夕方のニュースで遭難事故が続けて報じられています。
穂高や富士でなくなったりされています。
5月の時期、夏と冬が同居する時期なので一番難しい機構なんですね。天気が安定していても、体力の消耗と、それへの対処が違ってきます。
ともかく登山を楽しむことの鉄則は事故を起こして人に迷惑を与えてはならないということです。
技量があっても不可抗力の事故も在るのです。
事故はなくなった人だけでなく、それを起した仲間や他人に深い心の傷を残すのです。私は山で仲間を失っているから、本当に無謀な行為はやめてほしい。
自分の力量を見極められないなら、山には行くなといいたい。
穂高の事故もリーダーの判断ミスによるものと言うが、リーダーも年配であったし、なくなった二人連れは68歳と40代だという。
今年は2月にどか雪があって、例年より厳しい。
事故を起したら、山に負けたことになる。自己責任とは言え、多くの不幸を作り出す。
臆病なくらいでいいのだ。本当のクライマーや熟達者でない限り、素人であるという意識は持たないといけない。
レベルの高い、技術の習得に努力したごく限られた人たちだけが、高度な危険に立ち向かえるのだが、それでも危険を避ける技術と力量と経験があるからできるのであって、そうでなければ、静かに山をおそれるべきだ。山をおそれる気持ちがもてるのも経験をつまなければ判らない。
少しのミスが命を奪うことになりかねない。ほんのわずかな幸運が私達に微笑をくれるのだ。
自分の体力、技量、経験それらを判断できて、山と友達になれるのだ。
山を舐めてはいけない。
山はスポーツだけど、他のスポーツと違うのは、命を失う危険と向かい合っているということです。
事故にあわれた方の不幸を痛みはしますが、われわれがそれを繰り返してはならないですね。肝に命じて安全な登山を楽しめるように、基本は臆病であっていいのだと思うのです。
どうか事故を起さぬように、また事故にあわぬように山を登ってください。
こんばんわ、hagure1945さん、初めまして。
とても貴重で参考になるご意見と思いました。
このまま日記で流れて行ってしまうのはもったいないので、コミュニティ「山でのルール・マナー」のトピック「事故や遭難から逆にルールやマナーを考える」にリンク張らせて頂きました。
http://www.yamareco.com/modules/xsns/?p=topic&tid=836
事後承諾で申し訳ありませんが、ご了承お願い致します。
もし不都合であるようでしたらその旨ご連絡頂ければ早急に対処致します。
よろしくお願い致します。
tabioさま、どうもはじめまして。
役にたつようであればどうぞ。
ほんとに事故多いですものね。やはり悲しいですよ。できるだけそういう事態にあわないように心がけたいですよね。
よろしく。
この一連の事故に関連した事をvfr4649さんの日記にも書かせてもらいましたが、
山はどんなに技術や体力や経験があっても自然には勝てない時があります、腰痛のために棄権した冬山に私の先輩のお隣の奥さんの弟さんの遭難の記事を見て奥さんに知らせました、その夜は一晩中奥さんの鳴き声が聞こえてきたのが今でも耳に残っています、
その先輩は20代半ばでしたが技術・体力・経験は十分ありましたし、それでも仲間の事故を無視することが出来ず救出している最中に雪崩に巻き込まれての事故でした、
昔は山に登るにも順序があり、一段ずつレベルを上げていったものです、今はいきなり高山のこの時期の山です事故は当然多くなります、簡単に救援を求めるのも携帯のせいですかね、
naiden46さま
そうなんですね。最近はファッション見たくなってて、すこし怖いところもあります。やはり自分の力量を知るというのが山に対する謙虚な気持ちになるとおもうのですが。
山の文学や、哲学的なことがかたらなくなって、カッコばかりでいるのは怖いですよ。でもニュースでみても同年輩の大人が事故っているのが悔やまれます。
70にも近くなったら、知恵を出せって言いたいですよ。
若くはないんですからね。最近それをとてもおもうのです。
そのなかで自分らしく頑張っていればと、はい。
ハグレさんこんにちは。
私もハグレさんのご意見にまったく同感です。
まして同年代の登山者の遭難事故には心が痛みますね。
雪山には何度も行っていますが、今の時期の穂高岳とかはちょっと行こうとは思わないですね
毎年、涸沢から奥穂高岳へは凍結で入山禁止になることも多いですし…
富士山もガイドさんと行きましたし、西穂も結構技術が必要と感じましたし…
まだまだ真冬並みになってしまうこともあるので怖いですね
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