッシリとしています。
南岳登頂。
南岳小屋が見えてきました。
2
南岳小屋が見えてきました。
大キレット
北穂が荒々しく聳え立っています。
北穂が荒々しく聳え立っています。
誰にも会いませんでしたが、ここで大キレットを越えてきたおじさんと遭遇。2時間で来れたと仰っていました。
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誰にも会いませんでしたが、ここで大キレットを越えてきたおじさんと遭遇。2時間で来れたと仰っていました。
山頂には北穂高岳山荘が見えます。
山頂には北穂高岳山荘が見えます。
もう少し早い時間だったらチャレンジしたのですが、もうすでに9時近くだったので諦めて下山に入ります。
来年まで待ってろよ!
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もう少し早い時間だったらチャレンジしたのですが、もうすでに9時近くだったので諦めて下山に入ります。
来年まで待ってろよ!
槍ヶ岳にも最後の挨拶。
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槍ヶ岳にも最後の挨拶。
南岳小屋前の案内看板。
南岳小屋前の案内看板。
南岳小屋も営業終了しています。
南岳小屋も営業終了しています。
南岳新道を下ります。
景色が素晴らしい。
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南岳新道を下ります。
景色が素晴らしい。
正面には笠ヶ岳がドッシリそびえています。
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正面には笠ヶ岳がドッシリそびえています。
はるか下には、右俣谷。
あそこまで降りるのです。
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はるか下には、右俣谷。
あそこまで降りるのです。
目標の槍平小屋がはるか下に見えます。
遠いな~!
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目標の槍平小屋がはるか下に見えます。
遠いな~!
どんどん降りていきます。
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どんどん降りていきます。
やっとの思いで槍平小屋に到着。
広い板場で昼食にします。
やっぱりカップヌードルと槍ヶ岳山荘でもらった弁当です。
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やっとの思いで槍平小屋に到着。
広い板場で昼食にします。
やっぱりカップヌードルと槍ヶ岳山荘でもらった弁当です。
お弁当は、中華ちまき。
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お弁当は、中華ちまき。
藤木九三レリーフ。
藤木九三レリーフ。
行きに見落としたのでパチリ。4
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行きに見落としたのでパチリ。4
この辺りまで降りてくると紅葉が綺麗になります。
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この辺りまで降りてくると紅葉が綺麗になります。
下山しました。車は土曜日にも関わらず少なめですね。
お疲れ様でした。
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下山しました。車は土曜日にも関わらず少なめですね。
お疲れ様でした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ポール ヘルメット

感想



夏山シーズンも終わりに近づき営業終了している山小屋も多い中、週末の天気予報が良好だったために金曜日と土曜日登山を計画しました。
小屋泊前提だと北アルプス南部では、焼岳・槍ヶ岳・奥/北/西穂高岳か常念岳・蝶ヶ岳位しかなくどこに行くか悩みましたが去年行って感動した槍ヶ岳に決めました。

木曜日夜仕事を終えてから自宅を出発、新穂高温泉登山者駐車場に到着したのは夜10時、駐車車両は20台程度しかなく夏の風景とは大きく違っています。
車中泊をし午前5時前ヘッデンを点けて出発しました。

今回のルートは、前回は仙丈乗越経由槍ヶ岳だったので今回は飛騨乗越経由槍ヶ岳ルートを選びました、翌日は大喰岳・中岳・南岳を縦走して南岳新道を下るルートを計画しました。
往路復路ともに、ほとんど人に出会わず静かな山行になりました。

天気に恵まれ槍ヶ岳山頂からの絶景は素晴らしかったです。
山頂にいらっしゃった山の詳しい人に、山の名前を教えて頂きました。
表銀座の山並み・裏銀座の山並み・日本百名山の6,7割を見る事が出来るこの場所で雲無くクッキリと見渡せたのには感動しました。
あと、槍穂の縦走路、南岳から見る北穂の雄姿に圧倒されました。
来年は大キレット挑戦します。

山荘も小屋締め作業が進んでいて本館のみの営業。
宿泊客も30人程度と少なかったです。

下山は、南岳新道を利用しましたが、大キレット・穂高連峰・滝谷の絶景、正面には笠ヶ岳の絶景が楽しめます。良いのは上部の景色が楽しめる部分のみ、下に降りるにつれて道が悪くなります、ゴロゴロとガレた岩場や木ハシゴの大半が朽ち果てていて難儀します。
マークも必要最低限しかなく道が間違っていないか手探りで降り進めます。
途中で濡れた木の根っこで何度も滑って転んだり、何でもないところでひっくり返って突き指しました。幸い切り立った所でなく草がいっぱい生えていたので落ちる事は有りませんでしたが完全に身体が一回転したので滑落するっていうのは多分こんな感じ、なんてことない道であっという間なんだろうな~?!と気を引き締めて下山しました。

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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
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体力レベル
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