信州人の呟き「山は！能天気」

(アホな考え休むに似たり)である。
時々自分が神経症かと疑う。過度に色々心配し考える事がある。

「ああじゃない、こうじゃない。ああしなければ、こうしなければ」と。

挙げ句「あれはどうなっているだろう」と頭の中は過密状態。
悲観が増幅し、自縄自縛。

そんな時、色々な言葉が頭のなかを矢のように飛んでくる。

「優柔不断」だの「女々しい」だの。でも幸い、語彙が少ないので後の言葉が出てこない。

そんな性格的欠陥がプラスに転ずる事もある。

「ああ、面倒くさ！」「どうでもいい、成るようになるさ」とふて腐れる。すると、その良い加減さが、諸雑念を忘れさせてくれる。

一時でも忘れていると、他の事に意識が向かうほど頭の回転は良くない。鈍いのである。とどのつまり、能天気。

世の中には色々悩み苦しむ人がいよう。36億の世界の人の中には、私のようなオメデタキ奴、同胞もいないとは限らない。

信州に住んでいると、周りは山だらけである。

頭がぐちゃぐちゃ(特にコロナ禍で、にっちもさっちもいかず腐っている)としたら、山へ行く。

すると頭が空っぽになる。
山は私にとっての特効薬かもしれない。