少し昔の山の本が好きで少しずつ読んでいる。
素朴な山行の話がいい。私にとって、なんとなくうらやましい時代。
最近は、辻まことをちょっとずつ。
『キノコをさがしに行ってクマにおこられた話』や『一人歩けば』みたいにアッケラカンとした山行のお話も好きなのだけれど、山歩きの詩的な側面を描いている文章が、いちいち心にストンと入ってきます。
「路のない高さに向かって踏み出していく登山者の独断の背中には祝福のザックがあり、それには健康が詰まっている。」
「健康が生む機嫌のよさ。この実感を生きようとする私にとって、山と孤独とはいつでも心をささえる大切な二要素だ。」『山の景観』より
絵を描くひとの言葉、という感じがする…。
さっさと読み切るのがもったいなくて少しずつ読んでます。
(山に登って考えること、特に一人で歩いている時ってなんとなく哲学的な気持ちになるのは何故なんでしょうね?)
こんばんは
読みきるのがもったいないと思える本、最近少なくなったような気がします。古い山の本、大事に読みたいですね。
jinzaemonさん こんばんは
そうですね。久々に読書の愉しみにひたっています。
好きな山に登って、もったいなくてずっとここに居たい感じ…と似ているのかな?
最近は山雑誌がとっても増えましたが、こういうじっくり読む山の本は少ないような気もします…(知らないだけか?)
図書館や古本屋で山の本を発掘するのもまた楽し
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