前にもどこかに書いたかもしれないが、私の趣味はそもそも登山ではない。
小学生のころ、宇宙が好きだった。古代地球の生物が好きだった。宇宙や地球生成の図鑑を親にねだって買ってもらったものだった。
科学雑誌の付録の望遠鏡で月を眺めたが、プラスチックの一枚レンズのそれは今思うと本当におもちゃだったなあ
中学、高校の頃は夜な夜な家の屋根にあがって寝そべって星を見ていた。
(真冬、凍った瓦屋根に滑って屋根から落ちそうになったことがある・・・これが初めての滑落体験だったか…雪止めに引っかかって止まったけど)
そして、社会人になって天文同好会に入った。
星を見るために、暗いところへ向かう。
どうしても、山のほうへ行くようになる。
昼間に着くとなんとなくその辺を散策してみたりする。
そんなふうに山にはまって行ったかもしれない。
もっとも天文同好会の面々が山好きだったというのもある。
テント場から見上げる星空は美しい。
寒さに震えながら、テントから這い出して空を見ていた。
そのうち横着になり、テントから顔だけ出してみるようになったりしたものだが・・・
山で見る星はきれいな気がする。
でも、実は、初日はともかく山滞在二日目三日目となると、眼球に浮腫がくるためピントが甘くなって良く見えないんだそうな・・・
山に大げさな天文機材も持ってあがれないしな〜〜〜
さて、来週の月曜日は日蝕である。
皆既ではなく金環。
ちなみに、私は過去3回皆既日食を求めて、海外遠征に出かけている。
ハワイ、イラン、中国。
この中で見ることができたのはイランの一回だけなのだ。
ハワイは曇りで中国は雨。
大枚はたいてる割には、なんともさっぱりな結果なのである。
山もそうだが、天体観測は天気に泣かされる。
金環日食というのは皆既より格段にドラマ性が欠ける。
したがって、海外まで遠征してみるというものでもなく、自宅から見えるというのはもっけの幸いである。
海外まで行かないとはいえ、興味がない訳ではない。
たぶん、今回が私の人生の中で最初で最後の金環日食を見るチャンスではないだろうか。
休みは取った。
ある程度は雲の切れ間を目指して車で走ることも可能である。
しかし、今のところ天気予報はトホホな感じである。
晴れてほしい。晴れてほしいなあ〜〜〜。
そんなことを祈りながら寝るしかない。
真っ暗な宇宙空間にぽっかり浮かぶ私・・・
果てし無く遠くに輝く恒星たち。
周りに浮遊するのは、アンモナイトとか、三葉虫。繊毛、鞭毛のついた単細胞で半透明な生物たちなのである。
そんな夢を幼いころより、何度も何度も繰り返しみている。
宇宙は広い。
私はとてつもなく小さいし宇宙の時間に比べるとあっという間の時しか生きられない。
だけど、インナースペース。
心の中での想像−創造は宇宙よりも広いかもしれない。
美しいドーナツ状の太陽に是非是非お目にかかりたい
晴れ乞いの踊りをマスターせねば。
tekutekugoさん初めましてこんばんは。
私も小学生の時の担任の先生の影響で天体に興味を持ち、高校生の時に地学部に入りその時の顧問の先生がワンゲル部出身で、天体観測のために陣馬山に登ったのが学校の遠足以外での初めての山登りでした。
そこから山にも興味を持ったのですが、就職してから休みがあまり取れなくて車で友達と星を見には行っていたのですが山登りには行ってませんでした。
1年ほど前に転職をしてから休みが増え山登りも再開したのですが、まだ泊まりで山に行くことは出来ていません。
いつか、山の上で満点の星を眺めたいです。
長いコメントになってしまいすいませんでした。
とりあえずは次の金環日蝕の日が晴れること祈るばかりです。
21日の朝ですよね。天体ショーは。槍の穂先の天気はいかがなもんでしょうかね。
やはり高いところで見るのがいいのと違いますか
あまり関心がないというとおっかけの人たちに怒られそうだけど
槍で眺めてくれば、ちょっとは洒落てますかね
晴れるといいですね
海外遠征までされてたとは!
通勤前に自宅から見れるといいなと期待してましたが、晴れごいの舞…必要な気がしてきましたよっ(笑)
私にも図鑑ばかりながめている小学生時代がありました。
天文に興味を持ち、新聞の切り抜きを集めたり、
ホームセンターで望遠鏡を買ってもらい、月を眺めてましたσ(^_^;)
ある日たまたま土星っぽい星が望遠鏡から見れたことがありました。これには家は大騒ぎでしたね(笑)
なんだかとても共感してしまいました
tekutekugoさん、こんにちは。
詳しい人に一度聞きたかったのですが、なぜ太陽と月の地球からの見かけの大きさはほぼ同じなのでしょうか?
これが違えば日蝕は全然面白くないですよね。
偶然だから凄いんだ!ということでしょうか。
もうひとつ、なぜ月の公転周期と自転周期は同じなのか?という長い間の疑問がありましたが、これは何となくわかってきました。月の内部に密度の偏りがあるんでしょうね、おそらく。
以前、全く事前に知らず、ヒマラヤの帰りにネパールの農村で日蝕を経験しました。鳥が騒ぎ、世が暗くなり、人々が驚きあわて、すごかったです。快晴なのに暗くなり、太陽を見たら黒かった。
今回は北日本で、良い天気予報が出ていますね。家族分、黒メガネ買いました。
皆さん、コメントありがとう。
やっぱ、山好き人間の中にはかなりの確率で天文ファンがいるんだ
まあ、地学という点では共通かもしれない。
月の大きさかあ・・・あんまり考えたことなかったけど、これは偶然のたまものなのでしょうね。
ちょっとした距離の変化で皆既になったり金環になったりする。
この前の満月はスーパームーンだった。
そのままだったら皆既だったのに2週間でやせちゃった
北は天気が良くても、金環帯からはずれてしまう。
hagureさん、槍はぎりぎり金環帯なのかな?危なそう。
まあ、ギリギリだとうまくすればベイリービーズが見られるというサプライズがあるけど。
とにかく、少しも動けない山の上で見るのはリスクが大きすぎるので今回私は陸にいます
うまく見れたら教えて下さい。
あ、カメラ無防備に太陽に向けると基盤が焼けて壊れるかもしれないから気を付けてね。
しかし太平洋上に前線があるようでは、横移動はあまり意味をなさない。
当たらぬも八卦、当たるも八卦で、観測地を固定するしかないか・・・
さて、晴れ乞いの踊り踊り・・・
ひーらりひひららひひらりら〜〜〜
↑
これがなんだかわかる人。
それは見事なアニヲタです
ちわ。tekuさん。
山頂の星空。自分も大好きです!
コーヒーなどを飲みながら眺めるのが最高ですが・・・自分にはコーヒーは効果覿面の利尿作用(泣)
紅茶または日本茶がベストかな。
ナニはトモアレ、明日その時間だけ晴れるとイイですね。
それではまたチャオ〜っ
straycatsさん
見れたよ、見れたよ、見れたよ〜〜〜
前に、なぜか、東天井から大天井まで日が暮れてから一人トボトボ歩いていたことがあったんだけど・・・
(大天井にテントを張ってお散歩に出て夕暮れの風景に見とれていたら日が沈んだ)
この時、槍の穂先からすっくりと天の川が立ち上がって見えて、そりゃあもう感動したよ。
今年もきれいな夜空に会いたいな
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