1991年10月、ウルタルII峰(カラコルム)で雪崩に逝ったアルピニストの遺稿をベースに、ナンガパルバット単独登攀時の交信記録や講演録、雑誌Play Boyのインタビューに加えて、小田豊二氏の寄稿「クライマーは神になった」と奥さまの寄稿「カミサン、行ってくるね」で補強したもの。
メインである遺稿は、アルプス三大北壁の冬期初単独登攣を達成したときの手記ですが、ルートの説明などはほとんどなく、北壁を登攣しているときの想いを語った内容。感じたことを平易な文章で綴っているだけなので、難しさ(≒高尚さ)は全くありません。最後のグランドジョラス北壁のところでは、心身離脱現象や山に逝ったかつての仲間が登場する場面などがあります。
(余談ですが、p.93の写真は左右裏返しであることに気づいてしまいました)
巻末に長谷川恒男氏の年譜が収録されています。これによると、昌美さん(編者の一人)とは再婚だということが分かります。
nomoshinさん速いですね、私もこの本は今月の8日に図書館で借りてきましたが、
巻末の奥さんの後書きを見て、まだ本題の方までは入っていません、
長谷川恒男氏の年譜では結構、墜落を経験しているようですね、
私の読み方は本題を読む前に、解説と巻末を読んでから、
内容を掴んで読むのでそれで遅くなるのかと思っていますが、
返却期間が近づいて来ると、慌てて真剣に読み始める癖がついてしましました、
その他まだ2冊もあり計3冊を今週中に読まなくていけないので少し焦っています、
それにしてもこの時代の人の大半は山での事故死が多いですね、
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