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ヤマレコの登山記を修正しつつ、短歌も新たに詠んでますが、今、登山記を整理しながら、日本百名山を詠んだ短歌も一緒に整理してみようと思い立ち、昭和10年に発行された山岳短歌集をもとに、短歌を鑑賞してみます。
最初は富士山です。歌人は戦前の人です。
七合目の室のあかりを見すごしてなほのぼり行く暮れたる富士を 古泉千樫
あかときの星かがやきてくろぐろと富士のいただき目の上に見ゆ 同
富士を踏みて帰りて人の物語聞きつつ細き足さするわれは 正岡子規
ひさかたの三日月の湖ゆふ暮れて富士の裾原雲しづまれり 伊藤左千夫
此の宿は寝ながら富士の見えにけり死なばここにて死なむとぞ思ふ 落合直文
仰ぎ見て云はんすべ無し富士の嶺は大きく我を圧へたるかな 与謝野 寛
西吹くや富士の高根にゐる雲の片寄りにつつ一日たゆたふ 島木赤彦
目の前にて大霧俄かにとぎれたるにま近くなりゐつ富士の頂き 木下利玄
天地に物音もあらず月一つ窓にかかれり富士の嶺の上 佐々木信綱
大方にうれしきものを不二の山わが家のそらに見えにけるかも 北原白秋
富士を見てよろこぶ父のうしろでの今日はことさらさびしくてならず 石井直三郎
見る見るにかたちをかふるむら雲のうえにぞ晴れし冬の富士ヶ嶺 若山牧水
最後の牧水の歌は、「歌人の山」を書いた来島靖生の選んだ作品を加えた。と言うよりもこれが一番富士山をイメージさせた。
古泉千樫の歌は実際に登山しての実感が感じられる。
正岡子規の歌は彼の不自由さと話を嬉しそうに聞きながらわが身を想う気持ちが伝わってくる。
伊藤左千夫の歌は、詠み手の穏やかな気持ちが表されているし、佐々木の歌は静けさが
木下利元の歌は、わかる。実感だ。
落合の歌も富士に惚れている歌ですね。私は石井の歌が、とっても共感できる。この対象は父であり、その子である読み手に在りますね。同じようなことを経験したから、ジーンとくる。
私には富士山を詠んだ歌が無いことに気が付いた。
こんにちは。 外出自粛の日々昨今ですね。
短歌ですか？やっぱりhagureさんはインテリですねー。
私はyoutubeでヒマラヤの動画をみたりしています、昨日はhagureさんの新穂高温泉白出コル、奥穂西穂の縦走ビデオをみて楽しみました。8年前の様ですが若かったですねー、今の私では3泊位しないと無理の様な気がします。
ｐ。ｓ。女房は4月17日手術27日に退院しました。肺切除のダメージはまだ大きいようでパジャマ姿で過ごしています。それでもかなり退院時より元気になっています。右肺下葉の切除で終わりかと思ったらリンパ節に転移がみられ今後は化学療法になるようです。抗がん剤治療も大変そうです。
ユメさん、奥さんのこと、リンパ節に転移とは、治療は長い付き合いになるから、思いやってフォローしてください。
もしかしたら、5月に一度伊勢崎に行くかもしれません。山も２、３、4と行けていません。今ヒロと毎日1-2万歩いています。
私のYoutubeの映像、かなり削除されているようです。今、ヤマレコを編集しています。そのうち整理して見せますね。
短歌は百名山を歌ったものをかなり古くから集めていたのですが、庫出しで、ヤマレコ利用して整理します。日記でしばらく遊ぼうと思います。
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