M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

もともとマクロ撮影は好きで、水中撮影を趣味としていた頃は、
海底の岩にしがみつき、ギンポやイザリウオなどを好んで撮っていた。
中古で購入したオリンパス E-PL7のキットレンズではあまり寄れず、
山には近接撮影に強いペンタックスMX-１を持っていく流れになっていた。
…ということで、今回満を持してE-PL7用のマクロレンズの購入に至る。

選んだ基準は値段と評判、ネットでちょこっと調べ実物を見ないで注文。
届いたレンズはガワにプラ部分が多く、想像よりも安っぽく見えた。
肝心のレンズ部分に製作費をつぎ込んでる？とポジティブに解釈。
そもそも、もう一つの候補だった60ｍｍマクロF2.8より約￥15K安い。

先日高水三山でデビューさせたが、被写界深度がすごく狭い。
オートフォーカスだと迷いまくるので、マニュアルでピントを合わせるが、
揺れるなどして対象が数ミリずれると、ピントが外れて撮影に時間を食う。
絞ってもあまり被写界深度は変わらず、前後が過剰な位にボケまくる。
上位機種であるOM-D E-M1 Mark IIで使える深度合成機能が欲しくなった。

という点を踏まえても、このマクロレンズは買って正解だったと思う。
少し画角が狭いが標準レンズとしても使え、着けっぱで山に出かけられる。
でも、オリンパスプラザで60ｍｍマクロを試しピント合わせの楽さに心が揺れた。