信州人の呟き。「この時期の私って粗大ごみ⁇」

　朝５時半、部屋の石油ストーブを点けて回る。
　昨晩,僅かばかり雪が降ったようだ。烏帽子岳、三方が峰方面を見ると、山頂付近が雪帽子を被っている。スキー場にとっては、ありがたい雪であろう。下界の私は大雪になると雪かきが大変なので，ほどほどに降ってほしいと思う。最強寒波とやらで、東北、北海道は大変らしいが、皮肉にも雪を待ち望む地域もある。
　私の住んでいる地域は、雪も雨も少なく、晴天率が高いので恵まれた地域である。冬は畑も休みなので、家にいることが多い。すると、「何もしないのに、よく食べるわね」と妻のきつい一言がとんでくる。
　確かに、昼日中こたつに入っていると、ついうつらうつらしてくる。（これは年寄りの男性に多い現象である）それが食事時になると、動き始め、食事だけは欠かさないので、返す言葉もない。食事を作り、動き回る妻には頭が上がらない。この時期、単独で山へ行くと、怒られるので、いつもタイミングを見ている。
　夕暮れ時、西の空が橙色に輝き、山の輪郭が鮮やかである。明日も晴れそうである。さて、明日は．．．。