斑尾高原の袴岳は、小一時間の登りで、猛々しい武士のような妙高山を、眼前に見ることができる山である。
袴岳へ向かった。
東部湯ノ丸ICから車を走らせ、小布施IC辺りまで走ったが雪がない。
豊田飯山ICで降り、赤池周辺の登山口を目指す。
車道にも全く雪がない。スノーシューを楽しもうと袴岳へ向かっているが,大丈夫かと心配になる。斑尾高原スキー場周辺まで来ると、道の両側に積みあがった雪があり、心配は杞憂であった。
ナビで赤池周辺の駐車場がある地点へ来た。ところが、駐車場らしきものは見当たらない。道路脇は雪の壁である。とても駐車できるような場所がない。
登山に行き、いつも苦労するのは登山口を見つけることである。
そこまでのアクセス、道の状況、そして駐車場所の有無、果ては登り口は何処か、といつも心配になる。特にマイナーな山はひと苦労である。(ヤマレコ等の直近の情報はすごく助かる)
今回も、周辺まで来たが登山口が解らない。
路肩に車を停め、ウロウロしながら登り口を探す。(この山は冬でなければ、その心配はないようである)
見つからないので、少しばかり来た道を引き返す。
1台車が停まっているところがあり、降りて見ると、スノーシューの跡がある。脇に1台停められたので、登山準備をして、とりあえず跡をたどり行けるところまで行ってみようと、歩き始めた。
暫く歩くと木に赤マークがあり、間違っていないようだと一安心。
1時間ほどで頂上へ着く。
山頂表示はないが、目の前が開ける。正面に妙高山、そして黒姫山、飯綱山が見える。まさに絶景である。晴天ならばさぞかし素晴らしいであろう(生憎薄曇りであった)
袴岳は気軽に雪山と絶景を楽しめる山である。
惜しむらくは、もう少し登山口が分かり易ければ、と思ったが、それにも増して楽しい山であった。
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