35年前の10月上旬、その日は予定よりも遅くある山の山麓に到着しました。
降りしきる雨の中、ビショビショになりながら宿泊予定の山小屋を目指しました。
山小屋に到着したのは16時ちょっと前。
そこには、神経質そうな顔をした管理人がいました。
小屋に入るなり、「こんな遅くに来やがって!」と、開口一番怒鳴られました。
恐る恐る「すいません、2食付で泊めて貰えますか?」(当時の山小屋は予約なしで食事付で泊めてもらえた)と言うと、
「4時に来て飯をくれだと?おまえのような非常識なやつに食わせてやる飯なんかない!!」と凄い剣幕。
仕方がないので、カップラーメン1個を購入しそれを夕食としました。
食事後、怖い管理人から逃れるように二階の寝室の布団に潜り込みました。
しばらくして、他の登山者達が管理人に呼ばれ夕食に下りていきました。
管理人は、私にも聞こえるような大きな声で、
「4時に到着して、飯付の宿泊を要求した非常識な登山者がいる」と、登山者達に話していました。
かび臭い布団の中で、私は身が縮む思いをしました。
翌朝、小屋の朝食にありつけない私は、早々と小屋を出発しました。
霧雨の中、震えながら行動食の菓子パンをかじるだけの朝食を取りました。
とても惨めな食事でした。
この時以来、山小屋に泊まるときは、早着を心掛けるようになりました。
ひどい話しですね。
言葉が出てきません。
山小屋にも色々ありますね。
ほとんどが良い想い出とともにあるのですが、
たまには、こうゆう波瀾万丈な思い出もあります。
でも、このことがあったおかげで、早着を心掛けるリスク回避?の山行スタイルになって良かったと思います。
なんやかんや言いながらご飯を出してくれたって話かなと思いきや、本当に何も出してくれなかったのですね😖
そーなんですよ。
カップラーメンがあって良かったです。
飯を出してくれなかったことより、他の登山者に私の悪口を言っている方が堪えました。
昔の山小屋のオヤジって、こんなイメージなんですけど
学生時代、某小屋の前で休憩取ろうとしたら、オヤジがえらい剣幕で出て来て、ここは小屋の管理地だから利用料を払えとか言われた気がする。
同じ小屋に、姉が友人と宿泊したら、やっぱりオヤジに怒鳴られたと言っていた。
でも、初めて泊まった山小屋では、宿泊者と山小屋のオヤジが楽しそうに酒宴を開いていた。
なんか、大人の世界を垣間見た気がしましたよ
>学生時代、某小屋の前で休憩取ろうとしたら、オヤジがえらい剣幕で出て来て、ここは小屋の管理地だから利用料を払えとか言われた気がする。
→ そうゆう山小屋は結構多そうですね。例えば、富士山の山小屋の休憩料もかなりの金額だったように記憶しています。
>初めて泊まった山小屋では、宿泊者と山小屋のオヤジが楽しそうに酒宴を開いていた。
→ こうゆう夜があると、思い出深い山旅になりますね。
喰いついた点は、そこではなくて、今は山小屋は予約が必要なのかというところ・・・・ 知らんかった。今は予約が必要なんですね。富士山以外は不要と思っていました。今は変わったんですね。
ワタクシは、キスリングの世代ではなく、バックパックの世代なので、20年くらい前、平成初めくらいでは、予約は不要だったと記憶します。変わったんですね。。・・
自分の感想を述べさせてもらって申し訳ないですが、
ワタクシの記憶では、山小屋は、来るモノ拒まず、入れるだけ入れ込むところ。山小屋の主人やバイトも、人それぞれ。個性強めであったのは確か。
山小屋は快適とは言いがたく、肩幅くらいしかない空間でただ寝るだけのところで、繁忙期は詰めるだけ詰めて(ヒトですぞ)、廊下でも寝てる感じになっていたのが思い出。遅くても拒まないが、値段は同じようとる。だから繁忙期とか、土日連休で行くと大変な目にあうけれど、登山者にとっては、実にありがたいものと思っています。
