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正面からの冷たい風が頬を叩く。耳が痛い。まるで行き手を遮るように。それでも朝の冷気の中を歩く事は嫌いではない。透き通る空気、ポツンと空に浮かぶ月、氷った路面を進む時のサクサクと響く音、幼き日々を思い起こさせる、そんな感覚は悪くない。
時どき人付き合いが、鬱陶しく感じる時がある。どちらかといえば、人付き合いが苦手である。とはいえ、社会の中では独りで生きていく事は容易ではない。コロナ禍では孤独が問題になっている。私も友と飲むことは無くなった。時どき友と酒を酌み交わしたくなるが、やむを得ない。独りが好きであるが、仲間が欲しくなる事もある。矛盾しているようであるが、そんなものである。当分、山行も単独行になるが、コロナが終息し、普通の日常に戻ったら、仲間を誘って近場の山へ行こうと。それまでは気ままな山歩きを楽しもう。思うに余り生存本能が強くない私である。
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