今日はホーム2の子供たちを5つのチームに分けて年長のお兄さんやお姉さんがチームリーダーになって、食事や勉強のときの小さいこの面倒を見るという体制を作りました。
例のお困り坊やも9年生なので、リーダーにして3人のおちびちゃんの面倒を見させるようにしました。夕食後、勉強をするときに、チームごとに座らせて診ました。ギルュメを除いて、黙っていても小さいこの勉強を見始めました。リーダーという自覚を持たせるためのためしなのですが、見ているだけで子供の素質がわかります。
23年生の子は、集中力が1時間程度しかもちませんから、1時間だけ小さいこの勉強を見るように言いました。
やはりギュルメは落ち着きがなく、小さいこの面倒を見ようとしません。表面面だけを装います。この子の将来が見えてるようでイヤです。来年は男の子だけのボーtズホステルに移るのですが、弾き飛ばされるでしょうね。いずれ自分の能力に気づいたときにどうなるか、心配です。その子を除けば、みなすばらしい子供たちです。
英語の能力は小さいときから習わされるので、たいしたものですが、日本語とチベット語の違いは近代語の単語がないのです。日本語は新しい造語を作りましたが、結局そのまま取り入れる形になるので、英語を習得するのですが、言葉とリアル性とが結びつかないのです。
たとえば、マネージメントという言葉を知っていても経験がないから、リアリティをもたないので、実践に結びつかなくて、知識はあっても昔のままだったり、インドの低層のまねだったりして、理解できないという背景があって、単に試験のための勉強になってるのだ。
クリーンネスについても言葉としては知っていても、どのレベルでクリーンいえるのか判断がつかないのだ。
箒の使い方や雑巾の使い方から、教えると理解するので、知らないということの場面にたくさん出会う。それを見てると日本人というのはまったく世界でも稀有な文化を持ってるというか、作り出してると思うのだ。
英語の言葉にリアリティを感じたとき、真の理解が生まれて、日本人より期待できるほどなんだけど、まだまだ道とおしという感じです。
明日はダライラマの誕生日で、朝早くから席を取りに出かけます。
写真は取れないので残念です。
コメントくださってありがとうございます。電気がいつ切れるかビクビクしながら書いてますので、ここらで切上げます。
コメントするのは簡単な事なのですが、実践することが出来ません。
異国の地でそこまでどっぷりと浸かれるhagureさんが凄いです。
残り僅かですがお体を大切に・・・
ユングの原型論では人間の心理には共通的な理念というか
深層心理があるという立場ですが
でも実際には否定的な事象も少なくなく
ユング関連の新書の解説で 一夫多妻制の国民に
確かキリスト教倫理だったかを半日かけて説明したが
「理屈は分かった でも理解できない」
と言われたとの記載がありました
かくのごとき困難がつきまとっていると想うのですが
岩波文庫版の「職業としての政治」の
最後の2ページに書かれているように
「情熱」と「判断力」で硬い板にじわっと力を入れて
貫こうとするhagure様のお姿が偲ばれます
>近代語の単語がないのです。日本語は新しい造語を作りました〜
なるほど
カタカナ用語が増えていくのは、現代日本人の感覚が英語に歩み寄っているのか、能力が無くなっているのか・・・
早いもので、来週ですね>帰国
”家に帰るまでが遠足です” 小学校でいつも言われました
お気をつけて
早いもので、今日ですね
お帰りなさい
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