信州人の呟き「東御市の一杯水(湧水)」

コロナ禍のゴ−ルデンウィークである。
人と出来るだけ接しないようにしよう。(ゴ−ルデンウィークでなくとも、寄ってくる人など居ないけれど)。

何にしても混雑は厭。独りのんびり歩く。そんな場所を探す。

本当は孫と遊びたいが、現在の状況下では無理。時々酒を飲みながら、ホロリ、ホロリ、ホロリ酒。


我が町で魅力的な場所を発見しようと思った。

目論見が当たるかどうか、候補を幾つかあげてみた。第一に湧水地。第二に登山道が無い山城跡、そして第三に水源地。

まずは湧水地探訪。そこから始めようと思った。

東御市の祢津御堂地区では広い山林をワイン用ブドウ畑に変えた。

そのブドウ畑が出発点である。広い空き地に駐車して、なだらかなブドウ畑の中を上っていく。

景色が素晴らしい。ブドウ畑からは八ヶ岳から北アルプスまで見る事が出来る。

途中、山の神に参拝して、烏帽子岳への登山道を上がっていく。木々の緑が眼に心地よい。

歩くこと１時間20分、標高1000m地点に一杯水があった。

だが目論見は残念ながらハズレ。水は殆ど出ていなかった。

でも満足。道は烏帽子岳までのトレランコ−スとして整備されているので、凄く歩きやすい。

烏帽子岳まではここから6kmあるが、今回は一杯水が目的地である。のんびりハイキングを楽しむには十分。(途中、ワイナリーも有るので、ワインを楽しみながらのハイキングも一興かな)などと思いながらゆっくり下っていった。