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「自由じゃないとなぁ。誰かと一緒に動くと窮屈でタマラナイよ…」
そんな風に思うことがずっと続いて、クラブにも属さないし、単独行か、もしくは本当に気が合った仲間とふらっと出かける山が多かった。
そもそも、「ワンダーフォーゲル」というクラブに属していた経験がそんな雰囲気でした。
時代も時代だったし、先輩後輩の厳しい関係が残っていて、山にもそのルールが幅を利かしていました。入ったばかりは鬼のように思えた先輩もいました。でもなぜか、先頭を行く先輩の背中を見ると、つらい登りもがんばることが出来たし、何よりも「安心」出来ました。
素直にそう感じた事を、下山後の打ち上げで当の先輩に話すと、それはたいそう喜んでくれた。おかげでその返盃で意識が飛ぶまで飲むことになったのですが(笑)。
「自由」を多少なりとも犠牲にして、誰かをガイドするという事はまさに真逆のこと。
でも、相手が「安心」してくれた時に見せる嬉しそうな笑顔を見ると、たまらない。
なんだか新鮮だ。
▶ブログ『花の名山 【高尾山】梅雨前に山ガールと「セッコク」を見る』
https://kenny3.jp/archives/3156
今になってようやくですが、あの時の先輩の喜びようが、少しわかったような気がします。
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