山小屋の中は、みんなの汗と自分の汗が混じり合って、気になって仕方ないが、自分も汗臭いのだから、だんだん気にならなくなる感じでした。テント担いで重い思いをするくらいなら、10000円前後なら小屋を選択していました。
また、山小屋のメシもまずくて、前日の残りご飯と、炊き上がったご飯を混ぜて、ご飯となるので、ところどころ、食感の違う粒があるという感じの飯で、汁物、そのご飯、漬け物だった気がする。山のご飯がうまいと言っている奴らは、本当のことを知らんのでしょうなぁと思っていました。20年前には、アルファ米もないので、レトルトバックのお湯で袋ごと湯がくものが一番うまかった感じがする。
おそらく同世代なので、同じことを感じたと思います。
山小屋はすいているときは、管理人も比較的機嫌が良く、居心地も悪くなかったのですが、
混雑してくると殺伐として、管理人の機嫌も悪くなってきました。
寝る場所も満足に確保できず、人いきれの中、外で寝させてくれた方がよほど快適だったなと思うこともありました。
それでも、雨露をしのげるありがたい場所と思っていました。
お盆の超混雑の中、外は大雨が降っていて躊躇している登山者を従業員が小声で「早く出発しろよ」と舌打ちをしているところを聞いたことがあります。
混雑すると人の心も荒みますね。
食事の方は、ほとんどの小屋は、夕食はカレーライスかハンバーグ、朝食は、ご飯と味噌汁と生卵、そして漬け物という感じだったと思います。
二年前、コロナ渦の中の山行の時ですが、足の退化で予定の行動が出来ずに進みましたけど、小屋泊まりの人が少なかたったせいでも在りますが、快く宿泊させて頂きました。そこから宿泊予定の山小屋に連絡をして その宿泊予定の小屋はキャンセルしました。
山小屋も千差万別ですね。
なるべく親切なところに当たりたいですね。
昨日宿泊山行から帰宅しました
21日に前泊したロッジくろよんは怖い雰囲気漂う御主人でした
22日に宿泊した阿曽原温泉小屋の御主人は優しい雰囲気でした
ロッジくろよんの御主人も受付が立て込んでいたから怖い感じになったのだと思います
阿曽原温泉小屋の御主人はブログでご自分の出演するTV番組で登山者を怒鳴っていますと告知されていましたが、その番組を見て、ご自身のイライラではなく登山者を思って怒っている事が伝わりました
受け取る側の感じ方かもしれませんが、同じ「怒鳴る」でも違うものだと思いました
黒部峡谷を旅行されたのですね。
阿曽原温泉のお湯はいかがでしたか?
山小屋の雰囲気は、主人の性格によってがらりと変わりますよね。
混雑しているときは、どこのご主人も機嫌は悪いです。
その時は刺激をしないよう、おとなしく部屋に引っ込みます。
>ご自身のイライラではなく登山者を思って怒っている事が伝わりました
→ こうゆうご主人の心意気は伝わるので、登山者からは慕われるでしょうね。
一緒に入っていた登山客の中に5回目の来訪という強者もいました
温泉だけでなく小屋の雰囲気も魅力なのだと思いました
良かったですね😄
蓬峠の山小屋、将来、谷川馬蹄で1泊やっかいになろうと思っています。怖いんですか・・・
しかし、怖い小屋番の人ほど、何かの時は頼りになるように感じますね。
わたしは幸い小屋番にさほど嫌な思いをさせられたことはありませんが、常識的な時間、普通に宿泊の手続きをしている方が邪険に扱われてるのを見た事があります。。。
男性の方がこういう目に合いやすいんでしょうか・・・ご愁傷様です。
>すぐに怒鳴り散らす人って大嫌いです。
→ 私も大嫌いです。
>常識的な時間、普通に宿泊の手続きをしている方が邪険に扱われてるのを見た事があります。
→ お客が到着する時間帯は、食事の用意などで多忙を極めている時間帯だから、邪険にされることが多いんだと思います。
>男性の方がこういう目に合いやすいんでしょうか
→ 小屋番が男性だったらその傾向は確実にあると思います。
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